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バッテリー
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バッテリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全253件 41~60 3/13ページ
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多くのレビューで高い評価の本書。何だか無性にスポーツ小説で感動したくて読んでみましたが、まだ、感動出来るような場面が出てこなく、残念。次巻以降に期待。 | ||||
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この落差は何だろう。 それが、「バッテリー」全6巻めを読み終えた印象です。 落差とは、前半と後半。明らかに後半が、つまらない。 (だいたい3巻めくらいからでしょうか…) その代わり前半、最初は惹き込まれて面白かった。しかし、この落差、極端さには、今も驚く。 主人公・巧は天才ピッチャーで、投げる事しか頭にない傲慢かつ自己中心的な男の子。 バッテリー、と題するように、巧にとってはやっと出会えた様な、キャッチャーの豪。 お互いが、運命的に出会った様に持ってってますね。人と関わりを持ちたがらないよーな巧が豪を始め周囲と接するようになって気持ちに変化が生まれて挫折を味わいながら成長していく、のがストーリーなんだろうなあと、とりあえず思います。 しかし。 最後に近づいていくにつれ、肝心の巧はどこいった?感が強くなってくる。 増えて来た登場人物たちの心境の収拾に行ってしまって主人公が薄くなっていった印象。それぞれに立場がある。でも、それを全て書く必要は、無いのではないでしょうか… その脇で、大人でも何て読むのか難しい漢字にフリガナ付いてるし。児童書ではないのかえ? と、ツッコミも… レビューで拾った補足情報によると、 ・作者は野球を知らない(と言っていた) ・1巻で完結するつもりだった というのがあったので、納得です。野球描写がしっかり欲しかった。 結局のところ、対象が誰に読ませたいのか分からなくなりました。総じて、半端です。最後も。 佐藤真紀子さんの挿絵は好きだったけれどな。 最初が良かったけれども、数々と残念な読了でした。 | ||||
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オール讀物とかに掲載されてる小説はなんとも浅い話ばっかりだが、さすがに本家の児童文学ではいい仕事しますね。 巧と弟、双方キャラが魅力的で、その関係が見事に描写されていたと思います。巧が落涙する場面がいい。Ⅱ以下の続編はくだらなくなりそうなので読む気がしません。 欠点としては、所詮野球を実際やったことのないおばさんが書いたのがミエミエであることです。軟式は軟式で難しいのです。いくら良い投手でもバックがしっかり守らないと勝てません。いくら才能の突出した投手であってもそんなことは重々承知でやっています。軟式はボールがさほど飛ばないので、強豪校同士が対戦すると1-0とか2-1とかロースコアになりますね、どうしても。 | ||||
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(I巻〜VI巻を通してのレビューです) いわゆる青春スポーツ小説ではありません。天才ピッチャーであり「思い上がった鼻持ちならないガキ」である13歳 原田巧が何を考えているのか、どう世界と切り結んでいくのかを、繰り返し繰り返し問いかけます(だからVI巻まであります)。 「今、胸をはらなければ、取り返しがつかなくなる。負けた試合は取り戻せない。」(原田巧) 「傲慢で稚拙なままでなければ、ほんの僅かでも、巧が自分の感性や欲望や想いや身体感覚を裏切ったら、この物語は放り棄てられた空き缶ほどの価値もなくなる。」(IIあとがき) 捉えられないものを捉えようともがく作者の真剣勝負の記録。 | ||||
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主人公・巧を中心とする色々な世代の登場人物の成長物語として読めるので、誰かしらに共感をする事ができ、幅広い年代の人達が読める小説だと思います。 ですが、他のレビュアーの方も書かれていたのですが、世の中を斜めから見すぎというか、少しひねくれている印象を受けました。 社会へのアンチテーゼが目立っていて、小学生や中学生にとって、本当に「読書による心身の成長」が得られる作品か?と考えると、「うーん・・・」となってしまいます。 これは、吸いも甘いも経験してきた大人が読んで、色々考えさせられるタイプの作品なのではないか、と個人的には思いました。 主人公の巧は、共感できるようなできないような難しさのあるキャラクターでしたが、やはり強烈なインパクトと惹かれる魅力があります。 自分が「しんどいし、だらけちゃおうかな〜」と思っている時、「ったく、何やってんだよ」と巧にあきれられているような気がして、思わず背筋がシャンとなります。(笑) | ||||
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夏休み感想文の指定図書だったので購入しましたが、野球に興味のない息子には全然面白くなかったらしいです。 | ||||
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引き込まれて、一気に全巻読みました。 内心、「この本に出てくる少年達みたいに、深く考えている人たちっているんだろうか」 なんて思ったりもしましたが。 あと、どの少年もお父さんの登場がほぼない。 たくみのお父さんの話が前半に少し登場するものの、ホントにない。 そこは笑ってしまいました。 私の子供の学校のPTAだってほぼ女性しか来ないし。 男性ってホント、関わっていないよなあ。って変なところで納得しました。 でも、少年の物語なんだから、父親にもっと登場して欲しかったな。 | ||||
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――ピンチに弱いぜ」 この春に中学生となる、天才野球少年の物語。 彼の才能があまりにもまぶしい輝きを放つので、 家族や友達や友達の親や他の大人をまきこみ、 影響を与えてしまう程の、投手の話です。 ですが、読み終えた今。 本作は才能という授かり物を取り巻く、 大人社会の縮図を子ども版として表しているようにも感じます。 また、スポーツや競技の真髄や醍醐味の本質を、 一瞬ですが鮮烈に描いている場面もあって、 スポコン以外の部分の、 スポーツや競技についてのその他の重要な部分を、 如実に小説化しているようにも感じました。 当初、書店で本を手に取ったときは、薄いなあと感じたので、 文庫本でも薄いたぐいです。 空白は多く、ボリュームは250ページ強の一冊です。 私は、主人公の巧がボールを投げるシーンで、 何度も何度も鳥肌が立ってしまいました。 そのゾクゾクする感覚が心地よくて、 ページをめくる手がとまらなかったです。 いわゆるエンターテイメント小説の、面白いや楽しいとは違う感覚ですが、 先が気になってしかたがないのです。 『主人公の巧はどうなるんだ』 『もしかして豪は野球を辞めちゃうのか』 『青波、がんばれ!』 『この調子で巧は、野球部の先輩とうまくやれんのか!?』 主人公の脇を固める登場人物も、キラキラ輝くので、 とにかく続きが気になるんです。 素人の私が小説のテクニックを語るのは避けます。 ただいつになく、本書は小説の細かいことが一切気にならなかったです。 個人的には、巻末の三浦しをんさんの解説が、 極上に的を得ていると思いました。 単純なスポコンを期待して読み進めたんですが、 私の期待は今回、良い意味で大きく裏切られ、そして満足です。 本書が児童書でなくとも、私は万人にすすめたいと思います。 ただ個人的な興味をいうならば、 部活動で真剣に野球へ取り組んだ人から、 本書の感想を聞いてみたいなと、思わずにはいられません。 特に、投手だった人の感想を。 | ||||
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中学入試頻出の本ですが、シンプルにとても読んでいて面白いです。野球少年の話ですが、ありえない設定のようで、とてもリアルに人間の心情を描いていると思います。天才ピッチャーと野球を通して、振り回されている人々といった感じでしょうか。中学入試に出ますが、塾や受験についてやや否定的にも描かれているのは、面白いです。そういった必要悪も含めて、取り込んで描いているのが、普通のスポーツドラマとは違う気がします。児童文学ですが、心の深いところを動かす何かのある小説だと思います。 | ||||
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ぶっきらぼうで、面倒くさがりで、いい加減で、乱暴で・・・ 著者は年頃の男の子特有のあり様をどうしてここまで理解し、表現できるのでしょうか? 著者が女性というのがまったく信じられない。 息子さんがいらっしゃったとしても、この域まで到達は難しいと思います。 病弱な弟に親をとられたことが関係しているのでしょうか。 自己の全存在をかけて投げようとする少年、それを全身全霊で受け止める友人。 野球を通じての清々しい青春を見ていると、正直、少年時代に戻って、野球少年になりたくなりました。 | ||||
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1円で購入しましたが、きれいでびっくりしました。子どもに読ませたくて購入しましたが、子どもも大満足でした。迅速かつ丁寧な対応で安心しました。 | ||||
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面白かったです。思春期に、悩み、苦しみ、成長する魂の咆哮が聞こえました。個人的には、クライマックスの試合を、もう少し直接的に表現してもらえたら..との思いがあり、星-1個とさせて頂きました。 | ||||
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自分の感じたことを自らの言葉で真っ直ぐに表現することも、自分の表現や言葉を自らが引き受けて生きることも、この国では歓迎されない。むしろ、忌み嫌われる。それが「子ども」と呼ばれる領域にいて、協調のみを尊び、個よりも集団をはるかに重視する学校体育という制度内に生きねばならない者ならなおさらだ。わたしは、運動能力に恵まれず、他の資質にも乏しく、強靭な意志も屈せざる精神も持たず、ささやかな抵抗と挫折と服従の繰り返しの中で、思春期と呼ばれる時を生きてしまった。押し付けられた少女の定型から抜け出せず、苦しくて堪らなかったのに、抜け出すことが怖くて定型の枠にしがみついていたのだ。いつか飛んでやると飛翔の夢を抱きつつ、自らの翼の力を信じきることができなかったのだ。 P253 | ||||
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このシリーズは、全6巻と長いのですが、一番衝撃的なのが、このⅡ。 この巻で、このあとの展開に関わる、重要な部分が、ほとんど出てきます。 また、現在中学2年生の息子に読ませたところ、この間が一番、面白く、あっという間に読了しました。 なので、この巻はとても重要です。 この後のどちらかといえば、淡々とした、独白に近い表現も、これをしっかり読んでおけば、最後まで興味を失わずに読了できると思います。 Ⅱは、全体としても、傑作のバッテリーシリーズの、珠玉の巻です。 | ||||
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きれいな商品でした。 小五の娘が読んでいます。Vが安くなったらまた買います。 | ||||
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いきなり野球の試合や学校から始まらないため、それを期待してる人は肩透かしを食らうと思うが、 その分、主人公がおかれている環境や心境を丁寧に描いているため、 あとになるにつれて、この主人公の心境の変化がスゴく味わい深く感じられるようになる。 そして彼を取り巻く体の弱い弟や、なにも知らない父、弟ばかりを大事に思っているような母など、 家族に対する主人公のいらだちや、これまで気づかなかったことに対する驚きが、 読んでいてすごく共感させられた。 それは丁寧に土台を作っていったからだと思う。 「一瞬の風になれ」は、いかにもな展開で、なんでもかんでも事細かく書いているため、 ヒドく冗長で無駄が多く、読み進めるのが苦痛だったが、 この「バッテリー」は、小説が好きな人(≠日本ドラマ好き)にはぴったりだと思う。 「中学生前後でこんなに考えてる子供がいるだろうか?」という疑問や、 一段落開けて急に主語が変わったりするので、ときどき戸惑うこともあるけれど、 それ以上にストーリーに対する描き方が優れていて、楽しめた。 | ||||
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『ラストイニング』まで含めた全巻通してのレビューです。 三巻くらいまでは,主人公の巧とはまったく異なりつつも,なんらかの大きな可能性と希望を感じさせる青波というキャラクターが効いていたため,物語が浅薄なものにならずに読むに堪えました。 しかし,その後は冗長な言葉の掛け合いが作品のほとんどを占めるようになり,最終巻の『ラストイニング』にいたっては使用する日本語の単語が不自然なものに突然変わってしまい,なんだか表面的な言葉のお遊びに作者は心を奪われてしまったようで,残念でなりません。 内容的には,「天才(たち?)」の一瞬を追ったストーリーとして面白く読めましたが,やはり特に主人公の人物造形に深みがない点が最後まで残念でした。 とここまで書いておいてなんですが,私も最後まで読んでしまったのは事実ですし(仕事で読んだだけですが),中高生対象の本としては非常に魅力的だと思います。 | ||||
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6年生の息子に購入しました。途中で飽きるかなと思いましたが3巻も欲しいと言われました。主人も少し読みましたが面白いといってました。 | ||||
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小学6年の次女が夢中で読んでます。塾のテストの引用で出てきて、ストーリーが気になったということで、せがまれました。 | ||||
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小学校の教科書に掲載されていたので息子が興味を持ち、続編を買ってほしいということで購入しました。 全巻あっという間に読んだようです。 | ||||
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