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ノースライト



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【この小説が収録されている参考書籍】
ノースライト
ノースライト (新潮文庫)

ノースライトの評価: 3.76/5点 レビュー 181件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
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No.24:
(3pt)

描写に疑問点は残るがユニークな作品!

建築の視点から見ると、描写に疑問点が多く、専門家としては納得いかない部分が多かった。しかし、ミステリーと文学の要素が組み合わさったユニークな作品であり、最後まで読ませる魅力があった。
ノースライト (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ノースライト (新潮文庫)より
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No.23:
(3pt)

妥協が多すぎ

非常に地味な事件というか謎なので、64等と比べ入り込むまで時間がかかります。
後半は流石にテンポよく面白いのですが、ガッカリな部分も多く以下ネタバレです。

この作者はハッピーエンドより無形の漢気的な美学に重きを置いていて、今回はそれが過剰に感じました。
まず、岡嶋のキャラが面白いのに、後半の感動モノにするため死亡させ勿体ないのと、ミステリーとして事故か明確に決着させた方が良かった。
何よりブラック企業さながらに寝る暇もなく連日皆が働いて、無償でクレジットなしって主人公が代表として妥協し過ぎで無能にしか思えません。
事故か否かの証拠がないのもそうですが、子供が岡嶋のデザインだとクレディットすらない状態で信じられるとも思えないし、家の買い戻しも含めてモヤっとする部分が多すぎます。
もう少し無形の美学は絞って使わないと、妥協の連続に見えてしまいます。

この作者はいわゆるカタルシスのある明確なエンディングを拒む傾向がありますが、ここまで来るとやり過ぎで、殻に閉じこもって拗らせてしまったストーリーだと思います。
好きな著者なだけに残念な点が目につきました。
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No.22:
(3pt)

期待はずれ

前半過ぎまで亡命ドイツ人建築家のことでだらだらと進み、後半は急に・・・。この筋立てでは文庫500ページ余りは無駄。ドイツ人建築家の話が冗漫。途中で投げ出そうとしたが我慢して読了。
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No.21:
(3pt)

作者の自己満足の作品

建築業界に疎い読者にとっては、建築用語が散りばめられたこの作品は時々飛ばし読みをせざるを得ないと思う。
良い作品ではあると思うが、結局タウトに心酔している感があり、推理小説でも文芸作品でもなく、タウトへの自己陶酔だけが際立って見える。
以前ドラマで見たことを読み始めてから気づいたが、ドラマの内容もほとんど記憶になくノースライトの家だけが印象に残っている。
おそらくドラマを見ていなければこの家を想像する事はかなり難しい。
終わり方も綺麗ごと過ぎる。もう一度読み直してみたいという作品ではない。
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No.20:
(3pt)

途中、冗長かなあ。

著者の作品が好きでよく読んでます。始まりのミステリーと、結末のタネ明かしは面白いですが、途中のエピソードが長くて冗長だったかな。展開が間延びして、一気に読めなかった。
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No.19:
(3pt)

どうしたのかな

これまでの横山作品はほぼ満足してきたのですが、今回はちょっと残念かな
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No.18:
(3pt)

暖かな光が差しこむよう

横山秀夫は『64』がよかったので、今回も期待して読んだ。建築士青野稔の最高傑作Y邸に住むはずの一家がなぜか姿を消してしまう。その謎が動き出すまで冗長な気がしたが、まるでそこにいるかのように人の表情や心情をきめ細かに描いている。特に病室での岡野が思いを吐露するシーンに心打たれた。ノースライトというタイトル通り、暖かな光が差し込むような結末でした。
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No.17:
(3pt)

いつもの作風が好きだ

やはり…刑事、事件記者ものが好きだ
大ファンだけどこの作品はあまり面白くなかった
文学??と思ってしまった
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No.16:
(3pt)

オチがなぁ。

横山秀夫さんの本です。
主人公は建築家、自分の渾身のデキの家に、依頼主が住んでいない謎から、そこに建築事務所が参加するコンペなんかがからんできて、さらに謎が謎を呼ぶ、というような感じです。
ただ、オチとしては「なんだよそれ…」みたいな展開で、いささかガクッときましたが、ただ、うまく物語をマネジメントしている感じではありました。
事務所のみんなが、心を一つに合わせて一つの仕事をしていく高まりとともに、謎がだんだんと氷解していくのは、うまい。
とはいえ、やはりオチなんですよ。
そんなん、ちゃんとアポ取って、菓子折一つ持って訪問したりして、筋を通せばいいだけの話で、んな、わざわざ多額の金をかけて、そんなことします?というようなところではありました。
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No.15:
(3pt)

ミステリーと云うよりタペストリー

装飾がてんこ盛りで魅力を削ぎ落としてしまった作品でした。地力ある作家さんなのでページを捲る手は止まりません。
本の半分以上読み進めても殆ど進展せず読み終わって感動は、ほぼ0でした。絵画を見てる様に感じました。
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No.14:
(3pt)

後味はあまり良くない

連休だったので、2日で読み終わりました。

この先、どうなるんだろう、という興味でどんどん読み進みました。しかし、読み終わってみると、なんだかあっけない。実際にはこんなのありえないという設定。タウトをせっかく取り上げているのに、どこに生かされているのか良くわかりませんでした。椅子が置かれた経緯も面白くない。いっぱいネタを積み込みすぎて、ひとつひとつが浅くなってしまった、という印象です。著者は、あまり人間を描くのがうまくないのではないかと思いました。警察ものなら、それでも十分面白かったと思いますが・・・

他人に紹介しても、面白くなかったと言われそうで、躊躇します。

文学の香りが少しはしたので、次回作に期待します。
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No.13:
(3pt)

勉強不足では?

土木建築関連の大手ゼネコン会社に数十年務めている立場からひと言。
作品で重要な主人公の生い立ちで父親はダムの型枠職人で渡り鳥のように全国各地の山岳地帯を渡り歩いたとありますが、一般的に土木工事と建築工事とは工期の長さが桁違いです。
"ダム工事"になると会社人生の四十数年で三つ四つ程度の現場で定年に至ります。
建築型枠工なら全国渡り鳥でも成り立ちますが、土木型枠工で渡り鳥の設定は違和感が。
タウトやコルビジェ、ライトについて文献で熱心に勉強されたのは判りますが建築学生程度の表面的な薄さ。
アーキテクトとコンストラクションの違いも理解不足。もっと活字でなく人間に取材されて下さい。
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No.12:
(3pt)

なぜ施主が消えたのか

物語としては面白いし、主人公の気持ちもよく描けている。
タクトについての逸話の入れ方もさすがだと思った。
しかし、物語を引っ張っていくなぜ施主が消えた理由についてはちょっと無理があるように思えた。
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No.11:
(3pt)

ミステリー仕立てが良かったのか?

文春ミステリー2019国内版第一位に輝いた作品ということで読んだ。同著者の作品を読むのはこれが初めて。全編に哀愁が漂い、細かい心理描写も良く書けている。人気作家であることは頷けるところ。しかし純文学ではないのであくまで娯楽作品以上の評価はできない。背景にあるのは罪とその贖罪だが、話の設定上いかにもとってつけたような事故と良心の呵責が組み込まれているが罪のリアルを読者に感じさせる迫力には欠ける。尤もそこが焦点ではないのではあるが、ストーリーの不自然さが作品全体の印象をぼやけさせてしまっている。著者はバブル期の繁栄を謳歌した主人公が仕事と家庭で挫折を経験したあと、再生を果たすという同時代的には共感を呼びそうな物語を書きたかったのだろうと想像する。ミステリー仕立てにしなくても主題は書けただろう。その場合どんな小説になっていただろうか。
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No.10:
(3pt)

疲れました

タウトに関することがびっしり。巻末の参考文献しかり。業界誌で連載すればよかったのに。
高尚を気取っても結局のところは、三文小説的な下世話な話でオチに。まさか九官鳥がミソとは・・・トホホ。
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No.9:
(3pt)

釈然としない読後感

読み終わって釈然としないのは、施主が新居に住んでいなかった理由が納得できないことに尽きる。過去の出来事への謝罪に至る経緯は一切語らず、建築家に自分の作りたい家を作ってくださいと依頼しながら、出来上がった家を空き家にしたまま放置しておくこと、その家に父親の渾身の作であった椅子までも放置している。空き巣も入り室内を荒らしていたのではなかったか。モノづくりにこだわった職人の父親は息子のこの行為を決して喜びはしないだろう。とても共感できない身勝手で無責任過ぎる登場人物が、美談でまとめられていく結末に釈然としない読後感だけは残った。
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No.8:
(3pt)

途中まではすごく引込まれる

タウトの椅子を追いながらの謎解き、少しづつ明らかになっていく離婚の原因。
物語がテンポよく進んでいくが、最後の結末は無理矢理つけたようでガッカリ。
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No.7:
(3pt)

過去の名作と比較してしまう

他のレビュアーの方も書いてるが、「横山秀夫」じゃなければ高評価だと思う。
しかし、我々は既に「第三の時効」「半落ち」「クライマーズハイ」「64」と言った名作たちを読んでしまっている。

本書だって面白くないわけじゃない。
でも、横山秀夫ならもっと面白い作品を書けるだろう。と、ハードルを読む前から上げてしまっている。

本書は何か物足りない。
僕が気になったのは吉野の恩返しの方法かな。
こんな恩返しをする人っているのか?ちょっとリアリティが欠けてると思う。

本書は著者お得意の警察小説ではない。
でも、警察小説以外でも「クライマーズハイ」という群像小説の超名作を書いている。
どうしても過去の名作たちと比較してしまう。

新作を出すたびにハードルが上がるのは辛い事だろうと思う。
でも横山秀夫には期待してしまう。
本書だって良作だ。でも横山秀夫ならもっと面白い作品を書けると思う。
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No.6:
(3pt)

刑事物語ではなく普通の推理小説です。

ワクワクする刑事物語みたいなものを期待して読みましたが、期待外れでした。
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No.5:
(3pt)

なぜ一脚の椅子が残されていたのか?

なぜ一脚の椅子が残されていたのか最後までわかりませんでした。
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