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Blue



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【この小説が収録されている参考書籍】
Blue
Blue (光文社文庫)

Blueの評価: 4.09/5点 レビュー 44件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.09pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(3pt)

惜しむらくは技能実習生についての理解が足りない

ここに描かれているのはマスコミで報道された「最悪のケース」のパッチワーク。時代的にあり得ない描写も。著者は自分では何も調べずに「コタツ記事」っぽく書いちゃったんでしょうね。
Blue (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Blue (光文社文庫)より
4334793037
No.5:
(3pt)

主題は、崩壊家庭と児童虐待の渦巻く世界の中で生じた小さな愛

児童相談所やシェルターで救えるのは、全体のごく僅か。
担当刑事もまた、幼少期のトラウマから子供に愛情を持てず、離婚、親権放棄をしている。相方も、彼女の苦しみを知り、「別に良いじゃないですか。最悪、世界が滅んでも」と言い放つ。
最後の場面は美しく、読者に救いをもたらすが、てっきり、担当刑事の話かと思った。まさか、伝聞でしか知らないブルーのことを、今も私のそばにいて、幸せに暮らしています、などと説明するとは、違和感が拭えなかった。
少し考え直してみながら、少子化対策も大切だが、児童の健全な成長が、一番大切なことだと思った。
小説としても、プロット構成が巧妙で、読者を飽きさせないように配慮された、読みやすい小説だった。
Blue (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Blue (光文社文庫)より
4334793037
No.4:
(3pt)

人物描写の不足

ブルーの事をもう少し魅力的にしてほしか
った
 そこが不足しているために思い入れがいま一歩になってしまった
Blue (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Blue (光文社文庫)より
4334793037
No.3:
(3pt)

どうだろう。

※ネタバレの部分もあるため、未読の方はご遠慮ください。
「ロストケア」、「絶叫」と読んできたが、
葉真中さんは、心理や説明の描写もくどくなく、書籍の厚さもちょうど良い、
かといって淡泊な描写でもない、筆力のある作家だ。
似たタイプとしては、久坂部 羊さんが思い浮かぶ。
さて、本作なのだが、児童虐待という社会の暗部に視点を置き、
併せて、平成元年から令和元年への時代の流れ、世相の流れと共に話が展開するわけだが、
読後感として思うことは、女刑事二人を犯人に感情移入させる必要があったのかということ。
捜査サイドの女刑事二人組に家庭不和や虐待の問題を抱えさせずに、
犯人に感情移入させずに、冷徹に捜査する役に徹して、
真実を突き止める役回りにさせたほうがウェットになりすぎずに、良かったのではないか。
葉真中さんの作品は元々が重苦しく、読後感のいいものではない。
それはそれで作者の作風であるのだが、
本作は登場人物のバランスとして女刑事二人がウェットすぎると感じたので、
力作ではあるので☆4でもいいのだが、評価は☆3としておくこととした。
Blue (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Blue (光文社文庫)より
4334793037
No.2:
(3pt)

くどさがかえって全体を薄めた印象

題材や時代を振り返るための事柄の詰め込みすぎで全体が総じてぼやけ、物語を引っ張る主軸が薄かった。
Blue (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:Blue (光文社文庫)より
4334793037
No.1:
(3pt)

チト長い(&薄い)、かな。

どうもこんにちは。
『ロストケア』『絶叫』で葉真中作品を知った身としては、
その肝心な『葉真中成分』が500ページある分
チト薄れてしまった感がありますね。
まずクライマックスに情緒的というか、
生の感情の咆哮を持ってくるのはこの作家の持ち味ですが、
今回はソレが空回りというかソレを行う者のキャラが弱いからですが、
「世界が滅ぶ~」言い出した時は想わず失笑してしまいました。
一体どこの小学生、或いは幼稚園児の会話なんだと。
40過ぎたBBAが一体何言ってるんだか、という話でしたねw
あともう『ロストケア』の頃から解ってるんですが、
この作者はもう変に「良い人」ブッたり
「くだらないキレイゴト」を作品内に持ち込まない方が良いと想います。
折角他の作家が描かない『剥き出しの真実』を作品内で描写してるのに、
ソレに無理に対抗するようにブツけられる「キレイゴト」は
作家自身がソレを「否定」するためにテーマにしてるわけですから、
主旨がブレて小説の「完成度」が下がってしまっています。
「殺されて良い人間なんていない」「どんな屑でも殺してはいけない」
そんな莫迦の戯言は宮部の○○BBA辺りが頼まれなくても勝手にやってくれるので、
アナタはそんな〇○は無視してもっと「高み」を目指しましょう。
『ブラック・ドッグ』なんかでも主人公が喰い殺される位の事ヤってるんですから、
最後「変な人情話」は出さずに『全員皆殺し』にしてしまった方が
作品の凄烈さとクオリティーは数段上がったと想います。
だってアナタ自身がそんな「くだらないキレイゴト」が嫌いだから
作品内でソレをブチ壊そうとしてるんでしょう?
だったら想ってもいないのにそんな事を小説内に
わざわざ「無駄なモノ」として盛り込む意味がありません。
無能な編集の横やりが入った所為かもしれませんが、
それでは他の凡百な作家と同じ末路を辿ってしまいますよ?
『コクーン』以来、何か今までのような「凄烈さ」が薄くなってきてる
カンジがしますので敢えて苦言を呈させて戴きました。
というわけで内省を求める意味も込めて星は3つ。
パワーダウンしたとはいえ流石にライトノベルと
同じ点数は付けられませんねw
ソレでは。ノシ
BlueAmazon書評・レビュー:Blueより
4334912737

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