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神とさざなみの密室
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神とさざなみの密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 謎の地下室で目を覚ますプロローグから,事件パートに移るまでおおよそ100ページ. それまでにある,学生の政治論議が長く,苦手な自分には理屈っぽく映ることもあり, 本当にミステリなのか,良くない意味で様子が見えず,序盤は今ひとつ乗り切れません. そこを超えれば,ミステリらしくなるのですが,颯爽と現れる安楽椅子探偵をはじめ, いろいろと都合が良すぎたり,設定や状況,判断などに無理を感じることが目立ちます. また,思想的には相反する二人が,同じ現場で出会い,巻き込まれていくわけですが, 何度もぶつかり合い,最終的に協力はし合うも,今ひとつそのあたりの印象には乏しく, 密室についても,確かに謎は解かれるものの,強調や驚きがあったかというとこれまた…. このほか,謎の存在だった安楽椅子探偵の正体が,早い時点でバレバレだったことや, 主人公の女子大生のその後について,彼女が抱えていた問題を描き切れていないようで, 悲惨な事件に対して,前向きに締められてはいますが,いささか物足りなさが残りました. | ||||
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密室についてどの様な謎があるのか。 そのシチュエーションであったり物語の世界観が市川憂人の魅力ですが、今回の作品においては今までのシリーズからはなれ、現実的な世界観を重視した作品であるため、読了後はあっさりとした感覚になります。 実際の密室パートについてはものすごく面白いですが、導入部分が長く感じてしまった事と、途中から参加する第三者(まあ、三者ではないですが)があまりにも唐突過ぎる印象が有りました。 楽しみにしていた作品で新しい市川憂人が見れると期待しましたが、中々面白い作品でした。 ただ、彼の作品には今まで散々騙されてきましたので、もうふたひねりくらいあっても許されたと思います。 | ||||
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本書を読んで、政治ミステリーとは何か、疑問に感じた。内閣退陣を叫ぶデモ行進。空疎な街頭演説とそれを疑問に感じることもなく行う政党の指導者たち。とにかく言葉に重みがなく、空疎に感じられる。政治批判、社会批判をするならもっと背景をしっかり書いてほしい。これでは読み手も読むのが辛くなる。流行り言葉も必要ない。ネットも意味がない。工夫が足りないと感じた。残念ながらお勧めできない。 | ||||
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