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バッテリー
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バッテリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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四巻からさらに視点が散り、会話劇と心理描写ばかりでストーリーが進まずしんどくなりはじめました。 作者がこの世界への思い入れというか、解像度が異常に上がってしまい、あれもこれもと書き込んで、読む側としては何を主軸にしていいのかぼやけてしまったような。ただこの巻に感激したという方も多いようなので自分に合わなかっただけかもしれません。 作者さんは読者のために書いていないと発言しているので、読みやすさや面白さを求めても仕方ないのでしょうね。凡人は作品を見せて頂いただけでありがたいとおもいつつ、評価は素直な気持ちです。 | ||||
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1巻は面白かったので、その流れで2巻を手に取った。1巻の最後に自分の弱さを他人に見せることになり、2巻では少し成長した主人公の姿を見られるかと思いきや全く変わってなくて残念。半分読んだ時点で、ストーリーではなくキャラに重きを置いた同人誌のような仕上がりという感想。極め付けはBL漫画を思わせる描写でもう読んでいられないと思った。それでも、これだけ人気なのだから読み進めれば感動するのかと思い、皆様のレビューを参考にしてみたところ、今後ますます面白さはなくなっていくらしい…。ということで、もともと1巻のみの作品だったと思うことにして読むのをやめました。 | ||||
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野球というより中高校生の体育系部活をまったく知らない女性が書いたなと思いました。 みなさんがおっしゃっているように私も全巻を購入し,一巻を読み終えた後気分が悪くなり捨てました。 購入からずいぶん時間がたってのレビューですが,どうしても書きたくて。 | ||||
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中学生のセリフが不自然すぎて違和感がすごかった。全員大学生かと思ったよ。 登場人物くらいの年齢だったらもっとバカっぽい会話をしてるんじゃないかな。 DIVE!!はバッテリーに比べるとはるかに自然な会話ですんなりと読めたんだが。 | ||||
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この落差は何だろう。 それが、「バッテリー」全6巻めを読み終えた印象です。 落差とは、前半と後半。明らかに後半が、つまらない。 (だいたい3巻めくらいからでしょうか…) その代わり前半、最初は惹き込まれて面白かった。しかし、この落差、極端さには、今も驚く。 主人公・巧は天才ピッチャーで、投げる事しか頭にない傲慢かつ自己中心的な男の子。 バッテリー、と題するように、巧にとってはやっと出会えた様な、キャッチャーの豪。 お互いが、運命的に出会った様に持ってってますね。人と関わりを持ちたがらないよーな巧が豪を始め周囲と接するようになって気持ちに変化が生まれて挫折を味わいながら成長していく、のがストーリーなんだろうなあと、とりあえず思います。 しかし。 最後に近づいていくにつれ、肝心の巧はどこいった?感が強くなってくる。 増えて来た登場人物たちの心境の収拾に行ってしまって主人公が薄くなっていった印象。それぞれに立場がある。でも、それを全て書く必要は、無いのではないでしょうか… その脇で、大人でも何て読むのか難しい漢字にフリガナ付いてるし。児童書ではないのかえ? と、ツッコミも… レビューで拾った補足情報によると、 ・作者は野球を知らない(と言っていた) ・1巻で完結するつもりだった というのがあったので、納得です。野球描写がしっかり欲しかった。 結局のところ、対象が誰に読ませたいのか分からなくなりました。総じて、半端です。最後も。 佐藤真紀子さんの挿絵は好きだったけれどな。 最初が良かったけれども、数々と残念な読了でした。 | ||||
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夏休み感想文の指定図書だったので購入しましたが、野球に興味のない息子には全然面白くなかったらしいです。 | ||||
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疑問を感じます。 バッテリの全巻が読みたく、バッテリ セットでamazon検索し、本商品がヒットしました、。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4043721013/ref=cm_cr_ryp_prd_img_sol_1 のイメージで見ると 6冊重ねた表示がありますので6冊セットとおもい注文しましたが発送は、1巻のみ いかがでしょうか。写真と実際のものが違うように感じてしまいます。 | ||||
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瑞垣くんが登場したあたりから、だんだんと単調になってきて、退屈しました。 ⅠorⅡ巻あたりの面白さがかなり薄れてきている印象です。 正直言って、途中から読むスピードがグンと落ちて、読破するのに苦労しました。 | ||||
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評判になった本だったので、今更ですが手にとってみましたが、 世間でこれほど高い評価を受けていることに、ショックを受けました。 筋立てや文章は確かにキレイですが、それ以上の価値を見いだせません。 ノスタルジック? いや、「虚構の少年」 想像上の12歳「男児」という感じがします。 自分を振り返ってみて、12歳頃って本当に、こんなものでした? ナイーブといえばもっともっとナイーブだったし、もっともっと複雑な社会・連関でしたよね。 さらに、男兄弟で この関係性の薄さはちょっと、想像し難い。 12歳で確定するスポーツの「天才」というのにも、現実味がありません。 スポーツで「天才」と言われている人は、もの凄い努力家であることが多いですよ。 そういう意味では「虚構の天才」像かな? スポーツで頑張っている長男に対する両親の無関心さも、不自然な感じがします。 児童の心理として、家族に理解されずに辛い練習に打ち込めるかという点にも、無理があります。 上述のように、私はこの物語全体に共感を覚えることができませんでしたので、★1つの評価です。 蛇足ですが、 受験でスポーツをあきらめさせられる子ども、あきらめさせようとする母親の話に、どきっとさせられました。 私自身は一人の父親として、せめて小学生くらいまでは普通にガンガン遊ばせてやりたいと思います。 小・中学生という早い時期に一つの競技に絞るのもどうかと思いますし、スポーツと勉強の二者択一が普通に語られて違和感がない社会に、暗澹たる思いがしました。 | ||||
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全巻を通してのレビューだが、会話が多く誰が話しているか時々分からなくなる。あと、キャラクターのたてかたが中途半端な感が否めず、それぞれの内面が通じにくいと思う。プロットが良かっただけに残念。 | ||||
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全巻を通じての感想です。 率直に言って、人気の理由が分かりません。 ・主人公に共感できない。自己中心的な性格の主人公であり、感情移入はしにくいです。 ・ドラマがつまらない。 敵を倒しつつ、自分もプレーヤーとして成長していくというスポーツものの典型的な話ではありません。 野球の試合は2回だけで、どちらも練習試合です。盛り上がりようがありません。 しかも、その2試合にもほとんどページは割かれておりません。 ・人間としての成長がない。物語の中で、登場人物が人間的に成長していくということがほとんどありません。 悩むばかりで、自分を変えてより大きくなろうとするプラスの方向転換がない。 ・会話が冗長。特に、饒舌な2人の人物(吉貞と瑞垣)のセリフは中味もなく、笑えもしません。 不要なことをだらだらとしゃべり続ける。しゃべり続けるのでページ数はとっています。 中高生主人公の青春スポーツものでも、例えば、佐藤多佳子「一瞬の風になれ」などは楽しく読めました。 このため、私はこのジャンルが特に苦手というわけではありません。 しかし、「バッテリー」はどこが面白いのか私にはつかみかねました。 | ||||
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全部(1〜6)読んでて★2つ? そう、ほんとは★1つにしたいんだけど、一応全巻付き合わせていただいたお礼に。 この本に対する感想は★1つ、2つそして3つの人たちがほとんど書いているので、 そちらにおまかせ致します。 ★4つ、5つをつけているレビューの人たちよりも遙かにこの小説の本質をついたレビューが 多いと思います。 一言だけ言わせてもらいますと 心理描写の多さが、逆に人物のリアリティーを損ねてる見本のような小説。 漫画の原作にはいいかも知れません。 だったら漫画を読んだ方がいいよね。 僕は漫画(この漫画)は読みませんが。 | ||||
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物語全体がマイナス思考で、心が晴れ晴れとしません。読み進めば読み進むほど妬み、恨み、嫉み、など若者の健全な精神面での成長をあえて妨げるような感情にさらされます。もちろん、健康優良児的な優等生物語ばかりが若者に好影響を与える訳でもありませんし、かえって反発を招き逆効果となることもあります。しかし、この作品はあまりにも世の中を斜めから見すぎていて、いずれは社会にはばたいていく若者を現実社会から引き離しているという印象を大変強く受けます。 試験、塾、人間関係、受験などから、うまくいかないことを通して、どうやって理想と現実の折り合いをつけていくのか、努力の大切さ、周囲と強調することの大切さなどに気づき、人間は成長していくのだと思います。 最初から絶対的で天才的な才能を持った投手とその期待に応えようと盲従する捕手、教員、親、友人、周囲の大人たちというこれ以上ないと思われる単純な構図で、読み物としても深みがかけらも感じられません。あえて例えれば、ウルトラマン、仮面ライダー、セーラームーンといった結論がわかっている安全パイの非常に稚拙なお話です。 作者のあとがきを読んでも、深い思慮に欠け、素直に物事を見ようとしない中高生世代の軽佻浮薄な風潮をあまりにも安易に現状肯定していて、作品全体に社会性が見られません。 風景描写なども冗長です。これは「文学」作品とするべく重みを出そうと努力しているのかと思われますが、物語の展開がいかにも単純ですので、形式上の小手先の技術では補い切れません。 せっかく読書をするのなら、もっと精神面での成長(そんなに大上段に構えなくても例えば気分転換など)に繋がる優れた作品が数多くあるので、それらを先に若者にはすすめるのがふさわしいと思います。どうしても他に読むものがなくなったときはじめて手にしても遅くないと思います。 | ||||
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正直な話、終わり方にがっかりした 横手二中との試合、それは公式戦でないにしても、そこに的を絞るというのは、非常に良いアイデアであると感じた こどものなかでは、公式戦ももちろん重要ではあるが、特別な相手との試合というものがある そういうことがよく描かれていると思った しかし、それなら最後まで書くべきなのではと感じた こどもの世界をこどもの目線で書くのなら、こどもが納得する、共感する終わりを提示すべきなのではと感じた 正直、男の子でここまでいろいろ考えている子はいるのだろうか?笑 女の子ならそれなりにしたたかな子はいそうだが 笑 | ||||
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2巻まで読みました。それ以上は無理でした。 描写が「いかにも」って感じで女性作家がよく描く感覚に訴えかけるような作品なので、その手の作品が苦手の方にはお勧めできません。 2巻までの感想ですが、それぞれの人物の性格が良くも悪くもストレートすぎて私の心には響きませんでした。 この年代の男の子には必ず「性」への葛藤やアイデンティティーの 不一致などに対する悩みがつきものだと思います。青春特有の青臭さが感じられず、野球のプレーの表現もとても陳腐なものでした。 これよりも五木寛之氏の「青春の門」を読んだ方がよっぽど後の人生で ためになるよ。 | ||||
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ストイックなまでに自らの投球を追い求める巧、純真な少年の青波など、キャラは確かに魅力的。 特に巧の、どこから湧き出てくるのか、底の知れないマウンドへの渇望は中々のもの。タイプは違うが「おおきく振りかぶって」の三橋となんとなくかぶる部分がある。 でも、だからこそ腹立たしいのが、肝心の作者が野球をないがしろにしている点です。 ぶっちゃけ、巧が情熱を燃やすのは、野球じゃなくても成り立ってしまうと思うんです、この作品。それがもの凄く不満。 作者は野球を通じて巧という少年を描こうとしている。だったら、その野球をもっと生かしたらどうなのか。というか、生かすのが筋でしょう。 三巻まで読んだけど、正直な話、作者は大して野球を好きではないのではないか? と感じました。ネットで見てると、どうやらその通りみたいですね。 なんにせよ、あまりに野球の描写が酷い。 関係ないけど、腹立たしいといえば、これも既出ですが、この一巻の三浦しをんの解説です。腹立たしいを通り越して呆れると言うか。 この程度の観察眼と考察力しか持ってない人が、本当に直木賞作家なのか? もしウケを狙って書いてるなら、滑りすぎでしょう。 | ||||
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北上次郎氏が絶賛していたので3巻まとめて購入し読んでみたけど、1巻を読み終えすべて処分してしまった。今まで、読もうとした小説を途中でやめたことはほとんど無いのだけど。 一番の理由は主人公の人格に納得いかなかったこと。12歳ぐらいの設定なんだけど全然子供らしい所がない。どんな家庭に育ったらこんな人格に育つのだろうかと思うが、小説ではどこにでもあるごく普通の家庭として描かれている。さわやか野球小説の主人公と言うよりはシリアルキラーか外国のホラーでよくある悪魔の子の成長過程を読んでいるようだった。 子供というのは時に大人よりも残酷だったりするけれど、そういう無知ゆえの残酷さとも違う酷薄で薄気味悪いものを感じた。こんな子供っているんだろうか。 | ||||
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作者はもうちょっと野球について勉強したほうがいいとおもいます なにも無理に野球にする必要はなかったのでは?と思いました | ||||
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野球のバッテリーというポジションを発見した作者の 着眼力には感服!という感じですが、 そもそもこの年齢詐称的な主人公、野球嫌いですよね。 好きなのは「投球」と「自分が注目されて活躍すること」だけ。 同じ 「団体競技に参加して周囲と軋轢を起こすエゴイスト」 でも、 バスケ漫画「リアル」の戸川清春とそこが違うところでしょう。 それは書き手の、競技に対する姿勢の違いそのものなのかもしれませんが。 ここまでチームワークもチームメイトもどうでもいい人間がなぜ 「野球」なんでしょうか。 体操競技や剣道・柔道のように、個人競技だが団体競技の側面ももつ という種目ならわかりますが。 「エゴイスティックな天才少年が少しずつ周囲との関りを見出していく」のが主題で、 野球はその道具にすぎないという割り切りがあるのかもしれませんが、 ここまでないがしろにされる「野球」がかわいそうです。 テニスや格闘技系のような一対一の競技なら主人公の性格にも合っていて、 むしろ好感をもてたかもしれません。 他者との関わりを書くなら、そういう種目でも充分可能ですし。 まあ主人公にとって、そういう個人競技では自分の虚栄心を満たすには足らない ということなんでしょう。 | ||||
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一読後「そんなにいい本?」というのが私の正直な感想です。 細かな部分(たとえば思春期特有のいらつきとか焦燥感とか)をみれば、うまい表現するなあと感心するところもあったのですが、 全体としては・・・主人公のキャラクターが話を強引に引っ張っている感じです。 主人公のキャラクターを受け入れられれば、すべてが共感でき感動もするのでしょうが、 私の場合「なに、この現実味のない設定は・・・。」とはじめからつまづいてしまい、だめでした。 いかにも伏線を張っているような部分が随所にあるのに、 結末でまったく収束せず、「持ちこし状態」になっているのもすごく気になりました。 次巻ではすっきりするのでしょうか? | ||||
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