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国宝
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国宝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全352件 241~260 13/18ページ
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歌舞伎は血筋と才能で選ばれた人間が人生をかけて芸事を極めていくことだと分かりました。演目と実際の出来事がリンクして、人生のその時にしか演じられない舞台を、運命に導かれるように演じていく様は、人の一生そのものが演目なんだとつくづく思いました。 | ||||
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この方の作品は初めて読みました。 読み進める程に引き込まれていきました。 歌舞伎はあまりわかりませんが 情景がまるで目の前にあるかのように錯覚します。 本はたくさん読みますが近々では とてもよい作品にめぐりあえました。 ぜひ読んでいただきたいです。 6月6日から上映される映画の 吉沢亮さんが楽しみです。 | ||||
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歌舞伎ファンです。 私の贔屓の歌舞伎俳優さんをモデルにしているらしい、と聞き読みました。 実際にはモデルになるような方は思いつかず、このような事は実際にはあり得ないだろう、 と思いながらも物語にひきこまれ、一気に読破しました。 作者の綿密な取材+情報収集、美しい世界を描ける想像力に感銘を受けました。 また、オーディブルも聞きましたが、 尾上菊之助丈(8代目菊五郎を襲名なさりました)がナレーションをご担当。 美しいお声で臨場感のある語り口が素晴らしかったです。 歌舞伎のシーンを8代目が歌舞伎の台詞の語り口でナレーションしてくださる ものすごく贅沢なオーディブル。 歌舞伎ファン必聴です! | ||||
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映画化されるので気になって読みましたが、圧倒的な世界観と独特な文体にひきこまれ、読むのが楽しみであり、終わりに近づくと寂しさが。良きライバルの俊ぼんと喜久ちゃん。映画でどこまで描かれるのか楽しみです。そして歌舞伎、本気で見に行こうと思いました。 | ||||
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堂々たるタイトルだ。内容を見ても、これはもう宮尾登美子、山崎豊子、有吉佐和子クラスのテーマである。で、実際に読んでみると、吉田修一らしい圧倒的なリーダビリティで、ストーリー的にはほぼ漫画だけれど(そういう意味では表紙を漫画家が描いているのはピッタリ)、特に上巻が面白かった。 上巻P146に「貧乏には品がある。しかし貧乏臭さには品がない」という某女流作家の言葉が紹介されていて、なかなか印象深い。これは実際に誰かの言葉なのかな? と思いチャットGPTに聞いてみたところ、「特定の著名人による名言として広く知られているわけではありません」との回答だった。創作なら、さすが吉田先生。 どうしても読みながら引っかかっていたのが、関西歌舞伎という言い方である。対して江戸歌舞伎という言い方がされているのだから、ここはやはり「上方歌舞伎」のほうが座りがよいと思う。また曾根崎心中の説明で、堂島に「どうしま」とルビが打たれているのも気になる(どうじま、と濁るはずだ)。 文句ついでに書くと、古い時代背景なのに、比較的最近の言葉があちこちに出てくることにも違和感があった。「ばあば」「じぃじ」「いらんわー、そんな情報」「早ッ」というような言い回しは、2000年以降のものだと思う。また解説はネタバレ全開で、事前に読んでしまったため、まさに「いらんわー、そんな情報」だった。 吉田修一は映画にとても詳しい。もしかして吉田先生は『さらば、わが愛/覇王別姫』(1993年香港・中国・台湾)がやりたかったのではないか、というようなこともふと思った。 | ||||
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商品画像とは違い、映画版の『国宝』のポスターが使われた映画コラボバージョンで届きました。 私は映画verの方が嬉しかったですが、念のためご参考に。 | ||||
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美しくもあり儚くもあり悲しくもあり、歌舞伎にのめり込める作品でした。 一度目は一気に読み進め、二度目は歌舞伎の演目や衣装を調べながら読み、三度目は深く読ませて頂きました。一つの本を続けて三度読んだのは初めてです。 感動いたしました。 | ||||
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まず表紙の絵に惹かれ、吉田修一に惹かれ、読み進むうちに主人公の現と狂気の狭間にどうしようもなく惹かれていった。久々にとても切ない切ない読後感だった。これから先、歌舞伎座の前の交差点を通るたびにこの思いをかみしめるだろう。 | ||||
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一気に読んでしまった 上巻の初めのヤクザの抗争の生々しさで一瞬先を読むのを戸惑ったが歌舞伎の世界に入ってからは歌舞伎座、新橋演舞場界隈など良く知った場所だったので読んでいて映像が浮かび脳内が映画鑑賞で引き込まれ1日で上下巻読んでしまった よい作品に出会えてよかった 吉沢亮による映画もはやく観たい | ||||
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面白かった | ||||
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あっという間に読み終えるほど面白い小説でした。 主役の喜久雄の波瀾万丈…是非とも一読下さい。 | ||||
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結構難しい内容では有りましたが、一人の人間の限界がどこまで続くのか、凄いよね。 | ||||
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歌舞伎界の事で、難しくはありましたが、先が気になり早く読みたくて、映画の国宝をどのように表現するのか楽しみです。 | ||||
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「きのね」以来の、作中の舞台が眼前にひろがる感覚を覚えました。栄光と凋落が目まぐるしく展開する物語の厚み、伝統芸能をかじった人間にとっても懐かしい生き生きとした情景が眼に浮かぶ表現に、圧倒されます。作家さんが実際に楽屋務めをなさったとかで納得です。 これを映画でどこまで(どの部分を)表現するのか、刮目したいところ。 | ||||
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新聞連載時にも読んでいたが、改めて購入。ストーリーはもちろんのこと、歌舞伎に関する細部の表現が歌舞伎好きでも満足できるレベルで挿入され、歌舞伎界をどっぷり楽しめる仕組みに大満足。登場人物の人物描写も唸らされるものがある。改めて吉田さんの筆力に脱帽した。物語的な構造の小説が好きな人にはたまらない1編。 | ||||
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青春篇を読み進める中、山と称される者と木と自称する者の違いは、この世の中の全てに当てはまるのかもしれないと感じました。 動かざるはずの山が自ら動いた行く末と、木が葉を茂らせ大木となり枯れ木になる様に期待感が膨らんでいます。 | ||||
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よい | ||||
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よき | ||||
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下巻は喜久雄の孤高である存在とその苦悩に惹きつけられた。上巻は、若い時の話もあり、その展開や未来を見据えた部分に希望を持ちながら読むことができた。しかし、下巻は地位は確立しても、逆にそこからくる苦悩を見せつけられた。 国宝というタイトルではあるが、国宝という名前が正しいのか少し疑問に思いながら、読み進めた。国宝というタイトルに惹きつけられて読み進めたのだが、もっと別の名前でも良かったと感じた。他の読者はどうだろうか? | ||||
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自分は元々国王を見たりするのが好きなのと、近くの本屋に行った時に、映画化されるというきっかけで読んだ。このように口語調の語り口は久しぶりなので、最初はとっつきにくかったが、慣れてくるとそれがとても気持ちよく、どんどん読み進めることができた。 主人公の喜久雄の栄枯盛衰の物語、いい時もあれば、悪い時もある。悪い時にそばにいる仲間に助けてもらい、なんとかやり切る。そんな波乱万丈のストーリーだ。途中で、主人公がボロボロになっていくシーンがとてもつらかった。ここからどう国宝と呼ばれるになるのかが楽しみだ。 | ||||
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