■スポンサードリンク
バッテリー
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
バッテリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全253件 141~160 8/13ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
だんだんとバッテリーの仲が複雑になっていきます。 豪が巧のことを『むかつく』って言ったときは青波と同じ気持ちでした。 5巻は登場人物の意外な性格などがあらわになってきて、 1番読み応えがあったとおもいます! 巧が料理をしたり、洗濯を干したりするのが意外でかっこよかったですね。 5巻では巧と青波が大きくかわったと思いました。 巧が『おまえら野球以外の話できないのか』って言ったときは思わず吹き出してしまいました。 それほど、5巻では登場人物が大きく変わったと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「スカウト」(後藤正治 著)と言う本を少し前に読んだ。 プロのスカウトは、最高球速や通算本塁打数と言ったスペックは勿論のこと、選手の性格や育った環境も知り抜いておくものだそうだ。 "生い立ち"によって培われた人間性が勝負を左右するからである。 その為、一般の人とは全く異なるだろうが、私は「一つの才能が(仮に)プロに入るまで」と言う観点を持って読んだ。 家庭環境、一緒に居たメンバー、土地柄・・・全てが野球選手として意味があるのだ。 この本には野球選手一人一人に"生い立ち"がある事に思い至らせる力がある。それ程、登場人物の内面描写と台詞が卓越している。 主人公は早熟の天才である。故に中学入学前にしては尋常でない自負と目線を持ち合わせている。あり得ない、かもしれない。 だが、彼も3年後には甲子園、6年後にはプロ入りしている年齢なのだ。逆算すれば、おかしくない。 ※注意※ 一部の方が書かれている通り、野球そのもののシーンが多い訳ではないので、野球小説目当ての方はその点斟酌願います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おすすめです! 野球をよく知らなくても楽しめます。 この著者は、思春期の少年を書かせたら右に出る人はいないんじゃ?ってくらい、素敵です。 繊細で切なくて、楽しくてキラキラしてて。 目の前に情景が広がって、風と光を感じました。 児童書なんですが、子供の気持ち、 大人の気持ち、両方がわかる年齢だから、より味わい深いです。 これは読んだ方がいいd(-_☆) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
野球マンガが好きでよく読んでいます。 その為、このバッテリーがちょっと気になっていました。 で、読んでみると、 何がスゴイって、第一巻で野球の試合がほとんど出ないのがスゴイ。 往年の野球まんがファンは、ドカベンか!とつっこむことでしょう。 次に天才を主人公にすることがスゴイ。 まず、昨今の野球マンガでは、主人公は努力して努力して、 栄光を勝ち取るパターンが多い。 なぜなら、それは男に課せられた責務だからだと思う。 逆にライバルに天才肌が多く(典型は、巨人の星) そして、天才は努力型に勝てない。(真実は逆だが) では、なぜ天才が主人公になったかというと、 これは、描く側が女性視点だからだと思う。 ガラスの仮面でも、今の”のだめ”でも、 女性は、天賦に与えられた才能、人と違う才能に弱い。 それは、女性が美という、生まれつきの才能に、 人生が左右されることを、如実に感じているからだと思う。 (あの娘は美人で得ね。というが、あいつはカッコイイから得だとは、 男は、思っていても言わない) そして女は、天才を崇めることが出来るが、 男はライバル視をし、引きずり降ろそうとする。 (イチロー・松井の調子が悪い時の報道etc) まだ、2巻以降を読んでいませんが、 この天才が困難を勝ち抜いていくのか、 それとも挫折して周りと融和して、それを乗り越えていくのか、 非常に興味があります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず、野球、少年、バッテリー、と聞けば 冴えない少年が野球によって成長していく 友情のストーリーかな、と思うかも知れませんが 良い意味で最初から期待は裏切られます。 本作は12歳の、天才的な投手の主人公が 「個」というものをどこまで貫き通せるか、という 前提で描かれている意欲作です。 本作の主人公にとって絶対に譲れない ものが自分の「投手としての才能」であり、 この自信過剰にも思える態度は周囲から 戸惑いや反感を買うものの、主人公は 決して迷ったり揺れません。 著者の、あさのさんは、この主人公が 「良い子」という従順で型通りの 人間を形成したがる学校教育で、 はたして自分の才能を信じ、屈せず 「個」を貫き通せるのだろうか?と あとがきで書いているように、 それが本作の大きなテーマのようです。 だから中学入学前の本書は、主人公の 戦いは始まってもいません。 本書はまだ主人公の家庭環境、 新天地での人間関係、家族間の感情といった ものを紹介する、いわば序章的な内容。 舞台と登場人物の紹介、という感じで ストーリーに動きはまだ、ありません。 「個」を貫くために周囲の調和を省みない 主人公と、周囲の事ばかり気にかけている バッテリーを組む少年が、これからどう 影響しあい、学び、大人から「個」を殺されずに 学校や野球部という組織で生きていくか・・・。 少年少女だけでなく社会で働いている大人でも、 充分読み応えある内容です。 本作は、未熟な少年が成長する、ありふれた 物語では無く、ひとりの少年によって周囲が 変化していく物語かも知れません。 そういった意味では、結末が予想しにくい 作品なので、2巻以降が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このバッテリー'Xには、巧よりもむしろ瑞垣の方が登場回数が多いような気がします。さらに、巧の心境が段々と変わり始めていく様子もうかがえます。 おまけでついている、横手二中のバッテリーの話もオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新田東中の巧と豪のバッテリーが復活し、不器用なやり方ながらも絆を強めていく。巧の球威が増し、時に制御がきかなくなる。それでもバッテリーは動じないまでに成長した。 長い長いトンネルを抜け、巧の一球を捕える快感のみを欲し、行けるところまで行こうと腹を括った豪。「はぐらかすな。黙り込むな。おれは、耳も口も手も身体も、持ってるもの全部使って、おまえを捉えるつもりだからな。逃げんなよ」 豪の本気が痛いほど伝わる。対して巧は、豪にだけは恥ずかしくない自分でいたいと思うのだった。他人に対して「こうありたい」と願うことは弱さではないのかと問いつつも・・・・・ 豪への思いの正体を、一人でいてはわからないことを、知りたいと考えるようになった巧。元野球監督の祖父の言葉が重なる。「人を拒むな。人を疎むなよ」 また巧の球が、むき出しの個性が他者の外面をも引きはがすのか、元キャプテンの海音寺、横手二中の門脇、そして一番の難物・瑞垣・・・それぞれの内面、こだわりもひりひりとあぶり出される。少年たちがとうとう著者の手を離れ、構成も何もかも無視し、暴れ出した感のある5巻。 二校の対決はもう間近だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中学校とはいろいろな意味で窮屈な場所だったな・・・と本書を読んで思い出した。自分はその中でただ身を縮めていただけだったが、天才ピッチャー巧が同じであろうはずがない。 「おれの球だけを見てほしい。でないと、壊れちゃいそうな気がするんだ」 身を滅ぼしてしまいそうなプライドと、それに見合う力を有した者ゆえの厄介さ・・・ 本書では、巧とバッテリーを組む豪の内面にも多くのページが割かれている。天才とバッテリーを組める幸せと誇らしさ、同じ分だけの不安と焦燥。12歳にして運命の出会いをしてしまった者ゆえの厄介さ・・・ 最高のバッテリーを目指すために舵を取り、悩み、怒る豪は、物語の中でもっとも感情移入しやすい存在かもしれない。 二人はさっそく思いがけない波乱の中に巻き込まれていく。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話題作だけに賛否さまざまなようですが、わたしは好きです。 12歳にしてとんでもないプライドをもった天才ピッチャー巧。その鉄のようなプライドは鉄の鎧で守られているわけではない。巧の心は武装されていない。 バッテリーを組むことになる豪に「好きだ」と堂々と言われてうろたえる。ピッチングの際に野球と関係のないことで豪をからかい、指摘されて恥じる。弟・青波の敏感さをすごいと思う。豪の気配り、包容力にはかなわないとさえ感じる。野球は一人じゃできないという投げかけに戸惑う。(一方で大人には苛立ちを隠さず、容赦なくなぎ倒すような言葉を口にする) こんなふうに心が揺れることがあっても、野球に対する鉄のプライドは決して揺るぐことがない。そこにまず興味をもった。こんな12歳が中学に放り込まれてどんな姿を見せてくれるのか、追いかけずにはいられない。 女房役の豪、繊細さ・柔軟さゆえにのびしろを感じさせる青波たちもいとおしい。 多少の瑕疵が何だと言うのだろう。著者の決意と熱情の塊のようなこの作品、予定調和とは一切無縁の戦いを誓った物語がどこへ向かうのか、確かめようではありませんか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的には5つでよかったけど、野球をタイトルにするならもうちょっと突っ込んでも良かったな。 時々中学生(直前)らしくない、と言う批評があるけど、そうは思わなかった。確かに野球に対する姿勢はかなりのものだが、才能に恵まれている者は、そうなるのではないだろうか。他のメンタル面で言えば、とても『らしい』と思う(一個性としてアリという意味で勿論同世代全てにではないが)。思春期特有の傲慢さ(本書の主人公は野球では誰にも負けない、という気持のよいものであり、実力も伴っているが)や苛立ちなど、多くの点で共感できる。 田舎に引っ越してきて少し視野が広がった主人公、ただそれは成長であって、変化ではなく、心の源は揺るぎない。(その揺るぎなさが壁となり近付きがたい部分も大きいが)その揺るぎなさは現代において、多くの人が望むものではないだろうか。 これは確かに児童書であり文章も簡単である故、小学生の中学年でも、楽に読めるだろう。ただ奥が深い。僕は中学生だが、心の成長も著しいこの時に本書に出会えてよかったと思う。おそらく年いちの頻度で読めば、その度々に新たな発見があると思う。其が本書が幅広い年代に支持される理由だろう。 ちょっと生意気だったかな(笑) 長文失礼しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めて、家族で読めた記念すべき本。 孤高の主人公、ピッチャーにだけなるがためのピッチャー巧。 柔な心のキャッチャー豪。 巧の弟(病弱)、ほっとする青波。 =彼の野球をやりたい気持ちが兄とは対照的なんだよね。 巧のおじいさま。 =甲子園出場経験が複数ある指導者。 それぞれの家族。 チームメイト。先輩。先生。 取り巻く人々。 中学一年生になる前の春休みからほぼ一年間のお話。 巧と豪くんとのお話。 バッテリーのお話。 巧と先輩とのお話。 巧とその周りの人たちとのお話。ですわ。 巧があまりにも、自分以外(野球、ピッチャー以外) のモロモロを、う・ま・く考えられない・・・。 んだよね。 《そうだよ。》 時には他人に聞けばいいんだよ。 頼っても。って、思っちゃう・・・。 豪くんは、自問自答しながら。も、そんな巧についていく。 巧のキャッチャーとして。 青波は大好きお兄ちゃん。大好き豪くん。 (お兄ちゃんのほうが好き。ってトコお話であったけどね。) 響いてくるのはおじいさまの言葉。 〜野球は楽しむもんじゃ。それだけじゃ。〜 考えてみる自分の野球・・・って・・・。 〜巧には巧の野球があるし、青波には青波の野球があるけん、がんばれ〜 そして、人間。人のする野球。 〜勝つためだけの道具にしてくれるな。〜人間として扱ってくれな。〜 〜野球てのはな、人間がやるから野球になる。〜 →ここ、これ。納得の言葉なんだぁ。アタシ。 バッテリーを読んで。改めて。ね。 私は、協調について考えるようになった。 学校生活において一番と、言えるかもしれない・・・。この言葉。 団体生活。社会と、置き換えちゃってもよいのかも・・・。 協調とは、なんぞや? もしかして、おしつけで。不必要なのかもしれない。・・・と。 私は、ある意味、大事にかかえて生きてきた。 共生。かな?今。思いつくの。 共にそれぞれが生きていく・・・。 共生を、意識してと、感じるようになってきております。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待度が高かったせいか、ちょっと拍子抜け。 バッテリーの魅力は、巧と豪くんの絆や 全編をとおしたさわやかさだと思っているので、 そういった一面が1〜4に比べて少ない 『バッテリー5』は、ちょっと残念だった。 とはいえ、それもこれも、5は、途中経過の ストーリーであるから、読後に不完全燃焼が 残ったのかもしれない。 6では、さわやかなバッテリー、 さわやかな青波を期待! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「巧が変わってきてる。」そんな気がした。 自分の考え・意思を貫き通せればよかった巧がちょっとずつ周囲にも目を向けるようになった。 「怖いと思った」そう言った巧の言葉が意外だった。 料理をらくらく作れてしまう理由が「調理実習でやったから」っていうのがまた巧らしいし、「口止め料」と言って、家族のための買い物のお金を請求するのも巧なりの優しさなんじゃないかと思いました。 周りの人間を意識し始めた巧は、そんな初めての経験にきっと自分自身に戸惑いつつも新しい感覚を覚え、こうした段階を経て、成長していくんだろうなぁと思います。 これから巧を含めた他のキャラクターたちがどんな成長を見せてくれるのか、6巻が楽しみです♪ あ、海音寺がタバコ吸うのだけはショックでした(T_T) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
児童文学。 スポーツ、野球。 スター。 田舎。 中学。 仲間。家族。 伝説のじいさん。 いろいろ絡んでますが、 ま、純な読了感の良い小説です。 やっぱ いいものはいい。 全巻通じて作者の『18.44m』に対する思い入れがよく解かる。 っていうか、 『18.44』という単語の登場回数が多いのが、 少し気になる。 だからといってこの作品にケチを付ける気は毛頭ない。 やっぱり いいものはいい んだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
横手二中との非公式の練習試合を境におかしくなった巧と豪のバッテリー。だが、ふたりともそれほどやわではなかった。立ち直るどころか、バッテリーとしてさらに一段上の世界へと足を踏み入れようとしていたのだ。 ようやっと巧に対して本音をぶつけることができた豪。自己中心的な面が薄れ、豪や周りの人間と野球以外の話をする巧。人間として、バッテリーとして、二人は確実にひと回り成長していた。 その証を目の当たりにしたのが海音寺。バッティング練習でストライクが入らない巧に不安を覚えたものの、ストライクコースに来た一球の球威、球速すべてが、いままでのそれとは違うことを体感したのだ。そして、海音寺は横手二中の瑞垣のもとを訪れ、巧が投げる球でバッティング練習するように告げる。果たして、瑞垣の目にいまの巧はどう映るのか!? 巻末に、横手二中のバッテリーを描いた短編が収録されている。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
僕の子供の時に影響を受けたのは 「ぼくらの7日間戦争」 だったのだが、 おそらく子供たちにとって同じような影響を与えてくれるだろうと思える本。 転校生の巧と、同級生の豪が織り成す物語は、 少年の不完全さと無垢さがでており好感が持てる。 また、その中で見え隠れする「大人」が中学生という時代を、 正確に映し出していると思う。 少年たちが見せる不器用な優しさが、心地よい。 まだ1巻しか読んでいないが、続編が続々刊行されているもよう。 ぜひ、続きを読んでみたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分の気持ちをもてあましてしまった経験はないだろうか。 はっきりと言葉にあらわすことができなくて でも自分の中に閉じ込めておくには大きすぎる何か。 このへんのイラつく少年達の心理描写は、いつもながら うまいと思う。かなり書き込まれているせいで、つい納得させられて しまうのだが、本当に中学生がこんなこと考えてんのか? とか突っ込んでしまう部分がなきにしもあらず。 目を逸らし、気を紛らわせる方法を身につけることが 大人になることじゃない。 嘘はいつまでたっても本当にはならない。 嘘を嘘でコーティングしていくうちに いつか本当のことは見えなくなっていく。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文章力がどうのこうのと批評する方もいらっしゃいますが、この物語の面白さは「少年心理の描写」にあると思います。 ずば抜けた素質と才能をもつものの、余りにもストイックな巧。 子供離れした気遣いのできる豪。 これまで「投げる」ことにしか関心を持たなかった巧でしたが、「バッテリー<5>」では、ついに豪が巧の心の扉を開けたように感じます。 横手二中との敗戦以降、ズタズタになりながらも野球をつづけてきた豪の執念が「実を結んだ」のでしょう。 しかし、軽口を叩く巧と対照的に、めっきりと口数の減ってしまった豪。 今後、彼がどのように成長していくのか? 明るい豪が戻ってくるのか? 6巻がとても気になっています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一読後「そんなにいい本?」というのが私の正直な感想です。 細かな部分(たとえば思春期特有のいらつきとか焦燥感とか)をみれば、うまい表現するなあと感心するところもあったのですが、 全体としては・・・主人公のキャラクターが話を強引に引っ張っている感じです。 主人公のキャラクターを受け入れられれば、すべてが共感でき感動もするのでしょうが、 私の場合「なに、この現実味のない設定は・・・。」とはじめからつまづいてしまい、だめでした。 いかにも伏線を張っているような部分が随所にあるのに、 結末でまったく収束せず、「持ちこし状態」になっているのもすごく気になりました。 次巻ではすっきりするのでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今更私なんぞがレビューを書かなくても、この作品は十分人気があるし、十分評価されていると思います。それでもやはり書かずにはおれないのであります。 この作者さんはあさのあつこという名前の印象通り、優しい文章を書く児童文学作家さんです。非常に読みやすく時にキレのあるタッチが印象的でありますが、何よりこの作品にはわびしさが常に感じられます。 季節の通りの情景を私たちの目の前に描写できるということは簡単そうで意外とできない方も多くいらっしゃいます。ましてや児童文学ともなればよりわかりやすい描写が求められるはずなのに、この方の表現はわかりやすいのです。 こういう方の作品を国語の教科書に載せれば、子供たちの読書離れも少しは収まると思うんだけどなぁ。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!