赤の女
- 暗殺 (172)
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ダニエル・シルヴァの『赤の女』下巻を読み終えた。 本書を読むうえでスパイ小説の大御所ジョン・ル・カレの小説を読んできた知識が役に立った。 特にケンブリッジ・ファイブの頭目キム・フィルビーの存在がこの物語にリアル感を齎している。 もちろんスペインに暮らす老女や娘(MI6ワシントン支局長)などがフィクションなのは言うまでもない。 上巻を読み終えた時、評者は、MI6の「もぐら」がワシントン支局長だろうと探偵してしまった。 紆余曲折はあったもののおおよそ想定通りで物語が進んできたが、巻末の「著者ノート」でロシア大統領ウラジーミル・プーチンを糾弾していることは真実であり、評者も同じ思いで読んでしまいました。 プーチンを糾弾した返す刀でドナルド・トランプも著者は切り捨てている。 このシリーズは、著者の思想信条が物語のなかに織り込まれているから魅力があるようだ。 このシリーズを、ランダムで読んできたが、初期のものは読んでいないが、『亡者のゲーム』から殆ど読んでしまった。 | ||||
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イスラエルの諜報機関オフィス(モサド)新新長官ガブルエル・アロンがロシアの情報提供者を、イギリスに亡命させる緻密な計画をウィーンで進めていた。 が、救出寸前にバイクで猛進してきた何者かに銃殺されてしまった。 バイクの何者かは、ロシアの諜報員だったことが判明し、ガブルエルが近くの隠れ家から脱出する写真がリークされガブリェルは窮地に立たされてしまった。 この計画をロシアに提供した裏切り者がいると考えたガブルェルは汚名返上すべく、情報提供者捜索を始める。 この男が間違いないと思っていると、殺されてしまうなど二転三転してストーリーは進んでいく。 ISISテロリスト主謀者を追い詰める話より、本書のようなスパイの暗躍する話の方が評者の好みである。 スペインのアンダルシアの片田舎に住む老女、ロシアの諜報機関の大御所サーシャの登場など、最終ページでは、伝説の裏切り者キム・フィルビーの子供などにも触れて終えていた。 下巻を読むのが楽しみになりながら上巻を読み終えました。 | ||||
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毎回当初予定の受け取りができており、商品も説明どおりで満足です。 | ||||
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ガブリエルアロンシリーズは最高!複雑に絡み合った出来事がやがてひとつにつながってくるストーリーは健在。次の新作への予感も漂う。日本語訳も気に入ってます。 | ||||
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上巻と合わせての感想です(当然ですよね)。 時系列を行ったり来たり、地理的にも随分あちこち、のスパイ小説。 道具立ては現代のものだけど、気分はル・カレに通じる(ル・カレだって 現代の道具立てのが出ていますけど、回顧的に)と感じました。 念入りな調査をもとにしているので、大掛かりなフィクションですが、 訳文も良いし、「えー、嘘」と言わずに楽しめます。 | ||||
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