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夜の谷を行く



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜の谷を行く

夜の谷を行くの評価: 4.00/5点 レビュー 77件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全58件 21~40 2/3ページ
No.38:
(5pt)

読みごたえのあるミステリー小説

すらすらと読めた。連合赤軍については、複数の映像作品を過去に観た。何が行われていたのか何となく覚えている状態で読んだ。

啓子と和子の姉妹のやり取りが生き生きとしていて、作者はどんな取材をしたのか、どんな生き方をしてきたのか気になった。

桐野夏生作品は、「奴隷小説」を初めて読んで面白かった。そのため、この作品を新品購入した。

私は、失礼ながら桐野夏生さんの読み方を間違えていた。きりのなつおさんとわかり、勝手に男性かと思っていたが、検索して写真をみたら女性とわかり驚きつつ、納得もした。

また関連書籍をよみたい。
桐野作品もよみたい。
夜の谷を行くAmazon書評・レビュー:夜の谷を行くより
4163906118
No.37:
(4pt)

連合赤軍をリアルに知っている世代

最後の1ページで大どんでん返しでした。この事件当時、社会人となったばかりで非常に印象深いものを覚えております。カップヌードルと二代思い出ですね。
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No.36:
(5pt)

読んでよかった。

ノンフィクションのようなこの小説。
とても興味深く、読み進めました。
最後のオチは意外でしたが、この部分が一番、小説らしいなと感じさせられました。
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No.35:
(5pt)

孤独

私はおもしろく読みました。
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No.34:
(5pt)

相変わらず上手い

書くのが本当にうまいですね。。この本も素晴らしかったです。個人的にはバラカが一番の名作です。
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No.33:
(5pt)

連合赤軍のその後を桐野夏生が書くと・・・

著者と、作品テーマの見事なマツチング、面白い。最後の意外な、月末は、サスペンス。
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No.32:
(4pt)

エッセンスがある

連合赤軍の事件について詳しくないのですが、小説として楽しく読ませていただきました。結末はさすがだなと思います。啓子の過去の出来事に対する不調和な感情や、左翼運動に対する世代間での認識の差など、とてもリアルに描かれていると感じました。こういう形で、年数が経っても世の中に何かしら伝わっていくといいと思います。
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No.31:
(5pt)

期待通り

好きな作家
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No.30:
(4pt)

是非、連合赤軍事件の知識を入れてからお読みください。

西田啓子は63歳。40年前の連合赤軍が起こしたいわゆる山岳ベース大量リンチ殺人事件に関与し、死体遺棄などで5年服役した過去をひた隠し、社会の片隅で、孤独に耐えながら息をひそめて生きてきた。
しかし、連合赤軍の元指導者であり、死刑判決を受けた永田洋子の獄死をきっかけにするように、啓子の周囲が波立ち始める。

1970年代に吹き荒れた連合赤軍事件。中でも、この作品でところどころ描かれる、結果的に10名以上のいわば同志を死に至らしめた冬山の山岳ベースリンチ事件が社会に与えた衝撃はすさまじいものだった。
事件当時、私は小学生だったが、毎朝、新聞に掲載されているおぞましい写真や明らかにされる事実はとにかく驚愕の連続だった。仲間が仲間をなぶり殺し続ける日々というのは、想像を超える光景だ。
冬の山から次々と見つかる死体のニュースに、そしてその後判明するリンチ事件の経過に、とてつもない戦慄を受けたことを覚えている。
成人してから、高木彬光の「神曲地獄変」や当事者である坂口弘の著書などで、おおよその出来事を知ることができた。
個人的には、この山岳ベースリンチ事件についての知識がなければ、本作を読んでも本当の意味はよくわからないと思うので、是非、知識を得てから読んで欲しい。

40年もの歳月が経過し、刑務所で刑期を終え、償ったはず、と自分に言い聞かせていても、当然のことながら、世間も家族もそう簡単には許してくれない。
しかし、人生は続いていく。日々のささやかな楽しみも待っている。
本書では、啓子という架空の存在をとおして、現在の彼らの日常を非常にリアルに感じることができた。
本書の中で、啓子が何も知らない姪に「テロリスト。オウム真理教みたい」と言われて、「それは全く違う」と反論するところがある。一般の人からすれば、結果を見ればやはり「同じ」というとらえ方をして当然だろう。でも啓子の反論を聞いて、実際にあの連合赤軍事件に関わった犯人たちの多くも、少なくとも最初に信じた自分たちの思想は正しかったと今でも思っているのだろうか、また、今ではどうしているのだろうか、といろいろと感慨深かったです。
そして、最後の最後に、全く異質で新たな光が当たるような気分にさせてくれた作者の力量に感謝。
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No.29:
(4pt)

「普通の人」が背負った重すぎる過去

還暦を過ぎて一人で暮らす連合赤軍の兵士だった女性が主人公である。

ぼくには、この本が描きたかったのは、「普通の人」が重すぎる過去を背負ってしまったということ、ではないかと思えた。

「普通の人」ではない、と言えばその通りだが、還暦を過ぎた彼女の日常、そこで考えることは「普通の人」そのものである。

しかも、これまでに多くの文献を読んできたが、実際にも多くの連合赤軍の兵士たちは、「普通の人」たちであったと思う。

その普通の人が背負った重すぎる過去。

それを小説という手法で描く試みが、果たして成功したのだろうか。

かつて、桐野夏生の東電OL殺人事件を題材にした『グロテスク』を読んだ時に、佐野眞一のノンフィクションよりも小説という手法だからこそ、より本質に迫り得たのではないかと感じたことがある。

が、この小説では、そのような感想に至ることはなかった。

ドラマ的な筋立てによって、最後に救いがあるのだが、それによって救われたものがあると同時に、失われているものもあるような気がしたからかもしれない。
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No.28:
(4pt)

重大事件を起こした過去からは逃れられない

本書は連合赤軍事件のメンバーとして犯罪を犯し、逮捕され懲役刑に服した女性・西田啓子の事件後40年後の物語である。ただし啓子は実在人物ではなく、架空の人物である。
啓子は還暦を過ぎ、過去を隠してひっそりと孤独に暮らしている。交流のあるのは実妹・和子とその娘・佳絵のみ。啓子の毎日の生活は、現在の日本に多数存在する独居老人の生活を描写しているようでリアリティーがある。
ある日、そんな啓子の元へ活動家だった時代の知人・熊谷から電話がかかってきた。ちょうどその頃、姪が出来婚するという話が持ち上がり、和子母娘との間で啓子の過去を佳絵の婚約者に打ち明けるかを巡って諍いになる。このようにして、孤独だが平穏だった啓子の生活に波風が立ち始める。

評者は1961年生まれなので、連合赤軍あさま山荘事件をリアルタイムで見た世代である。あさま山荘事件とその後に発覚したリンチ殺人事件は、後年のオウム真理教事件に匹敵するような大きな社会事件だった。
単なる窃盗のような軽い犯罪ならともかく、このようにニュースで大きく取り上げられた重大犯罪を引き起こした人物は、服役し出所して何十年が経過しても、自分の過去から逃れることはできないのだろうと思う。罪を反省しようが正当化しようが、世間は決して事件を忘れてくれない。本書には過去との断絶に成功した藤川という啓子の友人女性が登場するが、それは例外である。殆どの当事者はそのような過去を背負い、身を潜めるようにして残りの人生を生きなければならない。希望というものの存在しない孤独な人生である。
本書では啓子に思いがけないところから希望が生まれる。良いエンディングだと思う。ほんの2頁だけ書いてそれで物語を終わりにしてしまうのは桐野さんらしい。
なお、本書では連合赤軍事件について評者の初めて聞く解釈が述べられているが、それが桐野さん独自の解釈なのか、証拠に基づく客観的真実なのかは、読者には分からない。また物語の途中で起きた東日本大震災がその後のストーリー展開にうまく生かされていないように思う。これらの点に難点を感じるので、星を一つ引かせてもらう。
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No.27:
(5pt)

レヴューを残します。なぜか消されているので・・・

巻末には20冊余りの参考文献が載せられています。
本作品ではルポルタージュと創作の両方が味わえます。
私は桐野夏生さんと同世代ですが、体育会系だったので学生運動とは無縁でしたので
この本に描かれている真実に震撼するあまり、読み続ける事にメゲそうになりました。
しかし最後まで読んで良かったです。想像もできない生き方もあるんだなぁと。
スポーツジムや駐輪場でのやり取りとか、日常の些末なことを織り込んでいく
手法はこの著書にも生きています。
桐野氏の某雑誌へのインタビューによると、西田啓子は当初、サイパンへ行き
そこで逮捕されるという筋書きだったそうですが、革命左派の元女性メンバーへの
取材により、連合赤軍の衝撃的な事実が判明し、本作のように書き換えたそうです。
同時代(1972年)を背景にした『抱く女』は20歳の女子大生、直子が主人公ですが
やはり男たちに巻き込まれながら、暗い時代に自らの生き方を模索しつつ戦っています。
桐野さん自身もいつも戦う女性なんですね。
20歳と63歳、年齢も立場も異なる二人の女性をほぼ同時期に描いたことにも
桐野夏生氏の力量と矜持を感じました。
『夜の谷を行く』のクライマックスは最終章にあります。
孤独と沈黙と無理解の中で生きてきた西田啓子の人生に初めての希望の光が差します。
最後の数行で私は涙が溢れました。凄惨な事件の陰に、深い母性が感じられるのです。
「感動しろ」という押しつけがましさは全く無く、むしろ呆気ないくらいに
スパッと終わってしまうところも桐野さんらしいです。
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No.26:
(4pt)

赤軍は女性差別する幼稚な集団

21世紀の新しい3.11&連合赤軍もの。2011年は3.11だけじゃない、2.5永田洋子獄中死もあった。ということで、主人公は永田に可愛がられた赤軍兵士西田啓子(wikiでは仮名g)63歳である。前科者が被災し、津波は自分の罪も洗い流してくれたように思う、真面目な被災者が怒り狂うであろう問題作。一応ミステリとして最後にどんでん返しがありますが、エンタメではなく、地味な文学な感じ?普通に小説として楽しむのなら、立松和平の『光の雨』の方が良い感じかな?桐野の総括「
赤軍は女性差別する幼稚な集団」は「異義ナシ」
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No.25:
(4pt)

割と簡単な……

連合赤軍事件を知らないかたにはお勉強にもなるし,人生いろいろ考えさせてくれるし,ちょっとしたミステリー気分も味わえるし読んでみてもいいかもしれません。ただ一連のあの出来事と同時代を生きてきたかたにはちょっと物足りないかも。それほどリアルワールドは不気味で切実でした。謎かけも割と早い段階で気づいちゃうし……。
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No.24:
(5pt)

ネタバレあり マスコミの新左翼運動の終焉にまどわされないで!

彼女の作品としては、女神記 (角川文庫)がこれまではベストでした。今回のこの作品は、食卓のない家☆円地文子と比較してみると、赤軍に加わった息子や娘を持った家族の置かれてしまった立場が同じでも、家族の受け止め方に大きな違いがあるところが、読み応えがあった。
私自身はひと世代遅れで、革命の理想に立ち上がった純粋な若者の燃えた世界をしらないのですが、国鉄の分割民営化で、職場を追い出されるまでは、どちらかといえば過激な仲間に囲まれた青年部に所属していて、新左翼や全共闘は後追いで勉強させて頂きました。
わずかな労働運動体験からみた赤軍派は、スゲーという驚きと、うーんという危うさが入り混じったセクトでした。所詮はプントが銃を取っただけの、路線の誤った組織と見えました。
それはさておき、この作品ですが、光の雨のような悲愴感はなく、終わった時代をある出来事から、再び見直さなくてはならない主人公が、世捨て人のような生き方をして、少ない親族の枠の中で、仲良くしたり、ぶっかったりする物語です。永田の病死を機会に過去と向かい合うことになり、そこで知り合ったライターが、自身の棄てた息子だったという衝撃的なラストは、男の私より同性の方の方が衝撃が深く感じられると思いました。
あの時代に生きた皆さんのさまざまな証言や、それにもとづく小説がもっとたくさん発表されることを期待します。
方針の誤りで結果的に自滅の道を歩よんだ、新左翼諸派の皆さんですが、わたしは、改めてこの作品を読み、ロシア革命の歴史を丹念に調べたり、トロツキーの諸作品を読み返し、純粋に社会を変革することを夢見た人達の正しかった一面を探し出したいと思いました。
そんな気持ちにさせていただけた良い作品と評価しています。
いずれにせよ、あの時代をある一面から切り取っみせる手法と筆力はさすが桐野さん!と星五つです。
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No.23:
(4pt)

連合赤軍

連合赤軍、あさま山荘、総括、リンチといった暗いイメージはある事件。その事件から脱走した元関係者の40年後を描く作品。自分の過去を隠して、ひっそりと暮らす日々。地味だけど、興味深く読みます。当時の関係者とも会って過去を振り返ったり、フィクションの中に事実はあるのだろうか。ラスト5ページは深い。
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No.22:
(4pt)

主人公に共感はできないが

小説としては非常に面白いのだが、自分のしたことをあまり悪いと思っていない主人公にどうしても共感できない。米軍基地にダイナマイトを持っていて、それでもし人が死傷していたら立派な犯罪ではないか。兵隊なら怪我しても死んでもいいと思っているのだろうか? 過去の事件に関しても、それほど反省しているように思えず、むしろ自分が被害者のような心情になっていないか?
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No.21:
(4pt)

勉強になった、けれども

恥ずかしながら歴史的知識がなく、史実を調べながら読んだ。
ぼんやり知っていただけの事件をある程度、詳しく調べることになって、勉強になったし、面白かった。
ストーリー運びもテンポよく、主人公が語らずにいるエピソードがこぼれ落ちるように提示されるときはカタルシスがあった。
ただラストは個人的には出来過ぎと感じて、やや白けた。
また、ここで物語を終わらせるのは、中途半端に思えた。
主人公は受身ですべてを諦め無欲のつもりかもしれないけど、頑固で身勝手でプライドが高いだけに思えた。
主人公が夜の谷を超え、自発的に他者に働きかけた結果のシーンを見たかった。
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No.20:
(5pt)

これはミステリー

浅間山荘事件に関しては 立松和平さんの「光の雨 」の
描写が生々しく、本書を読む前に一読すると 本書の視点も
理解しやすくなると思います。
桐野さんの著作はほとんど読んでいますが、最後の
種明かし的な告白は 推理小説のオチのように
驚かされるものであり、霧野さんとしては新しい
構成だったと思えます。最後の最後でそれまで首尾一貫して核心に迫らない
主人公の心のうちの謎が解けるので、これは
ミステリーと考えたほうがいい作品なのではないかと思いました。
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No.19:
(4pt)

ノンフィクションかと思いつつ読みました

読みながらもしかしたらこれはノンフィクションなのか?と勘違いしてしまいそうになる。ただ実在の人物・事件を描いているので臨場感あふれる。事件とは連合赤軍のあさま山荘の前のあたり。総括というリンチで人殺ししていた頃と東日本大震災の頃を描いてある。
主人公は、あさま山荘に行く前にチームを脱走、警察に捕まり5年ほどの刑期を終えて娑婆に復帰。父親と母親は心労で早死に、妹は一人娘を連れての離婚。そりゃあそうだろう。日本赤軍の親戚がいたらたまらない…。
ひっそりと自分を消して一人で生きていくのだが、生活のいたるところで「赤軍に加わった際の正義感」のようなものが発揮される場面がある。しかし表に出てはいけない…と自戒し何とか大事にならずに生きて来れたのだが…

ボスの永田洋子が獄中で病死、そこで自分のアイデンティティの崩壊が始まり翌月の東日本大震災で、自分の中で何かが変わる。
そんな中、当時を知るメンバーが「永田洋子を偲ぶ会」を開催するので出てこい…と連絡。出所後当時のメンバーとは一切連絡を絶っていたのに、どうして連絡先がばれているのか? さらに取材して本にしたいというライターからの依頼。

ひっそりと生きて行く中で近くのヨガ教室などに通うが、そこでも「私あなたと同級生だった気がする…」という女性と出会い必死でごまかしたり、駐車場の管理人と些細な事で戦ったり…。一番のショックは、唯一の近親者である姪っ子の結婚式に呼ばれた事。いろいろ考えてサイパンで可座句だけの結婚式を挙げようとするのだが、主人公は学生運動時代に米軍基地に侵入し、爆弾仕掛けて火をつけて逃げた…という前科があり、サイパンに行けばアメリカに捕まるという…。結婚式の出席を断る事で、今まで隠していた真実を姪に告げる事での喧嘩別れ…。

取材したいというライターに、昔一番仲好かった同志に会いたいという要望を伝え、色んなメンバーを取材していたライターが向こうに了解を取り何十年ぶりかの再会。そこで主人公は自分が思っていた自分と周りの評価にずれがある事に気づく。もう一人会いたい同志への連絡もライターに依頼したが。向こうが拒否。ライターに対して「どうして会いたくないのか」を聞いてほしいと頼み、その結果を聞いたら…。

最後のシーンで、そのライターと一緒に総括というリンチを実施していたキャンプ地を訪れ、そこでのライターの告白が…。

同時の事件や背景を知らない人が読んでもピンとこないであろう。11歳であった私もいまいちわからないところはある。しかし世の間中を騒がす大事件を起こした人たちの行く末はこんなモノだろう…という事はよくわかる。
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