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バッテリー
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バッテリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全253件 241~253 13/13ページ
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待ちに待った文庫の二巻目が出た。期待通り充実した読書が出来た。 「天才ならば、一人でも頂点めざしてやっていけるのだろうか」安易な答を著者は出さない。 中学・高校の六年間、私は柔道部に入っていた。もし一人の天才がわれら弱小の部に入ってきたならどうだったろうと想像してみる。野球とは違い、9人でするスポーツではない。団体戦はあるが、一人ひとりが闘うしかない。残念ながら団体戦で敗退しても、天才には個人戦があるだろう。そこでずっと勝っていけば、一人の天才は世界の頂点まで勝ち昇っていくことが可能ではあるだろう。理論的には。 しかし、本当にそれは可能だったのだろうか。 天才・原田巧は中学入学早々その問題にぶち当たる。柔道とは違い野球なので確執は必至だ。大人の私としてはやはり女房役の豪くんの言うように試合に出ることを最優先するべきだと思う。でも理不尽なことに屈したくないという巧くんの気持ちは一方ではものすごく大切なことだとも思う。『誇り』が何よりもまして大切だったあの頃。ではどうしたらいいのだろう。それは読者がめいめい考えることなのだろう。 読んだ後、もう一度あの部活の時間に戻りたい、もっと自分の力を信じて自分を鍛えなおしたいと思った。大人にもお薦めだけど、やはり少年少女にも読んでもらいたい本ではある。 | ||||
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~中学に入学した巧と豪。あの性格だから教師や先輩との衝突は当然として、豪ともぶつかる。巧と反目しあう野球部顧問や、理解しようとする美人教師も登場する。巧の才能をねたむ三年生は彼を闇討ちにするが、それは巧と豪の公式戦デビューを早めることとなる。 ~~ 好調な2冊目です。誇り高い巧がいいですね。でも、こんな中学生がいたら、あつかいにくいと思います。こんな才能と考え方ができたらいいなとも思います。この先の展開がますます楽しみです。~ | ||||
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何故だって?わかんねー奴は、バッテリーを読めよ。 ヒントは眼だよ、眼。 誰か演出してくれ!ハリポタのダニエルなんて眼じゃないぜ! | ||||
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天才、というのが時にしてとても残酷な存在になるのは理解してくれる友人がいないせいだ、というのを巧と豪の出会いで知りました。 巧の強さも脆さも受けとめることのできる豪はピッチャーとキャッチャーという関係以上に巧にはいなくてはいけない存在になっていくのだなと読んでいるうちに不意に思いました。 評判通り、それ以上にも思えるほどの本です。児童書のままにしておくにはあまりにももったいないと思っていたら、角川から文庫で発売されて。 読まないでいるのはもったいないので、大人も読むべきです。 | ||||
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野球の物語で子供でも読めるようだったので、気楽に読んでみました。 が、子供には難しいんじゃないかと思うくらいの深さを感じました。 主人公の巧が段々と変わっていく様子が良く分かります。 そうだよな、と共感するところも多々ありました。 巧もいいけど、その友人の豪、弟の青波も深い味があります。 自分が子供の頃に読んだらどんな感想を持つんだろう?と思います。 子供の頃の自分にも読ませてやりたかったなと思う一冊です。 バッテリーⅡも文庫になるようなので、是非読んでみたいと思います。 | ||||
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手に取ったきっかけは単純である。物語の舞台が私の地元岡山県だった。あらすじも単純そうだ。よくある野球マンガの設定である。天才ピッチャーが片田舎の野球チームにやってきて、チームが突然強くなる(のかな)。児童文学だそうで、活字も大きく、段組も広く、簡単に読めそうだ。 読んでいる間、久しぶりのドキドキ感が消えなかった。マンガなんかの描写じゃない。ましてや、文章は易しいが物語は全然安易ではない。緊張感を感じるいい読書をさせて貰った。自然描写の豊かさ、登場人物たちのはっきりした個性と、魂の高潔さと孤独、どきりとするセリフ、そして物語の面白さ。もちろん欠点もないわけではない。しかしそれを補って余りある面白さがある。素晴らしい物語と作家に出合った。今はただその事を喜びたい。 | ||||
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バッテリーは、私の大好きな本なのですが、高くて買えなかったんです。でも、やっと文庫本として登場!!これなら買えるということで、早速買って読んでしまいました。 バッテリーは、野球の話なのですが、野球というより巧がだんだんまわりの人間にとけ込んでくるという成長の物語のような気がします。 この本の一番のみどころは、巧と豪が出会ったところ、それと青波を探すところ、それをみどころだったなと私は感じます。 野球少年の永倉豪、天才肌で性格がひねくれている原田巧、その二人がバッテリーを組むと・・・ 是非読んでください。きっとはまることは間違いありません。 バッテリーの今出ている中で、一番バッテリーⅡが好きです。そっちのほうを読んでみてください。でも、きっとバッテリーを読むと続きが気になってきっとⅡも読んでしまうと思います。 | ||||
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私は少年野球や高校野球が好きで、『タッチ』などの野球に関係する青春物語をよく読んでいます。学校の図書室でたまたま、この『バッテリー』という本を見つけたとき、早く読みたい!と、とても興奮してしまいました。それからしばらくして1巻がやっと借りれると、宿題をするのも忘れて、夢中になって読みました。巧や青波、豪や東谷達、オトムライ、じいちゃん、それぞれの性格やものの捉え方、ストーリー、この本はとてもおもしろいです。(私自身は巧が一番好きです。)あさのさん早く6巻をだしてください!待ってます。 | ||||
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つつ、大人になるのだろうなぁ………と、思える。自分の知らなかった自分に戸惑いつつ、巧も豪も、時には立ち竦んだり、後ずさりしたり、それでもやっぱり前に進んでいくのだろうか。 このうつろいやすい感情表現を、決しておしつけがましくもなく、たださらりと感じさせている。久々にこうした本に出会えたことが、素直にうれしくなった。続きがあると思うので、たのしみにしたい。 | ||||
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4巻で巧と豪の間に距離ができてしまった。 豪は巧の球を受けようとしない。そんな、豪に戸惑う巧み。 5巻でも、巧の中にある揺るぎ無い信念や、自分に対する自信は変わっていないけれど、巧の周囲に対する思いが少し変わり始める。 豪のことを知りたいと思うようになる。 ―本当はどういうやつなのか、まるごとの豪を知りたいのだ。 それは、たぶんマウンドにいては、わからない。― 巧も豪も自分の中にある思いを相手に伝えたいと思い始める。 巧の、病院の屋上での豪とのかけ合いや、巧がバーガーショップで沢口たちとハンバーガーを食べている場面がとても、おかしい。 しかし、4巻に続き5巻でも1巻や2巻にあった豪のあどけなさが少し変わってしまったような気がするのが寂しい・・・。 | ||||
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気の強い巧、気のいい弟青波。気の広いバッテリー女房豪。 登場人物が、ここまで心に迫ってくる物語はめったにありません。 巧のものの言い方に対して「なんじゃ~」と言いたくなる大人にはなりたくない。ホント、こんなやつがいるんだなぁと思わされました。(物語の中なのに)続けて、4巻まで読んでしまいました。 友達との出会い、兄弟愛、一つのことにただただ夢中になれること・・・。 自分もこういう青春時代を過ごしたかった。 | ||||
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運命的な出会いの主人公とその女房役。昔のスポコン野球マンガを思い出させるところもある。この後どんな展開が待っているのか、待ち遠しい。 反抗期の少年時代はこんなんだったかなと、素直になれなかった頃が懐かしい感じもする作品。 | ||||
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「そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい~中略~関係ないこと全部捨てて、おれの球だけを見ろよ」 この腰巻きの言葉がふるっている。こんなにかっこいいことを言える「少年」ってものに、かつてなりたいと焦がれた。少女ではどうしたってできないことが、どうして「少年」にはできるのだろう。壊れやすいギリギリの心を抱えている彼ら。このあとどう成長していったのかを想像するのも楽しい。 | ||||
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