■スポンサードリンク
予言の島
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
予言の島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 41~57 3/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー作から追いかけている作家です。 今作もいつも通りの怪談めいたもの、それを説明するための民俗学的な話がベースにはなっていますが、帯にある通りミステリー色が強いです。 そもそもホラー小説は対抗策などを見つけるためにミステリー要素と相性が良く、その要素が入りがちですが。 今作はとある島の怨霊が…というのが主なホラー要素となっているはずなのに、その正体が分かった時点以降のページ数が多いな…という違和感がありました。 また正体もかなり分かりやすいです。 そして結末を読んで、なんてこった!全然分からなかった!と驚き、とりあえず冒頭から少し読み返してみたら、ああなるほど。と納得できました。 ただこれを一読して分かる人はかなり少数だと思いますし、この結末を否定する人がいるのも理解できます。 それを踏まえても私にとってはアリな結末でした。 もう一度読もうと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
予定より到着が遅くて心配しました。商品は満足いくものでした。ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1回目読了しました。 真っ先に浮かんだ感想は「映像化不可能」でした。(いや誰かが頑張ってされるかもしれませんが) 読み始めると程なくして感じる軽い違和感。不自然すぎない程度に織り込まれた違和感です。 ところどころに感じていたそういう違和感を最後最後でスワッと回収されます。ミステリなので一応あれこれ犯人予想をしてみましたが「なるほどね!それはわからんわ!!」となりました。 他の著書と同様、根底を流れているのは「呪い」です。いえ、もう全体が呪いです。 殺人事件は起きますがおどろおどろしいものではないのでそういう描写が苦手な方でも大丈夫かな?と思います。読み口は軽やか。なかなか風刺もきいています。民俗・土俗信仰などの題材がお好きな方にもいいのではないでしょうか。 2回目読み始めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
島のなかで起こる連続殺人。6人死ぬと過去に予言された通りに人が死んでいきます。ホラーなのかミステリなのかよくわからないまま物語が進んでいき、最後には叙述トリックもありで、印象がどんどん変わっていく盛りだくさんのお話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一度目は正直なんじゃこりゃ、と思った。つまらん、失敗したと。 【初読はミステリ、二度目はホラー。この謎に、あなたもきっと囚われる。】内容紹介に書かれたこの文を思い出して 二度目。 うわっ、キモッ。 ホラーだわ。めっちゃホラー。 こんなにハッキリ書かれてるのに気づかんかった。 「カメラを止めるな!」を小説でやられた感じ。初読が前半、二度目が後半。 初読の違和感、なぜ其所に拘る? なんで言い直す? といった部分が二度目でスッキリ解決。 つまらなかった部分がおもしろくなる。 なによりその情景を思い浮かべると、コントのような場面が見えてニヤニヤが止まらなくなる。そして怖い。そのことに誰も触れられない異常性が怖い。 二回読まないと評価が全然違っちゃうし、もったいないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初作品からずっとわくわくして読んでいます。 自分は三津田信三さんが大好きなのですが、この方の作品を読んだときに雰囲気が似ていてすごくはまりました。 今回、その三津田さんがほんの一瞬でてきてすごくうれしかった! 土着的、田舎の風習なんかを題材としねっとりした怖さのある三津田さんと同じようで違うのは、より現代的で読みやすさにあると思います。 短編集は正直あまりしっくりきませんでしたが、今回の作品はよかったです。 途中でミステリ好きであれば、なんとなく先は読めるのですがそこで終わりません。 最後まで読まなくては絶対ダメですし、もう一回読み返すと思います。 すべての文章に意味があって最後に納得します | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初のほうのアイスコーヒーで違和感を覚え、その後も会話の途中や、シーンの描写で何度も違和感を覚えました。ちょっと読みにくいな、と思うこともあり、澤村先生が急に下手になってしまったと、心配してしまいましたが、最後、最後の最後で「なるほどね」と感服致しました。そのまままた最初から読み直したら、一つ一つの景色が全く違って見えました。「来る」は素晴らしい映画になったので、この作品もカメラワークを工夫すれば、なんとか映画化できそう?(映画も2回観たくなる作り方がいいな。よくあるラストにダイジェスト的にフラッシュバックする見せ方でなくて、もう一回最初から観て戦々恐々したい。)映画関係者の皆様、宜しくお願いします! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、あの比嘉姉妹は出てきません。いつ、関わってくるのかなーとワクワクしていましたが、今回は一連のシリーズとは別でした。でも、帯に書かれていた「一度目はミステリー、二度目はホラー。」という宣伝の言葉が、この作品の面白さと底知れぬ嫌悪感、「色々な意味での恐怖」を表すには、一番相応しいと思っております。とても満足する作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現代ホラーの旗手、澤村伊智の新作だが、まさかそう来るとは思えないような奇手で読者を翻弄する快作。 さらに注目すべきは、今年大いに話題を呼ぶことは間違いないであろう某新作ミステリと同一のモティーフが用いられていることであり、作品の出来も甲乙つけがたいと思う。 ホラーファンに限らずミステリーファンにとっても2019年必読の一冊であることは間違いない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ぼぎわんの映画が面白くて追い始めた作家さん。 ミステリなのかホラーなのかハラハラしながら読み進めた。 呪いや怨霊の定義も違和感なくすっと馴染んだ。 ちょっと真相突飛過ぎないか?とも感じたが それにしても2周目読みたくなる、面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あまり内容は言えないが、違和感くらいに留めてサクサク読ませたこと自体、帯通り2回目読んだ時に驚愕させられた。 面白いけど、こわいわー | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
そう来たかと、読んでいくにつれ、何度も読み返している自分がいる。 さすがに「予言」はできませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まんまと澤村先生にやられました(笑) 2回目を読むときはもっと注意して読みます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
祟られた島の裏側には、現実的な問題がありそれを住民全体で・・・。が大まかなストーリー何ですけどそんなことより、よくこんなオチ思いつくなぁと感心します。 正直戸惑う。笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
感想はレビュータイトルのまま。 読後、即座に2週目に突入した。 現在30~40代のオカルト番組全盛を見てきた世代にオススメしたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『ぼぎわんが、来る』が映画化された(映画は重要な要素が幾つか削られて微妙な仕上りらしいですが)澤村さんの単発作品です。 澤村さんの最初の単発作品は微妙でしたし、比嘉姉妹シリーズ最新の短編集にもガッカリでしたし、 ホラーっぽいミステリーに関しても、昔は好きでしたが今は多くが駄作に感じてるので期待してなかったものの、発売後の評価がわりと良かったので、今後の期待を含めて購入しました。 そしたら、比嘉姉妹シリーズでも発揮していた長所=現実的な問題と、ホラー的な要素のすり寄せの素晴らしさが存分に発揮されており、面白かったです(^-^*)/ 主人公の友人の自殺未遂の原因=パワハラ=言葉に縛られた結果=言葉に縛られる事が『呪い』 という理論は見事でしたし、 言葉に縛られるという点に関しては僕も長年経験してきた事があるので、様々思いました。 また、怨霊の正体も最高に見事でしたし、メイン真相にもビックリ! ホラー的なミステリーとしては、過去最高の作品だと思います(^-^*)/ ただ、欲を言えば、恐さに関してはもう少し物足りずであり、メイン真相後にもし……暴走虐殺とかあれば、文句なしの☆5だったのに。 でも比嘉姉妹シリーズのファンとしては、今後出してくれるであろう長編4作目に対して、再び期待したくなる輝きは備えた面白さでした。 ホラー的なミステリーを読みたい時にオススメです(^-^*)/ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリに分類されるかホラーに分類されるかは微妙なところですが、全編を通して読者を騙そうと趣向を凝らしてあるのはお見事でした 少しミステリ慣れしていればトリックの検討はすぐに着くと思います しかしそれでは真犯人は一体誰なのかというところまで辿り着ける人はなかなかいないと思います 読み終わってみるとそこに辿りつかせないため様々に工夫されていたことがわかり、二度目を読みたくなる作品です ネタバレに近いので触れませんが知っている人は引用として載っているとある作品を見てなるほどと思うかもしれません | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!