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喪失のブルース



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【この小説が収録されている参考書籍】
喪失のブルース (ハーパーBOOKS)

喪失のブルースの評価: 3.05/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

原書で読んだ方がよいでしょう。

文章の読点の位置がおかしく、訳出される単語や語調が文語体よりだったり口語体よりだったりちぐはぐで統一感がなく、それゆえ読者のリズムをことごとく奪ってくれます。とにかく読みづらい。訳者の変なこだわりのようなものを感じた。主人公の女性の独白が淡泊に硬めに訳されているかと思えば急に軽いアホのような口調になったりでどうもおかしい。レビューにあった主人公に共感できない、おもしろくないというのは訳出のセンスの悪さがかなり影響していると思われます。こういう場合、英語を読めるならば原書に切り替えた方がよいです。

ストーリー自体は構成がちゃんと練られていると思うし、登場人物もそれなりに背景をもっていて映画やドラマで見るのであれば楽しめると思います。とにかく翻訳が残念。
喪失のブルース (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:喪失のブルース (ハーパーBOOKS)より
4596550727
No.4:
(2pt)

主人公を愛せない

若干、社会不適合者の主人公。癖のある脇役。そして、愛想の悪い犬。
小説の中ではあるあるな人物構成。没入出来れば、その世界観を面白く感じられるのだろうが、いかんせん主人公への愛情を感じない。
ハードボイルドなわけでもないし、壊れた正義感や突出したダメ人間感もなく、好きになるポイントを見つけられず。
出だしは良かったけど、盛り上がりもなく、スーと終わりました。
喪失のブルース (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:喪失のブルース (ハーパーBOOKS)より
4596550727
No.3:
(2pt)

これはない

アル中のおばさんが、生んだだけの娘を探す為に奔走するのだけど、
心理描写(しかもアル中の妄想)だらけで、メインシナリオがなんだったのか途中で忘れてしまうほど。
普通の人より読むスピードが速い活字中毒者だけど、これはなんか「続きが気になる!」という気が1度もなかった。
「ウソを見抜く」というくだりも、全然活かされてなくて、その「特殊能力」について何ページ割いたよ?

誰にも「若気の至り」や失敗したことはあるし、事件や事故に巻き込まれることで、生きることがつらくなることだってあると思う。
でも結局アルコール片手に大暴れしているのは感情移入どころか、擁護もしたくない。
妹のローレライは血も涙もない冷血漢かと思ったけど、こんな姉がいたらそうなるよ。
少しでも上の生活を夢見て、努力することの何が悪い?とか。
せっかく周りが手を差し伸べても、それをはたいて、お酒を飲む主人公のおばさん、本当につまらなくて驚いた。

こんな作家の作品じゃなくて、アレックス・カーヴァの新作、訳してくれよ~!
喪失のブルース (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:喪失のブルース (ハーパーBOOKS)より
4596550727
No.2:
(2pt)

期待、し過ぎたのかも

この小説、前フリと言うか、紹介文が結構うまくて、面白いんじゃない?と期待して読みました。
絶賛!とか紹介されてる方(たぶん有名作家?)も知らなかったんですけど、これがデビュー作で3部作の予定、ということはすごく才能が感じられる小説に違いない!と思いました。

とっても、退屈、でした。「最初だけ、最初だけ。きっともうすぐ面白くなってくる!」と自分を励ましながら読みましたが、3章あたりまで本当に退屈でした。

主人公自体が、よくわからないナゾだらけなので、それを読者がわかってしまったらダメに決まってるから仕方ないよね、とは自分でも思いましたが、あまりにも持って回ったどうでも良いとしか思えない描写が多くて、コレって伏線のつもりなのかな?絶対必要ないよね?そう言えばコレがデビュー作だったもんね、こういう所がきっと新人らしさなんだな、と何度も思いました。

カーチェイスあたりから、やっと面白くなってきたんじゃない?と期待したんですけど、やっぱり感情移入出来ない進展でした。

愛犬を預けて、解決するまで帰らない、もしかすると生きて帰れないかも…的な展開かと思えば、普通に日常に戻ってたりするし。

話の展開が唐突だし、魅力的そうな脇役は出てくるのに、主人公がその魅力を台無しにしている感じ。これだけ厚意(恩)を仇で返す主人公を見ていると、普通の人なら嫌な感じを受けると思います。

これだけ人を信用しない主人公の過去が語られるのは納得できますが、その割に唐突にセックスシーンもあったりして、これ必要?みたいな気もしました。

主人公を取り囲む人達が、主人公のために命懸けの手助けをするような、それほどの魅力を主人公に感じないことがこの小説の致命的な部分ではないでしょうか。

危ないビジネスを絡めたりして、話にふくらみを持たせたつもりなんでしょうけど、もう少し違う展開の方が面白かったんじゃないか?と思えました。

3部作読んでみないと、本当の面白さはわからないんじゃないかとは思いますが、『続編』を読んでみたいとは正直思いませんでした。
喪失のブルース (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:喪失のブルース (ハーパーBOOKS)より
4596550727
No.1:
(2pt)

ジェフリー・ディーヴァー絶賛?

ほぼホームレスで元アル中の中年女性が主人公のガチハードボイルド。この手の話は主人公にいかに感情移入できるかどうか。私は残念ながら感情移入できずに読了。読みやすかったですけど。
喪失のブルース (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:喪失のブルース (ハーパーBOOKS)より
4596550727

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