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Blue
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Blueの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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| この著者の他の作品同様、読みやすい文章、且つストーリー展開がテンポ良く 最後までグイグイ惹きつけられて読んだ。 人物描写もきめ細かく丁寧なので自然と映像が目に浮かびリアリティがある。 この作品には何人もの「毒親」が登場する。彼らに対し内心「こんな奴ら いなくなればいいのに」と思っているとその通りになる。 それを痛快だと思ってしまうことに空恐ろしさを感じる。 「毒親」もまた虐待の連鎖に組み込まれてしまった被害者であることは 実際のニュースや様々な小説、映画やドラマなどでも描かれているし、 同情すべきなのかもしれないが、結局は何の解決策も見出せない。 彼らもかわいそうな被害者として肯定してやるような描写が 女性刑事同士の会話で展開されるが、いい大人が責任回避しているように しか思えず感動どころか逆に白けた。 結局は政治や行政の問題に帰着するのかもしれない。 だがこの作品にも再三出てくるキーワード「斥力と引力」を前にすると 暗澹たる気持ちになる。 この作品でもエピローグで語られるわずかな光みたいなものがあるにはあるが 空々しく、無理がある。このパートは不要だったなと思った。 | ||||
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| ブルーに共感できる人が少ないのはいいことでしょう。私は不幸にも共感できます。まあ我が家は一応出生届は出してくれてたようなので、私も自力で高校以上に進学できましたが。理不尽にブルーのような境遇に生まれてしまうと、いろんな連鎖で悲劇は起きるし、それが当たり前だと思います。涙無くしては読めない本の代表です。 | ||||
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| 読後に良い意味でも悪い意味でも「Blue」になりました。 面白かったです。 | ||||
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| Kindle Unlimitedでオススメされてキープしていたがずっと読まずにいたw もっと早く読めば良かった、一気に読み終えたw 作品と共に平成を振り返り、取り上げられた様々な社会問題は恐らくずっと昔から存在してたんだなぁっと改めて思いました。 作者さんの他の作品も全部読んでみたいと思います。(Kindle Unlimitedで読めたらなw) | ||||
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| 真相が少しずつ明らかになっていく感じが続きが気になる感じで楽しく読めました。 『きちんと手放せたんですね』というところが印象的でした。 他の小説でも出てきた警察官いる?気のせい? | ||||
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| まさに私の過ごした世代☆ ありありと思い出しながら昭和→平成→令和を文字で追った。 読み応えあるボリュームでも、一気に進められる。他の作品も読みたい。 | ||||
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| それなりに楽しめました | ||||
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| ブルーが生まれた平成1年から死ぬまでの31年までを、色々な社会問題を絡ませながら、よく書けた小説だと思います。 私自身のあの頃を思い出しながら読ませて頂きました。 | ||||
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| このブルーという少年を描く中で社会的な背景とか、歪みとか色々なものが人物を変えて語らせる形で出てくるのだが。実際こんな子供はいるだろうなぁ。ブルーな透き通った目をして必死に耐え幸せを求めたけど得られなかった。でもそれが現実なのだなと。それをじわじわと追い詰め自分も追い込まれていくような刑事の辛さが上手く書かれてると思った。 | ||||
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| 面白い、と言って片付けるのは適切でない気がするが、面白かった。 凄惨な事件について次第に明らかになっていく真実。どんでん返しのようなものがあるわけではないが、切り替わる視点で語られる言葉から全体が見えてくる。 テーマは虐待、ネグレクト、不全家族といったかなり重いものになってるので、読む人によっては辛いかもしれない。 レビューは苦手なのであまり良い文章は書けないが、読んで損はない一冊です。 | ||||
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| 読み終えて、『ふぅ~』と深いため息が出た。全体の40%程で終わりそうな物語を、平成の30年と4ヶ月という時間と様々なテーマを散りばめ、分厚い内容にまで昇華した、読み応えたっぷりの作品でした。 | ||||
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| 平成という時代背景を振り返りながら、社会の溝にはまり込んだ子どもを苛む虐待に心を痛めた。登場人物ごとの視点で軽快にストーリーが繋がり、飽きずに読み進められた。社会派ミステリー好きにオススメ。 | ||||
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| タイトルと表紙な感じから、あまり期待せず(すみません)読み始めたのですが、とにかく次が気になってグイグイ引き込まれ一気に読み終えました!個人的には様々な感情を揺さぶられる面白い作品でした! | ||||
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| 3作品読みましたが、貧困ビジネスや氷河期世代など、どの作品もベースはだいたい同じことが分かってきました。コンテンツとしては、読みやすく面白いので星5つとしました。 | ||||
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| またお願いします | ||||
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| 平成30年間、犯罪のスパンでみても15年間という月日をおいての物語。 ちょっと前後で分散してしまってるという感覚になるのはしょうがないのかな… とも思います。 ですが、ラストはちゃんと30年(15年)をまとめていて、 作品として成立しています。 まぁ、あのような形でのステレオタイプのエンディングというのは ちょっと推敲がたりないかとも思いますが、 逆に、もう一つのエンディングを成立させるためにはそれで正解なのかとも思います。 こんなラスト…好きですよ。 | ||||
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| 平成の30年間に実際に起きた事件や流行、風俗、文化、政治、法律等々がきちんと描かれていて、だからこそブルーや翼みたいな子供たちが本当に居たかも知れないと思った。親になってはいけない者が毒親になっているのは間違いなく、事件として発覚するのは氷山の一角なんだろう。出てくる悪役(っていうか搾取する側?)達は本当に反吐が出る程クソな連中で小説だとわかっていても腹が立つ。 読んでいて苦しい、けど読みたい、でもそんなに急いで読んだらもったいないって気分で読了。自分がいかに恵まれた環境で育ったのかということに改めて感謝したくなった。 | ||||
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| またまた来ました。令和になったこともあり、平成の出来事をプレイバックする犯罪小説。平成の流行やキーワード、例えば、援助交際、売春、ネットカフェ難民、外国人労働者、無戸籍児、バブル崩壊等を絡ませた小説。流行歌が小説に混じると途端にノンフィクション性がでるから、個人的にはあまり好きではないが、犯人の置かれた境遇を考えると、犯人を許せてしまうストーリー。 | ||||
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| いつものことながら、この著者の作品は重すぎます。心に刺さって痛すぎます。平成という時代風景をうまく使っていますが、結局は児童虐待もの。そりゃ重いはずです。 でもまあ、よくこんな話を思いつくなあと感心します。舞台は日本だけではなくベトナムも。だから日本人だけでなく、労働搾取される外国人トレーニーの問題も登場します。 最初から最後まで息をもつかせない展開。無駄なシーンがひとつもありません。470頁があっと言う間。久々に骨太の傑作を堪能しました。 | ||||
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| 「はまなかあき」名義の「ライバル 俺たちの真剣勝負」が大好きなのですが、実は同じ作者さんと知り読んでみました。というか、以前読んだロストケアも同じ作者さんだったと知り、どれも私の好みに合います。 ブルー、仕事もあるので、やむを得ず二晩にわけて一気読みしました。 内容は.....平成の懐かしさが玉手箱のように散りばめられているのがエンタメとしてよいですネ。ブルーが美しい青年だっていうのも映画的ですてきです。全体としては平成の時代を背景にいろんな人をデッサンして積み重ねているような小説。全体のストーリーとしては星3つくらいですが、一つ一つのデッサンが分かりやすくてよかった。個人的なつっこみとしては、夏希があの家族の中ではみだしちゃった理由はあまり書かれていないけど姉の出来が良すぎた+夏希がけっこうかわいいので悪の道に誘われやすかった、といったところなんでしょうか。あと女刑事二人のラスト、片方はLGBTで片方は虐待された過去がある、というのは、ちょい無理やり感がありました。でもそんなつっこみも含め、楽しく読めました!! | ||||
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