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夏のレプリカ
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夏のレプリカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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犀川ファンにとっては、少々、物足りない作品。 でも、悪くない(あえて、犀川先生の言い方で)。 | ||||
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シリーズを読み進めていますが、こちらは1日で一気に読みました。内容は、期待していたよりかは少し下?くらいです。面白いと思いますが、前作や一作目が1番面白いかな。 | ||||
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シリーズで1,2番目に好き。 個人的意見ですけども、犀川先生や西之園さんがあまり出てこない方が面白い。 | ||||
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このシリーズの中で1番好きです。 萌絵と睦子のやりとりをはじめ、 その他登場人物たちの言葉の選び方や、文字で読んでいるのに会話の間が映像を見ているかのように伝わってくる表現が魅力的で、毎回どんどん読み進められてしまいますね。 | ||||
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何故かこの本だけ読み飛ばしてしまっていて、S&Mシリーズで最後に読んだ本です。 人間関係が深く関わるストーリーですので、結果的には最後で正解だったんじゃないかなと思います。 特に萌絵の人間性がよく分かってから読むのがオススメです。 この本では犀川先生や萌絵ではなく、簑沢杜萌という萌絵の元同級生の視点で話が進みます。 名前、境遇、頭の良さ、外見の良さ、、、そっくりな杜萌と萌絵ですが最終的に「二人は似て非なる」ということがわかります。 話のトリック自体はシリーズの中でも驚きが少ないほうだと思いますが、メインの謎は「二人はどうしてここまで違うのか」という情緒的な部分ではないでしょうか。 萌絵にとって自分より頭の良い人=犀川先生が幼少期よりそばにいたことが幸運だった。 でも杜萌にとって萌絵はそういう存在にならなかった、、、それに尽きます。 Wikipediaによると当初「いつか問われる Fatal Question」という題名だったそうですがこっちの方がこの話に合っていると思います。 | ||||
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ラストにビックリしました。ただ、 素生に関する大きな謎が残ってしまったように思います。 続編があるのかなぁ? | ||||
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おそらく前の所有者だと思いますが、濡れて波打っている状態で届きました。 私もお風呂で読むので我慢しましたが、気分は、よくないですね。 | ||||
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他のレビューは評価が高いようですが私は駄作だと思います。 この話の対になっているマジシャンの話は傑作でしたが。 この作品は、まず推理小説としてはアンフェアな作品です。面白い密室を考えるこの 作者でもこれに手を染めてしまうとは残念です 。ミステリー好きのかたは、ま、読んで気づくで しょうが。読み進めるとこの事件はオリエンタルのパターンか?と普通思うのですが この作品の探偵役があっさりこの推理を披露してしまうのです。 つまりそうではないよと言ってるわけです。そうでないならこの人たちは全員白です。 そうすると残る登場人物は3人しかいません。 一人は行方不明でこんな人を犯人にしたら読者は怒ります。 もう一人はミスリードさせる為の逃走中の犯人。 差し引くと残りは1人しかいません。動機もトリックも不明ですが 犯人だけわかってしまう最悪のパターンです。しかもそのトリックが 後出しじゃんけんで犯人が判明してからでてくる例のパターン。 げんなりしてしまいました。ストーリはそれなりですが優秀と言えるのかどーか? まるでアドベンチャーゲームのシナリオを読んでいる感覚です。探偵役の2人が事件に 交差したり離脱していったり。面白いといえばそうかもしれませんがきわめてゲーム的ですね。 感情移入した方が面白いと言っているのでしょうけど。私は作者にこれを求めていないので とっても残念です。作者が思っているほど心理描写がうまいとは思えません。 これまでの作品でトリックだけじゃなくキャラクターも良いとファンから言われて 調子にのって作った感じではないでしょうか?そういうのよくありますよね。 ま、とにかくミステリーとしてこの手法は手垢がつきすぎて食えたもんじゃないです。 | ||||
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SMシリーズ7作目で初レビューです。 これまでの6作と比べると色々な意味で異色。 小説としてはこれまで読んだSMシリーズで今のところ一番好きな作風です。 前作の「幻惑の死と使途」で、萌絵と犀川は事件に対し若干異なった解を導き出します。 犀川がその解を導いた一つの要因・・・、前作中でなぜそれについて触れなかったのか不思議でしたが 本作でしっかりと触れられていました。 逆に言うと、前作を読んでいないと何を言っているのか意味不明なオチみたいなものがあります。 また、先に触れたようにこれまでのS&Mシリーズとは作風が異なる・・・ ということで森作品を読んだことがなく、一発目でこちらを読んでしまうとあっけなくトリックに気づいてしまうかもしれません。 まだ森作品を読まれたことのない方は、数冊読んでからのほうが 本作品で ”良い意味での” やられた感を味あわせてもらうことができると思います。 | ||||
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読み終えた後の喪失感が半端じゃないです。 他の作品をある程度読んで、愛着が湧いてきた頃に読むと感情の落差を味わえるのでは。 | ||||
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科学トリックで無茶する印象のあるSMシリーズの中で、これは割とマジメに推理小説していてよかったです。別の事件や人物がレプリカになっているというアイデアが面白かった。本格推理としては、屋敷の構造とかいろいろ、手がかりが足りないっちゃ足りないかもですが、早見え天才型の謎解きを楽しむものと割り切ったほうがいいのではないでしょうか。読後感はいいと思います。 | ||||
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『夏のレプリカ』というタイトルにひかれて、読み始めましたが、内容も、ストーリー展開もわかりづらく、途中で読むのをやめてしまいました。 | ||||
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全く問題なく面白いし楽しめるが、話の展開というか物語のキーになる部分がリアルではなく「お話」の範疇を出ていない。 | ||||
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物語としては面白く読めました。が、 ミステリー部分で「そりゃ、ずるいよ〜」 という感想を持ってしまった為、辛めの評価です。 ミスリード、ジャンク情報で真相を埋もれさす パターンというかね。。 私はミステリー作品は読み終わった時に 謎が解かれて話が完結してスッキリする のが好きなんですが、オチに大きめの??? を残して、まぁ、アリはアリなんですが。。 その辺も気にいらない部分でしたかね。 | ||||
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多少ネタバレが含まれます、ご注意下さい。 本作の主人公は萌絵ちゃんや犀川先生ではなく、萌絵ちゃんの親友の簑沢杜萌になっており、 その杜萌が体験した誘拐から始まる殺人事件が描かれています。 この物語は前作の「幻惑と死の使途」とクロスするように起き、奇数章と偶数章で分けて描かれています。 さて、前作はいつものS&Mシリーズらしい密室と殺人事件で、勿論二人が主役となって解決していったわけですが……。 今作のこの異色具合は一体何なんでしょう? そもそも本作を描く理由が不明で、前作と今作で一つの物語になっているわけでもなく……。 あくまで時系列が交わりあって……という経緯はあれど、そもそもそういう作りにしなければいいわけで、 何故主人公をシリーズでも本作だけ変えて、こんな事件を描きたかったのか? 理系でもなく、密室事件でもなく、普段の洗練された知的な部分もなく……。 今回は大変ドロドロとした人間模様が呈されます。 これ森作品?と疑いたくなるくらい、冒頭から嫌な印象を抱かずにはいられません。 主人公、杜萌の抱えた暗部、登場する人物ほぼ全ての嘘くささ、起きる事件の気持ち悪さ……、 何をとっても今までと違う、鬱々とした、暗く嫌な感覚を催します。 一体、どれほどまでに杜萌をここまで可哀想に、不幸に描く必要があったのでしょうか? あまりにも可愛そうで仕方ありません。 読み終わった後の後味の悪さは7冊中、断トツで一位でしょう。 相も変わらず物語結末まで真相が分からない、読者を悩ませて仕方ない殺人事件の謎、 登場人物たちの言葉では言い表せない非論理的な言動、そしてそのキャラクター達の魅力等、見所は沢山あります。 ですがあまりにも主人公の運命に同情してしまって……森作品らしからぬ作風な点からしても、私は☆三つとしました。 最後の最後、素生は一体何故あそこにいたのでしょうか? 読者の想像に任せられた……ということでしょうか。 | ||||
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或る大学院生が、夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられ、家族も別の場所に拉致された。 事件は無事に解決を辿るが、実家にいたはずの兄だけが、どこかへ消えてしまった。 世の中には知らない方が良いことがあり、知ってしまってからでは取り返しのつかないことが多々存在しているのでしょう。 「いつかきかれる、いつかきかれる、と思っているうちに、自分でも問わなくなる。周りも尋ねない。たぶん、人間がどこから来たのか、そして、どこへ行くのか、その質問と同じだ」 | ||||
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事件そのものは同時期に発生したものに比べればそれこそチープなものに感じるかもしれない。 しかし、殺人事件とは本来、面白さを求めたりするものではない。 同時期に発生した事件も今作においても、何かを 守りたい という犯人のエゴがきっかけで起きた事件であり、今作の方がどことなく悲しく感じてしまうのは萌絵を通した感情に寄るものであろうか…。 | ||||
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「幻惑の死と使途」と同じ時系列で語られるストーリー. 面白い趣向だとは思うが,物語自体は完全に独立していて相関する要素は皆無である. 率直に言ってこんなギミックの必然性はまったく感じられない. 叙述トリックめいたものを使っている点が作者にしては新しい. 「理系」ミステリーを謳うならこういうテクニックに手を出して欲しくないところだが こちらはまあまあ機能している. もっとも,事件の真相は透けて見える部分が多くあまり意外性はない. 一方で,説明が不十分なところも目に付き,不完全燃焼な読後感である. しかしながら,萌絵が真相に気づくシーンがよく描けていて このシーンから思いついて作品を書いたのではないかという気さえする. また,今回,出番の少ない犀川助教授も強い印象を残していて キャラの造形という点ではシリーズの形が完成した作品といえるかもしれない. ストーリーで星3つ,キャラクターの魅力に5つで,4つにします. | ||||
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西之園萌絵の高校時代の友人である簑沢杜萌は、二年ぶりに帰省する。しかし、実家には両親も、姉もいない。ただ一人、兄は自室にいるようだが、鍵がかかっていて会うことは出来なかった。翌朝、まだ誰も帰宅しない家の中で、仮面をかぶった男に監禁される。両親と姉は別の場所に監禁されているらしい。 その後に殺害される二人の監禁者と、逃亡した一人。一体誰が殺したのか。そして兄はどこへ消えてしまったのか。 「幻惑の死と使途」と同時期に発生した事件。前作では西之園萌絵の内情が分かるのに対して、こちらは同時期の犀川創平の思考を追跡することが出来る。それぞれは全く関係しない事件なのだけれど、二人の思考の跡に、それぞれの事件の影響を見ることが出来るので面白い。 | ||||
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珍しく複雑なトリックも密室も出てこない話。 犀川が最初に登場するのが200ページ目で、いつもは警察や現場に 足を運ぶ萌絵が現場に行くのがたった一度という珍しいパターン。 ミステリーとしてシンプルでありながらかなりうまいと思った。またまた犯人も意外な人物で、 わかった後にまた最初から読んで確認したくなってくる。 長野県警の西畑はこれまでに登場した警察関係者の中でも最も頭の切れる人物として描かれており、 彼のスピンオフ作品でもあれば、と思わなくもない。 | ||||
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