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(短編集)
火のないところに煙は
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火のないところに煙はの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 61~80 4/5ページ
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以前読んだ芦沢央の作品がいわゆるfinishing stroke系だったので、本作にもそれを期待して読んでみたのだが…、著者本人が登場して取材した(という体の)怪異譚を綴るという微妙なものだった。帯とかにはミステリーと銘打っているものの、オカルト的事象が科学的に解かれるのではなく、非科学的に解かれるのでは、どうも釈然としない。 少なくとも私が求めていたものとは大きく違っていた。 | ||||
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初芦沢さん作品。大変読みやすい文体で、サクサク読めました。 怪談としてはまったく怖くないレベル。 さわやかな高原のような怪談だと思いました。 ミステリを読みたいなら、全然求めてるものと違うし。 楽な気持ちで読み進められました。 同じイメージ?を持った作品だと、小野不由美の残穢の方が個人的にはかなり好み。 | ||||
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店頭でみて「本屋大賞ノミネート」という帯に惹かれて購入。 しかしamazonレビュー見てから買えば良かったと後悔。 と同時に、自分の本作へ感じた部分は、世間とずれていないと知って安堵。 結局、受賞を逃し、10作ノミネート中の9位だったようだけれど。 正直、新書で買て本棚に並べておきたくなるような本ではなかった。 それは好きとか嫌いとか、為になるとかならないとか、そういうことではなく。 シミの付いた古本を古書店のワゴンセールで買った方が 本作へのアプローチとして正解だった気がする。 その方が、本作の内容にふさわしいし、じわじわ来た気がする。 | ||||
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怪奇体験を短編小説にした内容。 状況がイメージしやすい内容で怪奇とはこんなものかもしれないが、強引なところもある。 全話がつながっているようだが、線は薄く感じやはり強引さはいなめない。 | ||||
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意外に厳しめのレビューが多いのでびっくり。 「ホラー」のくくりに入ると、もっともっと上の「怖さ」を求める方々には物足りないのかもしれないですね。 ホラーがあまり得意ではない私的には、本当にどんぴしゃで「ここまでがギリ」という絶妙な配分の怖さ(十分怖い)だったし、ミステリーのように話が最後まで分からない→オチへ、の流れもすごく面白かったです。 本屋大賞ノミネート作品ということで、いつもは手に取らないジャンルを読みました。 結果、芦沢央という新しい気になる作家を発見できて良かったと思います。 | ||||
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個人的にはホラー大好きなんで面白かったですね。 最終的な結論がはっきりしない、救いがない感じは 小野不由美氏の「残穢」的な雰囲気でした。 フィクションかノンフィクションかは、どちらでも良い。 その怪異に引き込まれて、自分もまるでその場に居るような気分が味わえればいい。 にしても、登場人物が良く亡くなりますね。 もしノンフィクションで、これだけ亡くなると、本の発行は躊躇うかも。 そこが売りなのでしょう。もし続編があるならば、早く読みたいかも。 | ||||
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怖いんだろうか、これは。 たしかに読み始めて前半の緊張感とか、何かヤバいことが始まる感の演出はあって期待を持ったんだけれども。 結局、本題に入らないで終わってる気がする。 「世にも不思議な・・・・」的なものが好きな若い人の創作で、思わせぶりで終了させているところが浅いと思う。 この本に限らず、アイデア一発で売る本が多くて残念です。 | ||||
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5つのホラーの短編からなる作品。一話ごとのエピソードは結構あっさりしていて読みやすく、内容も恐怖を感じるようなものではないので、スラスラ読める。 ただ、作者の視点からの一人称で展開されていて、友達や知り合いからの話という形をとっていて、工夫しているなと感じる。やっぱり自分の身近な人に迫るとどうしても恐怖を感じやすくなってしまうから。 それと、各話ともちょっとしたどんでん返しが用意されていて、それが話を面白く感じさせてくれます。 まぁ、本格的ではなく、ライトな感じでホラー小説を読みたい人におすすめです。 | ||||
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新聞の書評が良かったので購入しました。全く別と思われる5つの怪談が実はとある人物を介して関連していて…知らぬ間に自らも怪異に…ホラー小説では良くあるプロットで、フェイク系では三津田信三や今をときめく澤村伊智、リアル系?では加門七海がいるので何番煎じ?といった感想。読者を恐怖に叩き落とす力量が弱い。1話目では神楽坂メインでストーリーが進行していたので、神楽坂で何があったの?と思ってワクワク読み進めていましたが、ラストでさほど掘り下げる事もなく地名だけが一人歩きといった感想でした。 | ||||
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フェイクドキュメンタリーホラーとしては、きちんと面白く怖く仕上がった良作であり、 終盤までは程よい怖さ、ラストでガツンとした小説の利点を活かした怖さがあり、怖さのバランスが程よく、薦めやすいホラー作品でした! ただ、ホラーとしての派手さは少なく、フェイクドキュメンタリーホラー小説の傑作三津田信三『どこの家にも怖いものはいる』や、 ホラーとミステリーの完璧融合神作品であり、来月から映画公開される澤村伊智『ぼぎわんが、来る(映画タイトルは『来る』に変更)』に比べると、地味な作品ではありました。 とは言え、派手さの少なさ=現実感が増すという利点もあるので、どちらがより好みなのかは読み手次第かなと。 ともあれ、ラストの納め方は小説の利点も最大限に活かした素晴らしい怖さでして、量や内容的に読みやすくバランスも良く、気軽にホラーが読みたい時にはオススメです(^-^*)/ | ||||
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数本の短編で構成されるホラー小説。 主人公である作者がかかわった、人が死ぬほどの重大な恐怖事件が語られる。終わりのほうで、それぞれには必ずとある人物が関わっているのだ!そいつのせいだ!と気づくのだが、その人物本人には迫ることも解明することもないので、決定的な戦いや、本当にその人のせいなのか?との確認もできず、モヤモヤするばかり。 最終章で全体が集約されるような、ピースがすとんとはまるような快感・恐怖感はありませんでした。 登場人物の心理や恐怖感をもっと高め、原因となる人物の「影響」をもっと濃く出せば怖くなったかも… 探求が足りない。他に本編とされる書物があり、それを読まないうちに、先に番外編(他にも被害にあってしまった人々の例を並べた本)を読んだような気分です。 最悪の恐怖の原因に、もっと迫れば良いのに。前評判ほどではない。 | ||||
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あまり怖くなかった、場面が換わりすぎてストーリーに集中できない。ページを早く進めたい感覚がない。 | ||||
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ホラーだと思って読み始めたら、これはホラーであり、ミステリでもある作品。 裏切りの構造は、ミステリとドラマに定評のある著者ならでは。 短編集としてのリーダビリティは抜群で、一作一作、どんどん上手くなる著者の今後が楽しみ。 | ||||
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ホラーとミステリーが丁度いい具合に混じり合って、先へ先へと読み進んでしまう。オカルト要素もあるので、謎解きは完結しないが、ホラー小説だからそれぐらいが丁度いい。 | ||||
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この本がとても面白いのは、 得体のしれないものを覗いていくようなホラーとしての恐怖と、 ミステリとして先を知りたいという好奇心が、 どちらもめちゃくちゃ湧いてくるからです。 こわいこわい、ゾクゾクとさせられながら読み進めたのち、 あっと鮮やかに伏線が回収される。 他のホラーやミステリでは味わえない鳥肌感が味わえます。 短編でありながらひとつひとつのストーリーがつながっている、 連作短編という形なのがいい。 短編の読みやすさやまとまり感を維持しつつ、 恐怖や世界観は長編小説のソレ。 そして、これはフィクションでなく、 本当に起こった、そして今現在も起こっているのではと思わせる、 書き口。 久しぶりに手放しでおすすめできる本が出てきました。 | ||||
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ネットのなかに転がってるような話。 平山夢明のほうが10万倍怖い。 | ||||
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評判で買ってみましたが、今の時代の評判は周り、メディアの先導なんだろうな!と、思う内容でした。 | ||||
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読みやすいのですが 1話の時点で展開が読めてしまったのと 能力のちぐはぐさがね | ||||
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「怖すぎる」と言うより「じんわりくる」感じだけど 3話辺りからの「理屈」と「怪異」のバランスが好み 「じんわり」だったのが最終話でざわっ。と来る 1編ずつではざわっ。が来ないが、1冊になるとざわっ。となる 怪奇もので背筋寒くなる事が無くなって久しいが、久々にちょっと来た 陣内さんの説話を覚えておこう 楽しみました | ||||
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夜に読んでしまい、寝付けず結果翌日も読み。最初は前評判だけで買ったけど、この本を見てしまうだけで関わりを持ってしまった事を後悔してしまう。。。ホントの話としか思えない。 | ||||
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