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少年と犬
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少年と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全232件 21~40 2/12ページ
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短編集なので読みやすく面白かった | ||||
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近所の書店が無くなり購入。今までの作者の小説とは違う、優しくも切ない、そして美しいお話でした | ||||
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馳星周の新しいストーリーテリングぶりを見せてもらった。意外にまともな感性なのにはびっくりだった。 | ||||
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犬の本能なのか、元の飼い主を求めて日本を縦断する賢さに感動しました。また、途中で会う人の優しさにも心打たれました。我が家もトイプードルを飼っており、一層愛しさを感じました。 | ||||
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現実にあり得るかも知れない!でも小説の中の話だと、胸を撫で下ろす読後感もある。 | ||||
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読み始めの頃は迷犬マジック風かとも思いましたが違ってました中々良い | ||||
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犬は、神から、人を癒す大きな力を与えられている。東日本大震災で、飼い主を亡くした多聞が、5年掛けて、各地で様々な人生模様の登場人物に出会い、彼らの心の中の善なる心性を引き出しながら、癒しを与え続け、最後は、東日本大震災で息子が失語症となったことで、熊本へ移住して農業を営んでいた夫婦に出会う。実は、東北の街で、多聞と彼らの息子の光とは日常的に接触があり、再会が実現する。 主人公の犬の名は本来は多聞なのだが、出会う飼い主の好みで、タモン、ヤマト、トンパ、クリント、ノリツネ、マックスと異なる名前で呼ばれる。学生時代に感動した米国のオー・ヘンリーの短編『賢者の贈り物』『最後の一葉』を思い起こさせるこの上ない短編。どうしようもない不幸な人生を送っている人々への作者の眼差しが温かく、その気持ちを主人公の多聞の動作や行動に仮託している作風は見事だ。 東日本大震災、熊本大地震、そして、コロナと厄災続きの日本人にとって、政府の財政的支援もさることながら、本作品は、小説という形で、多くの読者に感動と癒しを与えてくれた。時代状況が必要とした作品である。内容のわかりやすさと多聞と登場人物の魅力から、英訳されて、世界中で読まれ始めていることも納得である。英語版も是非読んでみたい。 各短編の中では、私は、やはり、主人公と年齢が近いので、老いた猟師が主人公の作品「老人と犬」にはもっとも共感を覚えた。ヘミングウエーの『老人と海』を思い出した。人前で読んでいて涙を誤魔化すのに随分と苦労した。文庫本でハンディなのがよい! | ||||
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さすが直木賞受賞作。読後の余韻が良い!救いのない展開なのに、一筋の光に救われた。 | ||||
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しかし私は歳をとりすぎてしまい、犬と暮らすことはかなわぬ夢となりました。子供のころ飼っていた利口な犬を思い出しました。涙が出ます、かなわぬ夢に。 | ||||
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久しぶりに読みたい!ってなり、買った。 犬が持ってくるストーリー。 よくありがちだが、やはり、読んだ後は、優しい気持ちになる。 | ||||
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馳星周が書いたファンタジーな小説「少年と犬」。読ませる連作小説で、まさに佳作。 ちょっと、ワンコを良く書きすぎている感もあるが震災を乗り越える文学にはこんな優しさも必要なのかな… なお馳星周の最高傑作は誰がなんと言おうと「不夜城」なので、未読の人はそちらもオススメです | ||||
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どこか皆さんもよく知っているであろう絵本、100万回生きた猫を思い浮かべるような本です。私は娼婦犬の編が印象的でした。 最後には体にびびっとくるようなものが来ると同時に感動で涙でした。 個人的なことになりますが震災から12年がたち人々の中で震災の経験が薄れていく中で防災の大切さもまた改めて噛み締めることになる本でした。 | ||||
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直木賞の作品を適当に読んでるんですが、 良かったです。 おススメです。 犬が特別好きではなくても、感動するので、犬好きな方はもっと好きだと思います^ ^ | ||||
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タモンよお前ははどこからきてどこへゆく | ||||
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共通の犬が登場するオムニバス形式。 全体を通して、死や災害にまつわる若干暗い雰囲気があるが、犬の存在がそれをほぐしている。 犬を飼って二年であるが、子供がいたり家事が大変だったりで、あまり散歩に行けていない。 ちょっとないがしろにしてしまうこともあったが、こちらを読んで、もっと絆を深めたいと思った次第。 やはりクライマックスは最後の少年と犬の章である。 まさか…とも思うが、いやあるかも…と思わせてくれる賢さが実は犬にはある。 そう気づいたのも最近である。 なにものからも疎外されて、死ぬほど孤独であっても、犬がその傍らにいれば大丈夫かも、と思わせてくれる心強さもじつは犬にはある。 一方自分から出たうんちを即座に食べてしまい、やっぱりこれは阿保かもな…と思われるギャップもまたいいのかも…。 賢者と愚者が同居する存在、それが犬である | ||||
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読みやすい…でも、最後は泣いてしまいます。 | ||||
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読みやすかった | ||||
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愚かな人間に寄り添う犬という生き物の魅力が伝わってくる、寂しくも温かい作品でした。もう手遅れかもしれない人生に救いを求める、ちょっと疲れた現代人におすすめしたい一冊です。私は犬を飼ったことはないですが、本気で飼ってみたいと思いました。私も疲れているのかもしれません。Amazonで購入したわけではないのですが、とてもいい本だったのでレビューを書かせていただきました。 | ||||
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話が進みにつれ引き込まれました。最後は涙が出て…いい話でした。 | ||||
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主題作『少年と犬』を含む、6つのショートストーリーから構成される一つの作品。 一番驚いたのが、最初に著者が「オール讀物」に書いたのが、本作最終章の『少年と犬』で、そこから2章の『男と犬』になっている点。最初に書いたものが、こうも見事に最終章として組み込まれているのは、巧みだと感じた。 もちろん犬好きで無くても、読み応えのある感動作品。読んだ後、おそらく犬が好きになる。 | ||||
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