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インド倶楽部の謎
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インド倶楽部の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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ミステリーからミステリー風味の普通の小説になっている。 女王国の城、乱鴉の島あたりから感じていたが、 ”本格”さから離れていくのが今作では更に加速した。 後書きで作者は本格ミステリの様々なタイプを試していると記しているが、 巧妙なトリック、全編を通じた伏線(トリックのヒントの開示)、犯人との心理戦が無いものを ”本格”とは思えない。 私が有栖川作品に求めていたのは他の追随を許さない本格さだったので、残念。 あと、犯行や登場人物像の形成に不要な地理説明が多すぎる。 地元民は喜ぶかもしれないが、そうでない者にはどうでもよい。 道中の細かい電車乗換案内や地形描写、歴史描写は 作者の取材の勉強成果の披露=単なる自己満足にしか思えない。 今作の2割くらいは読み飛ばした。 過去作品が最高に面白かっただけに残念。 代わりの作家を探しているが、あのレベルの本格ミステリ作家は中々いない。。 | ||||
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まず、国名シリーズ長編と言う事でとても期待しすぎていたせいか、犯人はインド倶楽部の誰かだと分かっていて、一番出番や発言の印象が薄い人が犯人で、自白してくると言う結果に驚き、呆れました。 過去に脅される夫婦が犯人では意外性が無いですが、前世を信じ切っている設定に吐き気がし、作品中有栖も怒りを感じる「ストーカーや虐待で死んだ子供・若い人達に、前世が悪い事したから仕方が無いというなら」、やり残した事、別れ別れになった愛する人はどう思うか。それでは今生で良い行いをして来世をよくする時間も無い、救いが無いと思い、なんでこんなテーマにしたのかはなはだ疑問です。 今回面白かったのは野上刑事の温泉まで調べに行く時間、彼の人生感、家族への思い、不器用ながら火村の才覚を認めている自分をさらす当たりでした。 散々長く引っ張って証拠も無いのにいつも通り「もしこうだったら犯行は可能か?」と言う火村先生の解決法は面白いですが、亡くなった私立探偵が見つけてきた「輩」達が話しているうちに自己暗示に掛かっていくようで、ミステリー枠でこんなの有りか?と不満です。 買う前に立ち読みで、犯行自白するところを読んでから購入をお勧めします。 | ||||
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動機は前世のこじつけ??? ラジーブが無意味すぎ、未来の死ぬ日予言も出鱈目、偶然だぞwwとか 登場人物のキャラはそこそこいいかな。 | ||||
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あまり面白くはないです。 シリーズのファンなら楽しめるでしょう 王道の本格ミステリに真正面から取り組んでない…ではなくて、単純にお話としての質が低いと思います。 インドに絡めて、アガスティアの葉や前世のインド時代の記憶などが物語に関わって来ますが、どれもとってつけたようでお話として心に迫るような説得力が感じられません。 読者に犯行の動機をバレにくくしたら、そのまま物語そのものの納得感が欠落してしまい、魅力のない話になっています。 ミステリとして、どういう変化球を投げたいかは理解しますが、キレは悪いな、という感じ。 あとがきで、作者は特定のタイプのミステリしか認めない読者の狭量さに苦言を呈して今後様々なミステリを書くと宣っています。 今作については種別の問題ではなく話の完成度の低さ、つまらなさが読者を黙らせる迫力を欠いているのでしょう。 シリーズのファンなら楽しめます…が、逆にいうとこれが新人作家であれば、世に出してもらえたか怪しいクオリティだと思います。 | ||||
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これは、ひどい とても人には勧められません よみおわってがっかりです。 ただただ、動機をこじつけています。前世なんて…… | ||||
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