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夜は千の目を持つ



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夜は千の目を持つの評価: 3.44/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

1945年(昭和20年)発表作品。

大昔のアメリカのラヴ・サスペンス。
40年前に奇妙なカバー・イラストの同文庫で本書は読んではいたが新解説という事なのでまた手に取った。
本文構成も少し凝って有って読み直してみても面白い。但し読解力乏しい私には注釈が必要な点が度々有った。
ジャズ作品にもなった詩的なタイトルも良いがセピア色のような本文描写のレトロ感が素晴らしくこの古臭さはたまりません。
大戦終結直後で東京裁判以前だからか著者も対戦国の日本に多少は興味が有ったようです。
20歳そこそこで酒も煙草も嗜む魅力的なヒロインも今なら普通だろうが私は戦勝国の女性ならではかと思っていた。
白黒映画化の原作の他にこの作品にインスパイアされ30分番組TV「世にも不思議な物語」の一つのエピソードにも使われもした。
何しろ電話もTVも普及していなかった時代を偲んで懐かしく読めるので私のような老人かアメリカの昔の時代を想像できる若い人向け作品。
~団塊古稀爺。
夜は千の目を持つ【新版】 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:夜は千の目を持つ【新版】 (創元推理文庫)より
448812013X
No.4:
(4pt)

探していました

昔読んだのをもう一度読みたくて…この話は凄いなあと思います。今読み返しても怖すぎる。
夜は千の目を持つ (創元推理文庫 M ア 1-4)Amazon書評・レビュー:夜は千の目を持つ (創元推理文庫 M ア 1-4)より
4488120113
No.3:
(4pt)

予言の恐怖

作者の繊細な感受性、そこから産み出される表現力、描写力が、この作品でもいかんなく発揮されています。
「夜は千の目を持つ」というタイトルを見て、素敵なタイトルだなあと思いましたが、千の目は夜空に浮かぶ星を意味しており、登場人物が星に見られていることに対して恐怖心を持つという内容であって、タイトルから受けた第一印象とはずいぶん違っていました。
未来に起こることを次々と言い当てる予言者に死を宣告された男とその娘との恐怖が巧妙なストーリー運びで描かれていきます。特に、第15章のルーレットの場面が印象的でした。死を宣告された夜にリードはルーレットで負け続け、家も金も失います。運命の賭けに勝ちたいと思ったリードが賭けたものとは……。
本作品は最後まで読むと、サスペンス小説ではあってもミステリー小説ではないと感じます。
夜は千の目を持つ (創元推理文庫 M ア 1-4)Amazon書評・レビュー:夜は千の目を持つ (創元推理文庫 M ア 1-4)より
4488120113
No.2:
(4pt)

予言は当たるのか??

最初のほうの場面からなかなかいいです。暗闇、水、自殺志願の女性、通りかかった刑事、星空・・・自殺志願の女性は「父が予言者によって死を予言されたこと」を伝える・・・。なんとその死はライオンによってもたらされるという。警察たちはその予言に関する調査を始めるが・・・。
ちょっと神秘感?を感じさせる名前のソコルスキー・ドブズ・モロイというのも気に入りました。「予言は当たるのか」という興味で最後まで引っ張っていくのですが、「警察の捜査は何を明かすか」「もしあたるとすれば、ライオンによる死とはなんだろう」という興味も尽きません。
ストーリー展開のほかに、個人的には死を予言された人物たちが「最後の晩餐」や「ルーレットギャンブル大会?」を行うシーンが印象に残っています。どのようなことをしても、運命の恐怖からは逃れられないのか?ということを思わずにはいられない。後者のシーンは、狂ったようなムードが特徴的です。
さあ、予言の真相とは???
夜は千の目を持つ (創元推理文庫 M ア 1-4)Amazon書評・レビュー:夜は千の目を持つ (創元推理文庫 M ア 1-4)より
4488120113
No.1:
(4pt)

予言は当たるのか??

最初のほうの場面からなかなかいいです。暗闇、水、自殺志願の女性、通りかかった刑事、星空・・・自殺志願の女性は「父が予言者によって死を予言されたこと」を伝える・・・。なんとその死はライオンによってもたらされるという。警察たちはその予言に関する調査を始めるが・・・。

ちょっと神秘感?を感じさせる名前のソコルスキー・ドブズ・モロイというのも気に入りました。「予言は当たるのか」という興味で最後まで引っ張っていくのですが、「警察の捜査は何を明かすか」「もしあたるとすれば、ライオンによる死とはなんだろう」という興味も尽きません。

ストーリー展開のほかに、個人的には死を予言された人物たちが「最後の晩餐」や「ルーレットギャンブル大会?」を行うシーンが印象に残っています。どのようなことをしても、運命の恐怖からは逃れられないのか?ということを思わずにはいられない。後者のシーンは、狂ったようなムードが特徴的です。

さあ、予言の真相とは???
夜は千の目を持つ (創元推理文庫 M ア 1-4)Amazon書評・レビュー:夜は千の目を持つ (創元推理文庫 M ア 1-4)より
4488120113

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