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ホワイトラビット
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ホワイトラビットの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 81~100 5/6ページ
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| こちらのホワイトラビットだが、物語の形式は群像劇である。 よって複数の登場人物の視点、心理描写が交錯し、時系列が入れ替わることで、展開される。 大雑把にまとめると、主人公は人質立てこもり事件に巻き込まれてしまった黒澤という名の「泥棒」であり、 シリーズものの最新作になると思われる。 彼は冷静沈着、論理思考、判断力に長けている一方、たまに抜けているため、読者には親しみが湧く魅力的なキャラクターだ。 さて、こちらのレビューの低評価には「技巧に走っている」「こねくりまわしている」「印象に残りづらい」など見受けられる。 しかし、物語の形式上、多少複雑になることは致し方ない。 むしろ、よくぞ1冊にまとめ上げたと感嘆する。 伊坂氏の小説は絶妙のユーモアを交え、世の中の真実を嫌味なく、さりげなく表現している。 「さりげなく」主張することに卓越した作家だろう。 実は、さりげない言い回しとは日常生活の中で、聞き逃すことがざらだ。肝心な時に限って。 そのため、読者も重要な場面で、キーワードを聞き流してしまってはいないだろうか。 可能性は大いにある。 主役の黒澤も、作中ではこうした主張を散りばめ、臭わせている。 そこが、作者の意図的な問いかけであり、狙い目のように思えてならない。 「一体この話はどう収束するのか」 あらゆる疑問は、ラストに向けて気持ちの良い疾走感で終盤に向かう過程で昇華されてゆく。 点と点が線になり、伏線は見事に回収。 少々ネタばれだが、立てこもり事件の責任者である夏之目課長のエピソードは、 主張は控えめであるにも関わらず、 たとえ話や比喩表現を生かし、哀愁や家族愛を惜しみなく滲ませる。 読んでいるこちらまで思わず号泣する始末。 何より、ラストの黒澤と夏之目課長との車内での会話、作中にで引用される「レ・ミゼラブル」との繋がりに 凄まじい深さを感じた。 まさに壮大な宇宙のような広がりである。 伊坂氏の語彙力の高さ、知識量、言葉選びのセンスの良さには感服せざるをえない。 すべてを語るわけではないが、ハッピーエンドを思わせる終幕はあっぱれ! 読み終わった後には、夏の青空のような、爽快感が残るに違いない。 | ||||
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| 章が変わる度に、時間と場所が巧妙に前後し入れ替わり、読者を騙しつつも、テンポ良く話が展開される。正に伊坂ワールドと呼べる物語で、自分は楽しめました。 伊坂幸太郎作品を読んだことがない人にも読みやすい作品だと思います。 ここからはネタバレが含まれます。 今回は特に、黒澤が著者になり代わり話の展開を切り貼りしていたので、特に黒澤好きの読者は読み進めていくうちに、どんどん引き込まれるのではと思いました。 | ||||
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| 誘拐をビジネスとしている組織など(実際に存在しているのかもしれないが)やっぱり着眼点が斬新だなと思う。誘拐をスムーズに進める手順として被害者に冷静に説明する件など伊坂節というか、直感的に面白く感じれる。 泥棒の黒澤がとにかくスマートだ。泥棒は非道徳的だけど、黒澤みたいに臨機応変に冷静かつ的確に判断できる男になりたいものだ。それくらい黒澤はカッコいい。オリオリオこと、折尾がくどいほどにオリオン座をネタに警察側を翻弄させるのだが、こんなKYな奴がなぜ誘拐組織のお金を横領できたるのだろうという違和感がチリチリと頭の片隅に燻ぶっていたけど、最後の急展開で理由がわかるので結構スッキリもできる。 伊坂幸太郎おなじみのクロスカッティング技法(異なる場所で同時に起きている2つ以上のシーンについて、それぞれのショットを交互に繋ぐこと)は従来と比べて、今回は特に織り込んでいるように思えた。ついてこれない読者が続出したんじゃないのかな?もう少し時系列をシンプルに要約してもよかったかも。 | ||||
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| 僭越ながら、伊坂幸太郎さんの作品を読むのは砂漠とAXに続きまだ三作目なのですが、伊坂ワールド初心者からの感想を。 まず驚いたのは、時系列や場面の切り替えが非常に多いのにも関わらず混沌としていない点。 もちろん、気をつけて読まないと混乱することはあるかもしれませんし、どちらかといえばその整理は難しいでしょうが、それにしてもわかりにくさはまったくなく、さすがだなと感じます。 そうした切り替えのなか、一見関係のなさそうな事物が繋がった瞬間や、〇〇だと思い込んでいたものが実は〇〇で…と思ったら本当は〇〇だった!という爽快な裏切りが本当に楽しく、ページを繰る手が止まりませんでした。 読み終えた時には胸いっぱいに興奮が昂ぶり、また読もう!と思わずにはいられない。 これは私が読んだ他の二作でも感じたことです。 本当に良い買い物でした。 他の作品ももっと読みます! | ||||
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| なぜ折尾を捜すにこんな手段を取るのか? 最後に人質に拳銃渡すとは馬鹿じゃねーの! 黒澤が監禁先に捜査責任者を連れて行くところもあり得ない展開。 ストーリーの辻褄を合わせるだけでは面白いとは感じられません。 その辻褄合わせの過程も納得できるものではありません。 わかりずらいし。 なにより物語としてつまんないです。 | ||||
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| 2度目読んでやっとしっかりわかりました。なかなか時系列を整理しながら読むのが大変。 | ||||
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| 相変わらず小気味が良く、スタイリッシュな作品でした。 田舎者の私はちょっとこそばゆく感じる独特のおしゃれ感も健在ですww 小さな伏線がたくさん散りばめられ、 最終的にはすべてのパーツがきれいに1つにおさまる気持ち良さはたまらない! さらに時系列をも飛び越えて、面白いけど気を抜けない緊張感もあります。 伊坂さんの作品は作者名を伏せて読んだとしても誰が書いたかわかるほど個性があり、 確固たる伊坂ワールドを構築していると思います。 けど、いい意味で「伊坂さんすぎる」のが逆に面白みがないかなぁ。 さすがだとは思うけど、なんだか新鮮味がないんですよね。 この感想にしたって、別の伊坂作品でも書いたことあるようなこと書いてる気がしますもん。 贅沢なこと言ってるのは重々承知ですが、もう少し何か新しい伊坂さんが見てみたい。 そろそろこの手法だけでは飽き始めてる読者も私だけではないでしょう。 | ||||
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| 今回は一風変わった誘拐事件を描いたミステリ小説だった。 ところどころに著者の主観や読者への気配りを入れたり、がらっと舞台が変わったりと、新しい試みもあり、テンポよく読めた。 折尾と警察の軽妙な駆け引きが好きだった。オリオン座の薀蓄はくどかったのだが、事件解決の意外なポイントになっていたので驚いた。 立てこもり事件も非常によく考えられており、著者ならではの創意工夫もあって最後まで楽しめた。 | ||||
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| 伊坂さんの新刊は、必ずチェックしています。今作も楽しめました! 読書ならではの体験ができるところが好きです。ぐんぐん楽しく読んで、すっきり本を閉じられました。 久しぶりに「ポテチ」を読み直したいです。 表紙もいいですね。さすが新潮社。 | ||||
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| まぁまぁ。。。心に残るものがなにもない作品。パットしない内容でした | ||||
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| kindleを買ってから初めて有償で購入した書籍となりましたが、期待を裏切らないテンポの良さとユーモアが最高です。買ってよかった(^^♪ | ||||
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| 我らが黒澤さんがこんなこともするのかと、意外でした。一番悪い(?)やつは警察が捕まえないほうがよい結果になったかも。 | ||||
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| 何か、技巧が見えてしまい、没頭できない。何で、こんなに複雑にしてしまったのでしょうか。 | ||||
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| 伊坂らしいミステリー!最後はスッキリします!伏線の張り方がやっぱり秀逸。 | ||||
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| 伊坂さんの作品は陽気なギャングシリーズが一番好きです。 10年ほど前に出会ってから、陽気なギャングシリーズを超える作品を期待して、 伊坂さんの作品を読んでいます。 今回の作品は皆さんのレビューが好評でしたので、Kindle版の発売日に購入しました。 最後まで楽しく読ませていただきましたが、夢中になって読み進めるというほどではありませんでした。 文庫価格になってからの購入で十分かなと思います。 | ||||
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| 一見関係ないかに見える断片が次々につながっていくあたり、さすが伊坂さんと感嘆せずにはいられませんね。 読み進めていくと、「あれ?」「あれ?」って箇所がいくつも出てきて、「ああ、そういうことなのね」って感じです。 騙され感が凄いです。一気読みのオススメ本ですよ。 | ||||
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| 私はデビュー当時からの作者のファンなのだが、国家論などを語り始めて一時期低迷していた頃は心配していた。それを(多分)「マリアビートル」で払拭して、最近は楽しんで読んでいたのだが、本作はスラスラ読めるものの微妙な出来。 1つの事件を複数の登場人物のエピソードと多視点とで描き、それらを巧みに繋ぎ合わせて大団円へと導くという構成は初期の代表作「ラッシュライフ」に似ているが、「ラッシュライフ」と比べて緊密度が低いのである。良く言えば伸び伸びと、悪く言えば野放図に書いているとの印象が強い。張り巡らした伏線を全て回収する手腕は流石だとは思うが、お手軽過ぎる感も否めない。また、「オリオン座」と「レ・ミレザブル」に関する薀蓄が本作のキーの1つとなっているが、その「レ・ミレザブル」よろしく、作中に作者が顔を出すという趣向(この結果、時系列をずらしている)も"遊び心"とも取れるし、読者への甘え(苦肉の策?)とも取れる。更に、レギュラーの黒澤を登場させているのはファン・サービスと言うよりは、泥棒でありながらも"正義漢"でもある黒澤抜きでは本作が成立しなかったためではないか。黒澤の"正義感"がなかったら、本作は物語になっていなかったであろうから。この辺も、黒澤の性格・技量を読者が知っているとの前提に立って作者が執筆している事が窺え、読者への甘えを感じさせる。 その一方、「オリオン座」と絡め、「宇宙より広いのは人の心」、といった前向きなメッセージをさりげなく織り込んでいる辺りは作者らしい爽やかさである。軽いフットワークを好む方にはお薦めの作品だが、個人的にはもう少し"芯のある"内容にして欲しかった所。 | ||||
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| 籠城もののミステリーです たんたんと、とんとんと進み、さくさくと読めるのですが ストーリーも、書き方も伊坂さんらしさが散りばめられとても楽しかったです こういう読後感は伊坂さんしかないんですよね 大満足の1冊です | ||||
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| 私は、現実的ではない展開が苦手です。 犯人がいるのがわかっているのに、応援を呼ばない刑事。 不自然なほど現場の刑事をこけおろす警察官僚。 崖の上で犯行を自白する犯人(笑) 話の起点となる事件などについてはいいのですが(物語が始まらないので) 登場人物の行動については、合理性がないと楽しむことができません。 ですが、伊阪幸太郎の作品は違います。 登場人物が合理的ではないことをするのですが、不思議と納得させられるものがあります。 巻き込まれただけなのに不必要に助けたり、ほとんど関係がないのに野次馬根性で誘拐犯の元へ行ったり。 めちゃくちゃなことをやっているのに、この登場人物ならやりかねないと。 そう思わせるものが、この人の作品にはあります。 まさに、『伊坂ワールド!』 肩肘張りながら読書をしている自分がいい意味でバカバカしくなることができる素晴らしい作品だと思います。 ぜひご一読を。 | ||||
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| ・・・と思いました。おもしろかったのかと言われると、すごくおもしろかったのですが、なんとなく「うまくできていておもしろいですね」という感想のみで終わってしまいそうな。 仙台で立てこもり事件が発生、その事件をめぐる人間関係が込み入っているようでいて、実はものすごく上手につながっていて、きれいに大団円。読みながら「え、この人が!」と驚く場面はいくつかあったのですが、著者に肩の力を抜いてサラサラ~と書いてみましたと言われたら納得するような読後感で、読者もあまり肩に力を入れずに読むといいのかもしれません。わざとこのような雰囲気をかもしだしているのだとしたら、すごい。 こういう、おもしろく読んでいたら伏線がきれいにつながったという快感がこの著者の作品の好きなところなので不満はないです。ただ、今回の作品はあまりひっかかりもないかな。 | ||||
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