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予言の島
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予言の島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 21~40 2/3ページ
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「得体のしれない伝承」を持つ排他的な島民とか、嵐の夜に起こる惨劇とか、小野不由美氏の「黒祀の島」を思わせる内容(舞台の島の描写まで似ている)で伝奇的な推理物かと思わせますが、意外に「犯人」自体はあっさり解明しますし、怪異の正体は「ある方面の知識」があれば薄々分かってしまうもので、最後のオチもちょっと納得いくものではありませんでした 「ぼぎわんが、来る」的な澤村氏独特の「主観と客観のズレ」がこの小説でも使われていますが、その伏線にやや「あざとさ」が感じられてう~んて感じです | ||||
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叙述トリックのせいなのかとにかく内容が頭に入ってこない 登場人物が春夫しかわからずそいつがすぐ死に、主人公が誰かもよくわからないので読むのが苦痛極まりなかった 常にこんな登場人物いたっけ、って感じだから最後もああそうって感じ こんなつまらん小説は久しぶりに読んだ | ||||
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読みながらずっと「何か読みにくいなぁ……違和感ある」という印象で、 最後にその理由が明かされるわけですが、最初からもう一度読み直したい!とはならない。 最後のどんでん返しのために、物語自体の面白さ、読み進めること自体の楽しさが損なわれている感じであった。 比嘉姉妹シリーズを読んでからこの作品を読んだので、挑戦的なことをするなあと思った。 | ||||
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いや、読めなくはないですよ?だから☆2。 でも舞台や雰囲気などの書き込みがリスペクトしているであろう三津田先生とは2段も3段も下です。全体に浅い。怖くもない。そしてこのトリックである必然性がそもそもない。事件自体もまさかそんな自分でも予想つくようなオチじゃないよねーって思ってたらその通りだった泣。レビューで賛否両論のトリックはよくあるものだし、この長篇の中でこんなことやってたら絶対誰かが途中で何か指摘や何かリアクションするだろ!と思っちゃった(これ以上はネタバレで書けませんが)。同じようなトリックは三津田先生の「作者不詳」の短編にも出てきますがそちらはこのトリックを使う必然性がしっかりと確立されていましたね。三津田先生の好きな作品です。このトリックは長篇では粗が出やすいからやめとこうぜ(意見)。 この先生はミステリーは向いてないんじゃないかなぁ。ずうのめ人形は好きなんだけどなぁ | ||||
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二十年前に亡くなった霊能者から、六人の死者が出ると予言された島。時を経てそこに集まった旅人たちの運命は如何に…。 ぐっとくる出だしに、ひと癖ふた癖ありそう登場人物たちと、期待が大いに膨らむ本作品。主要人物と思わしき人物が第一の犠牲者となったあたりは、大いに盛り上がる。 しかしながら、ホラーミステリと銘打っているにもかかわらず、どちらも中途半端。くだんの霊能者の娘などの登場人物のキャラが生かされておらず、ラストのサプライズもアンフェアぽいという残念な展開である。くわえて、緊迫感プリーズ!と言いたいなぁ。 | ||||
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帯にあった「再読率200%」。 でもこの文章を2度読む気はしない。 オチがオチだから、何箇所かの会話だけ軽く拾って見返しはしてみたけど、、、 途中まで面白かったから、最後のガッカリ感が半端ない | ||||
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ぼぎわんでファンになり、比嘉シリーズは全て買いました。ぼぎわんのクオリティが高く、続篇もぼぎわん程ではないですが面白かったし、恐怖小説キリカはそのアイデアに驚かされまし。期待して読みましたが、今までの作品のクオリティと比べるとどうしたの?と言うくらい落ちがつまらない。こういう実写化不可能みたいなトリックが一時流行りましたが、今更こんな落ちを使われてげんなりしました。 | ||||
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帯の文句通り、二回目は”ホラー”に化けます。 この作者の本は初読だったので、 あちこちで違和感を感じつつ、 こういう書き方の人なのかと 思いつつ読んでいたら、あの結末。 予想外といえば予想外。 ただ、見事に騙されたという爽快感より、 そりゃないだろう、というトホホ感のほうが勝る。 ニートならともかく、 どうやって会社に勤めてたんだろう。 会社員として社会生活を送っているという設定を 前提に読んでいたところも大きいので、 フェアかと言われればそうでない感が強い。 まあ、 読みやすいし、 三津田や横溝への言及やら、 登場人物たちの奇妙な言動など、 おふざけモードという感じも漂わせていたので、 楽しめる人には楽しめる作品でしょう。 他の作品をもう一,二冊読んで 合うか合わないか試してみようと思うぐらいには エンタメとして読めたほうかな。 | ||||
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「ぼぎわん」シリーズのようなホラーではなく、民俗ホラーのテイストをまぶしたミステリーですね。最後の落ちは強引な印象があります。種明かしの部分で、それまで張っていた「伏線」を傍点付きで再度念押しの引用をしければならないというのは、苦しい・・。さかのぼって伏線部分を読むと「なるほど」とは思いますが、結末を知ってみると、伏線以外の部分では「こんなセリフは出ないのでは?」と首を傾げる部分も多々あります。かなり幅広い作風をもつ力のある作家だと思いますが、この作品に関しては今一つというのが正直な感想です。 | ||||
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「ぼぎわんが来る」から比嘉姉妹シリーズを読み進めて、本作に。個人的に期待しすぎた感じでした。 気になったのは、後半リボルバーの銃が出て来るのだが、発射後に空のカートが地面に落ちて音を立てる描写があり、一気に興醒め。ニューナンブはオートマチックではありません。スライドアクションして空の薬莢を排出することはありません。何回か読み直して確認しましたが、下山中にニューナンブを落として何処かで別のオートマチック拳銃を拾う描写は無く、あきらかに校閲のミスだと思いますが? 作者のこだわりかな? | ||||
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ホラーかと言えば全然怖くないし、ミステリーにしてもただ読みにくい文書で苦労しました。としか言えない。 以下ネタバレ含む感想 怨霊の正体は思った通りのままで終わり捻りがあるかと思って期待すればば無いし、ミステリー要素もそれがやってみたかったのと言う感じ。 第一章の初っ端からいきなり誰と話してんの(思わずこれ正しい流れなのと読み直してしまったわ)という会話から始まり、途中もこれ誰の台詞、地の文は何、誰の気持ち、第三者視線なの、何、と思ってたら、最後に…。慌てて拾い上げてとか、包丁を掴んだとか、主語がないわけよ。ミステリー作家さんの本からテクニックを学び直しなさいとしか言えない。 | ||||
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澤村さんの本は、全て読んでいます。好きな作品は、ずうのめ人形、などらきの首です。 今回の作品は、ミステリということなのですが、ミステリと言うより小説故に可能な言葉遊びに思えました。 作中で何度か出てくる京極さん、三津田さんの土着風俗による特殊な因習を、違う形の現代版因習なものにしています。 作品中のトリックも、微妙な文脈の変化や、違和感そのものを提示してみせてきます。 かなり苦労して作ったんだろうなぁ、と感心もしたのですが、残念な事に物語じたいが面白くない。 理由としては、唐突に始まる独白、用意した舞台の貧弱さ、感情の発露にいたった経緯などの希薄さ、など色々とあります。 上記の部分も、ちゃんと提示はしているのですが、それぞれがうすいため魅力がないです。 京極さんも三津田さんも、そこら辺をしっかりと書いているからこそ面白い作品になっているわけで、そこら辺をしっかりと書いて欲しかったなと。 特に島民達に対する描写は、柄の悪いチンピラにしか見えなかった。島民達の苦悩も有ったはずなのに、チンピラにしか見えないのはどうなの? 鈴木光司さんのリングをモチーフに作ったずうのめ人形は面白かったのですが、横溝先生の獄門島モチーフは残念ながら面白くないです。 | ||||
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2回聞くと全く違う作品に聞こえるという話だったので2回聞きました。朗読は上手です。関西弁は所々おかしいですが。 ただ、2回聞くと作品としての完成度の低さに意識が行ってしまいます。本作品はフィクションですから、予言が当たるストーリーにでも外れるストーリーでも自由自在な訳です。だから、そこは本来こういう作品の命はそういう部分ではなく、登場人物の心象描写にあるのではないかと思います。ただ、この作品からは登場人物の心の動きも、ストーリーが展開される舞台も映像を伴って浮かんでは来ません。端端に使われている言葉も、プロの物書きが使うにしてはあまりにも稚拙です。設定も非科学的で妄想の域を出ていません。 何よりも頂けないのは「トリック」です。確かに、ストーリーの所々に「アリバイ」は散りばめてありますが、全体としては辻褄が合わず、完全に破綻しています。 1度目は妙な展開に「へ?」となりますが、2度目は世の中のことをあまり知らない無学な人が妄想を膨らませて書き殴ったような雑な展開にひたすら「イライラ」します。 星2つ分は、Audible版で頑張っている朗読者さん分です。 | ||||
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確かに最後のドンデン返しは「なるほどそう来たか」と思わされますが、別に孤島の島や霊界の予言に絡める必要性は無いですよね。 序章の意味深な2人の若者のやり取りも全然ドンデン返しに関係してないし。 各々のキャラが個性あるのに最後が尻切れすぎてそれぞれがどうなっていくのかも不明瞭。 ヒロイン(?)の女性もだけど無駄に気性荒げてあーでもないこーでもないって喚き散らす描写が多いのにも辟易。 | ||||
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幽子という昔の著名な予言者(霊能力者)が「霧久井島=むくい島=6人を喰う(殺す)島=報い島」である日付に6人が殺されると予言したその島で起こる惨劇(?)を描いた民俗学的ホラー。主人公三人組は"うつ病"の幼馴染みの気分転換のために、この島を訪れるのだが、"うつ病"を軽々に扱ったり、島の名前がダジャレだったり、上岡龍太郎という実在の個人名を出して非難したり、東日本大震災や阪神・淡路大震災を予言したと断言したりと、余りにも不謹慎・軽薄過ぎる。特に、上岡龍太郎の場合は名誉毀損の疑いがあり、良く出版出来たと思う。三津田信三氏などを引用したりして、作者の本気度・良識が疑われる。 作者は「推理小説は作家のご都合主義のお伽噺」と言うが、本作は一体どうなのか ? 幽子の予言は三行詩。如何様にも解釈出来て、それこそご都合主義の権化である。これに関し、幽子の孫娘がこの島を訪れていて、幽子の能力、怨霊を否定するのは常識とも言えるが、本作の方向性という意味では暗示的である。そして、この島の怨霊の源である「疋田山」が「ヒキガエル」の様な音を響かせる(これもダジャレ)とあってはホラーというよりコメディだろう。また、前半で「***」の話題を出しているので、怨霊の正体が「***」というのは想定内。怨霊よりも人間の心の方が怖ろしいというのは京極夏彦氏のモットーである。 もう一つの仕掛けは、上述した通り、作者自身が述べた「作家のご都合主義」の極みであって、恥を知った方が良い(この仕掛けは無くても大した影響はないが)。全体として作者の見識不足が際立つ愚作。三津田氏、京極氏の作風をなぞりながら、それを越えようとしたらしいが、全くの徒労に終わっている失敗作だと思った。 | ||||
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瀬戸内海に浮かぶ霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が生涯最後の予言《霊魂六つが冥府へ堕つる》を遺した場所だ。 彼女の死から二十年後、天宮淳は幼馴染たちと興味本位から島へ向かうが、宿泊予定の旅館は、怨霊が下りてくるという意味不明な理由でキャンセルされていた。 そして翌朝、幼馴染みのひとりが遺体となって発見される。 果たして20年前の予言が本物なのか? 何故か、途中まですっかり三津田信三(失礼)の作品を読んでいる気分になっていた。作中の言及で目が覚めたようなものだ。 三津田作品とちがい、とてもホラーとは思えない明るい感じで話は進んでいく。 それでも、破綻はしないだけのストーリー展開なのだが、最後に待っていた「驚きの結末」というのが、なんとも・・・。 私がこの作者と波長があわないのかもしれないが、作者がこの結末のために相当な仕掛けと努力をしていたのかと思うと、なんとも残念だ。 | ||||
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最後の落ちが、、がっかりだったかも(-_-;) 高いお金だして買ったのに(>_<)と、思ってしまったー! 人により、面白さは違うから、仕形がない、、、 | ||||
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今、半ばまで来ているのでsが、ここまで来るのに、何度寝そうになった事か……。 期待し過ぎてしまった自分が悪いかもしれませんが、ハッキリ言って、ありきたりだけど、題材は良いのに、活かしきれていなくて、つまらないです。 だらだら話を読まされるので、怖くもなければ、ドキドキしたり、ハラハラしたりと言った事がいまのところ皆無です。 もう読むのがしんどくなって、やめようと思っています。 | ||||
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2.5~3という所か。ホラー物としては実に弱い。怖さが殆ど無い。展開が早すぎる上に追い込まれる部分が全く無いので、他の作品は知らないが作風としても少し厳しいのではなかろうか。ミステリーとしてはそれなりに面白い。アイデアは強引だが悪くはないし、フェアであろうとしている。ただどちらにせよ内容そのものが浅い。描写が弱い。情景が描けていない。それらが中盤からラストへの流れをゆるくだるくさせている。テーマが多く練り込まれているのだから、その1個1個をもっと大事に描いてほしかった。横溝的なものや心霊的なものをぶったぎるのなら、その刀でミステリーもぶった切った上で大団円を描くのが傑作なのだろう。この作品は色々と弱すぎた。 文字がでかすぎてページ数で単価を上げて売上を稼ぐ商法もいかがなものか。文庫で700円ならばもちっと佳作になっただろう。 | ||||
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はじめの方から会話に違和感があったり、誰からみた表現なのかと途中何度も戸惑ってしまい 読んでいて疲れてしまった。 兵庫県伊丹市はある、伊丹大学はない(しかもFラン大設定)、伊丹市を出した意味もわからない。 飛行機がうるさいとか昆陽池公園がどうのでもなんでもない。 兵庫県に離島はびっくり。家島諸島とか知らなかった。 最後に会話が不自然だったり誰目線だったかわかるのだけど、ならその設定いらないです。 読むのに疲弊する設定な表現で書いて ほーら 怖いでしょ?ってされてもなぁ。 2度読みしたくなるでしょ?ほらほら。 と煽られている気さえしてくる。 この作家さんの作品はもう読まない。 | ||||
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