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ノースライト
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ノースライトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全181件 21~40 2/10ページ
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無駄に長い、というより本筋とは関係ない話がダラダラ続く。 だんだん読む気が失せる。 結果、途中で止めた。 いろんな賞をとってるみたいだけど、このレベルで?って感じ。 | ||||
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蒸発した一家を追うミステリー。そこに、戦前日本に滞在したドイツ人建築家のブルーノ・タウトの歴史が絡み合ってくる。高度なミステリーという訳ではなく、昭和っぽいの義理人情とかを読ませる物語なので若い人にはウケないのではないと思われる。年配者をターゲットにした小説なのだろう。個人的には今まで未知の世界だった建築家の世界を体現でき楽しめた。 | ||||
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建築家としての生き様が印象に残っています。 | ||||
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本作品は再生の物語である。 D県警シリーズ、F県警シリーズのような著者ならではの沸騰感はなく、サスペンスフルな展開より叙情的なシーンが勝っている。 主人公はリストラされた挙句、離婚をし、子供を手放した一級建築士。そんな彼が手がけ、評価を得た家に居住している…はずの家族にまつわる謎が描かれている。住むことなく失踪してしまった家族の行方を探す主人公。複数の家族の物語が幾重にも重なります、ドラマチックであるし、ワクワクするもするのだが、登場人物が皆良い人で、却って感じ入ることができない。ラストは、温かい気持ちにはなるだろう。 | ||||
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作品全体のトーンとしての美しさはあります。ただ登場人物の熱さや葛藤もあるなかでのノースライトの美しさとの対比。最後のエンディングは何回も読みました | ||||
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著者の作品が好きでよく読んでます。始まりのミステリーと、結末のタネ明かしは面白いですが、途中のエピソードが長くて冗長だったかな。展開が間延びして、一気に読めなかった。 | ||||
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「あなた自身が住みたい家を建ててください」 施主からそんな依頼を受け、青瀬が設計した家は、東の窓の聡明さとも南の窓の陽気さとも趣の異なる、悟りを開いたかのように物静かなノースライトの窓を持つ木の家。 差し込むでもなく、降り注ぐでもなく、どこか遠慮がちに部屋を包み込む柔らかな北からの光。 本書を読み終えた今は、そんなノースライトのような優しさにつつまれています。 ミステリー作家である横山秀夫ならではの謎解き要素もありますが、本書はミステリーというよりも人間の成長を主軸においたヒューマンドラマでした。 行方知らずの施主吉野。 落ちぶれかけていた青瀬を救った建築事務所所長の岡嶋。 別れた妻と青瀬とをつなぐ13歳の娘日向子。 そして別れた妻ゆかり。 青瀬とのそれぞれの関係が、ひとつの結末に向けて物語を形作る。 そして終盤数十ページの建設事務所における三日三晩のやりとりの流れは秀悦です。 一つの目的に向けた事務所でのやりとりが会話と意識の流れのみで表現され、読んでいるこちら側にも現場の魂込めた仕事ぶりがビンビンに伝わってきます。 本書からは、何かを失い希望を失いかけている人にも、あなたを優しく見守っている人もいる、まだまだ人生はこれからだ、落ち込んでばかりいないで前を見よう、と言っているように感じさせられました。 | ||||
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冗長でどうなることかと思いましたが、後半ドキドキできたのでよかった。現代版山本周五郎。 | ||||
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これまでの横山作品はほぼ満足してきたのですが、今回はちょっと残念かな | ||||
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ドラマ映像を先に見てしまいましたが、原作は真相に辿り着くまでの過程がより詳しく述べられています。 題名のノースライトを感じるにはドラマをご覧になるのが一番ですね。作者が拘られた部分は映像の力によって誰にでも判るようになります。 長編ですので謎解きの部分は何度か読み直してニュアンスや布石を読み取ることが楽しいです。 | ||||
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NHKドラマで前編だけ観て、後編を見逃していました。今回、原作の文庫本が発売されて店頭に並んでいたのをきっかけに、あの話の続きが結局どうなったのか知りたくて買って読んでみました。西島秀俊、宮沢りえ、伊藤淳史のドラマのキャスト三人がイメージ通りですんなりと受け入れることができました。吉野一家の謎の失踪だけでなく、ブルーノタウトの逸話、主人公の勤務する設計事務所の人間関係、仕事内容などが細かく丁寧に描かれています。全てに共通するのは、優しく静かな、作者の人間を観る温かいまなざしです。過ちをおかした人たちにもそれは惜しみなく向けられています。正にノースライトそのものです。読後感は爽やかでした。ミステリー要素はありますが純文学に近いでしょう。 | ||||
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少し建築家のことが煩わしく感じた。 | ||||
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若かりし頃から、ミステリー小説は大のお気に入りで、数々の作者のものを乱読してきたが、横山秀夫の登場で衝撃を受けた者の一人です。 多くの方が恐らくそうであったように、「半落ち」では涙を流しました。この小説はすごいから是非読んでみて、と紹介した知人もやはり感涙したと言っていました。 以来、作者の虜になり、単行本~文庫本は全て読んでいます。その全てに於いて、その作り込みの深さと、読者の期待を裏切らない結末に、驚かされ、感激してきました。 特に「64」は、原作を読んだ後に鑑賞した、ピエール瀧版のドラマも秀逸で、さすが横山!と言わしめる出来でしたし、「クライマーズハイ」もまた同様でした。 もともと横山秀夫は「短編の名手」と言われるように、前半の謎の提起から始まり、中盤に読者を一気に力業で頂点へと誘い、後半なだれ込むように解決へと導くパターンが似合っています。 特に「男の矜持」に拘り、物語の中では登場人物が、激しい火花を散らします。これが彼の真骨頂でり、得意技であり、読者が期待する「横山節」でしょう。 彼の文体は、確かに硬質ですが、細かい情景描写も的確で、人物の感情の機微にもうまく寄り添って、それ程の堅苦しさを感じさせません。 「だが、---」を多用し、読者の不安を煽るのも、横山のある種「発明」と言えましょう。 で、この「ノースライト」ですが、結論から言えば、「ちょっと期待外れ」と言わざるを得ません。 もっとも、それは彼の責任ではなく、売り手の側が「横山史上、最も美しいミステリー」などと書き立てたからとも言えます。初めから、「そこまで言われるのなら、「64」や「クライマーズハイ」に匹敵する凄みのあるものであろう」と、過大な期待をしてしまい、ある種方向違いな結末には、納得出来ない読者も多いのではないでしょうか。 端的に言えば、「横山秀夫らしくない」と言えます。 クライムノベル、特に警察機構に主軸を置いた作品は、どれもこれも素晴らしい出来映えでした。その頂点が、やはり不動の「64」でしょう。 横山秀夫の長編作品では、一貫して「主題と、サイドストーリーが、同時進行」します。そこが魅力の一つでもありますが、やり過ぎると全体がごちゃごちゃとし、また冗長にもなります。そういう意味に於いて、この作品はやや無駄が多い様に思えます。最後の方になると、凡その結末は予想がついてしまいますが、正直、「頑張って読んできた結論がこれか・・・」と思いました。 横山らしくない・・・。 それが私の感想です。 「目先を変えたかった」、それは痛いほど解るのですが、「やはり横山秀夫には、警察小説」がよく似合う」と思えてなりません。 そういう意味で、どうしても「64」>「クライマーズハイ」>「ノースライト」とせざるを得ません。 一時体調を壊されたと聞きますが、復帰第一作は「敢えて、クライムノベルを避けたかった」ということなのでしょう。全体としてのでき映えは、「★4」とさせて貰いましたが、あらゆることを調べ上げ、徹底的に緻密に作り込んだ熱意には尊敬の念しかありません。 小説家に限らず、芸術家という仕事は「辛い」ものだと思います。 作者自身が作りたいものと、ファンが期待するものは、必ずしも一致しませんから。 ファンの為なら、己を押し殺すか。己を押し通して、ファンを裏切るか。 これからの横山秀夫は、何を書いてくれるでしょうか? いずれにせよ、目が離せない小説家であることは疑いようもありません。 | ||||
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横山秀夫は『64』がよかったので、今回も期待して読んだ。建築士青野稔の最高傑作Y邸に住むはずの一家がなぜか姿を消してしまう。その謎が動き出すまで冗長な気がしたが、まるでそこにいるかのように人の表情や心情をきめ細かに描いている。特に病室での岡野が思いを吐露するシーンに心打たれた。ノースライトというタイトル通り、暖かな光が差し込むような結末でした。 | ||||
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建築の能書きがくどい | ||||
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久々に最後まで読めない本でした。ストーリーに無理すじが多すぎるし、登場人物も類型的で魅力が無くて横山ファンとしては残念でした。 | ||||
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作者の作品はすべて、読みつくしているが、サスペンスではないこの作品にも、横山秀夫らしさは、十分出ている。 | ||||
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久しぶりに読書で号泣しました。何度も胸にくるシーンがあり、電車の中にもかかわらず、思わず涙がこぼれるのを止められませんでした。 最初から最後までとにかく「美しい」本でした。 意外な展開や、驚くような仕掛けはありません。 ただ、ひたすらに真っすぐに感情を揺さぶられるような作品です。 まるで映画を見ているかのようにありありと浮かんでくる風景や、温かく人間味があり愛おしい人間模様など、筆者の文章力と美しい言葉選びに思わずため息が出ます。 500ページを超える量にもかかわらず最後まで疾走感をもって走り抜ける様も、終盤のペースアップもお見事としか言いようがありません。 さもすれば、陳腐になりがちな王道ルートをここまでど真ん中で感動させられたのは久しぶりでした。 親になった今だからこそ、なのかもしれません。 心が救われるような本でした。 本当にこの本を読めてよかったです。素晴らしい一冊です。今年読んだものの中で最高の本でした。 | ||||
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理想どおり建築し完成した家の中に、入る家族がいない。家の中に残された過去の名建築家のイスの由来をたどり、入るべきは自分の家族であると気づく。ミステリー要素もありながら、やはり最後は暖かい気持ちになりました。NHKドラマも良かったです。 | ||||
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やはり…刑事、事件記者ものが好きだ 大ファンだけどこの作品はあまり面白くなかった 文学??と思ってしまった | ||||
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