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暗約領域 新宿鮫XI
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暗約領域 新宿鮫XIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全119件 101~119 6/6ページ
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読み始めから大沢ワールドに引き込まれ、一気に読みました!! 終わりが近づくと寂しく思えました。 新宿鮫、最高です。 | ||||
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1990年が第1作なのでもう30年近く断続的に続く最強シリーズ。新宿の街自体や犯罪者、その組織は日々アップデートされているものの主人公を取り巻く警察組織は旧態依然の矛盾だらけの中で、常に正義の実現に体を張る姿に強く共感できるからこそ強くて長い支持があるのだと思う。「もうそろそろ定年じゃないの?」などと意地悪は言わず、最後まで(でも絶対に「殉職」させないでください!)お付き合いいたします。 こういったあつれきやゴタゴタは、ほぼすべての組織で働く人たちにもあてはまる部分もあるからこそたくさんの読者を獲得しているのでであろう。もちろんアップデートの部分を丁寧に取材してすくいとる著者の筆力の部分がたいへん大きい。 今回登場した女性上司と秘密を持つ後輩の相方との因縁は、次作に引き継がれそうな予感もするので、ぜひぜひ1年1作程度の頻度で楽しませていただければ幸いです。 | ||||
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いつもの鮫島だと思えば面白いし新たな展開を望むならつまらないし、という内容です。 微妙ってことです。 | ||||
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鮫シリーズ、段々スピード感がなくなり推理物っぽくなってきたのが残念だ。一気読みできない。 | ||||
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新宿鮫は数巻読んでいたが、今回はインフルエンザ治療薬タミフルという発想がおもしろい | ||||
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前作の最後にそれまで重要な役割を果たしていた上司の桃井と恋人の晶との別れがあり、この後、どうするんだろうと思ったものだったが、この「暗約領域」は新展開の最初の作品にふさわしい傑作。 新上司や同僚、新しく出てきたヤクザたちもなかなかの存在感だし、前作までに登場した藪、香田、陸永昌らの 動きも鮮やか。 もちろん「狼火」や「絆回廊」あたりのレギュラー陣が濃密に絡み合う面白さから比べるとやや淡白な気もしなくはないが、名作「毒猿」や「無間人形」を想起するテンションの高さはさすがで、「絆回廊」での桃井と晶との別れは新たな展開を始めるために避けては通れない道だったのだと改めて納得した。 幕切れも次へ繋がるスリリングなもので、気が早い話だが次作が楽しみだ。 | ||||
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この作家の凄い所は、毎回全く異なった犯罪とヒロイン晶の存在だった。 まず読み手のイメージは映画化された真田博之と田中美奈子が根強い事にある、映画自体は不発だったが、DVDは定価を上回る価格で今でも買い求められるし、アマゾンのレビューでも鮫島=真田、ユーチューブでは田中が歌詞を担当した眠らない街の主題歌が神がかっているとまで評価されている。 キャリア崩れのイケメンヒーローにジャパンロックを融合させた本格サスペンスとして映画は不発でも、観客のすべてに新宿鮫ってすごい、面白い、原作を読もうと心を射止めたはずが、作者は晶の出番を付け足す作業に飽き飽きして、とうとう破局させてしまった。 そのごまかしに課長まで亡き者にした前作は同じ書き手である私を心底失望させた。 作者の食扶持を作ったのはハードボイルド&ロックが原点の眠らない街であることを忘れ、8年もかけて新作を出したと思えば前作の犯人が登場するわ、また取り逃がすわ、晶の出番はかすりもしないわ、儲かったら読み手の事を放り出す上、次回もまたこの犯人が出てくるのかと思うとうんざりする。 定価で買わずとも中古本がやたらと出回っているのは、きっと私と同じ気持ちの読者が多いと推測する。 本当に大事な書籍は売らずに全巻棚に置いておくものだ、今までの奇想天外な発想がなく一愛好家として大変残念に思う。 | ||||
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ずっとフォローしているシリーズ。久々に読めてとても嬉しかった。改めて桃井さんと晶の不在が切ない。 | ||||
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久しぶりの鮫。面白かったです。 | ||||
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新宿鮫久々の作品とても面白く、興奮しました。 次の作品、期待してます。 | ||||
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こっち側になかった事が向こう側にあったのは以外でした。次回作はいつになるのかな?その時まで生きていたい。 | ||||
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前作から8年かけてやっと出版されたので楽しみにしてました。さすがに登場人物も忘れてしまいました。ダラダラ長いだけで鮫島の見せ場もなく淡々と終わりました!残念です | ||||
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めっきり本を読ま無くなってしまったのですが 唯一出たら絶対に買って読むと決めているシリーズ 読後、あと何作品読めるだろうか 鮫島の影の相棒としてとことん付いて行きたいです でも8年は長過ぎだよ せめて2年に一作 でないと老眼がきてる自分には老い先が心配なんです。 | ||||
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前作「絆回廊」から随分と時間が経ちましたが、待望の新刊です。一気に引きずり込まれて、1日で読み切ってしまいました。 亡くなった桃井課長の後任として新しい課長が鮫島の上司となり、鮫島に捜査の基本を守らせようとします。そして、新人の刑事がパートナーとなり、鮫島はそれまでの単独での捜査を続けられなくなります。自分のやり方を貫くのか、それとも妥協するのか、制約を課せられながら事件を追い続ける鮫島の姿が新鮮に感じられました。 ネタバレになるので詳しく書けませんが、ホシが一体何者なのか、読み進めていくに従って、じわじわとその輪郭が浮かび上がってきます。それと同時に、立場の異なる複数の勢力の思惑が交錯していることが明らかになってきます。「早く結末が知りたい!」と思いながらページをめくっていくので、長さは全く気になりませんでした。 個人的には、「狼花」と「絆回廊」がシリーズの中でも秀逸だと思っていますが、本作はそれらと甲乙付け難い秀作だと思いましたので、星5個の評価としました。オススメです。 | ||||
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久しぶりに新宿鮫に会うことができた。その満足感で胸がいっぱいだ。現代の東京で起きる怪事件。一見何事もないようだ。しかしその裏に潜む外国機関を絡めた陰謀の数々。フィクションながら現実味がありすぎて恐ろしい。登場するキャラクター、息をつかせぬ展開、心に響く台詞、どれをとっても素晴らしい。決して大袈裟ではなく、この本は現代日本人必読の書だ。まちがいない。極上のミステリー・エンターテイメントに出会えた喜びを一人で秘かに楽しみたい。 | ||||
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この作品は、本当にずっと一貫してドラッグとヤクザが出てくる。 これでもか、これでもか、とヤクザとドラッグの恐ろしさ、そして興味深さと怖いもの見たさが描き続けられる。 多分、この世にヤクザとドラッグより怖いものは無いし、それに対抗できるのは警察官だけなのだろう・・・ 大沢先生は、まだ「踊る~」等の所謂警察内の派閥を描く作品が出回る前から「キャリア組警察官僚」という日本ならではの学歴エリートを書き続け、「相棒」が流行るより全然前から「キャリア組の落ちこぼれの一匹狼」というなんとも魅力的な鮫島を登場させた。 また、ここまでなんと鮫島には「ファーストネーム」がついてないというから驚きである。 レギュラー陣は、藪と香田だけ。他は全員ヤクザや工作員である。 「新宿の犯罪を解決する」 ということだけを二十五年もやっているのに、今作もやはり面白い。 この作者は本当に聞きこみ調査の経験でもあるのか、と思える程リアリティのある鮫島の取材。 当然、ヤミ泊に新ヤクザに謎の警察組織に、正義漢の新課長にと色んな新要素も出てくるが、やはり結局全ては鮫島が持っていく、普段通りに面白い新宿鮫だった。 | ||||
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何年振りか忘れる程に久しぶりのシリーズ11作目。 700ページにも及ぶ長編です。 しかし、あまり面白くなかったです。 やはり、桃井課長と晶の退場が大き過ぎたのだと思います。 後任の課長なんて、序盤こそ鮫島といい勝負を繰り広げますが、 後半は一切登場してこず空気と化してしまいます。 全体の印象としては、ただひたすら長かったでしょうか。 | ||||
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2011年以来8年ぶりの新宿鮫です。前回の絆回廊は鮫島が拠りどころとする2人の人物がいなくなってしまいました。今作は、新課長の登場と鮫島の立ち位置がどうなるかなど注目していたのですが、最終的には今までのシリーズ通りになってしまった感が否めません。 もちろん、絆回廊の執筆時には作家は今作のことまで考えていなかったと思いますし、今作は今作で読みごたえはありました。しかし、結局、鮫島の独壇場は変わりがなく、前作で桃井を死なせる必要があったのかなと今作を読んで思いました(晶については登場する理由がどんどんなくなってきていたので、退場は仕方がない)。また、事件のプロットは緻密でボリュームもあるのですが、折角の新キャラクターの掘り下げが甘く、同僚やその他の登場人物に共感ができませんでした(風化水脈くらい登場人物の掘り下げがあるとよかったかな、真壁はかっこよかったし)。新キャラについては、次作以降は新課長よりエリートやくざのほうが期待が持てそうです。 新宿鮫シリーズとはもう25年くらいの付き合いになりますが、各回ごとに話が途切れているわけではないので、どうしても鮫の年齢や当時の時代を伺わせるもの(今回はスマホが頻回に出てくる。桃井が死んでからそんなに時間たってないでしょ?と突っ込みたくなる笑)の矛盾がいつも頭の片隅にはあるのですが、これも鮫ファンなら気にしてはいけないのかもしれません。むしろ「生みの苦しみ」を続ける作家・大沢在昌にありがとうといいたいです。 次回作も必ず読みます。できればニューヒロイン出てくるといいなと思います(自分は晶よりエミリのほうが好きです)。 | ||||
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2011/6月の「絆回廊 新宿鮫10」から8年、待望の「暗約領域 新宿鮫11」(大沢在昌 光文社)を読むことができました。 8年もあれば、この国も変わり、取り巻く環境も変わり、おそらく犯罪も変わり、犯罪捜査も変わったのだと思います。 新宿区内のマンションの一室で、サプレッサーつきの拳銃一発が発砲され、室内にいた中国人が死亡。MDMA、闇の民泊、仮想通貨。別件でそのマンションを監視していた鮫島が鑑識の「藪」と共に超弩級の事件に巻き込まれていきます。 課長の「桃井」を失い、「晶」が去った後の鮫島は眠らない街で眠れない夜を繰り返し迎えています。一方、新宿署生活安全課には「桃井」の代わりに新しいノンキャリの女性課長・阿坂が着任します。鮫島の上司になり、その彼女の命令によりスタンド・アローンを好む鮫島に機動隊出身の新人「矢崎」がそのパートナーとしてあてがわれます。そして、一人の中国人殺人事件が前作「絆回廊」をダイナミックに「現在」の東京に引きずり下ろします。ストーリーについては、いつものようにこのぐらいにしておきます。暴排条例以降の暴力団組織。中国人ばかりではない外国人犯罪組織。アジアのあの国。この国。極道よりも得体のしれない組織。「金石」。そして、『東亜通商研究会』・香田。 この国で最も優れた警察小説シリーズは、今回も変わらずに最大熱量とパワーを充填させてページを捲る手を止めさせてくれないでしょう。 仕事のパートナー「矢崎」の未来を伺い、憂う「鮫」。得体のしれない組織に立ち向かうために「極道」と手を組むことも厭わない「鮫」。「それが男らしいと考え、ヒロイズムを感じている。馬鹿ばかしい」と言ってのける女性課長の別のふるまいでは、鼻の奥が熱くなる「鮫」。そして、物語は伏線をしっかりと回収しながら、切れのいい「反転」を仕掛け、骨太で力強い「戦い」を用意してくれています。 「毒猿 新宿鮫2」を超えたのかもしれないと思った瞬間、私もまた少しだけ鼻の奥が熱くなりました(笑) 私事を少し。1994年に米国から帰国する際、ガレージ・セールでそれまでに買いためた日本の小説を小金欲しさ(笑)に売りに出しました。家財の輸送を手配してくれた(日本語が堪能だった)チャイニーズのおっさんが「新宿鮫」を買っていきました。そして翌日また現れ、「毒猿」と「屍蘭」をふたたび買っていきました。私に向かって「鮫、おもしろいね」と笑顔で話しかけながら。面白い小説は国を超えるのだと思い、とても嬉しかった。 | ||||
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