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少年と犬
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少年と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全232件 201~220 11/12ページ
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読みだすと惹きつけられました。途中でやめられず最後のページまで、そして読み終わった時点で叉途中まで戻って 読み返しました。その後は弟夫妻に渡し、それから娘に渡したと聞きました。 私はもう若くありませんから読む本は選んで購読します。選別基準は新聞広告や仲間からの情報です。 とは云っても本屋に入ってあれこれ探し求める事もあります。結果的に期待に背く内容もあります。 | ||||
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犬と生活を共にした者にしか分からない人間と犬とのスピリチュアルな関係を見事に描いた作品だと思います。目を腫らしながら今、読み終えました。 | ||||
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本屋で見かけて一目惚れし一気読みした。 目次から別々の短編集かと思ったが、一匹の賢い犬が様々な事情を持った人間たちとの関わりの話だった。 犬の多聞がこの先どうなるのか気になりながら怒涛のラストへ向かっていった。自分も犬と暮らしているが更に愛おしくなってくる作品だった。 感動をありがとう。愛犬もありがとう。 | ||||
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我が家では、家族みんなが愛犬に癒されてます、守られてます。 | ||||
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評価の低いレビューも散見しますが俺は好きな作品ですね。ハードボイルドだけど飾らない。確かに犬と出会う登場人物は不幸になりますがその一章一章の中身が濃密。東日本大震災から何年何年と、ところどころにかすかに伏線が書かれていて、最後まで読んであーそうか!と面食らいました。但しなぜ犬は少年の居場所がわかったのか。そこは小説ですから作者の犬に対する神秘性の描写だと思っています。そこを差し引いても星は5だと思っています。 | ||||
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震災で家族と離れた犬の物語。次に出会った飼い主とも別れてしまった。そして最後に会ったのは、震災前の近所の子供に再開。しかし、また震災で今度はそのこと度を命を張って守る・・・。悲しい話ですが良かったです。 | ||||
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馳さんの小説を初めて読みました。まだ読んではいませんが「不夜城」という有名な作品があります。新宿歌舞伎町の夜の街を書いているということで,この小説も冷酷非情などろどろとした話をイメージしていました。しかし,この「少年と犬」は,柔らかいです。ぜんぜん尖ったところがありません。主人公は物言わぬ犬ですが,不幸な人をかぎ分ける鋭い嗅覚を持っています。犬と関わった人々には一時の幸福が訪れますが,不幸な結末になります。犬は「守り神」なんかではありません。それを犬も知っているようで,最後はその場から離れていきます。決してハッピーエンドにしない馳さんのハードボイルドが垣間見えます。 幸せになろうともがき,努力しやっと手に入れたささやかな幸福。しかし,それはいつまでも続かない人間の姿を,あるいは反対に,苦しい生活の中でもふとささやかな幸せがあるじゃないのと語りかけています。わたしは多聞(主人公の犬)に言いたい。「人が不幸になったのは君のせいじゃないよ。君はたくさんの人の心を救ってきたではないか。やはり君は守り神だよ」と。文学と犬が好きな人は是非読んでください。愛犬が愛おしくなります。 | ||||
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犬は犬でしかない 人のモノではない 自身も犬と一緒に生活しているが、「ペット」と呼ぶことに違和感があったし呼んでいない その理由を確固たるものにしてくれた作品だと思う | ||||
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馳星周って、ほのぼのとした小説書くようになっちゃったんだなって思ったけどね。違ったよ。犬でハードボイルドって書けるんだなって素直に感心したし、とても面白かった!そして、最後は泣ける | ||||
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東日本大震災で被災した家族が飼っていた犬が多聞(たもん)。シェパードと和犬の雑種で、人懐こく賢い犬である。迷い犬となった多聞がいろんな人と生きながら、ある少年の元へと辿り着く物語。6篇の連作短編集であり、それぞれ多聞との出会いから別れまでが描かれる。多聞のじっと同じ方角を向く行動など、多聞の意志の強さを感じる。意志は表題作の「少年と犬」で明らかになる。多聞の意志も強かったのだろうが、少年の多聞への思いも相当強いものだった。そんな心の繋がりが距離を越えて繋がる。いい話である。 | ||||
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不可能だと言われようと、一度立てた目標に向かって、あきらめない。どんな相手であっても怖気ることなく、度胸と才覚で切り抜ける。世間でいう善悪には興味がなく、超越した立場をとる。相手の言葉や態度に惑わされず、常に本質を見抜く。人の弱さに共感するが、自分自身は孤高を保つ。寡黙で行動主義である。信義に厚く、受けた恩には必ず答える。しかし一度縁が切れたら切り替えは早い。そして彼のまわりにはいつも死の影がつきまとう。 どうです。絵に描いたようなハードボイルドな主人公でしょう。典型的過ぎて面白くなさそう?なるほど。しかしただ一点、これまでのハードボイルド小説の主人公と決定的に違うところがあるのです。犬なのです。 始めから犬の小説として読まず、ハードボイルド小説の主人公がたまたま犬だった、と思って読むと、また一味違った感想が持てるのではないでしょうか。 | ||||
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全編にわたり犬の素晴らしさと愛おしさを綴った短編集。 程よい緊張感とシンプルな構成で、一気に読むことができるが、 最後の数ページで骨を斬られた。 愛犬家じゃなくても、大事な誰かが居なくなった人なら、涙を禁じ得ないと思う。 「すぐそばいるよ」愛と記憶を抱いて、遺された者は今を生きていく。 | ||||
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号泣でした。反則ネタですよね~。 | ||||
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初めてスマホで読みましたが凄く便利で良かったです | ||||
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「クリント(犬の名前)は紗英のスピードに合わせてついてくる。 声をかけてくれるわけではない。ただ、そこにいる」 互いに信頼できると、犬がそこにいるだけで嬉しい。 犬を飼った者は経験したことがあるだろう。 6つの短編の主人公たちは、様々な人生を歩んできた。 そんな彼らが、ある日野良犬を飼う、と決めた。 その瞬間、彼らが変わった。 犬との言葉でない言葉に温もりをもらった。 読後、寂しい暖かさに包まれた。 | ||||
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ドキドキ感が良かった | ||||
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犬からもらう癒し。この6篇の話、微笑ましく心温まる。我が家で買っている犬も同じように癒しをくれる。本当にありがとう! | ||||
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コンビニの出会いから、涙が流れ、3、11日思いだし、飼われていた犬たちも庭に繋がれ波に流されたかと、ふと考えたらよけい当時思いだし、終わりは、飼い主に会えると想像しながら、たもん君どんなに飼い主に向かってまで書いて欲しかった。何年も涙流すことがなかった。飼い犬がとてもいとしい。 | ||||
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これまで読んできた数々の小説の中で一番好きな小説に巡り合ってしまったかもしれない。単に犬が可愛い可哀想という話ではない。市井の人々の人生の悲哀が犬のぬくもりと絡みながら描かれている。このご時世に心を温めてくれる小説をありがとうございます。 | ||||
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最終章の表題作がまず初めに書かれており、その前日譚として一匹の犬をめぐる5つの奇縁小編があるわけなんですが、この犬を保護して飼い主になった人は災害、事故、事件で次々と死亡してしまいます。 表題作は震災で宮城から熊本に移住したトラウマを抱えた少年と、飼い主を津波で無くした犬の感動の再会話なのですが、最初から読むと怖い話 | ||||
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