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黒いピラミッド



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黒いピラミッドの評価: 3.06/5点 レビュー 16件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(2pt)

今ひとつ

すらすら読めたが、ストーリーに歩が落ちない点が多く、結末も今一つだった。
黒いピラミッドAmazon書評・レビュー:黒いピラミッドより
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No.15:
(4pt)

悪くない、面白かった

ストーリー面白かったです。文章より映像化したほうがうけるお話だと思いました。元々が映画やテレビのお仕事をされていた経歴をお持ちのようなので、作品を書くときに頭の中の映像から文章にするタイプの方なのかもしれません。古代エジプトを題材にした仕事もされていたようで、話の中でエジプトが浮かずしっかりしています。これがデビュー作であれば、若干の読みにくさは仕方がないと思います。たしかに誰のセリフか分からなかったり、登場人物の言葉と行動が一致しなくて数行戻って読み直すことが幾度かありました。あと登場人物に対する表現が昔の価値観で書かれている部分があり、ちょっと引っかかります。冒頭の主人公の話がラストあたりで回収されるのかと思いきや違った!でも冒頭の話に引き込まれて最後まで読みました。個人的には冒頭の話のように、一人称で物語を展開して欲しかった。主人公の女性にもっとクセがあっても良かった。でも読み終えて感じるのは、面白かったなという感想。この小説は後半にかけて面白くなります。第4章がいい!悪くない、面白いと思う。映像化したらぜひ見てみたいです。
黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル (角川ホラー文庫)より
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No.14:
(2pt)

読みにくいというのが一番の感想です、ごめんなさい。

謎のアンクを手に入れたことで、黒いピラミッドの呪いがかかるとかいうお話。
正直、読みやすいという文章ではなかったです。場面が突然飛ぶような感覚だったり、誰が言った言葉なのかがよくわからなかったりするところも多々ありましたし。
なので、読むのに結構苦労しましたし、感情移入もなかなかできませんでした。
ただ、ピラミッドなどについての薀蓄は面白かったので、特別読んで損したな、ということもなかったのですが、ホラーというジャンル特有の思いっきりファンタジーな最後の方は特に、感情移入もできなかったためか、ホラーなんだけど、手に汗握るようなドキドキすることもないまま淡々と夢物語が過ぎていったな、という感じではありました。
黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル (角川ホラー文庫)より
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No.13:
(5pt)

映画「コンタクト」好きなら読むべき!

ざっくり言って前半後半2部構成になっている
前半ははっきり言ってどうでもいい(ごめんなさい!)
後半から終盤にかけてSF色が高まってくる
読んでいて怠く感じても後半俄然面白くなるのでGO(O)D
映画化してほしい!
黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル (角川ホラー文庫)より
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No.12:
(4pt)

良くも悪くも王道を行くエジプト・ホラー

古代の遺物がもたらす惨劇、呪いを解くために向かったエジプトでの調査と冒険といったストーリー展開から、
大学内での派閥や権力闘争、家庭内や生い立ちの問題といった個人が抱えているもの、
さらにはピラミッドの起源に関する終盤でのトンデモ説の採用(ほのめかしはその前からあり、最後も明言はされないけれど、「ああ、やっぱりアレね」という感じ)まで、意外性や驚きはない話でした。
だからつまらない、ということではありません。
そういった要素を上手く組み立てていて、エジプトやピラミッドの関連情報も豊富なので物語に入り込みやすく、楽しく一気読みさせてもらいましたし。
あとは物語に何を求めるのかの好みの問題でしょう。

以下、ネタバレあり
帯で紹介されていた今年の春に出るという次回作も楽しみなのですが、そこにある主人公の名前が同じなので、彼女が今作でピンチに陥っても、「まあ、助かるんだろうな」と思ってしまいます。
こういう宣伝は本の最後辺りに持ってきた方がいいのではないかと。
黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:黒いピラミッド 聖東大学シークレット・ファイル (角川ホラー文庫)より
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No.11:
(2pt)

エジプトの雰囲気ゼロ

ピラミッドの呪い?
私自身がエジプトやミイラについての知識が浅く、せいぜい映画などで得たくらいのレベルのせいか、読んでいても、なんだかピンとこなかった。
ホラーというジャンルで受賞していることもあり、期待度は高かったが、残念ながらまったく恐怖感は感じなかった。でも一番残念だったのは、エジプトのシーンも東京のシーンも、なんだか同じような雰囲気に終始して、情景がまったく浮かばなかったことでした。
結局何の呪いだったんだろう?
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No.10:
(3pt)

ストーリーとテーマ以外はイマイチ

日本ホラー小説大賞、最後の対象受賞作2作目。

古代エジプトの呪いという、ベタなんだけど今となっては珍しいテーマにド直球に挑んでるのは良い。
考古学関係者ということで、調査や大学模様がリアルなのも◎。

ただ、ちょっと期待しすぎたかな〜感。
ストーリーとテーマ、リアリティ以外の要素はかなり点数低い。

まずキャラが微妙。
語り手がどんどん変わってく形式だけど、ぶっちゃけその意義が感じられない。
無駄にキャラ多いだけかなって……

そして何より文章が酷い。
「〜た」7連発とかが平気である。せっかくリーダービリティの高いストーリーなのに、集中できない。

※以下、若干ネタバレ※

伝奇SFオチなのは知ってた(むしろ期待してた)けど、ぶっちゃけ呪いとSFの関連が中途半端。
たとえば半村良なら、呪いのメカニズムと伝奇SFを上手く絡めたんだろうなぁ〜って。
そこを放り投げるならSFネタ入れるべきではないと思うし。
もしかして続編があるのか…?

悪いことばかり書いてしまったけど、本当にテーマとストーリー、それを彩る考古学知識は面白かった。特にエジプト探検が始まった後半は一気読み。

ただ同時受賞の『祭火小夜の憂鬱』と比べると、完成度はだいぶ劣るかなぁと。
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No.9:
(4pt)

ホラー小説と言うよりハムナプトラ系の冒険もの

50回以上の渡航を経験した著者のエジプト描写はさすが臨場感あふれています。燦燦と輝く太陽と灼熱の
砂漠の熱気が肌に伝わってきますが、この開放感あふれるイメージとホラーがどうしてもマッチしません。
日本人が抱いている「ホラー」という概念ー暗い・ゾクゾク・じっとり・閉塞感などーと真逆な設定。唯一
「呪い」という一点のみでは迫力(恐怖力?)不足に感じ、残念です。(★★★)

 ですが、どちらかと言えばハムナプトラやインディー・ジョーンズシリーズのような遺跡発掘冒険ものの色
が濃いので、ホラー小説大賞作品という先入観にとらわれずに評価すれば、★5つを付けたい。ピラミッド建築
の謎や古代エジプト神の謎、SF的宇宙への展開などラストの盛り上げ方も壮大なスケールを感じさせます。
沸点近くまでヒートアップした気持ちを少しずつクールダウンさせる終章のテクニックも見事です。
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No.8:
(1pt)

ありゃ

ホラー大賞作品ですがはてな❓な展開です
エジプト考古学好きならどうぞ
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No.7:
(3pt)

大賞というよりも佳作かと。

日本ホラー小説大賞審査員の3人が驚嘆!という帯の言葉は、本を売るためには仕方ないのでしょうか。この賞では、常川光太郎のような素晴らしい作家(私見です)も輩出していますが、頭を捻ってしまう作家もいて、受賞者の能力にはかなりの開きがあるように感じています。本作品は大賞というよりも佳作くらいが適切ではないかと感じました。ライトノベルとして読むには良いかもしれません。エジプト史の知識人としては一流かもしれませんが、作家としては今一つかと思います。
黒いピラミッドAmazon書評・レビュー:黒いピラミッドより
4041074401
No.6:
(5pt)

クトゥルフものと思わせての意外の着地

H.P.ラブクラフトの『ダゴン』を彷彿とさせる、「窓に!窓に!」な感じの序章と古代エジプトの呪いというテーマにワクワクしながら読み進めたが、あ!そっちか!という意外な着地を見せてくれた(クトゥルフものという捉え方もある意味間違ってはいないが)。自分はこの真相がむしろ良かった。
話の筋自体はシンプル。聖東大学でエジプト考古学の講師を勤める主人公の美羽が、手にしたものが一様に「黒いピラミッドが見える」と錯乱して死を遂げる呪われたアンクの謎を解き、本来あるべきところに戻すべく、エジプトに旅立つ…という感じ。
個人的に、古代エジプト神話というのはいかにも不気味で血生臭いイメージがあり、一見ホラー向きのように思えるが、それ自体が持つインパクト、あるいは大仰さゆえに生半可な知識で扱うとすぐにチープになってしまう、難しいテーマだと思っていた。
しかし本作に関しては、その点古代エジプト神話の重厚感を保ちつつ、上手く料理しきっていると思う。
エジプト古代史やピラミッド、ミイラ、その他諸々に関するうんちくもさることながら、調査の過程が恐ろしくリアルで、古代エジプト研究室内の人間関係も、実際にこんな感じなんじゃないかと思わせるほど説得力に満ちている(どちらも実際のところは知らないけど)。それも著者略歴を見て納得。生半可どころかその道のプロだったようで。
終盤に明かされる真相も、B級映画のトンデモ展開になるところを、歴史のifとしてありえるかもしれない…と思わされてしまう。
知識と経験に裏打ちされた冒険小説としての臨場感と、終盤黒いピラミッドの中に入ってからの驚きの展開が本作の魅力だと思う。
古代エジプトをテーマにしたホラー風味のアドベンチャーを読みたいのであれば、これはまさにストライクど真ん中なのではないか。自分はそういうものを読みたいところだったので、とても楽しめた。
黒いピラミッドAmazon書評・レビュー:黒いピラミッドより
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No.5:
(5pt)

エジプト神話に題材を取ったクトゥルー神話的でもあるホラー。

出所不明の呪いのアンクに依り次々と大学のエジプト考古学関係者が死んで行き、危うい所を免れた女性研究者は独自に調査を開始する。彼女の父もエジプト考古学者で生前に「ピラミッドの建設には人間以外の何かが関わっていた」と云う仮説を纏めようとしていた。
そして女性研究者はピラミッドの真実をその眼にする。
全てが明らかに成る訳ではなく、あくまで真実の一端が判るのみなので、続編にも期待。
黒いピラミッドAmazon書評・レビュー:黒いピラミッドより
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No.4:
(2pt)

最後がな~

エジプト蘊蓄スプラッタ系ライトホラー。
ホラー大賞のもう一作のほうよりはテンポがよく、面白かったけど、最後のオチというか、風呂敷の畳み方が雑で脱力。
文章のほうも、もうちょっと深みとか重み、加えられなかったのかなあ。
黒いピラミッドAmazon書評・レビュー:黒いピラミッドより
4041074401
No.3:
(2pt)

9割は面白い...が最後の1割で全部を台無しにする

9割時点まではインディージョーンズだったりナショナルトレジャー感があって、テンポが良く面白い。
場面展開が早く、適度に謎を残しつつ進むため、次は次はと気になって止まらない。

が、問題は最後の1割。積み上げた謎を全部宇宙に放棄してしまった。
個人的には超科学的な寄生虫、細菌、ウイルス、放射線あたりが出てきてもおかしくないと思ってたら、
まさかの丸投げ宇宙。

なんだろう、2001年宇宙の旅だった。
(つまり続編があれば面白い可能性が...?)
黒いピラミッドAmazon書評・レビュー:黒いピラミッドより
4041074401
No.2:
(3pt)

月刊ダヴィンチで情報を得て購入

ホラー大賞の審査員の先生がたから大絶賛だったこの作品。本当に感じ方は人それぞれだと思いました。あくまでも私は、あくまでも私はなんですが、最後のホラー大賞を飾る作品にふさわしい!!というほどではないような。もし小学校の図書室にあって手にとったら本に興味を持つようになったとか、大人になったらエジプトに行ってみたいなとか、ホラーはあまり好きではないけど面白く読めたとか、そういう小説のような気が。
~ここからはネタバレになります~

古代の呪いといってもなんだかんだで人間が一番怖い、というのを期待していましたが、人間の心の機微みたいなのが膨らみそうで膨らまない。性格の悪い私は人の不幸を喜んじゃうタイプなので 物語のなかの登場人物がわりとあっさり死んでしまうと物足りない。
エジプトの呪いっぽい怪物がハッスルするんだけど どうしても頭の中はハムナプトラ。

後日(今)、あれ?最後はどんな結末だったっけ??と、数分考えないと思い出せないというぐらい全体の印象が薄かったです。

改めて気づきました、私はキャリアウーマン(死語)のサクセスストーリーが好きじゃないようです。
黒いピラミッドAmazon書評・レビュー:黒いピラミッドより
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No.1:
(2pt)

そこそこ面白いけど、怖くはないな。

恐らく尺が足りないんだと思う。「古代の呪い」の犠牲者たちの眼前に現れるイメージとか、もう少し書き込んだら怖くできるだろう。「黒いピラミッド」の正体なり由来もあまりはっきりしないしな。とにかく全編を通して超自然的恐怖というものが、さっぱり伝わってこないのが残念だ。ジャンル分けするなら、ホラーというより冒険活劇だろう。なんとなく続編も作れそうなエンディングなので、さらにテーマを深堀して、今回描ききれなかった部分を補完して欲しい。
近年のホラー小説大賞なら、2014年度の雪富千晶紀「死呪の島」の方が呪いを描いてはるかに上。改題して文庫化もされているので、未読の方にはお薦めです。
黒いピラミッドAmazon書評・レビュー:黒いピラミッドより
4041074401

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