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クジラアタマの王様
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クジラアタマの王様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 1~20 1/6ページ
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本作は伊坂さんの新たな切り口が見られる作品だと思う。私がいつも読んでいる伊坂作品は殺人事件をベースにした作品が多かったが今作はサラリーマンの日常的な場面から始まり共感できることがあり応援したくなるが夢の中で自分はオートで動かされ、それが現実世界と結びつくというファンタジーな世界戦だが違和感なく読むことができ、コミックパート果たす役割が垣間見える作品です。 | ||||
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どんでん返しや疾走感あふれるストーリー、爽快な読後感を味わいたい人には向かないかも。シンプルなエンタメ作品で、物語は読みやすく、最後まで飽きずに読めた。ただ、『ペッパーズ・ゴースト』や『逆ソクラテス』を読んだ後だったので、少し物足りなさを感じた。両作品にあるような教訓は積極的に示されておらず、登場人物たちにも共感しづらかった。また、本書の究極の謎である「2つの世界」のつながりについては、謎解きがなされず、読者に委ねられる。そのため、最後少しモヤモヤした。シンプルに物語を楽しみたい人におすすめ。 | ||||
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「ゴールデンスランバー」「アヒルと鴨のコインロッカー」「マリアビートル」「死神の精度」などが人生で最も好きな小説に入るなかで、著者の近年の作品にはうーんと首を捻りたくなる作品が多かった。 当作品もあまり期待はしていなかったものの過去の作品の感動をもう一度味わいたいがために、今度こそ!と思い手に取って読んでみた。が、やっぱり期待ハズレだった。 本書がイマイチと感じる点で致命的なのがテーマに全く添ってないことだと感じる。というのも作者が描きたい事柄(序盤のクレーム対処の作法や、夢が現実に影響を与えるSF要素、過去の人物たちの伏線等)は分かるのだが、何を伝えたいのかが不鮮明である。 過去の作品を例に出すとアヒルと鴨のコインロッカーでは ・やりたいこと 友人の復讐のために巻き込まれていく主人公 ・伝えたいこと 日本人の外国人に対する潜在的な嫌悪感 ブータンと日本の死生観、宗教の違い が挙げられる 今作では ワクチンを巡る争いから「真の正義は勝つ」みたいなことを伝えたいのかなと思ったが物語後半に突飛に出てくるのであまり腑に落ちない。伝えたいことがはっきりしていないから、ページ数の割に内容があっさりしていると感じてしまうのかもしれない。 近年の作者の作品についてあまりいい評判を耳にしないが、過去に素晴らしい作品を世に放ち続けてきたのは紛れもなく著者なのである。これからも辛抱強く期待を胸に傑作を待ち続けたい | ||||
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若干わからないままのとこもあったけど、テクニックでどんどん読める! 最後夢と現実が逆転というかミックスになるとこは新しいと感じた。 またこれをコロナ前に書いてたってすごい。 伊坂さん相変わらずマスコミは嫌いね笑 | ||||
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作中のパンデミックの話が、本作品の刊行(2019年7月に単行本が出てます)後に起きた〝コロナ禍〟の騒動とダブるところがあり、臨場感を抱きながら読んでいくことができました。 川口澄子さんが描いた【コミックパート】が差し挟まれているのですが、本文との相乗効果という点で、これが絶妙なハーモニーを奏でている気がしました。 最初しばらくは意味分からなくて「なんじゃ、こりゃ?」て首をひねって眺めてたんだけど、この絵の意味が分かり出す辺りから、「ほうほう。そういうことになっとるのか」てな感じで、興味深く頁をめくってました。 〝伊坂ワールド〟ならではの他作品との繋がりてことでは、『シーソーモンスター』に出てくる絵本(カタツムリが活躍するやつ)に触れているくだりで、ちょっと嬉しくなりましたね。 それと、『クジラアタマの王様』てタイトルがまた、味がありますねぇ。この意味が分かった時、「お! 言われてみれば、うーむ、なるほどなあ」と。 | ||||
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よくある夢と現実が交差する話だが、作者の落ち着いた作風と組み合わさることで新鮮な感じがした。 夢の中のアクションシーンは漫画で描かれる。描いてあることがぼんやり分かる程度のシンプルな漫画だが、説明しすぎない感じが良かった。 | ||||
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トリプルセブンを読んだ後に、この小説を読んだせいか、あまりだった。期待し過ぎたようだ。家事の場面、熊に襲われる場面、撃たれる場面など、読んでいて緊迫感が伝わり、ドキドキハラハラした。しかし、夢の中での戦いといった場面は理解しにくく感情移入できなかった。ゲームを楽しんでいる人には面白いのかもしれない。金沢の法船寺には行ってみたいと思った。 | ||||
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夢で全く違う世界での戦いが、現実の世界の問題とリンクすると言う話ですが、作者の後書きにもある通り、作者の漠然とした構想を作品にしただけで、伊坂幸太郎特有の伏線であったりストーリーの絶妙な交差というのが本作品では全くありません。 結局夢は一体何だったのか、そこでの仲間にとりわけ面白い共通点があるわけでもなく、オチとしてもパッとしない物語でした。とにかく風呂敷を拡げっぱなしで終わった感じです。 唯一の見どころは本作が武漢コロナ前に書かれたにも関わらず、現実の世界と酷似する状況になった点でしょうか。金儲けのために外国製ワクチンを何とか流通させようと手段を選ばず暗躍する陰謀も、現実とそっくりでした。 | ||||
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現実はゲームじゃないから、矢面に立つ人達にだって人生も感情も当たり前にある。隣に座るあの人だって、見えないところで戦っているかもしれない。 手にするチャンスも一度きりとは限らない。 夢の中の戦い?スローイングアロー……? 突飛に思えるお話に、すぐ隣にある当たり前と改めて向き合う機会を貰った。 この小説と『サブマリン』は道徳の授業に向いてそう。 | ||||
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伊坂幸太郎の新趣向 ~ 物語の合間に漫画が挿入される。物語の合間に挿入される漫画によって同時に展開されるリアルとバーチャルの世界で読者の想像力と期待を刺激する著者の新し挑戦。息もつかせぬ物語の展開の中で、最後まで明かされないタイトルとの脈絡の判明によって物語の全体像が把握される。著者が続ける更なる挑戦に期待が膨らむ。 | ||||
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面白い。 てっきり コロナが発生した後に 執筆を始めた作品なのかと勘違いしてしまうほど。預言者ですか?と言いたくなる。作者自身が1番お手上げだったんじゃないだろうか。 名無しネット民の正義感とワイドショーの報道過熱が人を追い込む構図を何回も説明してくれて一番怖いのは人間の感情だなぁとよくわかる。 主人公がちょっと気が弱いけど正義感あるどこにでもいるような男性というところが大好きで、著者の本はだいぶ読んでいる。 困難と戦わなきゃいけない時に結局自分で行動を起こすしかなくて。 でも怯えて行動できないけれど。 行動してみると 少なくとも 好転する可能性があるということ。 たまたま自分が今、行動して失敗して停滞中なので、重ねて色々考えてしまった。 会社員と政治家とアイドル。全く別の宇宙から3人が集まるところが面白い。 クレーム対応のプロたちの会話について。被害者意識は捨てて、というのは勉強になったけど、正当な反撃も忘れないというところが 私には難しそうだなと思った。 挿絵の漫画は、絵のタッチがふんわりしていて好き。ロールプレイングゲームをやらない私は、想像を助けられた。 | ||||
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文書が軽いのでサクサク読み進めました。設定はなかなか面白いと思います。 | ||||
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導入から前半は何がおこるのだろうと読み進めるが、仙台で獣騒動があるあたりから話が滅裂になり、薄くなる。 昼間は普通の会社員、夜になるとロールプレイングゲーム内の勇者になる、という胡蝶の夢のような物語。 個人的にはもうすこし、昼夜折り合うような間をつなぐ文章と物語の絡み合いがほしかったか(奥様とか、栩木課長とか) 個人的には伊坂作品にしてはすこし物足りないが、ただ、挿絵というか挿絵マンガがまたじんわりくるのは、とてもよい。佳作。 | ||||
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とてもキレイな状態でした。満足です。 | ||||
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ハシビコロウが出てくるたびに、頭の中には毎回チョコボールが浮かんでしまい、そのせいか菓子メーカーも森○をイメージしながら読んでました。 後書きにも出てきますが、アクションシーンを文字にして現す大変さを解消するための試みとして漫画が挿入されています。 マリアビートルあたりのことかな?と思うのですが、あれを読んだときには映画のようなスピード感を楽しむことができて感動しました(実際に映画になりましたが)。試みとしては面白いと思いますが、個人的には、文章で表現されている方が好きです。 さらっと読めるので読書初心者にも向いていると思います。 | ||||
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一度読み終えて又最初から読み返してみたくなりました。間に入ってくる絵を1度目より理解して見るのも又楽しみです。 | ||||
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伊坂作品はほとんど読んでいます。以前は読む本全て面白いくらいの勢いがありましたが、ある頃から 最後まで読むのが辛い作品が多くなってきました。 この作品は最後までは読めましたが、結局大元のネタ明かしも無く、「何だったんだろう」という感じ。 読了後の充実感がもっと欲しかったと思いました。 伊坂作品、面白いものは再度読み直す事がありますが、本作はもう読み直す事はないと思います。 | ||||
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なんとなく面白そうと思い購入したが、全然面白くなかった。 | ||||
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書店で見かけ、何となく手に取り買った本です。 タイトルはあまり意識しなかったけど、帯に「最新作にして最高点」と書いてあったから。 でも期待外れでした。 個人的に、15年後?の話は蛇足だったように思います。ざーっと速読しても問題ないです。 また、火事の話とか繰り返しが多くイライラした。 初めて伊坂幸太郎の本を読みましたが、他は面白いのかな? | ||||
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タイトルがキッカケで読み始めましたが、絡みあう登場人物の設定が非日常的。あとがきにRPGの文字を見つけ、ああそういうことかと、納得。楽しみました。 新しい世代の作家さん。残酷な描写も無く、好きな作家さんになりました。 | ||||
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