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(短編集)

ふがいない僕は空を見た



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【この小説が収録されている参考書籍】
ふがいない僕は空を見た
ふがいない僕は空を見た (新潮文庫)

ふがいない僕は空を見たの評価: 3.91/5点 レビュー 183件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全131件 1~20 1/7ページ
No.131:
(4pt)

あんず、どこに行った?

物語に登場する、年代も性別も異なる登場人物たちが、それぞれが抱える生活の悩みや、やっかいな性欲を抱えながらも前を向いて生きていこうとする姿が印象的でした。

中でも、物語の始めに登場したコスプレ主婦のその後が、最も気になりました。
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No.130:
(5pt)

語順につっかかるところがいくつかあったが、

そんなの気にならなくなるぐらい魅力的なお話だった。
友達のおすすめなので読んでみた。
期待以上だった。
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No.129:
(4pt)

性的なこと

性的なことがキーワードになってるように勝手に感じた。
主婦との倒錯的な時間。
兄の宗教と自分の逃げ
性的な嗜好。そして出産。でもきっと前に進める。
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No.128:
(4pt)

セックスの生々しすぎる描写、ドン引き

窪さんの本、2冊目。いままで何百冊も読んできた本の中で、異常! 文学作品って、もっと高尚なものじゃないの。レビューしてるほかの人も、低レベルの人間だと思われたくないためか、言葉を選んでる。エロ本以上に、どぎつい表現。
 この本が、本屋大賞2位なのは、おそらく、男だと知り得ない女の情念を、リアルに描いてる点だろう。私の母親世代の女は、食っていけないから、結婚して実家から出て行ってもらった。まわりは貧乏人だらけだから、なんの悦びもない生活を続けるしかない。男の側からすれば、俺の稼ぎで食わしてもらってるんだから感謝しろ。 この本でも、義母がそんなことを言ってる。 いまの恵まれた生活が当たり前の世の中では、とおらない。妻が、母親が、女子高生が、好きな男とのセックスライフを求めてる。う~ん・・・・。
 「サラバ」でも、「ノルウェーの森」でも、若い男女のセックスは描かれてたと思うが、もっとサラッと流してた。男と浮気を繰り返す母娘の話でも、こんなエグイ表現はしてない。
 いいにつけ、悪いにつけ、衝撃てきな本。
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No.127:
(4pt)

いい

えげつないエロさあり、面白かった。
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No.126:
(5pt)

大変おもしろい本でした。

大変気に入りました。
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No.125:
(4pt)

タイトルが言い得て妙

タイトルから"あざとさ"を感じて(他の方のレビューにもあった)なんとなく手に取らないでいましたが、読後はこのタイトルこそぴったりだと思いました。
物語に出てくる"僕"たち(主人公だけでなく)は自らの境遇、生まれ持ったもの、持ってしまったものを抱え生きて行く。その時々に見る空と彼らの表情を見た気がしました。

著者の本は読むのは初めてですが、読み易くどんどんページが進みました。
退屈だと途中ですぐ投げ出す私ですが、夢中になって読めた作品です。
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No.124:
(5pt)

あれ?サンプルで全部?

あれ?
サンプルで全部読めちゃった?
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No.123:
(5pt)

生きること

それぞれの重荷や生きることの意味を感じました。コロナ禍できつく、めげることも多いですが、人のために生きたいと思いました。
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No.122:
(4pt)

そらがあおく見える

小さな街でつながる人たちのお話
それぞれがそれぞれの夜を通って朝を迎える
朝は必ず来るなんて言葉があるけど、
来て欲しくなくても朝は来る

同じ空を見上げても、その時の心の持ち方で、曇りにも雨にもなるけど、これを読んで、少しでも空が青くなればいいなと思える、早く夜が明けてくれと少しだけ思えるようになる、
そんな話。
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No.121:
(5pt)

人間味がある

読む人を選ぶ小説だけど、私には刺さりました。読後、なんとも言えない気持ちになります。
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No.120:
(4pt)

結果としては、確かに読ませる作品なのですが・・・・

第1章にあたる箇所を読んで、露骨な描写のポルノ小説かと思い、読むのをやめようかと思いながら、第2章にあたる部分に入りました。どうも、話がつながっている感。我慢して読み続けましたが、あまりにも「生々しい」文章展開です。ただ、時として情景描写に「おや?」と純文学を読んでいる様に思わせる文章が見受けられます。第3章も同様で、露骨な性描写と同時に、ミモフタモナイとしか言いようのない生活と人間関係が記述されます。第4章に入ると、性よりは貧困と家族の崩壊と孤立という風に話が展開します。そして、最後の章は過剰な労働と人間の絆という風に徐々に明るい方向に向かいます。文章はある意味で簡明で、確かに読ませるのですが、結局作者の書きたかったことは?テーマはなんだったのか?最初の露骨を通り越して、少々下品な性描写は何のためだったのか?と考えるのは自分だけでしょうか?
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No.119:
(5pt)

自分中心的に可能性に手を伸ばす人たちを描いた本

人物一人ひとりのストーリーが濃厚で、スピンオフがあったら絶対買いたいくらい、ないの?と
読み終わった瞬間思った本です。普段は読まないのに解説まで読んでしまった。

タイトルと表紙だけで買ってしまったので、
いざ読もうとしてから「女が選ぶ女のためのR-18文学賞」というもので
大賞をとっていることを知りとてもびっくりしました。青春小説かと思ってた。
たしかに青春小説ではあって、最中の描写はあれどたとえば「娼年」のようなうっそりと背徳的なものではなく、
保健体育的な避けてはとおれない普遍的なものという書き方でした。
ミクマリ、世界ヲ覆フ蜘蛛ノ糸、2035年のオーガズム、セイタカアワダチソウの空、花粉・受粉という
5編からなっています。次々と視点を変えながら、
また子どもを持っていない人は自分の可能性に、子どもをもっている人は子どものと自分の可能性に、
それぞれの困難のなかで手を伸ばしていきます。

本当に困難な状況に陥っている人たちばかりなので、とくにセイタカアワダチソウの空の主人公に対しては、
そこまで追い詰めなくてもいいじゃないがと思いますし
(最後に希望は与えられましたが。そう、希望がちりばめられているのも素敵でした。)、
一歩ずれただけでそんなに悪意を受けるのかと困惑するなかで、
無邪気で自分の欲求に素直な2035年のオーガズムの主人公の強すぎるほどのわがままに救われます。
ある人の視点では、なんて意地悪なんだろうという印象を受ける人が、
他の視点から見るとその行動をとるのも仕方がないのかもと共感することが一話毎にあります。
隣同士に住んでいるとか、同じ物事の達成を一緒に目指すとか、対立するとか
恣意的に関わるのではなく、全く偶然に居合わせた親しい人を横目に、自分の人生を求める。

人はいつでも自分のことばかりだし、それって全く当たり前だ。
その自分中心的に自然に発生する言動によって別の私は安心するし心配する。
生んで、生まれて終わりではない。なんの役割があって目的があるのかなんて答えは示されず、
それでも自分のために手を伸ばしながら生きていく。

R-18なんていわず、保体が始まる年頃からみんな読めばいい。
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No.118:
(4pt)

思春期の女の子に読ませてあげたい

1つの物語を様々な登場人物の視点から眺めた連作短編集。R-18文学賞受賞作品。

やっぱり大人向けの作品なだけあって性の話かと思ってたら、それだけじゃなかった。
後半は違った視点から生の話になってくる。性と生。語弊を恐れず言うのなら、セックスと誕生は切っても切れない。
こうして私が生きているのも親がぽこぽこしてくれたおかげで、その親たちもそのさらに上が…なんて。いろんな趣味があって良いじゃない、人間だもの。犯罪さえしなければだけど。やっぱり人間は綺麗事だけじゃ反映しないよなぁ。思春期の女の子に読ませてあげたい。
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No.117:
(5pt)

選んだ道

読みはじめのミクマリは刺激が強いかなと思ったけど読んでいくうちにそんな考えは消えました。
人生とか人間関係とかうまく言えませんが深く考えさせられました。
短編だけどかかわる人々のそれぞれの視点からみるように物語が繋がっていてなんていうかとても面白かったです。
少し悲しい物語に思いました。
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No.116:
(5pt)

生と性を慈しむ

日常の隣に、こんなふうに性を描く作品に、作家に、初めて巡り合った。
生と性は隣りあっているはずなのに、それは決して交わらず混ざらず、互いに背を向けているように思われてならなかった。そういうものだと思っていた。
それを、こんなに軽々しく越えてみせる。簡単に混ぜ合わせてみせる。それは、なんという衝撃だろう。
題材は重く苦しいのに、読後感はなんだか明るい。それはこの作家がもつ、いのちへの信頼と慈しみによるのだと思う。すてきな本でした。
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No.115:
(5pt)

短編ですが長編のよう

短編ですがそれぞれの話がきれいに繫がっていました。
特に前半のほうが心を揺さぶられました。
表面には出てこない、各人の思いや悩みがうまく表現できていると思います。
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No.114:
(4pt)

面白かった

本屋大賞上位にランクされていたようなので読んでみた。なるほど面白い切り口からの展開で楽しめた。
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No.113:
(5pt)

登場人物の誰をも贔屓しない稀有の物語。

異常とも思える設定、まるで「変態モノ」か?などと下種の勘繰りで読み始めるが、どうして、なかなか…。人という生き物が自ら選択不能の環境下に生れ育ち、ジレンマに足掻きもがいている。いつしか読者も同等の視点を獲得して物語の中に佇んでいる自分を発見する。「禍福は糾える縄の如し」のように企図したドラマ性に溢れた展開は起きないが、リウ先生がオセロの駒に準える仄明るく儚い予兆は用意されている。人は誰でも「どうにもならないもの」を抱えて生きている。人の心の在り様を描破した潔い作品。
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No.112:
(4pt)

まあおもしろい

変態道まっしぐらの青年が その行動をさらされ
世間に叩かれるという内容です。

凹んだ彼を周りの人が
ケアするあたりは 良い話かな?
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