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天上の葦
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天上の葦の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全166件 81~100 5/9ページ
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上下巻共読みましたが、中盤あたりが長すぎてもう少し短い方が疲れないかなと思いました。 | ||||
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ステイホームでシリーズ一気読みしました。登場人物がひとくせふたくせある人たちですが、魅力的です。謎解き、警察モノ、アクションどれにしても読みごたえある力作でした。 シリーズの映画化を希望します。 | ||||
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巻末の解説は要らない、と心底思いました。 | ||||
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太田 愛さんの作品は面白いし、考えさせられる作品が多いです。 | ||||
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もう一人の主人公である老人は何を指差したのか 高校進学先が渋谷駅から徒歩 長年渋谷に通う自分にとって実に納得のゆく設定であった | ||||
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最後まで予想外の展開でドキドキします。 ただ、幻夏が切なく秀逸すぎたのでそれを超えることはなかったかなと思い星を1つ減らしました。 | ||||
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これを書かずに死ねるか、といった執念を感じる作品でした。 全体として、非常にサスペンスあふれるミステリではあるのですが、それだけではなく、戦争の悲惨さとか、軍による情報統制の恐ろしさとかを、必死に訴えています。 太平洋戦争当時、大本営発表をそのまま世間に垂れ流すしかなかった時流というものは、しっかりと伝わってきました。 ただ、それを伝えるのに、当時の新聞記事を引用していますが、それがすべて朝日新聞というのに、著者の反骨精神を感じるのは私だけでしょうか。 長い上下巻ですが、長さを感じさせない、一気読みの傑作でした。 こういう作品に巡り合えて幸せです。 | ||||
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(ほぼ確実に)現在もあるだろう権力の保身や傲慢さを改めて感じます。 推理小説とすると終盤は推察が容易で冗漫感あるが、全体としては映画でも見るようにあっという間に読みました。 | ||||
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戦中派として共感するのものが多かったです。人物像がはつきりしているので読み易いし引き込まれてしまいました。 | ||||
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本シリーズは幻夏、犯罪者と読み進め、本書も文庫化を心待ちにしていた。相変わらず主人公3人の軽快さと、背景にあるドラマの重厚さとのバランスが良く、楽しみながらも心に染み入る読後感となった。一方でジャーナリスト立住を人間的に抹殺しようとまでする動機づけとしてテレビ番組の企画以外に決定的な何かがなかったのが、山波をめぐる大騒動の動機の弱さにもつながり、引っかかりを感じた。 本作のテーマが、事実を事実として伝えにくい空気感の危険性にあるとするなら、政権への忖度とは逆に、政権を敵視する行き過ぎたジャーナリズムもまた危険であると解釈して読了した。都合のよい情報のみを切り取り粉飾や誇張を加えて扇動したり、仮想敵を作り上げ、打倒すれば全ての人が幸福になれるかのようなミスリードは、ネットワークの発達した現代においてはジャーナリズムによってこそ生じやすいように思う。このような「ジャーナリズム」精神により、世界平和を標榜しながら他人を口汚く罵ることに疑問を持たない人々にも恐ろしさを感じている。 そのような目で本書の解説を読んだとき、この解説こそが、自由であるべき思想を一方向に誘導しようとする怖さを感じさせるという落ちとなった。 | ||||
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フィクションではあるが、権力組織の傲慢は事実。 | ||||
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一気に読み終えた。ストーリー展開も人物描写も素晴らしかった。あれだけの筋書き考えるのは並大抵ではない。 そして、特筆すべきは、目まぐるしい展開の中で、戦時の偏向報道の事実を知らしめてくれたことだ。 若い読者にも響くものはあったと思う。 以前戦争関連本を何十冊と読み継いでいた時、戦争は決して軍部の独走だけではなく、煽るマスコミ、 熱狂する国民により、より悲劇的な方向に向かったことを知った。 当時の国際情勢、日本を取り巻く状況から、開戦を避けることは難しかったかもしれない。 しかし、戦況がほぼ決定していた戦争末期に東京大空襲、二度にわたる原爆投下で 多くの無辜の民間人の命を犠牲にしてしまった。そこでのマスコミの罪は重大なものがある。 敗戦やむなしという空気はなく、一億総玉砕などのスローガンで、戦果は過大に、損害は過少に報道した。 そこに報道人の矜持はない。 作者のメッセージは、 我々はこの苦い経験を忘れず、言いたいことが言える世の中を次世代にも渡さねばならない。 というところにあると思う。 現在、2020年春、世界は新型コロナウィルス感染で大騒動となっている。致死率が突出して高いわけではないが 世間は自粛自粛で経済に大打撃が強く懸念され、自殺者の方が遙かに多いだろう。 個人的にはウィルスとの共存しか道はないので、当たり前の日常に早く戻るべきと考えるが、 マスコミの扇情報道に洗脳されたような雰囲気に抗うことは難しい。新聞には、私のような意見は載らない 。50過ぎだが、初めて全体の醸し出す空気感の恐ろしさを感じている。 | ||||
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太田さんの作品は2冊目ですが、最初のつかみといい、ストーリー展開といい、すべてに引き込まれました。 自分が小説の中の一人になったように、シーンごとの情景が想像できて、本当に素晴らしい作品でした。 | ||||
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素晴らしい作品だと思います。 ただ筆者とは別の方が書かれた「解説」は、現在の日本の状況と本作をリンクさせ過ぎていて、……となった。この作品ではこういうことを言っている!!今の日本もそうだろ!!と特定の考えに読者を誘導しているような印象を持ってしまった。 「解説」には??と思ったが、作品自体は読みごたえがあって全く飽きなかったです。島を出てからの展開の速さにとてもワクワクしました。 | ||||
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素敵な小説でした。丁寧に書かれていて、今の時代に大変意義のある作品です。 | ||||
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とにかく夢中になって読んだ 犯罪者→幻夏→今作 どの作品をとっても読み応えがあって、ストーリーも骨組みがしっかりしている 続編を待ち望んでいる | ||||
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今回も丁寧に作られていて、冒頭から引き込まれる内容だった。 | ||||
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読み応え十分、内容充実、作者さんのあふれんばかりの才能を感じさせてくれるとてもよい小説だと思います。残念なのは、最後の解説をした映画評論家の人、政治的意図を感じさせる内容にがっかり。作者さんのブログをみると、この解説を褒めていました。作者さんの政治的思想は自由ですが、それを広めるための小説なのかと疑わざるを得ない事がとても残念でした。 | ||||
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渋谷で空を指差して絶命した老人の死の謎を追った公安警察と報道を巡る壮大な物語だった。 前半は公安警察内部の確執と行方不明になった山波の行方、そしてその思惑を巡る物語で、そこに絶命した正光老人と白虎がどのように関わっているのか、戦時中の日本の報道の実態が事細かに描かれていて引き込まれた。 後半は、鑓水たちがどのように真実を公表するのか、公安警察にどう立ち向かっていくのか、ハラハラしながら読んだ。圧倒的に不利な状況を覆す奇策がどのようなものなのか非常に楽しめた。 物語全体を通して、報道とは何か、そして権力の意向を忖度することの意味を考えさせられる内容だった。 | ||||
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久し振りに面白く、考えさせられる一冊でした。多くの情報に溢れた時代 言論の自由が保障されていると、疑いもしない時代、歴史は繰り返す事忘れてはいけませんね。 | ||||
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