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夜の谷を行く
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夜の谷を行くの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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これが史実だってのが一番びっくりしたわw これが事実ならなんでコイツらだけ生き残ってんの?結婚したりしてんの?中には悲惨な人間もいるけど、大半は言い訳ばっかで自省がない 肝心の主人公もまるで反省していない上に、他者に冷淡で自分のことしか考えていないので、最後よかったねとはならない 読みやすさで星2 | ||||
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とにかく期待はずれでした。連合赤軍の山岳ベース事件などという類を見ないほど重いテーマを扱いながら(しかもそこでの史実や実在の人物まで登場させておきながら)、なぜここまで中身のない薄っぺらい小説が書けるのか不思議です。 主人公の内面が全然丁寧に描かれないまま「言語化できない」とか「誰も分かってくれない」とか一貫して抽象的でヒステリックな表現ばかりで、読者に対して「この可哀想な女性がどんなにつらい思いを抱えて生きているか、言わなくても分かるでしょう?」と理解を求めているかのような書きぶりで、正直読んでいてイライラしました。 他の方のレビューを見てラストですごく重要な事実が明らかになるということだったのでそこまで頑張って読み通しましたが、ろくな伏線もない唐突で強引な後付け設定で無理やり良い話風にされた感じで、なんじゃそりゃ?という感じしかなかったです。 唯一評価できるのはその意外なラストの方ではなく、ラスト付近で山岳ベースの跡地を見たときの主人公の素直な感想。かつての理想とそれを今になって客観的に見て感じるギャップの虚しさがごく短い文章で巧みに表現されていて、全体通じてここだけは心に刺さりました。 読み終わってみて、とにかく作者は山岳ベース事件の当事者の一人という設定である主人公を、一方的な被害者として書きたかったのだと気づいて、そこが全体通しての違和感の最大の要因のように思います。描こうとしているテーマも一貫したものが感じらないし、これを山岳ベース事件や連合赤軍に関連するの書籍の一つとして数えたり紹介したりするのは正直やめてほしいと思いました。 | ||||
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状態がひどい 中古みたいです。 やっぱり目で見て買うべきだな | ||||
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以下、個人的感想。 著者の桐野さんは「世界観」を大事にしている人らしい。 自分の中で、確固とした独自の世界観を築ける人。世界観を維持し、常に再構築している人。 そういう人物・作家にしか、興味を覚えないと。(一言一句まで覚えてはいないが、確か以前、桐野さんはそのようなことを言っていたと思う) ちなみに、本作の世界観は、とてつもなく浅く、薄っぺらい。自分はそう感じた。 孤独なおばあちゃんの(どうでもいい)日々の暮らし。時折、適当なフラッシュバック。 よくあるあるの伏線と、結末。 何これ? 「東京島」のあの、壮大、壮絶な世界観は、どこへ行った? 本作の元ネタである、連合赤軍事件は、未だに全ては解明されていないし、今後もされないと思う。 それだけにこの事件を、桐野さんがどう捌き、どう見せてくれるのだろうかと、期待して読んだのだけど……。 本作では、連合赤軍事件の真相や、核たるもの、臨場感に、触れることもできていないと思う。 | ||||
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読みごたえあり 良かったのですが 最後がちょっと物足りなさを感じました | ||||
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あっという間に読めるが、早く読めるということが作品の底の浅さを示している。結局、連合赤軍事件はただの背景で、若い時に世間を騒がせた事件に関わった人間は、こういう人生をたどりますよ、ということを言いたいだけ。終わりで、若いライターがどうして連合赤軍事件を追っているのかを語ってくれるのでは、と期待したが、え? という呆れたオチで開いた口がふさがらなかった。最終盤に来て、つい魔が差し、考えていなかった終わり方をしてしまったのでは、と好意的に解釈したが、もし、最初からの予定だったとしたら、何をか言わんやである。 三人称で書いていて肝腎なことを明らかにせず、読者を引っ掛けるなんてプロの作家がすることではない。それを最初から明らかにしていたら、主人公の苦悩ももっと違ったものになったはずなのに。 連合赤軍事件を知らない世代にとっては概略を知ることができるが、それとてもWikipediaで十分といったところか。 | ||||
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主人公にも全く共感できるところが無い。 また、この人の作品だからやはり底が浅い。 ただの孤独なババアの話ではせっかく重みのある素材を扱っている意味がない。 最終部の展開は救いのつもりなのか、あんな陳腐な話は余計しらける タイトルは変えたほうがよいのではないかなと思える終わり方 | ||||
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桐野さんの小説のファンなのですが、、、 連合赤軍の幼児性に嫌悪感を抱いているため、 この主人公にはあまり感情移入ができませんでした。 ブントがどうとか、革命戦士がどうとか。 議論中の「展開しろよ」みたいなせりふとか、、 嫌いです。 中でも、ことあるごとに「わかってもらえない」とこぼす主人公、、 それがあの「現象」のリアルな本質だったのかも知れませんが、、、 だとしても、なぜ主人公は斯様なグループに参画することになったのか? まあ、そのあたりはあえて割愛しているのでしょうが、 、、、はい、よくわかりませんでした。 | ||||
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