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バッテリー
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バッテリーの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全259件 81~100 5/13ページ
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| 中学校入学直後がメイン。 絶対服従を強いる野球部顧問。 先輩からの理不尽な要求、陰湿ないじめ。 好きだからやってきた野球、 やりたいからやってきた野球だったはずなのに、 大人や上級生にやらせてもらう野球になってしまう戸惑い。 己の道を突き進もうとする道に立ちはだかる壁。 1巻同様、巧は相変わらず己の道を突き進もうともがくのですが、 2巻の注目は、豪も巧とはまた違った角度で己の感情に素直に突き進もうとし始めること。 夫婦は段々顔が似てくると言いますが、 バッテリーも女房役との言葉が示すとおり似てくるのかもしれませんね。 風雲急を告げる野球部に降りかかる事件。 野球部はどうなるのか。引き続き第3巻を読むことにします♪ | ||||
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| 映画が少し淡白で味気なく 映画になるほどだから原作本は もっと深くて面白いのだろうな、と期待をしながら手にとりました。 今著は全6巻の第1巻にあたりますが、 ここまでは期待以上です!特に巧と青波が 成長していくのに伴い多感になり、揺れ動いてゆく心象描写に強く惹きつけられました。 第1巻にふさわしく まさに”序章”といった感じですが、 これから、ここに登場した人物たちが どのように大きく成長していくのか期待は膨らむばかりです。 早速、2巻を読み始めます!! | ||||
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| 野球とあまり関わりのない人は素直に感動できるかもしれません。でも、実際に野球をやっている少年たちが共感できるかどうかは、はなはだ疑問。原田巧みたいな絶対的な天才ピッチャーなんて、小学生あがりでいるわけがない。いたとしたら思い上がりでしょう。それにこういう威圧的で大人びたピッチャーがいたら、周囲の子供たちが野球を楽しめない。中年女性が思春期の少年への思い入れを書いたら、こんなふうになるんだろうなあっていうようなお話だと思いました。 | ||||
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| 全部(1〜6)読んでて★2つ? そう、ほんとは★1つにしたいんだけど、一応全巻付き合わせていただいたお礼に。 この本に対する感想は★1つ、2つそして3つの人たちがほとんど書いているので、 そちらにおまかせ致します。 ★4つ、5つをつけているレビューの人たちよりも遙かにこの小説の本質をついたレビューが 多いと思います。 一言だけ言わせてもらいますと 心理描写の多さが、逆に人物のリアリティーを損ねてる見本のような小説。 漫画の原作にはいいかも知れません。 だったら漫画を読んだ方がいいよね。 僕は漫画(この漫画)は読みませんが。 | ||||
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| 当初は児童書として出版され、後に角川にて文庫化。 2006年3月には、滝田洋二郎監督にて映画化もされてた。 中学入学目前、天才速球派ピッチャー・原田巧は、父の転勤で岡山の小さな町に引っ越。 そしてキャッチャー・永倉豪と出会い、バッテリーを組む。 (巧のピッチャーに対するストイックなまでの)純粋さ (巧と豪及びチームメイトとの)友情 (巧と豪またはライバル門脇との)切磋琢磨 といったことを軸に話はえがかれる。 純粋さ・友情・切磋琢磨、表面のみを見るときれいにみえる。 しかし、物語性を抑え、内面描写を丹念に描写することにより、ある種の歪さを浮き彫りにしつつも凛とした真摯さを描き出す。 元々は児童文学でありながら、良き理想という模範を示すことに留まらない。 少年の成長を描くのでは無く、各々の少年の生き方とその変化を描く。 その生き方や変化(あくまで変化であり成長とは異なる)の良し悪しの評価やメッセージ性は無い。 何かに打ち込むことは、何かを捨てることでもある。 天才とは歪さを孕んでいるのかもしれない。 丁寧な内面描写の場面が非常に多い。 反面、試合の場面は少ない。 しかも、公式試合は皆無だ。 逆に、それゆえに傑作足り得てる。 | ||||
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| 巧と豪のこころのすれ違い。強豪横手の瑞垣の思い。 心理描写がどんどん大きくなり泥臭さが増していく。 読みやすく、読み続けさせる文章ではあるが最初のころと比べるとだんだん爽快感が無くなっていくような気がします。 | ||||
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| 正直、はじめの1巻2巻は読んでいても面白いと思えず、あまり共感もできませんでした。 でも、3巻くらいからようやく、この本の主題がわかってきました。 「まっすぐに向き合う」「真摯であることとは」などを問うている小説だと思いました。 わずか12歳の少年にそれを描こうとする…。 主人公、原田巧のボールとの向き合い方は、少年とは思えないほどのシビアさを持っています。 全然少年らしくないし、大人が同じことをしてもちょっと…と思ってしまうほどです。 だからこそ、わざわざ少年を主人公にしているのかもしれません。 おおらかなキャッチャー、永倉豪にも徐々に変化があらわれます。 彼らの「まっすぐさ」は、とても原始的な面も持っていて、生理的な衝動に突き動かされながら物語は進みます。 最後6巻まで読んで、ラストイニングまで読み終わりました。 途中で止めないでよかったな、と思います。 | ||||
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| 物語全体がマイナス思考で、心が晴れ晴れとしません。読み進めば読み進むほど妬み、恨み、嫉み、など若者の健全な精神面での成長をあえて妨げるような感情にさらされます。もちろん、健康優良児的な優等生物語ばかりが若者に好影響を与える訳でもありませんし、かえって反発を招き逆効果となることもあります。しかし、この作品はあまりにも世の中を斜めから見すぎていて、いずれは社会にはばたいていく若者を現実社会から引き離しているという印象を大変強く受けます。 試験、塾、人間関係、受験などから、うまくいかないことを通して、どうやって理想と現実の折り合いをつけていくのか、努力の大切さ、周囲と強調することの大切さなどに気づき、人間は成長していくのだと思います。 最初から絶対的で天才的な才能を持った投手とその期待に応えようと盲従する捕手、教員、親、友人、周囲の大人たちというこれ以上ないと思われる単純な構図で、読み物としても深みがかけらも感じられません。あえて例えれば、ウルトラマン、仮面ライダー、セーラームーンといった結論がわかっている安全パイの非常に稚拙なお話です。 作者のあとがきを読んでも、深い思慮に欠け、素直に物事を見ようとしない中高生世代の軽佻浮薄な風潮をあまりにも安易に現状肯定していて、作品全体に社会性が見られません。 風景描写なども冗長です。これは「文学」作品とするべく重みを出そうと努力しているのかと思われますが、物語の展開がいかにも単純ですので、形式上の小手先の技術では補い切れません。 せっかく読書をするのなら、もっと精神面での成長(そんなに大上段に構えなくても例えば気分転換など)に繋がる優れた作品が数多くあるので、それらを先に若者にはすすめるのがふさわしいと思います。どうしても他に読むものがなくなったときはじめて手にしても遅くないと思います。 | ||||
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| 面白い作品であった。久しぶりに、「出会えてよかった」と思える作品だったと思う。 まず、巧の強烈な性格に圧倒された。他者から見れば、思い上がりや自惚れと紙一重の、恐ろしいまでの自身に対する自信。天賦の才に対する揺るぎのない自覚と、その才を生かすための努力。しかし、野球に関係のないことすべてを排除しようとする思考から、人間に興味を持てないという致命的な欠陥も持っている。この作品は、野球というよりも、強い反面もろい一面ももつ巧が、キャッチャー豪をはじめとする周囲の人間との触れ合いを通して、一皮向けていく様を描いているように見えます。 ただ一つ残念なのは、途中で話の中心が巧と豪の主役バッテリーから、ライバル校横手の天才スラッガー門脇とその幼馴染瑞垣に移行してしまったように思えること。巧が門脇と瑞垣の乗り越えるべき壁となってしまい、壁に初めてぶつかった門脇の苦悩と、天才の側にい続けなければならなかった瑞垣の門脇への愛憎と葛藤がメインテーマになってしまったみたいです。門脇も瑞垣もたいそう魅力的なキャラで、それはそれで面白いのですが、『バッテリー』はやはり巧と豪でまとめてほしかったなとも思います。 | ||||
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| 小学卒業後の春休み、岡山の田舎に転校した天才ピッチャーの卵の巧の精神的成長を中心に、病弱ながら天才的閃きを見せる弟の青波、巧と「バッテリー」を組む豪等を中心に若者の群像を描いた作品。この時点では、シリーズ化は考えていなかったろう。 巧は自信家で傲岸不遜。己の力だけで夢を叶えられると思っている。一方、豪は篤実な性格で、巧の実力を認め、巧の弱点である自己中心型性格を解きほぐそうとする。また、青波は自分と異なる強い巧に憧れているが、記述の中に巧を上回る天才的才能がある事が仄めかされる。また、巧達の祖父が元甲子園優勝監督と言うのはご都合主義だが、この祖父のアドバイスで、病弱な青波が野球を楽しもうとしたり、豪を初めとするチームのメンバが純粋に野球を楽しんでいる様に、巧も仲間との協調の大切さを自覚して行くと言う清新なストーリー。 私の印象では、登場人物の年齢設定が二年は低いと感じるが如何か。小学六年生でこの心理描写はないだろう。また、作者が野球に関して詳しくないのは明らかだが、如何にも野球のシーンが少なくかつ限定された場面しか描かれていない点に不満が残る。つまり、作者は野球にも少年心理にも詳しくないのだが、大人の女性が想像する少年像を映して見たら、偶々当たったという感じではないか。また、ドラマツルギーとして、受験に絡み豪の母親等が悪役になるのだが、顔を合わせて見ると結局は良い人で、良い人ばかりの物語になっているのである。「バッテリー」と言う題名からは外れるが、私は青波がもっと活躍を見せると思っていた。 その後のブームからして、荒廃した世相に対する一服の清涼剤となったのであろう。 | ||||
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| 正直な話、終わり方にがっかりした 横手二中との試合、それは公式戦でないにしても、そこに的を絞るというのは、非常に良いアイデアであると感じた こどものなかでは、公式戦ももちろん重要ではあるが、特別な相手との試合というものがある そういうことがよく描かれていると思った しかし、それなら最後まで書くべきなのではと感じた こどもの世界をこどもの目線で書くのなら、こどもが納得する、共感する終わりを提示すべきなのではと感じた 正直、男の子でここまでいろいろ考えている子はいるのだろうか?笑 女の子ならそれなりにしたたかな子はいそうだが 笑 | ||||
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| 2巻まで読みました。それ以上は無理でした。 描写が「いかにも」って感じで女性作家がよく描く感覚に訴えかけるような作品なので、その手の作品が苦手の方にはお勧めできません。 2巻までの感想ですが、それぞれの人物の性格が良くも悪くもストレートすぎて私の心には響きませんでした。 この年代の男の子には必ず「性」への葛藤やアイデンティティーの 不一致などに対する悩みがつきものだと思います。青春特有の青臭さが感じられず、野球のプレーの表現もとても陳腐なものでした。 これよりも五木寛之氏の「青春の門」を読んだ方がよっぽど後の人生で ためになるよ。 | ||||
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| ストイックなまでに自らの投球を追い求める巧、純真な少年の青波など、キャラは確かに魅力的。 特に巧の、どこから湧き出てくるのか、底の知れないマウンドへの渇望は中々のもの。タイプは違うが「おおきく振りかぶって」の三橋となんとなくかぶる部分がある。 でも、だからこそ腹立たしいのが、肝心の作者が野球をないがしろにしている点です。 ぶっちゃけ、巧が情熱を燃やすのは、野球じゃなくても成り立ってしまうと思うんです、この作品。それがもの凄く不満。 作者は野球を通じて巧という少年を描こうとしている。だったら、その野球をもっと生かしたらどうなのか。というか、生かすのが筋でしょう。 三巻まで読んだけど、正直な話、作者は大して野球を好きではないのではないか? と感じました。ネットで見てると、どうやらその通りみたいですね。 なんにせよ、あまりに野球の描写が酷い。 関係ないけど、腹立たしいといえば、これも既出ですが、この一巻の三浦しをんの解説です。腹立たしいを通り越して呆れると言うか。 この程度の観察眼と考察力しか持ってない人が、本当に直木賞作家なのか? もしウケを狙って書いてるなら、滑りすぎでしょう。 | ||||
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| わかりやすく読みやすいですね! あの朝日新聞や福島中央テレビで特集紹介された図書館のすぐれちゃん、真珠書院、あがさクリスマスも推薦していました。 | ||||
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| ストーリーは簡単で、天才ピッチャー巧とバッテリーを組む豪の二人が強豪チームに負けて、お互いに投げれなく球を受け止められなくなり立ち直るまでの数ヶ月間の話。 派手な展開がないのに、いろんな人の気持ちが丁寧に描かれています。 児童書で全部ルビが振ってあるけど大人でも十分楽しめます。 マンガやドラマになったのはやはり原作が優れているからでしょう。 でも、一番お勧めなのはやはり本で読むこと。 特にバッテリーは本がお勧めです。 とにかく文章のテンポと言葉の選び方にしびれるときがあります。 『くだらねえ。そんなくだらねえ生き方して、たまるかよ。きれいさっぱり、わかれようぜ、秀吾。 もう、おれの人生に関わってくるな。記憶にピンポイント攻撃がかれれるなら、おまえとやった野球の記憶、全部破壊したいよ、おれは。』 脇役の瑞垣の一節に強く共感。 ホント人生で記憶にピンポイント攻撃かけたいこといっぱいだよね。 | ||||
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| ある天才ピッチャーと彼を支えるキャッチャー(同級生)の物語。天才ならではの狷介さで周囲との間に軋轢を産みながらも、才能ゆえに人を魅了する主人公のキャラクターは魅力的。世の中には努力で太刀打ちのできない才能というものがあるけれど、実力差が明確に結果に結びつくスポーツの世界ではそれは残酷なことだと思う。 ただ、一方でストーリーがそれに偏りすぎているような気がして、弟や祖父といった魅力的なキャラクターが描かれているのに、彼らとの関わりが十分に描かれていないように思える。兄とは別の才能を秘めていそうな弟、彼がどう成長するのか。肉親であると同時に野球人として主人公を見つめる祖父は主人公の成長にどう影響を与えるのか。友人との関係はどう発展するのか。比較して語られることの多い「一瞬の風になれ」と比べると、小説としての完成度はやや劣るように思える。ただ、もともと児童向けに書かれたとあって、読みやすい文章なので、一度読み始めたら一気に読める。 | ||||
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| 新田東中は、1年生の原田巧、永倉豪のバッテリーを軸に、吉貞、沢口、東谷に先輩の海音寺が登場し巧と豪の気持ちに修復の兆しが表れ始める。 一方強豪の横手2中の門脇修吾、瑞垣俊二は新田東を侮れないと思うようになる。シャープな判断力を持つ瑞垣がエリート街道まっしぐらの門脇に対する感情は複雑なものがある。 横手2中のバッテリー萩雄途と城野達矢は幼なじみだがそれぞれ自我がでていて面白い。 この小説も、もう5巻目、一寸長すぎてわざとらしい所に違和感を感じる。 | ||||
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| こういうさっぱりとしたストーリー私は好きだ。 今回は巧にいろんな面で変化がみられる。料理や洗濯をするシーンは何だか微笑ましかった。 豪が初めて巧に本音をぶつける。"お前とおるとしんどい"その言葉を聞いた巧は…。 沢口たちも良かった。普通のバッテリーではだめなのかと問いかける。野球切り離して豪と付き合えるのか、と。 なるほどなと思った。巧にとって豪は最高のボールを受け取ってくれる存在。"友達"という表現で表す存在ではないのだ。 そんな巧に対して、東谷は豪を心配するあまり、きつい口調になってしまうが、この後の巧の態度に沢口たちは驚く。巧の変化が見られるシーンだ。個人的にこのシーンはお気に入りだ。 祖父である洋三の台詞も胸に響く。青波も良かった。いつもと少し違った面が見れる。 後半の豪と巧の掛け合いは良かった。巧がある行動を起こし、それに対し豪が巧を叱るシーンだ。 "おれのミットをみろ。おれがここに座っている限り、おまえの球の向かう場所は、他にないだろう" そんな豪のひたむきさに胸が打たれる。巧の"怖かった"という台詞も印象的だ。 それぞれの心情描写が丁寧で美しい。何度も読み返したくなる作品だ。 | ||||
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| 原田巧は妥協しない。昂然としてわが道を進む。 永倉豪は、包容力ある大人の風格。 巧の弟、青波は病弱だが優しく観察力に秀でている 同級生の東口、沢口も好人物。 中学の野球部での先輩たちとの暴力事件、優しい美人の小野先生は巧の味方? 青春物っていつも登場人物の精神年齢が高いと思うのだけどそうしないと 小説にならないのかな。 さあ、3巻目が楽しみです。 | ||||
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| ○主人公は原田巧、小学6年で超弩級の投手。最近家族と岡山県境の地方都市に引越してきた。この春進学するのは新田東中学。巧は野球のピッチャーとしての完成度を高めるのに一途。他のものは目に入らないし、自負心が高く、ストイック、協調性にかける。 ○巧と組むのは捕手の永倉豪。ガタイは巧より大きいし協調性、思いやり、視野の広さ、懐の深さがあり捕手としての技量もすぐれている。映画スタンドバイミーに出てきたリーダーの男の子風。 ○井岡洋三は巧の母方の祖父で、新田高校の野球部の監督で何度も甲子園出場してきた。14年前に監督を退いたが野球への情熱は変わらない。 ○原田青波は巧の弟、進級して小4。体が丈夫でないため母がやや過保護気味、ものの見方にすぐれたところがあり、兄、祖父の影響もあって野球に興味がある。スタンドバイミーで言えば作家になった主人公風。 この小説は著者のあさのあつこさんの、もし人生やり直しができて小6になって、しかも男の子であればこうなってみたかったという憧憬が映し出されているようです。 | ||||
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