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紅城奇譚



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【この小説が収録されている参考書籍】
紅城奇譚

紅城奇譚の評価: 2.33/5点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

戦国時代ならではのミステリー

戦国時代、九州にある紅城において、次々に殺人事件などが発生。城主鷹生龍政の腹心の一人である弓削月之丞がその事件の解明に挑むミステリー連作集。各編個々に事件は解決していきますが、全体として一つの物語の構成です。

首無し死体の正室や衆人環視の中での毒殺、最後は密室事件までと本格ものの雰囲気は十分で、それに暴君の殿様やその側室、クセのある腹心などを絡めた一城の中で繰り広げられる設定はなかなか工夫されています。最終的なストーリーは何となく予想の範囲内であるものの、紅城と呼ばれたる由縁や時代背景も巧みに取り込み時代物ミステリーとして十分な出来栄えだと思います。
紅城奇譚Amazon書評・レビュー:紅城奇譚より
4062206528
No.1:
(3pt)

いや、それはどうやってもムリだろ

戦国時代の九州のどこかという設定の、架空のお城を舞台に架空の大名一族の御家騒動を描いてみせるという趣向の連作短編モノ。
架空戦記ならぬ、架空戦国史? 講談か、あるいは軍記物かといった名調子。
オチは(真犯人も含めて)けっこう読めるといいましょうか、そんな風に油断をしていたらとんでもない建物トリックが飛び出してきてびっくりさせられることに。バカだ! バカトリックだ!
考えれば考えるほど「いや、それはどうやってもムリだろ」といろいろ突っ込まざるを得ない、戦国伝奇ミステリ+超絶バカトリック系であります。
紅城奇譚Amazon書評・レビュー:紅城奇譚より
4062206528

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