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クジラアタマの王様
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クジラアタマの王様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 21~40 2/6ページ
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殺し屋シリーズや陽気なギャングシリーズは大好きですが、この作品は合いませんでした。前半こそ面白かったものの、途中から出てくるSF的な設定の良さも、ハシビロコウを出す意味もよく分からず、消化不良のまま読み終えたという感じです。 | ||||
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響く言葉が少なく、展開もひねりがあまりないように感じました。挿漫画はどういうことなんだろう、と楽しみながら読めました。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの最新ということでかなり期待していました。いつ面白くなるんだろう?と読み進めていましたが、全く面白くならず、意味不明なまま終わりました。他の方はどう感じられるか分かりませんが、私は無理でした。 | ||||
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伊坂さんの作品の中でTOP3に入るぐらい面白かった。 | ||||
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文章は平易で読み易く表現も良いと思いました。内容は題名に期待、でも少々退屈だったかも。 | ||||
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伊坂幸太郎氏にしては個人的に珍しいと思ったファンタジー小説 設定としては昼間は普通の会社員、夜はRPGの戦士というお話。 主人公の岸、池野内議員、小沢ヒジリといったキャラが同じ経験をしたことを基にパーティを組み現実と仮想世界の敵を倒していく 小説を読み進めていく中で、どちらが現実なのか仮想世界なのかということがわからなくなるのが映画の「インセプション」に似たものを感じその曖昧さが没入感に繋がっていった 本書の内容は大人気お菓子の異物混入騒ぎから始まり、最終的には鳥インフルエンザが現実世界を賑わすのだがその描写が現実世界のコロナと似たようなことが多く作者は預言者なのか?と感じた。 しかし、実際にはコロナ前に書かれたものであることから本書内で起こる出来事は偶然なのだが、さも本書内と同様に今自分が生きている現代においてはコロナが猛威を奮っており、仮想世界の中で敵と戦っている人がいるのではと心地良い曖昧さが読後も続いた。この戦いには人々が一つのパーティーとなり勝利を願いたいと思う作品であった。 | ||||
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死神の精度とかゴールデンスランバーとかアヒルと鴨のコインロッカーとか好きなんですが、この作品は良さが全く理解できませんでした。 ・クズみたいな人間がわんさか登場する ・終始よく分からないSF(もしも本当にそうだったら…みたいなワクワク等を一切生まない、本当に意味不明で含蓄のないSF) コロナとリンクしてるからって、無闇に高評価をつけないでほしい。私は完全に時間の無駄でした。 | ||||
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2019年12月に初めて新型コロナウイルスが確認された。 本書は2019年7月に出版されたものだが、予見しているがごとく。 ストーリーは現実と夢の中でのRPGが交錯し、哲学的な韻を踏みつつコミカルに進んでいく。 RPGをコミックで描写している。 危機対応に言える言葉は、「短絡的に非難されても、大局的には、大勢の人を救うことができればそれでいい」を実感。 それは、「恐ろしいのは、国の利益よりも、自分の利益を優先させようとした時」という社会風刺を混ぜて。 まさしく、「人間を動かすのは、理屈や論理よりも、感情だ」と言える。 そして、逃げるな、立ち向かえと。 | ||||
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マンガを単なる挿絵でなく、ストーリーと一体化させて使う試み。やろうとした意味は分かるが、個人的にはさほど面白みは感じなかった。 ストーリー自体は、RPGゲームの世界が、現実に繋がり影響を与えると言うもので、なかなか面白く読む事が出来た。キャラも魅力的で、かなり長期スパンで語られるため、それぞれの立場が変わり、成長する様子が描かれ、肝心の、夢で見た世界が、現実に影響を与える、と言う考えを、主人公の岸が、次第に信じ始めるようになる様が、よく表現されていた。だからこそ、最後、絶体絶命の危機に陥った岸が、夢を見ようとするが、果たせず、夢に頼らず自力で何とかしようとする姿が、前向きで心に残った。 コロナ騒動の前に書かれたため、新型コロナがまるで恐怖の死病のように描かれてしまい、未だにそんな風に思ってる人はいないだろ、と取られてしまうのは残念。いや、確かにパニックに陥る人もいたけれど。確かに「予言の書」かも知れない。 | ||||
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15年ほどに前に陽気なギャングシリーズを読んで以来、著者の作品の7.8割は読んでいます。 2年ほど離れていたので久々に伊坂さんの作品に触れましたが、相変わらず独特な雰囲気は変わらずでしたが、自分の感性が変わったのか面白く感じられなかったです。 他の作品でも時おり感じますが尻すぼみ感がありました。 | ||||
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モンハンと、半沢直樹と、 インセプションを合わせたような。 貴志祐介さんが描く、 現実が幻想に侵食される、 あんな感じのやつに、 伊坂さんの会話劇が、 いい感じで交ざったような。 おもしろいので、 ずっと飽きずに読めました。 たぶん、 全部を文字表現にしたら、 3〜5倍の厚さになり、 上中下巻とかになったのでは? ゲーム的なアクション場面を、 フキダシも擬音もないマンガで、 数ページで表現するので、 400ページちょいという、 さらっと読める厚みに、 スッキリおさまっています。 これは、考えましたね。 マンガ部分も、 いかにもなマンガではなく、 絵本っぽいのもいいです。 迫力とか、駆け引きとか、 怖さとか、暴力とか、 残酷とか、悲劇とか、 そーゆーのはほぼ捨てて、 人間ドラマに振り切ったという、 おみごとな決断力。 すばらしい。 そのぶん、 そんなにハラハラしたり、 興奮したりとかは少ないですが、 会話劇が伊坂さんの魅力なので、 これで正解だと思います。 クジラアタマの王様って、 どーゆー意味? という謎は、 スッキリしました。 これは物語のオチというより、 知識の問題なので、 ぼくが知らなかっただけですが。 | ||||
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めっっっちゃくちゃ面白かった! 会社員である主人公の話の合間にある、なぜだかRPGのような装備を身につけた人物が描かれているコミックパート。そしてそのコミックパートと小説の内容がどんどん繋がっていって読者のどきどきを煽り、最後まで一気読み間違いなし。 コロナ禍という、私たちの世界のままならない現状も含めてひとつの作品のように感じた。 エンターテイメント小説を追求しすぎて、ついに未来予知までできるようになった伊坂さんに脱帽。序盤で思わず単行本発売日を確認して、震えた。単行本が出てすぐこの作品を読んでいたら、驚きと、本と現実がリンクしていく恐怖で立っていられなかったかも(笑) もしかして、伊坂さんも夢で……? なんてね。 | ||||
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おお、これは新しい!! 伊坂幸太郎の新しい試みに、さすがだ、とワクワクしながら読み進めることになった本作。 伊坂幸太郎作品においては、これまでも小説としての文章そのものを読む楽しさだけでなく、作品全体を見て愉しむ工夫がなされたものが少なくありませんが(例えば、『マリアビートル』では各章表題に殺し屋の印章を使い、ある章の印章だけが、斜めに押されて表示することで、この章では、この殺し屋に何かが生じるのではないか、と読者に想像させる等)、本作の試みには、まだ、こんな手があったのかと驚かされました。 本作第一章の前に置かれた独特な味わいのある川口澄子による挿画。 挿画にはあえて何ら言葉や説明が記載されず、人物の表情や動きで読者に状況を想像させる手法をとっていますが、この絵がアクション場面であっても、なんともホンワカとした優しさを感じさせ、小説との親密性が高い好感度ある絵なのです。 そんな挿画が、実は単なる挿画としての役割だけではないことが、本書を読み進めていくうちに分かってくるワクワク感。 文章を読み、再び数ページ前の挿画を見直し、なるほどそういうことか、と感心する納得感。 そして本書が単行本で発表されたのは、現在の新型コロナが世界で流行する前の2019年であったにも関わらず、2022年の今読むと、ここに書かれていることの一部は現実社会でも現実となっており(マスコミが感染症の恐怖感を煽り、地域で第一号となった陽性者は犯罪者扱いされ、ネット上で住所や氏名を特定され非難を浴びたり、地方では、自宅に嫌がらせの張り紙を貼られ、村八分のような状況に追い込まれる、といった現実がありました)、とてもタイムリーな作品に思えたこと。 そして伊坂幸太郎が伝えたいメッセージもしっかり伝わること。 以上のような点から、本作はとても面白く読める作品となっています。 なるほどそのとおり、と興味を惹かれた部分を本書から少し引用します。 「あの新型インフルエンザは大流行したものの、規模やウィルスの強さは従来のインフルエンザとさほど変わらない結果となった。亡くなる人は少なくないため軽視してはいけないのは事実だが、それにしても今から思えば、あれは必要以上の狂騒とも取れた」 「周囲に気を遣わず横暴な態度を取っている方が、人から大事にされ、少し笑えば、みながほっとしたように喜んでくれる」 「もしかすると、人が進化するためには、優越感や嫉妬心の牽引力が必要だったのでは?」 「問題や課題があったら、まずはそれが収束する状況を洗い出す。それから、その状況にたどり着くための道筋をあげていく」 「人間を動かすのは、理屈や論理よりも、感情だ」 | ||||
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夢の話に傾きすぎないところに、ちょっとホッとした。 荒唐無稽とリアリティのバランスが 好みのギリギリでした。 | ||||
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夢中になって、時間を忘れてあっというまに読んでしまいました! | ||||
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書いた時にまったく意図していなかったと思うが、これが2019年の作ということが非常に興味深い。 | ||||
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盛り上がるポイントもなく最後のクライマックスが最も面白くない | ||||
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三人の人物が夢と現実の関係性を色々なトラブルに巻き込まれながら紐解いてく話。 (感想) 夢のことが現実に関係する、ありそうでないようなお話で面白おかしく読むことができました。もしかすると、私たちが見ている夢は現実の世界とはまた違うもう一人の自分が体験している、そこもまた現実であるのかも。 | ||||
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いつものような、最後に全ての謎が一つに収束していくタイプではないですが、こんなスピード感ある小説を伊坂先生が書くと思わず、とても新鮮にワクワクしながら読めました。 そして、まさかこの現代2021年の予言のような内容を2019年に発表されていたことに驚き感動しました。 主人公はそこそこに冴えなく、そこそこに小市民なところが最後までドキドキさせてもらった一因かなと思うと、今回もうまいこと乗せられて気がつくと伊坂先生の思う壺になっていた気がします。 | ||||
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夢と現実の感覚は人は皆経験があるでしょう とてもうまく取り込んだ話だと思います | ||||
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