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Blue
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Blueの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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真相が少しずつ明らかになっていく感じが続きが気になる感じで楽しく読めました。 『きちんと手放せたんですね』というところが印象的でした。 他の小説でも出てきた警察官いる?気のせい? | ||||
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まさに私の過ごした世代☆ ありありと思い出しながら昭和→平成→令和を文字で追った。 読み応えあるボリュームでも、一気に進められる。他の作品も読みたい。 | ||||
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それなりに楽しめました | ||||
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ブルーが生まれた平成1年から死ぬまでの31年までを、色々な社会問題を絡ませながら、よく書けた小説だと思います。 私自身のあの頃を思い出しながら読ませて頂きました。 | ||||
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このブルーという少年を描く中で社会的な背景とか、歪みとか色々なものが人物を変えて語らせる形で出てくるのだが。実際こんな子供はいるだろうなぁ。ブルーな透き通った目をして必死に耐え幸せを求めたけど得られなかった。でもそれが現実なのだなと。それをじわじわと追い詰め自分も追い込まれていくような刑事の辛さが上手く書かれてると思った。 | ||||
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面白い、と言って片付けるのは適切でない気がするが、面白かった。 凄惨な事件について次第に明らかになっていく真実。どんでん返しのようなものがあるわけではないが、切り替わる視点で語られる言葉から全体が見えてくる。 テーマは虐待、ネグレクト、不全家族といったかなり重いものになってるので、読む人によっては辛いかもしれない。 レビューは苦手なのであまり良い文章は書けないが、読んで損はない一冊です。 | ||||
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読み終えて、『ふぅ~』と深いため息が出た。全体の40%程で終わりそうな物語を、平成の30年と4ヶ月という時間と様々なテーマを散りばめ、分厚い内容にまで昇華した、読み応えたっぷりの作品でした。 | ||||
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平成という時代背景を振り返りながら、社会の溝にはまり込んだ子どもを苛む虐待に心を痛めた。登場人物ごとの視点で軽快にストーリーが繋がり、飽きずに読み進められた。社会派ミステリー好きにオススメ。 | ||||
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タイトルと表紙な感じから、あまり期待せず(すみません)読み始めたのですが、とにかく次が気になってグイグイ引き込まれ一気に読み終えました!個人的には様々な感情を揺さぶられる面白い作品でした! | ||||
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3作品読みましたが、貧困ビジネスや氷河期世代など、どの作品もベースはだいたい同じことが分かってきました。コンテンツとしては、読みやすく面白いので星5つとしました。 | ||||
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またお願いします | ||||
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平成30年間、犯罪のスパンでみても15年間という月日をおいての物語。 ちょっと前後で分散してしまってるという感覚になるのはしょうがないのかな… とも思います。 ですが、ラストはちゃんと30年(15年)をまとめていて、 作品として成立しています。 まぁ、あのような形でのステレオタイプのエンディングというのは ちょっと推敲がたりないかとも思いますが、 逆に、もう一つのエンディングを成立させるためにはそれで正解なのかとも思います。 こんなラスト…好きですよ。 | ||||
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平成の30年間に実際に起きた事件や流行、風俗、文化、政治、法律等々がきちんと描かれていて、だからこそブルーや翼みたいな子供たちが本当に居たかも知れないと思った。親になってはいけない者が毒親になっているのは間違いなく、事件として発覚するのは氷山の一角なんだろう。出てくる悪役(っていうか搾取する側?)達は本当に反吐が出る程クソな連中で小説だとわかっていても腹が立つ。 読んでいて苦しい、けど読みたい、でもそんなに急いで読んだらもったいないって気分で読了。自分がいかに恵まれた環境で育ったのかということに改めて感謝したくなった。 | ||||
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またまた来ました。令和になったこともあり、平成の出来事をプレイバックする犯罪小説。平成の流行やキーワード、例えば、援助交際、売春、ネットカフェ難民、外国人労働者、無戸籍児、バブル崩壊等を絡ませた小説。流行歌が小説に混じると途端にノンフィクション性がでるから、個人的にはあまり好きではないが、犯人の置かれた境遇を考えると、犯人を許せてしまうストーリー。 | ||||
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いつものことながら、この著者の作品は重すぎます。心に刺さって痛すぎます。平成という時代風景をうまく使っていますが、結局は児童虐待もの。そりゃ重いはずです。 でもまあ、よくこんな話を思いつくなあと感心します。舞台は日本だけではなくベトナムも。だから日本人だけでなく、労働搾取される外国人トレーニーの問題も登場します。 最初から最後まで息をもつかせない展開。無駄なシーンがひとつもありません。470頁があっと言う間。久々に骨太の傑作を堪能しました。 | ||||
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「はまなかあき」名義の「ライバル 俺たちの真剣勝負」が大好きなのですが、実は同じ作者さんと知り読んでみました。というか、以前読んだロストケアも同じ作者さんだったと知り、どれも私の好みに合います。 ブルー、仕事もあるので、やむを得ず二晩にわけて一気読みしました。 内容は.....平成の懐かしさが玉手箱のように散りばめられているのがエンタメとしてよいですネ。ブルーが美しい青年だっていうのも映画的ですてきです。全体としては平成の時代を背景にいろんな人をデッサンして積み重ねているような小説。全体のストーリーとしては星3つくらいですが、一つ一つのデッサンが分かりやすくてよかった。個人的なつっこみとしては、夏希があの家族の中ではみだしちゃった理由はあまり書かれていないけど姉の出来が良すぎた+夏希がけっこうかわいいので悪の道に誘われやすかった、といったところなんでしょうか。あと女刑事二人のラスト、片方はLGBTで片方は虐待された過去がある、というのは、ちょい無理やり感がありました。でもそんなつっこみも含め、楽しく読めました!! | ||||
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近年の小説によくあるケースだが、この作品も「エンディングとする場所」を間違えている。 「ここで終わらせたら読者に強いインパクトと余韻を残せる素晴らしい作品になるのに。」と思う箇所がある。 でもそこから何ページも延々に「まとめ」「説明」のような話がくどくど続いて行き、やっと終わりになるころにはウンザリして感動も薄れている。 作者はいったいどの程度の知能の読者を相手に小説を書いているのつもりであろうか? 人の気持ちを察っする能力や想像力が極端に低い若者たちを想定して、最後にくどくどと「説明とまとめ」を加えるのだろうか?そこまで説明してもらわないと理解できないような読者を想定して書くのはやめたほうがいい。普通の読者ならもうとっくに気付いていることなのに、最後に長々と説明してあるページが続くのにはイライラさせられた。 小説の理解の仕方は読者が各々ちがっていいと思う。それが小説の良さでもある。 映画にも小説にも「クライマックス」「エンディング」の最適な場所というのがある。その場所を通り過ぎてダラダラと解説じみた続きがあると、やっと終わるころには感動が冷めている。この小説はせっかく良い作品なのに以上の理由で非常に残念だと私は思う。 | ||||
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面白かったです。途中心が痛かったですが 最後は割とすんなり終わりました。気持ち的に 2000円近くしましたので、図書館で借りましたが 市販のはソフトカバーなんてことないですよね?笑 いくつか挿絵があったのですが、折角だから そこに運命の湖を描いて欲しかった。 | ||||
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平成15年に起きた一家4人の殺人事件とその15年後の殺人事件。その2つに絡むブルーという子を中心に、色々な人の目線で物語が語られていきます。 児童虐待、貧困、無戸籍児、外国人の低賃金労働などの問題や平成という時代のこと、さらに大勢の登場人物の事情や想いが錯綜し、とにかくいろんな事がてんこ盛りという感じで、読み応えはありました。 ただ子供の不幸なお話というのは、やっぱり読んでいて辛いものです。 | ||||
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重層的な構成を支える素晴らしいストーリーテリング。 まず、「この物語の語り手はいったいだれなのか」。それがラスト数ページでわかったとき、深い感慨に襲われる。「ブルー」という「殺人鬼」がいなければ、生き長らえることはできなかったであろう「サバイバー」であった「あの子」。 そして、「まりあ」と「あずみ」。同じJC売春組織で、いちどは運命が交差したふたりの少女。「あずみ」の武器は「叡智」。先の見えないような世の中でも、彼女ほどの賢さがあれば、チェスのチャンピオンが何百手も先読みができるように、おのずと未来の道を読み解くことができるのだ。 そして「まりあ」。「事件」のあと、合法ドラッグを過剰摂取したうえで入浴、ある種の解放感のなかで、彼女が最後にみたのは天国だったのか、地獄だったのか。 それにしても、葉真中さんは稀有なストーリーテラーだと痛感。「絶叫」が刊行されたとき、これを超える傑作はもう書けないのでは、と案じていたのに、その懸念をあっさり払拭してくれた。多作でなくて良いので、このクオリティの作品を書き続けてほしい。 | ||||
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