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使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件
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使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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明治の横濱である必然性がない。 登場人物が少なすぎて、つまらない。 シズカに意味なく振り回されすぎ。 最後の方は、とにかくお話を完結させねばという都合のいい説明文が多い。 シズカがなぜ雇われてそこにいるのか、が最大の謎。 強調の意味で文章につけられた句読点はいらないと感じた。 全体的には好きな設定。 「見立て」について語る感じも面白い。 設定にも登場人物にももっともっと肉をつけて、ラストももうひとひねりふたひねりしたものが読みたいと思いました。 | ||||
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嵐に閉された異人館で、招かれたのは画家に縁のある6人の男女が次々と殺されていきます。探偵役の使用人シズカが結構独特で怪しい雰囲気なのですが、その怪しさの意味がちょっとよくわかりませんでした。相変わらず会話の横の点が多くて、それが意味のあることなのかないことなのか…不思議な世界の演出なのでしょうが、多少くどいなあとは思いました。個人的にはトリック含め「首無館の殺人」のほうが面白かったかな、という印象です。 館の主が車椅子の老人で、というシチュエーションから、だいたいは想像がついてしまったのが少し残念ではありましたが、素人の拙い想像以上のトリック等はもちろんありましたし、しっかりとしたミステリだなとは思いました。文章自体もとても読みやすく、考え事をしていたり多少乱読したりしても、ちゃんと話が理解できましたので、その点ではこの作家さんの作品をもっと読んでみたいなとは思いました。 | ||||
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見立て殺人を中心に話が進む。居留地というクローズドサークル。本格推理小説の醍醐味が味わえる作品。 読みやすい文章であっという間に読めた分、展開をひねろうとする作者の意図が随所に読み取れるのが、気になった。 面白い展開なのに軽い印象を受けるのは残念。 次作にも期待したい。 | ||||
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キャラクタ名を冠したタイトルにカバー絵,さらは明治時代が舞台という設定から, 文明開化の華やかな雰囲気の中,エプロンドレス姿のメイドが賑やかに事件を解決…. そんなキャラミスなのかと思いきや,フタを開けてみれば残忍で重苦しい愛憎と復讐劇. 横濱という都市を舞台に,嵐の中のクローズドサークルと見立て殺人にはじまり, あれやこれやとミステリの古典的な要素が多く詰め込まれ,繰り広げられる惨劇は, ライト文芸やミステリの印象が強いこちらのレーベルでは,異質な作品にも映ります. 一方,いわゆる『犯人当て』だけに限れば,かなり簡単な部類だったのではと思います. また,『使用人探偵』も前触れもなしに推理を始め,探偵役に収まったかと思えば, 出自に謎を匂わせたり,死への願望など,ミステリアスな空気を漂わせてはいますが, 最後までそれらは明かされず,謎多き女というよりは,ただのかまってちゃんにしか…. 『見立て』の真の意味や,犯人に突き付けられる選択にはゾクリとさせられましたが, 使用人探偵の中途半端なキャラクタが,作品の全体像もボカしているように感じました. | ||||
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