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少年と犬
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少年と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全232件 181~200 10/12ページ
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ほっこりするようなお話しです。 犬好きにはさらに犬が好きになると思います | ||||
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西南に向かう旅の途中出会った人々と同じように、何気なく立ち寄った本屋でふと目に入った多聞の凛々しい姿。まるで多聞に引き寄せらるように、手に取った本でした。読了した今、やはり『この本に出逢うべくして出逢った』ような気がします。 本の中で描かれるその日々を当事者として実際に経験し、その間に偶然訪れた海で捨てられた一匹の子犬に出逢い育てることになった我が家。自然と自身の経験が重なり、最後の章では溢れ出る涙で文字が霞み、上手く読むことができませんでした。 私たち人間の心の中の機微な変化さえ見逃さず、どんな言葉よりも温かく優しい愛で寄り添ってくれる犬。 まっすぐ見つめる眼。 クンクンと顔を見上げ匂いを嗅ぐ鼻。 どんな言葉も聞き逃すまいとピンと立てた耳。 身体に触れた背中から伝わるあったかい体温… 五感全てを使い小さな身体で伝えてくれる 無償の愛に何度救われただろう。 きっとこの本を読んだ誰もが、心の中で愛犬の大きな愛を感じ、答えてくれないと分かっていても話し掛けたくなるだろう。また今日から私も、そばで見守ってくれる大切な相棒と共に人生を歩んでいきたい。 | ||||
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この作家の作品はこれが初めてだった。 本当に面白かった。タイトルにも書いたが芥川賞の「破局」のまったく拡がりのない世界観に比べて、 この作品は【三次元の空間の広がり+時間の流れ】という4次元の時空の広がりを見せている。 ある意味、犬の視点による「ロードムービー」的作品ともいえる。 「人という愚かな種のために、神様が遣わした”犬”という贈り物」という帯の文句だったと思うが、 まさにそのような素晴らしい内容たっだ。 | ||||
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犬が好きな人にはわかる犬の持つ不思議な力。 オムニバスのように一つ一つの話は独立して完結、そして最後に一つの大きな繋がりがみえてくる。 とにかく最後まで読んで。最後に感動します。 | ||||
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読みはじめたら最後まで止まりませんでした。スピード感のある文体と簡潔な構成は著者の優れた力量の賜物です。被災地を繋ぎ、それぞれの逸話の中で救いと喪失が隣り合わせになっているのもこの作品の魅力を高めています。読みはじめてすぐに、数年前に出版された「五郎丸の生涯」(三浦明博著、講談社)にストーリーが似ているな、と思いました。こちらもストーリーの中で震災が大きな役割を果たしているのですが、読後に救われた気持ちになり、明るい未来を感じさせる、かつ、再生の物語でもあります。個人的には、「五郎丸」の方が好きな作品です。 | ||||
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気にいってない。 | ||||
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今、私は福岡に住んでいます。以前仙台に住んでいたことがあり、九州まで如何に遠いかを実感しています。 最終章で少年と犬との絆の深さを感じて、涙が止まりませんでした。久しぶりに本を読んで感動しました。 | ||||
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「オール読物」を買ったら、本作6編のうち、1,3,6の掲載あり。1を読んで、改めて単行本を求めました。2から6まで一気読み。犬自体はそんなに好きな動物ではないが、この物語はいいね。さすが、プロの作品です。読者の年齢や人生経験が問われる作品だと思うので、大売れはしないだろうけれど、おすすめします。 | ||||
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犬だけではなく万物の生命について考えるきっかけを与えてくれました。とても読みやすい構成、文体なので一気に読めます。 | ||||
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オムニバスは物語としてはあまりのめり込まなかったけどラスト行き場は意外性があった。犬を飼っているのでラストのラストはそうだろうとわかっていても泣けた。ちょっとしつこいけど。 読んで良かったと思う。 | ||||
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直木賞の本は大体購入しています。馳さんの本は初めてでした。購入時は短編集かと思いましたが全部繋がっていました。読みやすくあっという間読み終わり、最後は涙ボロボロでテイッシュ片手に読んでいました。犬好きの方は是非読むべきです。我が家にもビーグル犬がいますが更に愛情がわきました。 | ||||
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読書初心者ですがスラスラ最後まで読んでて心地よかった。犬も良かったけど人間の心情描写が感動した。夫婦と犬では妻の夫に対しての心情が本当にリアルで女性が書いたのかな?と思った。悪い人じゃない、悪い人じゃないけど…って、分かるわ〜。夫の悪い意味で明るい所とか読んでて苛々しました。いるいる。個人的にそういうタイプが嫌い。 多聞を飼う人たちが亡くなるのは、亡くなる運命の所に多聞が来て最後に癒してくれていたのでは無いかな〜と思いました。 | ||||
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シェパードと和犬の雑種である多聞。一頭の犬と様々な人が交わり、点が線となっていく。 それらの人と共に困難な時を迎え、できる限りを尽くしては、自らの目的を目指す。 生きるということは辛いことの連続であると。しかし、人は誰かのために生き、そして誰かを幸せにすることを自らの喜びとすることで生きていけると。 「希望」を強く感じます。 いつも通り馳星周さんの文章は実にテンポよく読ませてくれます。 ありがとうございました。 | ||||
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一番身近な動物(犬とネコ)の動作を注意深く見ていると、「得か損か」と観念だけで生きている私たち人間とは、 どれだけ必要なのだろうか、と、云う自省を突きつけられたような気持ちになった。 | ||||
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ワンこうおし疲れ様です。楽しかった。哀しみもあったけどね。 | ||||
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タイトル通りの王道な内容、そして直木賞をようやく獲得、と十分な額縁に恥じない一冊。 北から南まで、徐々に犬とともに移動する短編集。 文章は簡素で読みやすいが、北陸の冬独特の灰色の港町や、中部の美しい山々、それぞれの情景が頭に自然と浮かび、旅をしている気分が味わえる。 あっさりと別れを迎える人々と対照的にしぶとく次の地へ向かっていく多聞の目的地とは。 タイトルになっている最終章の【少年と犬】は鳥肌が立った。 人の最期でその人は決まらないし、いなくなるわけじゃないんだな。 老若男女様々な人が出てくることもあり、コロナ禍の今、 特にいろんな人に貸して、読んでもらいたい一冊だなと思いました。 | ||||
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シンプルで伝わりやすい一言一言、読みながら目の前にその風景が広がる作品でした。 出会えてよかった一冊です。 | ||||
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犬の飼い主がいろいろ変わって犬が可愛そうだと思った | ||||
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子供が生まれるとその庇護者として犬を飼う習慣があるそうです。絶対に裏切ることのない最もよき友です。 若ければ、また犬を飼いたいと思います。 | ||||
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感動や涙がでる場面がありました。犬好きの人に是非読んで頂きたい本です。 | ||||
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