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ノースライト
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ノースライトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全181件 81~100 5/10ページ
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中盤から終盤にかけての展開は一気に。面白い本です | ||||
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これほど、途中で読むのをやめようかと思った本は 最近では無かったのではと思う。 それほど、自分はアオセミノルという男の身勝手さに怒っていた。 そんなの普通じゃない、妻への態度としてそんなことは許されない 自分の体験も含めて、内向きなこの男に怒って嫌になって 本当に最後の80ページくらいまでは飛ばし飛ばし読んでしまった。 でも読み終えるであろう最後の1日で全部変わった 見事に心が軽くなった なるほど、他人の事情というのは、複雑な理由を孕む場合には もう簡単な言い訳や説明ではどうずることも出来ないんだろうなと つくづく思った。 もしかしたら、自分の身の回りで一見身勝手な振る舞いをしている人でも 実はその内面に深い溝があって、いつか誰かに理解されたい 本当の気持ちを知ってもらいたいと思ってるのではないか そんな気持ちになりました。 これは挫折せず、最後まで読んだほうが良いです。 横山秀夫さんの著書、実は初めて読みました。 良かったです。既出の本も読みたくなりました。 | ||||
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最初は作者らしくない?それが後半ではいつものグイグイを堪能しました。面白かったです。 | ||||
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一気に読んでしまいました。 これは事件なのか、危険な香りに誘われて読み進みましたが、実は。 建築家の心情がよく描かれていて興味深かったです。 ラストは温かい気持ちになれました。 | ||||
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「あなた自身が住みたい家を建ててください」と、建築士に依頼するクライアントがいるだろうか。絶大な信頼がなければそんな事は言えない。 まずは自分の希望は伝えるものだろう。住むのはクライアントなのだから。 では何故?そこからミステリーの匂いがし、建築という普通馴染みがないテーマにも関わらず、ページを読む手が止まらない。切なさも残るものの、静かなノースライトが感じられる読後感だった | ||||
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人にプレゼントしたので読んでませんが、配送などは完璧でした。 | ||||
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読み終わって再読したくなる,そんな小説である。「そうかあの伏線はそうなっていたのか」と感心してしまった。残ったジグソーパズルをはめていくように真実が語られていくところは爽快である。しかも『64』のように謎解明の際の違和感はない。 話としては殺人事件が起こるわけではない。主人公が設計した渾身作の家に何故依頼人が住んでいないかという謎を解いていくことから話は始まる。いわゆるミステリーの範疇に入るかもしれないが、物語の中で自分の父親、離婚した元妻、娘などの思い出を語りながら、主人公が人生を思い起こしていくのである。最初しつこいように思えるが、それが後半生きてくる。私は建築について素人であるが、作者の建築学の調査は凄いと思う。読みながら数年前に我が家を建てる際に、建築士をもっと精査すればよかったと後悔した。それを感じさせる作者の力量である。 「人生の中で失敗したとしてもやり直しはいつでもできる」と作者は言っているようだった。 | ||||
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本屋大賞のランキング中から一冊でも読んでおこうと思い手に取りました。 クライマーズハイも読みましたが、バブル、不況を経験した憂いのある中年男性を描くのが上手いなぁと感じさせられます。作品後半から主人公の青瀬は様々な困難に立ち向かい、どんどん頼もしくなっていくような感じがして、自分もこんな仲間想い、人想いの人になれたらなぁと感じさせられる程です。 作中では様々な要素が絡み合い、伏線もかなり散りばめられているので、途中で、これ回収できるのか?と不安にさえなりますが、最後に一気に回収され、爽快感と、どこか切なさも感じさせる見事なラストだったと思います。 唸らせる表現も随所にあり、著者の他の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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警察官が出なくても十分面白い。 | ||||
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依頼主の言葉は「あなた自身が住みたい家を建ててください。」であった。青瀬は、信濃追分に北からの光を室内に存分に満たす家を設計する。しかし、引き渡し後、依頼主がその家に移り住んだ気配はなく、部屋には木の椅子だけが北向きの窓に向かい残されていた。 タウトの椅子を追う青瀬とともに、いくつもの家族の物語を読み進めることになる。 建築には皆目知識がなく、ドイツ人建築家ブルーノ・タウトのことも本書で初めて知った次第。 …内容についてはこのへんでやめておこう。 タウトが日本に残し唯一現存する建築、日向別邸は熱海市にある。日本滞在時タウトが居住していた達磨寺洗心亭は高崎市にある。いつか行ってみたいと思いつつ読了。 読み終えて、あたかかい気持ちになる作品だった。 | ||||
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人々の想い、を丁寧に描いた作品だと思います。ありがとうございました。 | ||||
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久しぶりの横山秀夫の長編、楽しみに読みましたが、 こんなに長くする必要があったのかなあ?と、思います。 ようやく訪れる謎解きも、ミステリーというにはちょっと、共感しにくい感じです。 もう少し短かったら良かったのに。 登場人物1人1人の事情を盛り込みすぎでは? 建築士の仕事などは興味深かった。 | ||||
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物語の進むスピード感。早くもなく遅くもなく。すべての伏線をしっかりと回収する安定感。 知らないうちに物語に引き込まれていく心地よさ。 総じて良かったです。 | ||||
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各種のミステリーランキングで1位、おまけに本屋大賞にもノミネート。大いに期待して読みました。結論から言えば、期待以上の部分と疑問に感じた部分と両方、というところでしょうか。期待以上の部分は最後の50頁。予想外、想定外、まさに怒涛の展開です。期待外れと思ったのは特に最初の100頁。展開が遅い。単なる頁数稼ぎじゃないかと、かなりストレスがたまりました。でも読み続けて良かった! それにしても、横山秀夫さんは凄い作家になりましたね。人物造形、描写、文章力、どこを取ってもエンタメ作家として一級品です。加えて、本作では建築の世界をこれでもかというくらい調べまくって書いている。専門家が読んでも納得出来るレベルでは? 素晴らしい! | ||||
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本屋大賞ノミネート作品になっているので読んでみました。 横山秀夫さんの作品をたくさん読んでいるわけではなく、『64』での印象になってしまいますが、 本作品はミステリーとして読むにせよ、純文学として読むにせよ、さすがに文章、筋書き、人物 描写などなどどれを取っても質は高いものの、読んだ後に感動でしびれるというほどでは なかったです。 家、house、home、family と繋がり、タイトルのように間接的な明るさによって、できごとを やさしく描写しようという意図は伝わってきましたし、ラストに向けての息もつかせない展開は 秀逸だっただけに、じゃあこの作品の何を味わうのか、というとやや焦点がはっきりしないように 感じました。 秀作ではあります。 | ||||
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主人公が建築したY邸の施主失踪を皮切りにさまざまな出来事や人物が交錯するも、そのすべてが意味をもって最後に形を成すのは読んでいて爽快だった。 ミステリーとしてだけではなく、ヒューマンドラマとしても非常に読み応えのある作品。 | ||||
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途中まではどこへ向かうのかわからない展開でしたが、全ての伏線が繋がってからの息をつかせぬ展開は、絡まりながら空へ真っ直ぐ伸びていく光の糸のようでした。さすがです。 | ||||
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3分の1くらい読んで全く面白くならないのでやめました。 最後まで読んでないので、この後、ものすごい感動的な謎ときが待っているのかもしれませんが、、自分が設計した家をきちんとお金を払って買ってくれた家族がその家にまだ引っ越していない「だけ」なのに、探偵ごっこを始める主人公の心情が全く理解できませんでした。大きなお世話というか、勝手に人の家に入るのは犯罪じゃないの?、主人公は異常者として描かれているの?、と疑問がいっぱいで、物語を楽しむことが出来ませんでした。すみません。 | ||||
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まず何よりもこの本は「ある建築士の物語」であることが最大の読み物になっている。 主役の建築士の生い立ち、挫折、別れ、再生がメインプロットに位置付けられ、これにさまざまな「謎」が絡み合う。 正直なところ「謎」はさほど深くはなく、それゆえに物語に自然に溶け込む。解明後には善意と贖罪の温もりが漂う。 小規模な建築士事務所の仕事、苦悩、そして不屈の闘志と熱意。むしろこちらを味わって読みたい。 | ||||
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文春ミステリー2019国内版第一位に輝いた作品ということで読んだ。同著者の作品を読むのはこれが初めて。全編に哀愁が漂い、細かい心理描写も良く書けている。人気作家であることは頷けるところ。しかし純文学ではないのであくまで娯楽作品以上の評価はできない。背景にあるのは罪とその贖罪だが、話の設定上いかにもとってつけたような事故と良心の呵責が組み込まれているが罪のリアルを読者に感じさせる迫力には欠ける。尤もそこが焦点ではないのではあるが、ストーリーの不自然さが作品全体の印象をぼやけさせてしまっている。著者はバブル期の繁栄を謳歌した主人公が仕事と家庭で挫折を経験したあと、再生を果たすという同時代的には共感を呼びそうな物語を書きたかったのだろうと想像する。ミステリー仕立てにしなくても主題は書けただろう。その場合どんな小説になっていただろうか。 | ||||
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