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蜜蜂と遠雷
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蜜蜂と遠雷の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全536件 161~180 9/27ページ
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| (注)このレビューは上巻・下巻共通です。 私は平成期の小説なんてほとんど読まない。恩田陸の小説だって『夜のピクニック』しか読んだことはない。それにもかかわらず、平成時代を代表する文学は『夜のピクニック』だと信じている。あきらかに偏見である。でもそう断定することで平成時代をこころ静かに終えることができると思っていた。ところが平成の最後の辺りでこの『蜜蜂と遠雷』が出てきた。しかも評判がすこぶる良い。直木賞と本屋大賞のダブル受賞も受けた。私のなかで、平成を代表する小説をこの本にすげかえないといけないのだろうかという疑問がわいた。この長編小説を手に取った理由である。 人間には3種類あると思う。音楽で飯を食うひと、美術で飯を食うひと、それ以外の普通の人の3種類。前者ふたつとそれ以外の違いは「神に愛されている」あるいは「神のかたわら近くに仕える選ばれた」人かどうか。この本のテーマは音楽。文章を綴ってひとをだまくらかす小説家恩田陸は普通の人に属す。この普通の人が、神の領域である音楽をいかに描くかがこの小説の肝。主人公たちは4人の若い天才ピアニスト。恩田陸はキャラクターを創造しない。道端で発見し、拾ってくる。おそらくアイルランドかどこかの草深い草原のなかで見つけている。一度見つけると彼らは勝手に動き出し、物語を紡ぎ出す。それをじっと観察し詳細に書き記す。これが恩田陸の商売である。まあイタコさんみたいなものかもしれない。 ヒロイン栄伝亜矢。挫折したもと天才少女。物語の最期の方でこう吐露している。 ・・あたしは戻ってきた。帰ってきた。ここ数年の道草と迷子を経て、 再び歩くべき道に戻ってきたのだ。のんびりした、苔むした脇道ではなく、 前を向いて皆が進む広い幹線道路に。広いけれど、決して楽な道ではない。 競争がはげしく、その遥か先には道なき道が待っていて、誰もが自分で その道を造らなければならない。・・ そうか栄伝亜矢は夜のピクニックの途中で迷子になって、やっと戻ってきた子どもなのか。もしそうならばこの物語は『夜のピクニック』の続編そのものと言ってもよい。吉ケ江国際ピアノコンクールは子どもがおとなに脱皮するときの通過儀礼のようなものだ。やはり平成時代の最高傑作は『夜のピクニック』のままでよいと思った。 | ||||
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| 面白いです | ||||
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| 面白いです | ||||
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| 音楽が主人公、の世界を、文章で表現する。 言葉を駆使して、音の世界を、そのあふれでるきらめきを再構築。 その音色を知らない読み手に、言葉をもって音楽の魅力を伝えようとする、意欲的な作品だと感じます。 たしかに、文学として次元の高い作品かと問われれば、芥川賞をもらうような純文学とは違いますね。 ご都合主義的な結末、展開でもあります。 その上、マサルや天才少年の描き方が、少々マンガチックで類型的かな、と。 人物造形の点で、マサル、塵という若い男の子の場合、なぜかツッコミや掘り下げが浅くて、漫画やゲームのキャラみたいなんですよね。 (ゲームをやったことがないので、よくわからないんですが。多分、で書いてしまって、ゴメンナサイ。) 本書をうすっぺらいと評するレビュワーは、おそらくそのあたりの事を言っているのでしょう。 あまり文学的とはいえない、わりと大雑把な表現が、3回もあったのは、素人の私も気になりました。 しかしながら。 ーしかしながら、5つ星評価にさせて頂きたいです。 音楽や演奏、という、言葉と異なる芸術の素晴らしさ、その宇宙の果てなさ、美しさを、ナントか読者に伝えたい~そんな作者の気合いが、感じられるからです。 そして、読んでいて、とてもリズミカルに楽しいから。 ー誰も、死なない。 メインが愛だの恋だの閉塞的な個人空間でもなく、性交渉もなし。 汚い乱暴な言葉で罵り合う場面もない。 登場人物がかかえる、特殊な闇の話でもない。 「ピアノコンクールって、こんな世界なのか。」って、純粋に興味深く、どんどん読み進めていけます。 ピアノコンクールに物語の舞台を設定した時点で~このお話の主人公は、まさにコンクールそのものといってもいいくらいなんだけど~、小説は7割がた成功したといっても、いいくらい? それくらい、文字で表現する小説のテーマとしては、斬新。 同時に、一般読者が興味や共感を抱く、日常的でありながら、かなり専門的な世界の物語なのです。 くわえて、言葉や文字で、演奏や音の素晴らしさを、読み手に感じさせるというのは、その魅力を伝えるというのは、さぞや勇気のいる作業だったでしょう。 だから、大衆小説ではあっても、本屋大賞や直木賞受賞にふさわしい、<志の高い>小説でもあると思いました。 こんな挑戦の姿勢に、まずは脱帽です。 それを可能にした、クラシック音楽に対する造詣の深さ。知識の豊富さ。 ここではピアノ曲ですが、きっとクラシック全般に、強い愛情をお持ちなのでしょう。 たくさんのピアノ曲が紹介され、その選び方にも、弾き方にも、弾き手それぞれの個性や狙い、熱い想い、時には計算があることを、教えてくれます。 でも、つまるところ、読み終わって、一番強く感じるのは、恩田陸という作家さんの、クラシック音楽への深い思い、愛。 そうなんです。もう、それ以外にない。 だからこそ、この小説は、どこか詩のような純粋さを感じさせるのでしょう。 下巻の最後の、海辺のシーンが、その象徴。 あのシーンを書きたいと、最初から作者は願っていたに相違ないのです。 高校生の、普段本を読まない娘と本屋に行き、娘がみずから「これにする!」と手に取った本書。 k-popとジャニーズに夢中の、クラッシックとは縁のない、ピアノを習ったこともない娘ですが。 「やっぱり、面白かった。この本を選んで、正解だった。」とご満悦。 興味を惹かれ、私も読ませてもらったのですが、ウソのようにいつもの老眼がころっと治り、難渋することなくスラスラ読みとおせました。 作者の音楽への愛が、詩のように満ちていたせい? はたまた、音符のように駆け抜けていたせい? とにもかくにも、コンクールでの出場者たちのピアノ、 音楽演奏のナマのいきづかいをつづろう、読み手にリアルに想像させよう、というのは。。。。。画期的。 実際にはない、架空の曲まで、リアルに体感させようとするのですからね。 音楽だけでなく、演奏する出場者、音楽家たちへの愛情と敬意も、なみなみならない。 その一方で、音楽家ではない作家が、 「音楽を狭い世界に閉じ込めて、一部の専門家だけのものにしないで!」という想いも、伝わってくる(それがテーマだものね。風間塵に託した。。。)のです。 そういう投げかけができる、という事自体、本当に愛情あって、実情にも通じている方なんだなぁ、と。 クラシックはとにかく眠くなる親子にすら、この物語は、作品中のピアノ曲を登場順に入れたCDを、発売してほしい、という気持ちにさせてくれました。 最初に言ったように、マンガチックというかファンタジーといいますか、おとぎ話のように感じさせる内容ではあるのです。 それでも、作家という言葉を使う職業の作者が、ピアノコンクールを通じて、クラシック世界の魅力や演奏の奥深さ、を伝えたいという愛情があふれていて、それが読み手にも伝わってくる。 つられて、こっちもピアノ曲を聴きたくなってしまう。 それが、何とも気持ちの良い小説、です。 | ||||
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| 自然に涙がぼろぼろでてきたのは久しぶりです、上下ありましたが読むのは辛くありませんでした。 コンクールいってみようかな | ||||
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| 文芸小説という説得力ではあるけれどキャラクターも立っていてライトノベルのような読みやすさわかりやすい最終結果の物語でした。 こんなに曲数もあるし同じ曲を奏でる人数も多いのによく音楽をここまで文字で表現出来るなと感心しましたがトップレビューにあるSF小説…という感想に大いに納得するくらい途中食傷気味に集中が逸れてしまいました。実は作者さんの著作苦手意識を持っていたにも関わらず久々に読んでなんだか思い出しました。 4人分け隔てなく俯瞰して読むと結果は正統派王道かつまらんと思うような気もするし、かといって亜夜を主演に据えて完全なる少女漫画的ラストで終わってもつまらんですよね…わかっちゃいるけどさ 描き方や美しさでいうと納得しなくちゃならんですが本音は全ての音を聴きたかった! チート風間塵フォローによる亜夜の成長物語、または新たなはじまりとしての物語だったのか 上巻冒頭からラストまでそのまんま、漫画の脇の人気チートキャラいやむしろ神が主演で皆へギフトして各々が描かれたストーリーだったのか 個人的に遠雷は亜夜だと思ってたのにそれらしいのがなかったから蜜蜂遠雷セットで神の領域風間塵なのかな。読み込み足りてなくすみません。 明石さんは親近感ありましたし1番のモテキャラですよね。作者さんの想い入れを感じました。この人の報われます感満載はわかりやすかった。 明石さんと亜夜の場面泣きました。1番心が温まる好きな場面です。 なによりあとがきが面白かったです。 | ||||
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| 趣味で楽器を続けていますがピアノはよく分かりません。そんな私ですが何度も涙を流しながら読みました。 コンテスタント3人が主な小説ですが3人が奏でる音楽表現は、情景、自然、生命、宇宙までスケールは膨大です。 この本に出会えて本当に良かった! | ||||
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| 元は連載物であり、完結するのに数年を要した…というのがよくわかります。 まず、登場人物が非常に多い。 オーディションを受けるキャラ・その周辺の人々など、視点がしょっちゅう変わるので、 どのキャラクターが重要なのか、はじめはよくわかりませんでした (現在では映像化されている作品なので、メインがあの4人だとわかりますが)。 ただなんといっても、クラシックピアノの音を文字化できているのがすごい。 これまで音楽を聴いていて『素敵だな』『いいな』と思っても、 どこをどういいと表現すればよいのかよくわからなかったのですが、 この作品を読めたおかげで、いい音楽を聴いたときの感覚というのが、かなり鮮明になりました。 筋だけを追ってしまえば『オーディションを受けるピアニストたちの話』というだけとはいえ、 とにかくピアノの世界に浸れるし、キャラにも奥行きがあります。 天才たちが皆、おたがいをリスペクトしあっているのもよかったです。 | ||||
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| ピアノを弾くことはまた聴くことは人生そのものなんだ。 | ||||
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| 買ったのは映画を見るためだったけど, ピアノ演奏の奥深さや弾く人の心の中に迫る一時を『蜜蜂と遠雷』は与えてくれた。 | ||||
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| 一気に読めた。ユニバーサルなさくひん。 | ||||
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| とっても良い作品だった。 | ||||
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| 大変面白い本で一気に読んでしまいました。 | ||||
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| 大変面白い本です。一気に読んでしまいました。 | ||||
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| 迷った末に、映画を先に観ました。…それで良かったです。 映画も頑張っていましたが、やはり文字が湧き起こすイメージの力が「蜜蜂と遠雷」の世界を、より大きく描いてくれます。 ただし、登場人物のビジュアルは映画に引っ張られます(笑)。 やり直すなら、やはり小説からですね。 | ||||
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| コンテスタントが演奏している描写ではまるで曲が聴こえてくるような錯覚を覚えました。出てくる曲を知っていれば一層それを感じることができるでしょう。ピアノ音楽が好きな人にはおすすめです。さらにコンテスト会場のホールやホワイエの生々しい雰囲気をもっと具体的に感じたければ映画もいいです。音楽の深さや静かな感動が味わえます。 | ||||
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| 長い小説かと思いましたが、一気に読んでしまいました。素晴らしい作品です!音楽は素人ですが、読んでいて音楽をさらに知りたくなりました。描写が練られていて、視覚的イメージで音楽を感じさせられるところがすごいと思いました。 | ||||
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| たまたま同時期に某福山氏出演の映画の原作を読んだ。 同じ音楽を扱うという点では両者に共通点があるが この本の方が圧倒的に読みやすく、身近に感じた。 映画原作本、読むならばこちらを勧める。 | ||||
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| ピアノ演奏の小説なのに読んでいて耳に聞こえてくるような感じがしました。それが映画になりました。どのような音になって表現されるのだろうと、作る人も大変だったろうと思いました。裏切らない出来だと思いました。 | ||||
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| 映画を観て購入しました。映画のシーンを思い浮かべてとても楽しく読めました。 | ||||
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