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シンドローム



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シンドロームの評価: 3.49/5点 レビュー 43件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.49pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 21~40 2/3ページ
No.23:
(3pt)

え、野上さんが・・・(ネタバレ多少あり)

見当違いかも知れないが、本作を読んでいて一番に思い出したのは「シン・ゴジラ」だった。未曾有の大災害に対して、他者・他国の思惑や後先の立場を考えず、目の前の破滅的な状況に対応することを最優先にして意思決定を行い、即行動に移すことができるかのか。鷲津の活躍よりも、そちらの方の興味が行ってしまった。

本筋は、首都電と政府トップに対する読者の怒りを駆り立て、彼らをやっつけることでカタルシスを得るような物語になっている。面白かったが、最後のご都合主義的な速攻の幕引きは「あらららら」という感じで、多くの登場人物は大変な状況の中に置いてきぼり。読者ももやもや感が拭えない。

ハゲタカ・シリーズは「レッド・ゾーン」を読んで以来で、「グリード」も「積ん読」状態だが、特に読んでいて不便は感じなかった。

しかし、野上さんが下巻の途中で出てきたのには、苦笑してしまった(全く、本筋と関係なし)。今後、「マグマ」と「ハゲタカ」をクロスするのだろうか?それとも、真山ファンに対する読者サービスだろうか?映画などで、自分の過去の作品のキャラクターをサービスで登場させるようなことがあるが、これと同じであまりいい印象はない。
シンドローム(下)Amazon書評・レビュー:シンドローム(下)より
406512705X
No.22:
(3pt)

原発事故をここまで書く必要あるかなぁ

電力会社買収!というフレーズに惹かれ手に取りましたが、ハゲタカの部分よりも震災対応のボリュームが多い。
原発事故を書かれているが、フィクションが混ざりすぎてて、これって真実なの?それとも作り話?と気になってしまった。
シンドローム(上)Amazon書評・レビュー:シンドローム(上)より
4065127068
No.21:
(2pt)

さらば

このところの真山仁氏の作品がちっとも面白くない‼
ハゲタカならばと思って読んだものの・・・
ハゲタカも真山仁も、もういいかな
さらば
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No.20:
(3pt)

ちょっと傾向が違うかな

とても興味深く読む事が出来ました。
ハゲタカシリーズですが、初見でも楽しめるものかと思います。
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4065127068
No.19:
(4pt)

やはりハゲタカ!

サムライファンドの変わらないメンバーでテンポよく進む。原発事故の話が少し長いが、ハゲタカシリーズの期待を裏切ることはない。
時系列では「ハゲタカ4.5 スパイラル」が先の出来事なので、ハゲタカファンは先に読むことをおすすめする。
まだ下巻を読んでないので、最終評価はできないが星4つはつけたい。ハゲタカシリーズが好きなので!
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No.18:
(4pt)

なんだと

”なんだと”というワードに引っ張られるようにして、一気に読んでしまいました。
内容は、多くの方が指摘されている通り、原発事故の(フェイク)ドキュメントだと思います。
リーマンショックを題材にした前作と同じ流れですね。まあ、いかにも元新聞記者らしいといえばらしいです。でも、よく調査されていますし、それを分かりやすく伝える腕は見事だと思います。なんとなく京極夏彦化しているような気もしないでもありませんが。
個人的には、叙述トリックに近いような手法で無理やりオチをつけた感のある前作よりも、一気呵成に走り抜いた本作の方がスッキリ読めました。カタルシスというより東電の利用明細を確認したくなる読後感ですが、普通に経済小説として面白かったと思います。単に、物語な面白さを求めるなら、初期作や「ハーディ」あたりがよろしいかと思います。個人的には、最後には悪い人間をやり込めることでわかりやすいカタルシスを求める陰険な某半沢よりこのシリーズが好きです。
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No.17:
(4pt)

合意形成のあり方

原発に関する知見が豊富であること、同時進行の手法により多角的な見方がなされ臨場感溢れる展開は素晴らしい。
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No.16:
(3pt)

伏線回収し忘れ?

今回のディールの敵役が鷲津の部下の一族の長と付き合いがあるような描写があって、その部下を敵が取り込んで鷲津にピンチが訪れるのか?なんて思ってたんですが、敵は全くその部下に接触しないまま。

敵役がスゲーんだかショボいんだかよく判らん展開。(序盤、鷲津を退けた勢いは何処へ?)
結局、上巻での敗北はなんだったんだ?レベルで危なげなく鷲津が美味しいところ総獲りでエンディング。

どうでもいいけど、芝野雑魚キャラ化しすぎだろ。
出世してるっちゃしてるんだけど鷲津を筆頭に権力者にいいようにこき使われて、貧乏くじ引きまくり。

あと、他の人も似たような事書いてるけど本作はハゲタカシリーズなんだけど本題は企業買収じゃなくて大震災に伴う原発事故絡みの物語が主だったし。
グリードの後スパイラル、ハーディーと外伝的な話が続いてからの本作。
ボチボチネタ切れなんだったら作品を手じまいするのも一手では?
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No.15:
(1pt)

真山仁&ハゲタカというブランドを自ら毀損した作品

一読して、モデルとなった電力会社の原子力部門を
格好良く書き過ぎであり、取材先も間違っている。

東電の株主として、原子力部門の対応の不味さは色々あるが
事故後の以下の事実を知らないのではないかと驚く。
・使用済み核燃料プールをGoogleアースで確認しようと試みる
・汚染水漏洩防止におが屑や新聞紙を文字通り投入
・発電所なのにバッテリーが無くて、ホームセンターに買出に行く

逆に政府関係者へは何か恨みでもあるのかと邪推したくなるほど
悪口のオンパレード。また、米軍がメルトダウン防ぐための出動を
申し出た話を本当であるかの様に書いているが、
どこかで裏付けのある話だろうか?
(個人的には、日本を守る為に米国は米軍人の命を差し出さないと考える)

最後に取材先として、東芝がWH買収するのに
尽力した元東芝電力システム社首席主監の田窪昭寛なんぞに
取材してどうする?
※この御仁の活躍は、大西康之著「東芝 原子力敗戦」を参照されたい。

最後に東電の株主として言いたいのが、
経営陣が承認されるのは株主総会であるはず。
株を買う話なら、最後は総会で終わるべきだろう。
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No.14:
(3pt)

マンネリ

序盤、敵からの脅迫に屈し買収撤退する等マンネリ打破を狙ったようなストーリー展開だったのですが。。。
レッドゾーンで敵役だった賀一華も登場するのですが、鷲津と直接絡むシーンは電話で手持ちの株を高値で売るよ~んって商談(即却下)するシーンだけ。
貴子は例のごとくフライフィッシングして、あとはストーリーの本筋から離れたところでのみ登場。
ただ太刀打ちできない大きな相手や物事に対峙しても、アタフタしなくなったのは成長の証なんでしょう。
一方で成長する兆しが一向に見えない芝野はまたしても鷲津を筆頭に権力者にいい様に翻弄されつづける。
鷲津の心の声も完全に使い勝手のいい格下の手駒扱いです。
他の新旧サブキャラ達の背景やらなんやらを撒き餌のように丁寧に描きつつ、下巻へつづきます。
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4065127068
No.13:
(2pt)

上巻からの違和感がそのまま続きます

もはやハゲタカではないですね。
震災文学を、ハゲタカ的に書いてみた、という印象です。
ほとんど原発の話です。企業買収がオマケにしか見えません。

ラストは、ハゲタカ的なハードネゴシエーションもありますが、
そこに行きつくまでは長すぎて、正直つらいです。
そして、そのネゴの中で出てくる種明かしが、やや取ってつけた感じなのもつらいです。
やや、読者が置いてきぼりという感覚があります。

もうハゲタカに爽快感とか、金融スキームでの勝負とかを求めてはいけないのかな。
次に出るハゲタカは、他の方のレビューを見てから購入しようと思います。
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No.12:
(1pt)

うーん、ハゲタカである必要はあるのか

大好きなハゲタカシリーズが電力と311を題材に何を書くのかわくわく。著者はハゲタカシリーズとは別に東北の震災後を人間愛あふれるテーマを書いており、なにを提示してくれるのか楽しみにしていましたが、今までで最強の相手になんかなあという、これからの日本に期待をというメッセージなのかなと。
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No.11:
(2pt)

個人的には残念です。

「ハゲタカ」は、レッドゾーン以降は別物と思います。シリーズを重ねるごとに説教くさくなり、特定の倫理観が強調され、陰謀めいて、誇大妄想的になって残念です。
特に、今作はハゲタカシリーズである必要はないでしょう。セールスを意識してハゲタカシリーズになったとしたら本当に残念な限りです。
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No.10:
(3pt)

ハゲタカ、、、ではない

他の人も書かれていますが、いつものハゲタカシリーズではないです。
電力会社の買収の話なので震災との関連は必要かと思いますが、ここまでの描写が必要なのかと。
何より冒頭部分でいきなり強敵が出てきますが、前作よりも小粒な相手になぜ負けるのか、疑問は消えないまま。
一気読みで非常に読みやすいのは間違い無いです。
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No.9:
(5pt)

読み応えありますね

ハゲタカシリーズ最新作。相変わらず面白い!少し中だるみはありますがやはり面白い!
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No.8:
(3pt)

グリードよりは・・・

企業買収を二の次にした作品。
グリードよりは読み応えがあるが、正直期待外れの感が否めない。
このところの氏の作品を見れば、まぁ、こんなものか、
というところかな
ハゲタカも真山仁も、もういいかな
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4065127068
No.7:
(4pt)

東日本大震災のお話です

企業買収というよりは、原発事故についての描写が多いので
いつものハゲタカを期待すると、期待はずれかもしれません。
鷲津さんの腹心たちも出番が少なく、いつものえげつないくらいの勢いは感じにくいです。

どちらかというと、ハゲタカ以外の作品と似ています。
ただ、原子炉建屋内での描写などは下調べが丁寧なのか、
リアルでわかりやすく、緊張感があります。

それなりに面白いですが、やや期待値に届かなかったので★4で。
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No.6:
(2pt)

もう惰性

もう話の流れを追ってるだけで、作品としての面白みは薄れてきた。惰性で読んでるだけです。
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No.5:
(3pt)

福島の半ノンフィクション?

福島で何が起こっていたのか、が中心。企業買収はあくまでおまけ。東電は悪、と言う単純化した世論に一石を投じている点は評価。ただ、福島の件もどこまで事実でどこからフィクションかわかりづらいので、いっそドキュメンタリーにした方が良かったんじゃないかと思う。
鷲津さんはもうスーパーキャラになりすぎてしまって笑 魅力ないし展開が単純。
シンドローム(上)Amazon書評・レビュー:シンドローム(上)より
4065127068
No.4:
(4pt)

まあ落ち着くところに落ち着くということですね

なかなかスリリングでしたが、落ち着くべきところに落ち着いた感じですね。次回作を期待します。
どちらにせよ、危機管理にそぐわないリーダーが首相になってしまったのが原因でしょう!
シンドローム(下)Amazon書評・レビュー:シンドローム(下)より
406512705X

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