ランナー
- 青春小説 (221)
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読んでいるととにかくキツイ、痛い。「ランナー」というタイトルだけどまだランは始まらない。これからか? | ||||
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カバーに汚れも無く、帯もついておりとてもきれいな品物で、満足しています。 | ||||
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長距離走者として将来を嘱望された高校一年生の碧李に惹かれていった。 無口で、感情を表に出さずに、自分自身のなかで家庭で起こる虐待を処理しようとしている。 抱えられないのに、抱えようとするその若さが切ない・・・。 それもこれも、家庭環境がそうさせているのかもしれない。 母は離婚する。 夫が愛人をつくり「すまないな。お前は、強いから一人で生きていける」と言うが、何も言えない母。 夫の弟夫婦が事故に遭い、その子ども・杏樹を引き取ることになる。 そして、杏樹が見せるしぐさや表情が別れた夫に似ていることから母親は、杏樹に虐待を始める。 夫への怒りをきちんと、処理できないために、こんな風に憤りが噴出してしまうのだろうかと考えた。 家庭の事情から陸上部を退部しようとした碧李だが 母親の虐待、そして、碧李は薄々感じながらも母に追及できない そんな弱さや情けなさに心が奪われていった。 虐待を繰り返す母親は、もう、限界と思い、元夫と会い、 子どもを引き取ってもらおうとするが・・・ 虐待をされていた杏樹が「ママ、ママ」と別れを惜しむ。 そして、母親も杏樹を抱きしめる。 この依存と共依存の虐待の怖さが、この小説とは別のテーマになった。 | ||||
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スポーツ小説かどうかは、ともかく、家庭内の問題がずっと話の中で流れているにも、関わらず、物語の最後に、その問題が、きちんと収束せず、本当にそれでいいのか? と激しい疑問が残る。ランナーとして長距離走ることより、家族の問題が大きすぎて、そこを雑に終わらせたことが不快。杏樹ちゃんは、結局それできちんと幸せになれますか? | ||||
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自分を押し殺し、母、そして妹の為に自分を犠牲にする長距離走者・主人公碧季。とても痛々しい。そのキャラクターを陸上部監督・箕月、マネージャー・杏子、チームメイト・久遠がそれぞれの個性で何とか支えている。 記録がはっきり出るトラック競技よりも、風景と同化できるロードを走りたいという気持ちへは共感できる。 スポーツ青春小説としてではなく10代の少年が成長していく物語として捉えるべき。続編へ期待。 | ||||
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