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ノースライト



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【この小説が収録されている参考書籍】
ノースライト
ノースライト (新潮文庫)

ノースライトの評価: 3.76/5点 レビュー 181件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全181件 1~20 1/10ページ
No.181:
(5pt)

ブルーノ淘汰

大変読み応えのある小説でした。
素晴らしい表現力、思わず途中から片手に鉛筆を持ち素晴らしい部分に線を引いていました。
またブルーノタウトにまつわる名所も知ることができました。
いずれも関東近郊なので高崎や熱海、長野も行ってみたいと思いました。
もちろん老舗の蕎麦屋もちゃんと実在していたのでぜひ食してみたいと思いました。
新聞記者ならではの観察力、洞察力。
僅かな心の動きも伝わってきます。

話としては青瀬が設計した家の一家が失踪し、その謎を探るだけの話なんです。それにブルーノタウトを絡ませてここまで盛り上げられるのはさすが横山秀夫だなと思いました。
また横山氏は相当タウトが好きなんだなとも思いました。

そして最後の最後の30ページで大どんでん返し。ブルーノタウト、吉野陶太、エリカ、吉野香里江、ダムの父親の死、Y邸、ノースライト、岡嶋、保険外交員の八栄子、新聞記者、数多くの鳥、
まさに予想外の展開。そして最後に一文、鳥が巣作りのために木の枝を運んでいた、で青瀬一家の未来が予想されました。

建物を言葉だけで伝えるのはかなり大変だしイメージできなかった人も多いかと思います。
挿絵の1つでもあったらわかりやすかったかなとも思います。
次はNHKのドラマ版を見てみたいと思いました。
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No.180:
(5pt)

さすが

さすがの横山氏の作品でした
楽しみました
そして泣きました

幸せになってね
みんな
と思いました
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No.179:
(3pt)

描写に疑問点は残るがユニークな作品!

建築の視点から見ると、描写に疑問点が多く、専門家としては納得いかない部分が多かった。しかし、ミステリーと文学の要素が組み合わさったユニークな作品であり、最後まで読ませる魅力があった。
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No.178:
(3pt)

妥協が多すぎ

非常に地味な事件というか謎なので、64等と比べ入り込むまで時間がかかります。
後半は流石にテンポよく面白いのですが、ガッカリな部分も多く以下ネタバレです。

この作者はハッピーエンドより無形の漢気的な美学に重きを置いていて、今回はそれが過剰に感じました。
まず、岡嶋のキャラが面白いのに、後半の感動モノにするため死亡させ勿体ないのと、ミステリーとして事故か明確に決着させた方が良かった。
何よりブラック企業さながらに寝る暇もなく連日皆が働いて、無償でクレジットなしって主人公が代表として妥協し過ぎで無能にしか思えません。
事故か否かの証拠がないのもそうですが、子供が岡嶋のデザインだとクレディットすらない状態で信じられるとも思えないし、家の買い戻しも含めてモヤっとする部分が多すぎます。
もう少し無形の美学は絞って使わないと、妥協の連続に見えてしまいます。

この作者はいわゆるカタルシスのある明確なエンディングを拒む傾向がありますが、ここまで来るとやり過ぎで、殻に閉じこもって拗らせてしまったストーリーだと思います。
好きな著者なだけに残念な点が目につきました。
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No.177:
(4pt)

面白いが…

筋は面白い。途中の描写?が幾分くどい。又、建築の話が専門過ぎて良く分からない。
嫌いではないかな。
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No.176:
(1pt)

異常者

結末前までは建築士が客をストーカーするお話。
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No.175:
(5pt)

3年越しのミステリー

この本を読み終えるのに、長い月日がかかりましたが、その価値がありました。
発売時好きな作家だったので、すぐ購入しましたが、自分の家庭の変化と登場人物の心境にリンクがあり、読みやめておりましたが、やっと読み終えました。名著です。
タウト、ノースライト、y邸の意味、登場人物も個性的で、元新聞記者の作者の説得力も相変わらず。
是非お勧めします。
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No.174:
(4pt)

建築士青瀬稔の男気と旅情が湧く余韻が素敵です。

2020年12月 NHKでドラマ化。連載小説だった本作を、改稿を重ねて6年もかけて仕上げたという力作だけあって今までの横山作品とは違い、降り注ぐ 柔らかい光と、温かい 木の家の景観が、心象風景として余韻に残る作品です。

一級建築士 、青瀬稔が渾身の力で設計したその美しい「木の家」に、依頼主の家族は引っ越してこない‥。三千万円という費用を支払いながら行方不明の一家。そこに置かれていたブルーノ・タウトの一脚の椅子。それだけで十分読み手を刺激するテーマです。

ミステリアスな内容とは別に、バブル崩壊後の一級建築士たちの苦悩や心意気を見せてくれます。作中にもあった「ゴルゴ13のような寡黙な建築士」青瀬の男気が素敵です。

作者の横山秀雄さんは元新聞記者でした。ブルーノ・タウトのことや 建築士たちのことをよく調べて読者に分かりやすいように伝える その技量は、元新聞記者としての経験でしょう。

本書に登場する信濃追分、洗心亭、旧日向別邸、モンマルトルの丘‥それらをひとつひとつ辿りたくなります。こんな旅情が沸き起こるとは思いませんでした。そこがこの作品の真髄かもしれません。
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No.173:
(5pt)

後半が圧巻

アーキテクトの思考回路、みたいなものを実感できました。建築は総合芸術なのですね。
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No.172:
(5pt)

重厚な構成

たくさんの取材を重ねた上で執筆されているので、読みごたえがある。ストーリー展開にも無理がなく、人物描写にも破綻は感じられない。リアルな物語を求めている方にはぜひおすすめしたい。ノースライトという業界用語が物語の通奏低音として、いろいろな場面展開に影を落とすあたりは実に秀逸であつた。秋の読書にとてもよいと思う。
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No.171:
(3pt)

期待はずれ

前半過ぎまで亡命ドイツ人建築家のことでだらだらと進み、後半は急に・・・。この筋立てでは文庫500ページ余りは無駄。ドイツ人建築家の話が冗漫。途中で投げ出そうとしたが我慢して読了。
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No.170:
(1pt)

つまらなかったです〜。

家を売ったのに入居の形跡がなく、購入者は失踪、光熱費は支払われているという謎の物件。
2階にポツンと置かれた椅子がまた謎を深める、、

という内容で、興味深い内容は良いと思います。
しかし、肝心のメインストーリーから脱線、話が前後することが非常に多いです。
描写が細かすぎて全然進まず、真相を知ってもさしたる驚きも感動も全くありませんでした。
緩急なくダラダラ語られる展開で非常に飽きました。
自分は合いませんでした。
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No.169:
(2pt)

横山秀夫で初めて明確につまらないと思った作品

一応最後まで読んだが、ちょっとストーリーの伏線に無理があったり、無理矢理感動に持って行こうとしていたけど、冴えないなーという感じ。

横山秀夫ももう歳には勝てないのかもしれない。
横山秀夫は作家の中で唯一、今まで全作品を読んでいる作家であったが、今回、初めて「おもろくな」って思いながら読んでいた。

今回は警察小説ではないのでもしかしたらそれも影響している可能性もあるけど。
逢坂剛や原りょうを読んでいても、作家も歳を取ると筆力が落ちてくるので、もしかしたら横山さんもそういう時期にきたのかもしれない。

好きな作家ではあるので、次回作にのぞみをつなぎたい。
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No.168:
(5pt)

素晴らしいの一言につきます

物語のあちこちに散見される重要な場面での言葉の一つ一つが後で効いてきます。
設定に少し無理やりなところもありますが、丁寧に書かれた文章がそれを補って余りあると感じます。
久しぶりに胸を打つ本に出会えました。
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No.167:
(4pt)

よくできている

ストーリー、とてもよくできていて楽しめました。
ただ、人が家を建てるってほとんどの人にとって人生最大の出費だと思うけど、こういう理由で建てるもんかなあ、とちょっと腑に落ちない気分もあります。
家を建てた理由、誰も住んでいない理由が、後半に判るのですが、どいう展開になるのかと前半を読んでいてワクワクしたけど、最後はふーん、という感想です。
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No.166:
(5pt)

最高

最高
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No.165:
(4pt)

善人たちの物語

横山秀夫の作品は好きで大体読んでいます。

久しぶりの横山作品で期待して読み始めました。
それまでの作品とは幾分印象が違う作品です。
ミステリーの要素はあるものの、あまり強くはありません。
謎の読み解きも、やや無理のある設定のように感じました。

しかし読後感はすばらしい。
最近小説を読んで感動することが少なくなり、感性が衰えてきているように思っていますが、久しぶりに心が揺さぶれました。
どうしてなのか?

他の人の感想で冗長であるという意見が多いように思います。
でもその冗長さはこの作品には必要なもののように思われます。
冗長とも思われる表現の中で、登場人物たち、その夫婦関係などが表現され、一人一人の複雑な感情が醸成され絡み合います。
その醸成の為にはこれだけの表現は必要だったかと。

ミステリーとしては過剰な状況説明のようですが、この作品はいわゆる小説、物語としてとらえるべきでしょう。
主要な登場人物たちの生き様こそが作者が表現したかった第一であったように思われます。

この作品はミステリーと言うよりも、不器用な善人たちの、夫婦関係や家庭の、破綻や再生の物語かな。

建築家の生き様が、主人公たちやブルーノ・タウトを通して描かれており、それもバックボーンの一つ。
具体的な建築物をネットの画像で確認しつつ読むのも興味深いものがありました。
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No.164:
(2pt)

がっかりです

横山秀夫氏の作品はほとんど読みました。中でも「半落ち」に感銘した大ファンの一人です。
久しぶりに彼の著書である「ノースライト」を手に取り、今度の作品はどんな手で攻めて来るのかとワクワクしながら読み始めました。しかしどうでもいい前置きが長すぎてなかなか核心に入っていきません。彼のことだからきっとウーンと唸らせる展開が必ずあるものとジリジリしながら読み進めましたが、最後はストーリー展開に無理があり、こじつけ的な結末で終わってしまいました。スタートはミステリーかな?と思いましたが、建築家の世界を垣間見せただけでした。
文庫版543ページにも及ぶ長編です。この内容なら半分は不要と感じました。
期待が大きかったぶん読後のがっかり感はかなり大きいものがありました。次を楽しみにしています。
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No.163:
(3pt)

作者の自己満足の作品

建築業界に疎い読者にとっては、建築用語が散りばめられたこの作品は時々飛ばし読みをせざるを得ないと思う。
良い作品ではあると思うが、結局タウトに心酔している感があり、推理小説でも文芸作品でもなく、タウトへの自己陶酔だけが際立って見える。
以前ドラマで見たことを読み始めてから気づいたが、ドラマの内容もほとんど記憶になくノースライトの家だけが印象に残っている。
おそらくドラマを見ていなければこの家を想像する事はかなり難しい。
終わり方も綺麗ごと過ぎる。もう一度読み直してみたいという作品ではない。
ノースライト (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ノースライト (新潮文庫)より
4101316732
No.162:
(4pt)

期待を裏切らない面白さ

ドラマを観て原作が読みたくなって購入しました。期待を裏切らない面白さで一気に読んでしまいました。
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4101316732

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