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(短編集)
medium 霊媒探偵城塚翡翠
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medium 霊媒探偵城塚翡翠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全252件 241~252 13/13ページ
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1~3話は、萌え&オカルトの小粒なミステリーだなあと、なんだよこの陳腐な動機はと、読むのをやめようかと思ったのですが、第4話でなにもかもがひっくり返って驚きました。途中であきらめず、第4話まで読んでください! 1~3話の小粒さも、どんでん返しのために必須だったのでしょう。再読必死です。 1~3話の構成要素 ・萌え 75% ・オカルト 25% ・謎解き 10% 4話の構成要素 ・どんでんがえし 40% ・蔑み 60% 美女にハイヒールで踏みつけにされるのが好きな方におすすめです。ハァハァ。 | ||||
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読み始めてから、このシリーズは続けてほしいなと思いました。有栖川有栖さんの「濱地健三郎の霊なる事件簿」と最初の設定は似ています。霊からヒントを得て、でもそれだと証拠にはならないので、そこに結び付けて推理を進めていく。濱地健三郎の~方も続編を期待していますが、medium 霊媒探偵城塚翡翠を読み終わったときに、これは続編は不可能と確信しました。少なくとも今の登場人物では。ネタバレにならないように書くのは難しいですが、いきなりの展開に、それはアンフェアでは?とがっかりしました。でもそのあとさらにそれをひっくりかえしたラストが待っていて、そうきたか・・・!読み応えありました。特に最後の謎解きや、立場がどんどん変わっていくところが。面白かったです。 | ||||
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今年は本格ミステリが豊作だと聞いて久しぶりに手を伸ばしてみた。 これはいい、何より翡翠ちゃんがかわいい、表紙絵最高!! 前評判で最終話に驚きがあることはわかっていたけど、それを超えてきた感じでラストは衝撃で読んでいてニヤニヤした。 早く続編出ないかね。 | ||||
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4つの短編をおさめた連絡短編集です。 正直言って、第1話を読んだ時点で、たいしたことはないな、という印象でした。 ネタバレになってしまうので、ほとんどなにも書けないのですが、とにかく、期待に反して見掛け倒し、と感じたものでした。 また、インターバルで、連続殺人鬼のエピソードが描かれていますが、途中で犯人の見当もつきました。 ですから、個人的な評価はかなり低かったのです。 しかし、最後の第4話でみごとにどんでん返しを食らわされました。 いやあ、まいった、まいった。 やっぱり相沢沙呼はただものではない。 と、とってつけたように持ちあげておきます。 | ||||
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内容は比較的面白かった。 それより何より、途中からなんとなく、最後まで読んで確信的に、海外のとあるミステリ小説を彷彿させる設定や台詞が出てきたことに感銘を受けた。 純粋にミステリ小説を楽しめた満足感から、星5です。 | ||||
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おすすめで出てきたんで読んでみました。ハッピーエンドが好きなので、読んでいくうちに嫌な予感がプンプン。 探偵といっしょに最後泣きたかった。この作家さんの本はこれしか読んでない。ちょっとラノベっぽいところがあるのが気になりました。らのべっぽいミステリの中では面白い方じゃないかな。とがったところはない。 | ||||
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相沢沙呼が描く代表的なヒロインといえば「マツリカ」だろう。男を屁とも思わず自分の才能と美貌を当然のごとくあるものとして受け入れる。その前では男はただうろうろするか、なんとか気に入ってもらえるように東奔西走する。 ところが、同じ作者が描く本書のヒロイン・霊媒師の城塚翡翠はそれとはまったく違う。弱々しくて世間知らず、自分の美貌に無自覚で天然。どうにも違和感がぬぐえなかった。そんな翡翠が推理作家の香月と組んで殺人事件を解決していく。霊媒師が見た霊の様子と作家の推理をつなげて警察にアドバイスする。いくつもの殺人事件を解決!、って相沢沙呼らしくない。「マツリカ」っぽさがかけらもない。ところが、これがすでに伏線であることに最後に気がつく。 ほとんどは作家の香月の視点で描かれる。だから、男の視線が女性に対してどれほど嫌らしく動いていくが、執拗に描かれる。ここは「マツリカ」と同じ。本当に男はしようもないなあと思わされ、そのしようのなさが最後に足下をすくう結果となる。ところどろろに挟まれる、シリアルキラーの視点も最後につながっていく。 考えてみればわかることだ。どんな女性でも自分のストロングポイントというものを理解している。それh男心をくすぐる声や仕草であったり、化粧の仕方や髪型であったり、あるいはプロポーションや頭脳であったりする。無自覚というのはほとんどあり得ない。翡翠から感じる違和感はそれ自体がトリックだった。読者として作者にだまされたと知ったとき、私は「本当に男はしようもないなあ」とため息をついた。反省しよう。 | ||||
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ここ数年の国内ミステリーの中でも屈指の驚愕作! とくに、後半の展開は圧巻。 この本の上に、小説の神様、いや、ミステリーの神様が降りてきたことを確信する。 私の中で、この本の位置は、カーの「火刑法廷」と肩を並べる。 間違いなく、イリュージョン級の傑作! | ||||
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こわい、かわいい…その後の彼 彼女を知りたいとも思うし、このまま自分の中に置いておきたいとも思った | ||||
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「マツリカ・マトリョシカ」から更なる進化を遂げ、いよいよジュブナイルという尻尾も切り離した本格ミステリ。 ただ、書店員さんが絶賛したプルーフと決定稿が明らかに異なる為、SNSで見られる評価と単行本を読んでの印象が真逆とも言える状況になっているのはどうかと... 明らかに相沢カラーが強いだろうプルーフも読んでみたいものですが。 | ||||
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一口に「本格ミステリ」と言っても、その定義は様々で論戦になったりするほどです。論理重視の方もいれば、どんでん返し重視の方もいます。特殊設定のいわゆる「変格ミステリ」がお好きな方も、キャラクターやリーダビリティ重視の方もおられます。そんな本格ミステリファンに広く読んでいただきたい逸品です。四話からなる連作集としても理想的でした。とんでもない球種ですが、ストライクゾーンは広めなので、ゆめゆめ見逃すことなかれ! | ||||
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午前零時のサンドリヨンから筆者の作品を読んでいますが、これまでの「多感な年代のありふれた日常の謎」から離れてつつも、良い意味で過去の作品の臭いを感じます。相沢さんの過去の作品を知るひとは、ニヤリとしながらも騙されるでしょう。もちろん、他の作品を知らない人も楽しめるでしょう。筆者のTwitterでの呟きにハラハラしましたが、待ってて良かった!(ふともも万歳! > 昔からのファンと筆者に) | ||||
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