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路上のX
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路上のXの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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読み始めると、「〇〇24時!」的なドキュメント映像を見ている気分になり、グイグイ読み進めたが、では「これは本としてはどうか?」と意識を切り換えると、とたんに薄っぺらく感じてしまいました。 モデルとなったJK達はいたのでしょうけど、なんだか底が浅い。 そして、結末も、、、、、浅い。 | ||||
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差別主義者が書いた少女の性的搾取小説 性的消費するな | ||||
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同じことを何回も説明くどくて文章がひどかった。いつもはうまいのに。jkたちもおとなたちも誰一人にも共感も応援もできずしかも殺人もないからとてもつまらなかった。幸せな家庭と言われていた親や親戚たちがつまらないことしかしゃべらず、桐野さんてはみ出た人の描写はうまいけど普通の?常識的な?一般人を書かせるとわざとすぎるだろうってくらい紋切型で洞察力も思いやりもまったくない。真由の母親がクズなのはもちろんだがありえないとも思ったがいるのかもしれないな。ヤンキーの親はいきいきとしてた。ともかく読みにくかった。ルポを小説風にした感じ。ラーメン屋の描写はそれほどないけど、麺をゆでるにおいとかすえたにおいとか客の落としたわりばしとか机のべたつきとか想像できておもしろかった。うどんやの女はとってつけた登場で白けた。真由がもっと沈めばいいのにと思いながら読んでた。最後はふーんって感じ。がっかり本。 | ||||
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桐野夏生の作品は時々読んでいる。はっきり言ってコレは駄作です。 好きな作家なので最後まで我慢して読んだが、時間の無駄だった。これが東京で彷徨っている女子高生の話なのか? ありそうな話ではあるが、あり得えない。共感出来ない。 桐野夏生もそろそろネタ切れか? もっと違った題材を書いて欲しい。 | ||||
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いかにもインテリ作家が想像で書いた女子高生という感じが常に漂っていて気になって仕方がなかったです。女衒という単語を知っている現代の女子高生は果たしてどの位いるのでしょうか。「リアルワールド」の段階でも相当違和感がありましたが、あちらはまだ進学校に通っている学生という設定なのでギリギリ許せました。こちらはきちんと教育を受けていない女子校生という設定のため現実感の欠如が際立ちます。流石は直木賞作家なので、読ませる力は尋常ではないのですが、オチらしいオチがなく、突然話が終わったのには驚きました。上下巻の上だけ買ってしまったのかと思いました。元々はっきりとしたオチをつけるタイプの作家さんではないですが、この本は全く意味不明な所で終わるため読後感が非常に悪かったです。 | ||||
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自分自身も同じような10代後半から20代前半を過ごしたので興味を持ち読んでみたが、まったく面白くなかった。これほど何も感情を動かされない小説は初めて読んだ。 登場人物のキャラ設定も急に乱暴な言葉遣いをしたと思ったら年寄りみたいな喋り方になったり、物語も誰かから聞いた話の可哀想な上っ面の部分だけをすくって並べただけのような薄っぺらい内容。 渋谷の女子高生といえばこんなんでしょ?というような。これを書いた人が一番女子高生を軽蔑してるのでは、とまで感じた。 物語としても出来事すべてが何も深掘りされず、中途半端に全部とりあえず逃げて終わり、最後まで読んだがなんの価値も感じなかった。 自分がこのような生き方の当事者だったからなのか?読んでも当たり前のことしか書いてないし、それに対して何のメッセージ性もなく、心を動かされることもなかった。 面白いと思って読めるのは、よほど世間知らずの真面目な男性だけではないでしょうか。何も面白くないですが。 | ||||
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中学生や高校生に対して、世の中いい大人ばかりではないよ、ということの警鐘になるかも? 夜遊びや家出、割のいいバイトに興味を持っている子も、これを読めばやっぱりやめておこう、となるかもしれない。 | ||||
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正直、ポリティコンなどにガックリして以来、女性が男性社会で抹殺されていく人権侵害問題に関してやっと根深く掘り下げてくれる本を書いたのかと少し期待していた。 物語の展開、進みとしては悪くないが、実際に被害にあった特に女性には読むにあたってとても注意が必要だ。実際、生々しい描写にフラッシュバックが何度も押し寄せてきた。 結果、桐野氏が何を言いたいのか見届けたく最後まで読みきったが。 これは途中に出てくる被害者と被害者が自分達の傷を比べるシーンでもよく表現されてる通り、結局、同じ体験をした当事者にしか、その傷の深さや恐怖は理解できないし、それぞれが歩いてるレールも全く違うのだ。 よってこの本を書いてる桐野氏もまたそういう意味で、外から事態を眺めて分析している傍観者であると言えるし、色んな権力によって心身を破壊され尊厳を奪われた体験をしてきた私からすれば、警察の態度の下りなどは、実際はそんなものじゃないと、後味が悪く気分が不快になった。 ネタバレになるので、ここから先は読んでない方は注意 ま、結局、最後には、自分の道を明日どんな事が待ち受けていようと世の中の大人がどうあろうと、仲間と歩いていくという風にまとめているのだが、私としては、桐野氏の伝えたい事がよくない意味でライトだなと感じた。 インタビューで、私は日本社会で犠牲となっている弱者の姿を炙り出したいと言っているのを読んで以来、注目し、全ての本を読んできたが、この本は帯にかかれてあるような体験を実際してきた、被害者からしてみれば、スッキリする人と、スッキリしない人に分かれるだろう。 私は、後者だった。 結末に救いがあるかないかそれ以前に、個人的に不快なあくまで当事者でない人間による描き方だなと思いました。 残念です。 | ||||
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桐野夏生さんの作品とは思えない。 (作者をふせて読んだら絶対にわからないだろう...) こんなに内容がない本を久し振りに読んだ。 小説の主人公達の年代や背景なら、現実の方がもっと卑しく強かで儚くもある。 好きな作家さんで、ほぼ全作を読破しているので残念。 | ||||
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