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(短編集)
ふがいない僕は空を見た
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ふがいない僕は空を見たの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全183件 21~40 2/10ページ
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日常の隣に、こんなふうに性を描く作品に、作家に、初めて巡り合った。 生と性は隣りあっているはずなのに、それは決して交わらず混ざらず、互いに背を向けているように思われてならなかった。そういうものだと思っていた。 それを、こんなに軽々しく越えてみせる。簡単に混ぜ合わせてみせる。それは、なんという衝撃だろう。 題材は重く苦しいのに、読後感はなんだか明るい。それはこの作家がもつ、いのちへの信頼と慈しみによるのだと思う。すてきな本でした。 | ||||
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私の世代では突拍子もない出来事が起きるミクマリですが、ラストの母親目線になり落ち着いて読むことが出来ました。 それぞれの世代、環境でのやるせなさ感を読み解いていく感じなのかなぁ。 私的にはラストの二編がオンバーラップするわけではないのに共感を持ちました。 面白かったです。 | ||||
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これって性欲?でも、それだけじゃないはず。高校一年、斉藤卓巳。ずっと好きだったクラスメートに告白されても、頭の中はコミケで出会った主婦、あんずのことでいっぱい。団地で暮らす同級生、助産院をいとなむお母さん…16歳のやりきれない思いは周りの人たちに波紋を広げ、彼らの生きかたまでも変えていく。 | ||||
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昔の三文ポルノ映画みたいに下品な作品に思えます。それに短編のつながりの面白みもないです。なぜ、本屋大賞上位なのか?なぜ、読者評価が高いのか?映画にしようと思った人がいたのか? 私にはわかりませんというか、驚きといった感じです。 | ||||
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短編ですがそれぞれの話がきれいに繫がっていました。 特に前半のほうが心を揺さぶられました。 表面には出てこない、各人の思いや悩みがうまく表現できていると思います。 | ||||
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五話あり、1話と2話を読んだ時、面白いなあと思った。五つの話がリンクして一つのストーリーになるのかなと考えたから。3話目の途中くらいから、退屈になった。いろんな話が盛り込まれているが、深まらず繋がらず。 伏線でも何でもなかった。私の読解力不足、または感性が低いのかもしれませんが。 | ||||
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本屋大賞上位にランクされていたようなので読んでみた。なるほど面白い切り口からの展開で楽しめた。 | ||||
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序盤のテンションが終盤にかけて落ちていった感じがします。ほかも読んでみます。 | ||||
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異常とも思える設定、まるで「変態モノ」か?などと下種の勘繰りで読み始めるが、どうして、なかなか…。人という生き物が自ら選択不能の環境下に生れ育ち、ジレンマに足掻きもがいている。いつしか読者も同等の視点を獲得して物語の中に佇んでいる自分を発見する。「禍福は糾える縄の如し」のように企図したドラマ性に溢れた展開は起きないが、リウ先生がオセロの駒に準える仄明るく儚い予兆は用意されている。人は誰でも「どうにもならないもの」を抱えて生きている。人の心の在り様を描破した潔い作品。 | ||||
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映画を見る前に読んでみようかな、と。 各登場人物の生活がどれも生々しくて、読んでて心がヒリヒリした。 友だちとしてつきあっていたのに、その友だちのとんでもない秘密をバラすチラシを投函しまくる高校生。うまく表現できないけど、なんかわかるというか、やっちゃうかも?!と思った。 あと、チラシをばらまかれた高校生の助産院を営む母親の別れたオトコに対する言葉で響いたのがあった。「彼の自由な生き方を無責任におもしろがって結婚したくせに、子供が出来た途端、夫や父親としての責任を彼につきつけた」と言って自責する。そんなに自分を責めなくても、本来なら本能的に自然にそういう役割をこなすようになれない男を責めたっていいのに・・・ 一方で、自分は未婚なんだけど、もし仮にも結婚してたとしたら、彼女が選んでしまったようなタイプの男とだっただろうし、同じような結末となったに違いないと思った。 | ||||
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変態道まっしぐらの青年が その行動をさらされ 世間に叩かれるという内容です。 凹んだ彼を周りの人が ケアするあたりは 良い話かな? | ||||
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タイトルからグッときた。どストライクだ。 するすると読めてしまい、本をよく積んでしまう私も積まずに最後まで読み進めることができた。 読み途中や読み終わったあと、登場人物をそれぞれ思い浮かべ、ふがいない僕は空を見た。というタイトルを1人ずつに当てはめていったのだが(言っている意味が伝わらないようであれば申し訳ない)、一人一人の最後にこの文を挿入したいと思うほどしっくりきた。最高だ。 まんまとタイトルに釣られて、まんまとタイトルに囚われてしまったわけだ。 | ||||
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短編集。 読んでて苦痛でしかない。 何でこんなに高評価なのか不思議。 | ||||
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とても歪な人間性やその関係が「性」を中心に描かれていて、物語と自分の気持ちに距離があり一体化せずに読み進めていましたが、最後の章でこの物語が心にストンと落ちたというか、温かさが心に広がりました。 | ||||
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大好きな小説です。 窪さんの本ずっと読んでますが 結局どの本を読んでも、この作品を越えられないなぁって個人的には思ってます。 それくらいこの本がすごいってことですが、、、 | ||||
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とても良い本でした。5作の短編になっていて読みやすかった。あまり本を読まない人にもオススメです。 | ||||
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読了:2017年152冊(12月7冊)★3.5 『ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)』2012/9/28、窪 美澄 (著) 初読み、窪美澄。前に読んでいた小説は井上靖だったから落差で苦笑いしながら読む。何だかんだ朝井リョウに暗さと性を足したような作風と感じた。解説が重松清だったのは嬉しかった。登場人物たちは誰もがやっかいな何かを抱えている。それは貧困だったり性癖だったり宗教だったり歪んだ愛情だったり。しかし、誰もハッピーエンドにはならず、それらやっかいなものを抱えながら生きていく。嫌がらせをしていたのは、一番身近にいた◯◯でした、というオチを予想していたけど、そんな野暮なこともなかった。次の窪美澄を読むのも楽しみだ。 | ||||
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買わなければよかった 途中まで読んで読む気をなくしました 展開がつまらなかった | ||||
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まっすぐに、さしたる苦労もせず、痛みを覚えず、のほほんと生きている人は、誰もいない。 頭では分かっちゃいるけど、ついつい、自分だけが悩み悶え、厄介なものを背負い込んでいるように感じてしまう。 他人には、知れたくない、下手に同情されたくはない、そう思いながらも、他人は分かってくれないと、愚痴ってみたり。 なんとまぁ~、ややこしいもので。 そんな日常が、また、愛おしかったりで。 | ||||
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良かった。 最後の神社のとこで、なんだかちょっと泣けた。 この続き、皆んながどうなったのか知りたくなった。 | ||||
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