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マルチエンディング・ミステリー(犯人選挙)
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マルチエンディング・ミステリー(犯人選挙)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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とあるシェアハウスのようなアパートの一室で、ひとりの学生が死体で発見されます。 犯人は誰か? というところで、複数の容疑者の、それぞれを真犯人とした結末が、いくつも用意されている――という趣向の謎解きミステリです。 問題編とも言うべき第1部は、まずまず普通に読めました。 視点が切り替わるのに違和感を覚えましたが、そこをこらえれば、普通のミステリとして楽しめました。 しかし、解決編へと向かう第2部以降は、ちょっといただけませんでした。 だれでも犯人でありうる、ということで解決編が提示されていますが、 「すごーい!」 と感心するよりも、どれもが無理やりのこじつけみたいで、しらけてしまいました。 その「無理やり」の部分を緩和するためにでしょうか、おふざけモードで解決編を通しているのも、私にはなじめませんでした。 もしかすると、謎解きが大好きなオタクたちが集まってわいわいやるための、きわめて客層を絞りこんだミステリなのかもしれません。 ケチをつける私のようなのは、 「部外者はお呼びじゃない。出ていってくれ」 なのかもしれません。 だとすると、たまにはミステリのひとつも読むことがある、程度の普通の読書人には、あまりお勧めできない本です。 | ||||
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