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クジラアタマの王様
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クジラアタマの王様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 101~110 6/6ページ
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伊坂幸太郎作品はどれも読んでいるのですが、長編作品は本当に面白い。今回の作本は絵が挿入されているので絵と本作との関連性に注目して読んでいくと面白いかもしれません。 | ||||
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今までの伊坂作品とは異なったパターンでしたが楽しめました! 挿絵をそういうふうに使うかと読み進めながら感心しました。 今後こういった新しい伊坂作品を展開してくれると思うと楽しみでしょうがありません。 | ||||
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中に出てくる挿絵がとっても良くて、小説の枠組みを少し外してくれました。一方で、ストーリーは物足りなさを感じるモノの、ラスト20ページの躍動感はTHE伊坂孝太郎作品。時間軸が少し未来なのか、他作品と連動するパスカあたりは、ファンとして堪らない。どの伊坂作品でも、使命を受けた人は全力で全うするという、人の描写が伊坂作品を好きになる理由かもなー、一生懸命、諦めないって感じの。 | ||||
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初めは「イラスト?新手法にこだわりすぎでは?」と思ったが、予想以上にイラストが良かった。話に合っている。このコラボでガッツリした絵本も見てみたい。 | ||||
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洒落たリズム感ある会話劇と作中の小さなディテールが最後でかっちりハマっていく小気味いい伊坂節が楽しめる作品です。 現実パートと夢パートともいえる二つのパラレルワールドのお話との側面があり、新しい試みとして夢パートにはコマ割りされた漫画イラストが挿入されています。最初のページでイラストが目に入ってきた時は戸惑いましたが、川口澄子氏によるこのイラストが実に味があり良い感じです。 面白く読めました。 | ||||
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まずは挿し絵革命とばかりに、挿し絵を最大限に活かした画期的なアイデアの使い方が見事で、 革命的な試みを堪能させられました! 事件としては、菓子メーカーに勤める主人公の会社の異物混入事件等、現実的なものばかりで、 今までは未来を描いてるような非現実な事件が多い伊坂さんとしては意外でしたが、もう1つの世界との関わりが伊坂さんらしいSF要素として見事に活かされており、 終盤に向けての伏線の活かし方も見事で、面白く楽しめました(^-^*)/ ただ作品全体のクオリティとしては、☆5が続いた『AX』~『シーソーモンスター』までと比べると、若干物足りない☆4となり少し落ちますが、 それでも挿し絵革命というアイデアは見事で、充分読む価値がある作品です! | ||||
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タイトルの「クジラアタマの王様」は、主人公の案内役兼ラスボスである「ハシビロコウ」のラテン語の呼び名である。 製菓会社の広報担当・岸、人気アイドル・小沢、そして本作のキーマンともいうべき県議会議員・池野内。岸の製菓会社の新商品を機縁にして、この3人が出会ってからこの奇妙な物語は始まる。 簡単に言えばパラレルワールドものなんだろう。しかし、3人の単なる妄想という事も否定できない。夢の中で巨大なモンスターと戦うなんて、そんなRPGみたいな展開、誰が信用するだろうか。普通ならそう考える。しかし、次々と起こる奇妙な事件の前に翻弄され、徐々に夢の、RPGの世界に深入りしていく3人。彼らがモンスターに負ければ、現実世界でも良からぬ事件が起きてしまう。虚構と現実の境目がますます分からなくなっていく。 序盤から出ていたハシビロコウをボスに、製菓会社が設置したがっていたビジョンが最後に役立つなど、伏線もきっちり回収している。クライマックスの描写から考えて、やはりRPGの世界は3人の妄想だったと思った。最後は夢ではなく、現実の自分の力で悪い奴を倒したんだから。 とにかく、小難しい事は考えずに頭をカラッポにして読んだ方が楽しめそう。 | ||||
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ページを開いてコミック?がいきなりあって「これはどうなんだろうか…」と思って読み進めましたが、そんな不安を覆すあっと驚く仕掛けでした! 伊坂さんはこんなこともできるのか、とまた新たな魅力を知り、物語の勢いに引き込まれました。 小説の面白さ、読書の楽しさを教えられる、想像力の広がる一冊でした。 | ||||
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伊坂作品には珍しく何だかよく分からないSFアドベンチャーです。会話やストーリーはテンポよく進みますが、夢の中のストーリーやバトルシーンが読み辛く、これまでの作品のファンとしては全く入り込めず少し残念。著者の新境地だと思うので星は多目に3つです。 | ||||
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パラレルワールドもの。安易と言えば安易であり、とくにあっちの世界の物語の魅力が薄い印象でした(漫画パートを引き立たせるためにわざとか?)。けれども、こっちの世界のウイットに飛んだ会話と、ぽんと15年間飛ばしたりするテンポが心地よく、あっという間に楽しく読み終えました。 ただ次回は出来れば、異世界や超能力やSFチックな道具立てなしに、現実世界の中でひねりにひねってさらにひねくったような伊坂作品を読んでみたいです。映像とのコラボも漫画とのコラボもやって気が済んだら(まだ音楽とのコラボなんかがありそうな気もするが)、筆一本で驚かす原点に戻ってもらいたいものです。 | ||||
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