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黒いピラミッド
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黒いピラミッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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日本ホラー小説大賞、最後の対象受賞作2作目。 古代エジプトの呪いという、ベタなんだけど今となっては珍しいテーマにド直球に挑んでるのは良い。 考古学関係者ということで、調査や大学模様がリアルなのも◎。 ただ、ちょっと期待しすぎたかな〜感。 ストーリーとテーマ、リアリティ以外の要素はかなり点数低い。 まずキャラが微妙。 語り手がどんどん変わってく形式だけど、ぶっちゃけその意義が感じられない。 無駄にキャラ多いだけかなって…… そして何より文章が酷い。 「〜た」7連発とかが平気である。せっかくリーダービリティの高いストーリーなのに、集中できない。 ※以下、若干ネタバレ※ 伝奇SFオチなのは知ってた(むしろ期待してた)けど、ぶっちゃけ呪いとSFの関連が中途半端。 たとえば半村良なら、呪いのメカニズムと伝奇SFを上手く絡めたんだろうなぁ〜って。 そこを放り投げるならSFネタ入れるべきではないと思うし。 もしかして続編があるのか…? 悪いことばかり書いてしまったけど、本当にテーマとストーリー、それを彩る考古学知識は面白かった。特にエジプト探検が始まった後半は一気読み。 ただ同時受賞の『祭火小夜の憂鬱』と比べると、完成度はだいぶ劣るかなぁと。 | ||||
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日本ホラー小説大賞審査員の3人が驚嘆!という帯の言葉は、本を売るためには仕方ないのでしょうか。この賞では、常川光太郎のような素晴らしい作家(私見です)も輩出していますが、頭を捻ってしまう作家もいて、受賞者の能力にはかなりの開きがあるように感じています。本作品は大賞というよりも佳作くらいが適切ではないかと感じました。ライトノベルとして読むには良いかもしれません。エジプト史の知識人としては一流かもしれませんが、作家としては今一つかと思います。 | ||||
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ホラー大賞の審査員の先生がたから大絶賛だったこの作品。本当に感じ方は人それぞれだと思いました。あくまでも私は、あくまでも私はなんですが、最後のホラー大賞を飾る作品にふさわしい!!というほどではないような。もし小学校の図書室にあって手にとったら本に興味を持つようになったとか、大人になったらエジプトに行ってみたいなとか、ホラーはあまり好きではないけど面白く読めたとか、そういう小説のような気が。 ~ここからはネタバレになります~ 古代の呪いといってもなんだかんだで人間が一番怖い、というのを期待していましたが、人間の心の機微みたいなのが膨らみそうで膨らまない。性格の悪い私は人の不幸を喜んじゃうタイプなので 物語のなかの登場人物がわりとあっさり死んでしまうと物足りない。 エジプトの呪いっぽい怪物がハッスルするんだけど どうしても頭の中はハムナプトラ。 後日(今)、あれ?最後はどんな結末だったっけ??と、数分考えないと思い出せないというぐらい全体の印象が薄かったです。 改めて気づきました、私はキャリアウーマン(死語)のサクセスストーリーが好きじゃないようです。 | ||||
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