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(短編集)
あなたに不利な証拠として
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あなたに不利な証拠としての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.98pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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5人の女性警察官を主人公にした短編集。 身体的な痛みに関する記述や、父親、あるいはパートナーへの複雑な感情が 女性特有の視点で生々しく重く描かれていました。 緊張を和らげてくれるようなキャラクターが登場せず、それぞれの物語がずっと 張りつめた状態で展開していくので、読んでいる間、肩や眉間に力が入りっぱなし。 でも、最後の最後に、じわ〜っとくる言葉と出会え、よかったです。 | ||||
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とにかく暗くて読後感のスッキリしないお話。テーマは私小説的心理的暴力なんだろうか。 ハードボイルドや犯罪小説を読み慣れた人には意外に類型化したお話という印象ではないでしょうか。 読後にハードボイルドのようなものを読んで気分をスッキリリフレッシュしたくなる。 どうも「このミス」とは好みが合わないことがはっきりしました。 評価はともかくミステリーやハードボイルドの範疇でないことはあきらかと思います。 かといってそういう趣味に頼らない小説としてどうかと言うとちょっと物足りないのです。 輸入TVメロードラマシリーズあるいはニュースショー的味わいなのでしょうか。 | ||||
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向かない感じでした。2006年のミステリーベストテンもの では上位にきてるし、評論家は絶賛だったりするのですが、 私個人は、こういった淡々とかわいた文体で非日常という、 主人公たちにとっては日常かもしれない光景を語られると ちょっと興ざめになってしまいます。残念。 | ||||
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五人の女性警官をそれぞれ主人公とする5セット10編のオムニバス小説。生活者としての女性警官の日常の心理と行動が、リアルかつストレートに呈示されます。舞台が典型的な銃社会だけに血腥い話ばかりで大変。しかも登場する市民(被害者・加害者・その家族・通報者・隣人など)がけっこう異常・・・・。ところが特段の謎とか真相とかがほとんど出てこないので、ストーリーを追おうとすると肩透かし。途中で読書神経のスイッチを変えて、作者の実体験を基に書かれた私小説と割り切れば、ディテールに拘る文章表現技術を堪能しながらストレスの共有体験ができるので、バラつきがあって結論が出ない話も納得して読み進めます。8編目まではこの調子ですが、9編目からこれがガラリと変わって突然フィクショナルな事件が発生。急に「どーなるんだろ〜」と興味を引かれます。が、最後はまた前の調子に戻ってしまうので二度目の肩透かし。 | ||||
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