■スポンサードリンク
(短編集)
あなたに似た人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
あなたに似た人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 1~20 1/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
希望通りの商品でした | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
good | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブラックユーモア。残酷さを笑いと上品さで包み隠す。「笑ゥせぇるすまん」と似てるところがありますが、「笑ウ〜」が日本のサラリーマンのペーソスなのに対して、こちらは一流の上流階級が持つスノッブさと同時にその空虚さが際立っています。 そんな短編集の中でも他と一味違うのが、作品「兵士」で、戦争を終えて帰還した兵士の主観により描かれた残酷な世界が展開されます。砲声に身を屈ませ、飛行機の音に怯えながらも、自分がおかしいのか、果たして妻のせいなのかもわからず、周りからからかわれ、知らない間に妻が別の女に代わっています。 作者ロアルド・ダールの妻でアカデミー賞主演女優賞をとったパトリシア・ニールの自伝を先日読みましたが、彼女から見たロアルド・ダールは相当な気難しい屋の反面、家族に降りかかった様々な不幸にも立ち向かう勇敢さも持ち合わせています。 ロアルド・ダールの人物像を思い浮かべながら読むと、さらに面白いかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハヤカワは好きな作品が多い出版社でもあり、番組でカズレーザーさんがおすすめしていたので、 彼のような感性を持っている人が読むお話とは?と興味がわいて買いました。 好きなタイプのストーリーでした! 本はたくさん読みますが、ジャンル分けがいまだに下手なので参考になりませんが、 星新一さんなどの系統ではないしょうか? 同じ作品を何年も何度も読み返す、観返すので、後でいくらでも読み返して、その度に考えられる作品だったのでこれも好ましいところです。 ウミガメのスープみたいなのは好きなくせに、わかりやすいストーリーと明快なオチがないとダメな旦那さんには不評でしたが・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
多分、エンターテイメントの小説の技術では、ピカイチ。 なんてことのないストーリーを、ここまで、わくわく、ドキドキの物語に仕上げる手際、技術には、驚かされた❗ 凄いの一言。 小説を読む醍醐味を感じさせる一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「南から来た男」のライターを使った賭け勝負は記憶に残ってます。。 海外の本なので邦訳になると、どうしても文章に、ん?と違和感を抱くこともありますが… kindle版じゃあなくて文庫本で買いたかったぐらいです(泣) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
20世紀イギリスの作家ロアルド・ダール(1916-1990)の短編集。 ミステリというが、謎解きではない。かといって「奇妙な味」というのも雑な分け方であるように思う。皮肉っぽい余韻を残した読後感が多い。英国的といってしまえば、なおさら粗い括りになってしまうか。読んでいて惹き込まれていく作品もあるが、その先が切り捨てられたまま投げ出されている印象であり、読んでいて不全感が残る。そうした不全感自体が魅力に転化しているというわけでもない。 「味」「プールでひと泳ぎ」「皮膚」はそこそこ面白かった。 「誰かが巨大な風船を膨らませていて、今にも眼の前で破裂するのがわかっているのに眼がそらせない」(p249)という表現が作中に出てくるが、ここに収められたダールの作風を言い表しているようにも読める。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
カズレーザーさんがおすすめしていたので 読んで見ました。星新一さんを思い出す不可解な、時々理不尽な感じを覚える短編で、面白かったです。 私は好きです。続編も読んでいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
母から、「おおむね面白かったが『兵士』だけが何度読んでも全く面白くない、さっぱり意味がわからない」と相談を受け、私も読んでみることに。 タイトルに『兵士』とあるように、これは帰還兵の話ではないか?と、当たりをつけて読んでみる。 すると、トラウマと闘う、まともでない、しかし本人はいたって『まとも』と思い込んでいる主人公の姿が浮かび上がってくる。 時代的にベトナム戦争に借り出された兵士の話なのだろうが、今なら認知症当事者の思考とその介護者の困惑の物語として、もしくはモラルハラスメントの加害者と被害者の物語として置き換えて読んでみても興味深いと思う。 このように説明したあと、再読した母の感想は「主人公があわれでかわいそう」というものに変わったことも付け加えておく。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日本人にはあまりピンとこないブラックユーモア的な内容でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編集 カタカナの固有名詞の多さにちょっと混乱しました 時代背景や文化の違い、翻訳などから意味がよくわからない所も どんどんと盛り上がっていってどうなるんだーって思ったら、拍子抜けするようなオチが多々 直接的に残酷な描写はないですが人間の静かな狂気や感情みたいなものにぞわっとしたりする話も 個人的にギャロっピング・フォックスリーがしょうもなさすぎて(褒)好きです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても、読みやすい短編です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
残酷かつ冷たいシニカルな世界。 私たち人間とはここまで残酷で冷酷かつ狂気に満ちているものかと思わざるを得ない。 本書の魅力は、その人間の本性ともいえる性質を否定も肯定もしていないところだろう。 そのどこまでも冷静で客観的な文体が物語の不気味さを助長していた。 異常な賭け事にのめり込む者、非日常的な危機的状況から脱しようともがく者達が淡々と描かれている。 その状況下で、いついかなる時に最悪の事態が起きてしまうのかという緊張感がとても素晴らしい。 個人的に本書はサスペンスとしても一級品だと思う。 緊張感がフッと緩み安堵したもつかの間、予想外の出来事が訪れるのも本書の魅力の一つだろう。 個人的にお気に入りの作品は、「南から来た男」、「プールでひと泳ぎ」、「皮膚」である。 特に「南から来た男」は、終始不穏な雰囲気と緊迫に満ちており素晴らしい作品である。 そしてラストも圧巻の一言。 「プールでひと泳ぎ」、「皮膚」は緊張感の様なサスペンス要素よりも人間の性をとてもシニカルに描いている作品である。 ゾッとしながらもどこか笑ってしまうようなブラックユーモアも内包している。 人間の不気味な一面、狂気を描いた本作。 「あなたに似た人」という題名が付けられているように、本書の登場人物達は私達と何ら変わらないのかもしれない。 海外の作家や短編集に苦手意識を持っている人にぜひ本書を手に取っていただきたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どゆこと?笑ってなる、はっきりしない結末がなんとも言えず面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章が上手い。すべて短編なのに、続きが気になるほど物語に引き込む力がすごい。 小説家を志す人はこの人の文章を分析したり真似して書いたりすると、きっといい勉強になると思う。 ただ、全編読後感が悪かった。たまたまなのか、個性なのかよくわかりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
兎に角、南から来た男が最高❗️ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話題になっているようだったので、購入してみました。 最近テレビでカズレーザーさんに紹介されたようですね。 ひと味ちがった物語を手軽に楽しみたい方にはおすすめです。 短編なのでサクッと読めるのですが、裏腹に、どのお話も読み応えがあります。 ちょっとした休息時間に、気になるタイトルのお話を一話ずつ読み進めるような楽しみ方もできます。 ストーリーごとに、イギリスっぽいブラックユーモア、シニカルな描写、シュールなオチ、時々うっすらホラーなどさまざまな味が効いていて、余暇のお供として、良いスパイスになりそうな珠玉の短篇集です。 事前情報なしに読んだのですが、私の好みとは違っていて、個人的にはちょっと期待はずれでした。 こういった作品は、『奇妙な味』と言われるジャンルにあたるようです。 Wikipediaによると、「奇妙な味とは、推理小説ではあるが、論理的な謎解きに主眼を置かず、ストーリー展開及びキャラクターが異様であり、読後に無気味な割り切れなさを残すという特色を持った作品」とのこと。 著者のロアルド・ダールさんは、『チャーリーとチョコレート工場』の原作や『007は二度死ぬ』の脚本などでも名高いイギリスの作家さんです。 【収録作品】 味 おとなしい凶器 南から来た男 兵士 わが愛しき妻、可愛い人よ プールでひと泳ぎ ギャロッピング・フォックスリー 皮膚 毒 願い 首 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白い話と、意味がわからない話が混在しています。時代によるもの(いわゆる古典的な)、文化の違い、翻訳のためといったところでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日曜日の朝のTV(シューイチ)で話していて、おもしろそうだと思って買いました。おもしろくて一気に読んでしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
王様のブランチでカズレーサーさんが紹介していたのが気になり急いでAmazonで探しましたが、電子版のみで書籍として欲しかったので割高でしたが購入しました。新品だったので本は綺麗で満足です | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!