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(短編集)

常設展示室: Permanent Collection



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【この小説が収録されている参考書籍】
常設展示室: Permanent Collection

常設展示室: Permanent Collectionの評価: 4.08/5点 レビュー 38件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

「東京カレンダー」の小説

美術展に行っても、常設展はスルーしがちですが、上野の美術館など特に、常設展が充実しているので、この作品を読んで足を運ぶ人が増えたら、マハさんも嬉しいだろうなあと思いました。

小説の方は、何か既視感があるなあと思いながら読んでいて、思い出したのは、「東京カレンダー」の小説で、あの感じが好きな人は好きなんだろうなと思いました。
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No.3:
(3pt)

さらに表現力を磨いて下さい

世界的な名画から受けたインスピレーションをもとに紡いだ6編の短編集。著者の原田マハは美術批評家であって、小説家としては、いろいろ受賞歴はあっても、まだまだ未熟。発想は面白いが、表現に背伸びしたぎこちなさ、不自然さが目立ってしまう。どの作品をとっても、登場人物の姿、形が具体的なイメージとなって見えてこない。ストーリーもいかにも絵空事、現実感に欠けている。それでも最後の短編「道 La Strada」は彼女でもこなせる設定だったようで無理、不自然さもなく、物語にぐいぐい引き込まれた。この作品だけは佳作、良いと思う。
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No.2:
(3pt)

群青というタイトルに疑問

ツッコミどころはいっぱいあるものの、ドラマチックな感動が好きな人には楽しめる本だと思います。
介護関係は他の方のコメントでは残念なところがあるようです。私はそのあたりはよくわかりませんが。

問題なのは1つ目の作品の「群青」というタイトルです。

ピカソが青の時代に使った色は、プルシアンブルー、和名は紺青です。群青ではありません。
群青は別の顔料で、ピカソの青の時代を表すには不適切な色名です。群青は一般には合成ウルトラマリン、つまりラピスラズリを合成的に作った顔料ですが、ピカソが青の時代に使った紺青は全くの合成顔料でフェロシアン化鉄です。

この全く別物の色名(顔料名)を、絵画の専門家であった原田マハ氏がタイトルとしていることには疑問を感じざるを得ません。そうしたことを知らない読者は、ピカソの青は群青だと思うでしょう。絵画に詳しくない作家ならともかく、原田マハ氏ならばそのような誤解を招くタイトルをつけるべきではなかったと思います。
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No.1:
(3pt)

細かいところが引っ掛かって

いまひとつ…
視野がかけてる人は弱視の子ども抱き上げちゃいけないと思う…
24時間介護なのに「つきそう事が励み」とか言われちゃったら、身内追い込みだなあ…
「見ないふり」で離れてる人間に「目を逸らすな」とか言われたら、自分なら瞬間沸騰する。普段見てない人ほど「なんでこんなになっちゃった」とか言いたがるよな。心痛めるアピールで、日常に心痛んでる側のことは思い至らない。
↑が3編と、浮かれた女が2編。
画の価値なのか、そこに至るドラマの価値なのか、どっちが主なのかよくわからなくなるラスト1編。
って感じだった
面白くは読めると思うが嗜好外だった
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