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そしてミランダを殺す
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そしてミランダを殺すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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いくらリスペクトしていると言っても、スタートから、パトリシアさんのイメージのまま。言い訳の様な物語の進行に、脱落しそうになりながら、付き合ってしまった。ラストでは、アランドロンの手?が地中からが出てくるのかと・・妄想まで。 | ||||
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なかなか面白くてほぼ一気読みでした。 とはいうものの、押しかけて銃殺しちゃうとか、「え?」という杜撰な殺人計画にはちょっとがっかりする場面もある。 点と点が繋がっていくところは、推理小説っぽくて楽しめましたが、ラストはもう一ひねり欲しかったかな〜。「太陽がいっぱい」のエンディングを思い出しました(^_^;) | ||||
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謎が謎のまま物語が終わり、本を読み終わった後、その後の余韻に浸れるかと思ったら、 頭のおかしい刑事の、女への執着によって残念な結末になった。 というのが個人的な感想です。 ただ、この物語の主人公と思って読んでいた「あいつ」がまさかの結末を辿るとは・・・ 個人的に、第一部には 驚き がありました。 まだ、完読1周目なので、何度か読み込むうちに物語の味わいが感じ取れるようになるのかな。 | ||||
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2018年の年末の各社ミステリ・ランキングで上位になっていたこともあり、興味を持って読んでみた作品。 ロンドンのヒースロー空港で、ボストン行きの直行便を待つ、テッド・セヴァーソンは、見知らぬ女性に声をかけられる。 その名は、リリー・キントナー。 若く美しい彼女にテッドは興味を持ち、会話の中で、妻・ミランダの殺人計画のことを話してしまう。 すると、驚いたことにリリーはテッドに協力するようなことを言うではないか…。 本書は、登場人物の1人称の章が入れ替わりながら、綴られているのですが、興味を引かれたのは、リリーの章でした。 いくら興味があるからと言って、それまで親しくしたことのない男性の殺人計画に、なぜ加担するのか。 まずは、リリーの過去が語られ、この一見、無理な設定が、理由のあるものであることが次第に判明していきます。 そして、物語展開も、大方の読者が予想しない方向に進んでいきます。 この当たりが、ランキング入りの要因でしょうか。 ただ、私は、あまりこの作品は、性に合わなかったようです。 リリーの過去から現在へ向けての語り口が、冗長に感じられ、あまり先を読みたいという衝動に駆られなかったことが、ひとつ。 そして、確かに、予想しない展開が随所にあって、その瞬間は、「え?そうなるの?」と確かに驚いたのですが、登場人物たちの心情がよく理解できなかったことが、もうひとつの理由です。 私は、ミステリについては、作品によっては、別にリアリティを求めておらず、本作品もリアリティを抜きに、純粋にエンタテイメントと楽しめば良かったのでしょう。 しかし、犯行方法がそれほど練られたものではなく、すぐに警察の手が及ぶのでは、という気持ちが抜けきらないまま、ラストを迎えました。 ランキング入りということでの期待値が高かったのか? もし、何気なく手にとった作品であれば、違った感想を抱いたかもしれません。 | ||||
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引き込まれ、一気に読める系ではあるんですが。。。読了感わるし。 当たり前でした。題名からして、誰かを殺すはなしなんだから。。。良いはずないですね! ネタバレになりそうなので多くは語れません。 | ||||
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「こんな展開予想できるはずがない!」というのが帯の売り文句で、確かに予想はしてなかったし意外な展開はあるけれど、 共通認識を逆手にとったものでそこまで突飛なアイデアではない。最近こういう作品多いけど。 ただ現実であり得ないともいい切れないので、小説を読むスタンスによって評価は変わるのかもしれない。 ラストも確かに意外性がある。全体を読んでいるからこそサプライズとして成立するのだが、ただそこに至るまでの描写やモノローグが、いくらなんでも口説すぎる。 あまりにも本筋と関係なさそうなほど細かく語られるので何か細かすぎる飛び道具が仕込んであるのかと疑ったが、そういうわけでもない。 少し抽象的なラストのサプライズに至った理由だが、少し考えれば作者の狙いはわかる。 解説はネタバレどころかモロバレで、それを明かしたら終わりとさえ言える事実がいきなり明かされているので先読みは厳禁。だが、そもそも全体的にピントがズレているように思える。 とにかくモノローグの部分がかなり細かいので、いっそ短編にしたらどうかとも思えるが、あんまり短くしすぎても成立しない。基本的には女性が話の中心でもあるし、登場人物に感情移入できる、しようとする人の方が好む小説。 バランスを取っていかにも売ろうとした小説だけれど、少し物足りない。 | ||||
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始まりから3分の1くらいまではチョットもたつき気味です。余分な説明や文章が目立ち過去と現在を交互に行き来するのでもたもたしますが中盤からドラマが急展開し始めてからは鈍行が快速に変わった様にテンポも良くなりますので中盤までに放り投げようとしている方は我慢して読み進める事をお勧めします。 | ||||
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気に要らなくなったら始末!? こんなに単純な理由で、あり得ない。 展開的には読みやすい構成でスラスラ読めた作品だった | ||||
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何か面白そうなミステリはないかと探していて目についたのがピーター・スワンソンの『そしてミランダを殺す』であった。 CWA(英国推理作家協会)賞のイアン・フレミング・スチールダガー部門で最終候補となったピーター・スワンソン第二作目である。 登場人物それぞれ一人称で語らせながら章を終えると、他の人物が語り始めるというユニークな手法が興味を惹く。 主にリリーという本編の主人公に語らせて物語は展開してゆくのだが、このリリーの社会性を逸脱した倫理感をどのように読者に感情移入させてゆくかが著者の狙いであろう。 沈着冷静で果敢に事を進めるリリーが最後にキンポール刑事にたいしてとる行動はどうしても不自然である。 このような終焉を向かえる物語には、読者の多くが「デジャヴ」を感じ、興味を削がれてしまうのではないだろうか。 父親からの手紙を読ませる場所の設定として檻の中でなければならない、と、著者がはじめに決めたプロット構成だったら残念、もう一捻りしてほしかった。 | ||||
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空港でたまたま知り合った男が酔っているとはいえ、 「妻に浮気されてた……妻、コロス!」 とかいきなり言い出し始めたら普通の女はドン引きするところだが、 そこで「いいね!」ボタンを連打するのが本書の主人公のリリーだ。 いいね!どころか「あたしも手伝う」と協力を申し出始めて、この二人は頭おかしいのかな? と思いつつ読み進めていくうちに、その認識は誤りだったことが判明した。 自分のことしか考えていない妻、短絡的なその愛人、ポエム読んじゃう刑事と、 変な人間が後から後からどんどん登場してきて、まともな人物のほうが少ないことに気づくのだ。 そのおかしい奴らが「殺すぜ!」「逃げるぜ!」「捕まえるぜ!」「ポエム読むぜ!」 と自分の利益だけを目的に行動していき、絡みあっていき、とんでもない事態になってしまう。 その急展開に、二回ぐらい「うえっ!?」と驚いた。 これには本当に驚いたし、この驚きこそミステリの醍醐味だ。 なのになぜ評価を★3つにしたかというと、ストーリー自体は、 浮気が原因の夫婦関係の崩壊と愛人の出現、そして殺人という、2時間サスペンスドラマで一億回やられているようなものだったから。 最後に崖に追い詰められた犯人の独白シーンが出てきてもおかしくないぐらいの、王道。 それから、上記の「うえっ!」と驚くような展開になるまでがかーなーりー長かったから。 本書の4割ぐらいを読み進めても2時間ドラマみたいな話ばかりが延々と続いて、 正直「あれ、これ大丈夫か?」と不安になったくらいだ。 まあジェットコースターも富士急のフジヤマレベルになると落ちる前にまず登るのに時間がかかるからね、それと同じだね。 驚きさえできればどんなものでも読みたい!という人におすすめの一冊。 | ||||
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って。 感じだな、ミステリーとしてはカッタるいよ。 宣伝Monkにつられた、自分が情けないが、 後半、刑事コロンボ風の(キンボール刑事)が出て来るあたりからいい味がしてくるね、、、 | ||||
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それぞれの視点で語られるストーリー。妻を殺したい夫の計画は達成されるのか。 物語の半分ぐらいで1回目のどんでん返しがあり、ここは結構驚きます。結末近くに2回目のどんでん返しがあり、これもまあまあ驚きます。結末はこの手の話としては古典的ともいえるオチで、そう意味で驚きます。え、今どきこれでおしまい!?作者も投げやりになったものと思われます。 | ||||
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