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蜜蜂と遠雷
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蜜蜂と遠雷の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全124件 121~124 7/7ページ
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| コンクールにのぞむコンテスタントたちの不安や焦りなどの心情描写は共感できるものが有り、良かった。血のにじむような努力をしてもほとんどの人が報われず消えていく音楽業界の厳しさが登場人物を通して痛いほど伝わってきた。 しかし、話の内容に対して文章が長い。長すぎる!この本は500ページ程あるそうだが、読んでみると3分の2の文章量でも十分だったと思う。とにかく比喩表現が多くて、一曲一曲の解説も長く、正直くどいと感じた。 あと個人的には、登場人物の出てくる順番が残念だった。 小説や漫画には必ず主人公がいると思う。そして私の場合は、まずその物語の主人公を好きになり、世界に没頭していくというパターン。逆に言えば主人公が好きになれなかったら、読んでいてつまらないと感じてしまう。 この小説は、冒頭でジンという天才少年が出てくる。自宅にピアノが無いにもかかわらず、今は亡き巨匠に見込まれ、誰よりも耳が良く、審査員を驚嘆させる実力をもっている。ここまで読んだ時点で、私の中ではミステリアスなジンという男の子が主人公になってしまった。 だけど、実際にこの本の主人公はアヤという少女のほうだった。(厳密には複数の登場人物が主人公といえるかもしれないが、アヤに関する文章量は他の人物と比べて明らかに多いため、彼女が一番の主人公なのだなと感じた。)ジンのあとに出てきた彼女は私にとって経歴も性格も、何も惹かれるものがなかった。 しかし読みすすめるに連れ、ジンはまるで彼女の踏み台のような扱いになっていく。しかも終盤では彼女だけが大幅に成長し、良い演奏をして観客のド肝を抜くという展開。何これ。私はジンの活躍が読みたかったのに…。 おかげで最後まで不快感を耐えながら読むことになった。 ジンが他者の能力を引き出すキーマンだということには途中で気づいたが、それならば一番最初にちらっとでもいいから主人公だとわかるようにアヤを出すか、もっとアヤというキャラクターを魅力的に描くべきだったのでは。ある意味踏み台ともいえるジンのほうが輝いていて、主人公であるアヤのことが最後まで好きになれなかったことが非常に残念だった。 小説と漫画を比べるのは失礼かもしれないが、私だったら友人には「ピアノの森」のほうをすすめたい。話の内容は似ていても、あちらのほうが主人公に絶対的なスター性があり、読んでいて気持ちいいし感動できると思った。 | ||||
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| 読み始めてすぐに気づいた。「いつもポケットにショパン」と「ピアノの森」と「のだめカンタービレ」のおいしいところだけ集めて丸めて叩いて伸ばした感じ。出てくる人物ひとりひとりが昔の少女漫画より魅力的じゃないです。というわけで内容的にまず問題あり。 文章は、比喩も陳腐なものが多いし、ハッとさせられるところが皆無。こちらも魅力的だとは到底言えない。 正直これの何がいいかわかりません。クラシック音楽好きにはいまひとつもの足りないし、知らない人にはちんぷんかんぷんだろうし。 | ||||
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| コンクールの話なのに、ほとんど何事もなく無事に演奏して、結果もまあ予想どおり 現実のコンクールの方が急病になったり、優勝候補者がまさかの一次予選敗退したりと、いろいろドラマがあります 風間塵君が本戦前日に蜂に右手を刺され演奏不能になり、今まで弾いたことのないラベルの左手のためのコンチェルトに挑戦するみたいな、ぶっ飛んだ展開があってほしいものです。小説なんですから | ||||
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| 冒頭から「世界とは、いつもなんという至上の音楽に満たされていたことだろう」といった陳腐なフレーズが次々と出てきてこれは耐えられない。「バッハを聴くと、いつも「宗教的」という言葉を思い浮かべる」(118p)に至っては、一時間くらい笑い転げられる。ストーリーは最近マンガではやりの競技ものみたいで、マンガのノベライズか、映画の原作用小説かと思ってしまう。プロ野球や大相撲幕内をフィクション小説で描くのは難しい。やはり現実との違いが気になるからだ。だがマンガや映画なら何とかこなせる。そこが小説の保守性なのだが、これはクラシックを知らない人には面白いかもしれないが、ある程度知っているとしらけてしまう。これなら実際のコンクールのドキュメントのほうが面白いからである。著者は長年取材したというが、もしかしたらもともとクラシックは聴かない人なんじゃないかと思った。 | ||||
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