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コンビニ人間
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コンビニ人間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全749件 21~40 2/38ページ
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到着まで大変早く商品も綺麗でした。 | ||||
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社会不適合者がコンビニ人間として生まれ変わることで社会的役割を見出すものの、縄文時代となにも変わらない男女の営みや家族関係の諸々に直面する…的なお話。普通と異常をつなぐ道化師としての白羽についてはストーリー上の役に寄せすぎて説明的な存在になったのが残念。 ★1の評価をつけてダメ出ししている人が多いが、作者はイヒヒと笑っていることだろう。 | ||||
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横道誠先生の「みんな水の中」で絶賛されていたので拝読し、一気に読み終えるほど夢中になりました。18年間もの間コンビニ定員として外社会と触れ合われた物語。就職の面接に行った際にもたまたまトイレを借りに立ち寄ったコンビニで棚整理をしてしまうほどの身に付いた生活習慣。ならば、お父様が出資して恵子さんに自分のコンビニを持たせてあげたら?と勝手に思いながら一気に読了してしまいました。大変おもしろかったです | ||||
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面白かった。 タイトルの特徴的だったので読んでみました。どういった人間が描かれているのだろうか?と読み進みました。私のイメージするコンビニ人間は、分厚いマニュアルと少ない人数で店舗を回す器用な人。でしたが、そんな単純な話ではありませんでした。このリビューのタイトルが読後の素直な感想です。 | ||||
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シンプルにとても面白かったです。 主人公は合理的かつめちゃくちゃ本質的な人間。でもその本質自体が世間とはズレているので、嘘の現象で覆って生きていかなくてはいけない。 比べて、いわゆる"普通の人"って本質が世間と大きくズレていないので、主人公のように現象で隠すという行程が必要ないんですよね。 だから本質的に生きているという自覚が生まれにくくなるし(自分の本質を意識する必要がないので)、 結果として他人の本質には無頓着になるんだと思います。 自分の本質と世間とのズレに気づいたことがある人なら、少なからず主人公の方に共感してしまうような気がします。 描かれているのは、自分にとっての幸せがなんなのかを改めて気づくまでの前日譚のように私には見えました。 きっとここから彼女オリジナルのストーリーが続いていくのだな、と想いを馳せているところです。 | ||||
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コンビニで働く様の描写が妙にリアル、作者が実際に働いてると聞いて納得。 観点が面白い、色々と考えさせられる1冊でした。 | ||||
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視点が面白い。買って損はしないと思う。 | ||||
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音。古倉さんは、音でコンビニ内の動きを察知する。棚で遮られた視線を補うために研ぎ澄まされた能力だろう。私もオフィスで似たようなことをしていることを思い出させる記述だ。足音で誰か来たかわかるし、お昼近くになると、弁当ガラを捨てるゴミ箱を設置が始まり、金属の枠を開いて、白い大きなゴミ袋を広げる。見てはないけど、何をしているか、わかる。 喋り方。これも、私の場合、誰かの真似とまではいかないが、誰かが使った言葉を選びがちだ。流行りのカタカナ語だったり、職場でしか使われないジャンクワードとか。意味がわかると、いつまにか使っている自分に気がつくといった具合だ。 音と生活、あるいは音と行動を結びつけた小説と言えようか。 | ||||
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主人公以外の発言思考が、 同調圧力・違いを許さないがスゴイ! さすが日本だよ。 主人公はコンビニのバイトだが、 勤続年数と働きぶりを考えると チーフくらいの地域社員にして良いと思うが、 けどバイト。 本社も見る目ないというか見てない無能。 見る気無いか? 近所を散策して自主的に情報収集して 予測計画立てるバイトなんかいないよ? 『バイトの為に体調整えるのは当然』を鵜呑みにしちゃってるし。 ↑が通るなら、その分払いを貰わないとさ。 その時間を拘束してるんだから。 バイト=時間内に働いてるだけで十分 それ以上を求めるなら、手当つけないと。 ホント、過剰な要求はするくせに、 『金払ってるんだから』と平気で言うパワハラ。 あと、プライベートにズカズカ入ってくるのもさ。 仕事そっちのけで嬉々として雑談とか。 上役も一緒になって、ハラスメント。 日本人の嫌な部分を濃縮し本にした 受賞作です。優秀! | ||||
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主人公の古倉恵子はコンビニ18年勤務の36歳独身。。恋人は同じコンビニで働く白羽さん‥やがて白羽さんが自宅に隠れ始めたり借金があったりいろんなごたごたがあり。。コンビニを引退する。。コンビニにはいろんな音が存在する。。音 音楽匂い。。いろんな人の思い最期が衝撃的に面白い。。村田さんの他の作品も読みたいです。。消滅世界やマウスなど。。。読みやすかったです 半日で読破できました | ||||
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あっとゆう間に読み終わりました!面白かった〜 | ||||
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独自の感性で、あらゆる場面で考えの違いに苦しむ主人公と、コンビニで出会ったこれもまた独自の感性を持つ若者との奇妙な関わり合う展開から目が離せない。 はたして我々が日常で思い感じているあるべき姿、社会の有り様は、あたりまえすぎて疑問を持つことは理不尽なことがあったときに恨めしく思うぐらいで、常識的に振る舞っている。 主人公たちは人生の岐路である就職や結婚、子供を持つことが当たり前ではない。それが社会と乖離をうみ、ますます孤立する。コンビニバイトで合理的なマニュアル通りにやることが自分であること、そうする自分が、他者や社会から認められている感覚を唯一得られる場所が、コンビニなのか。 フィクションでありながら、身近にもしかしたら?と思えさせる迫力、リアリティーがある。 たいへん読みやすく作者の表現力に感服する。さすがの芥川賞ものである。 | ||||
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共感できる話でした。多様な生き方、考え方を良しとしながらも、社会で生きるにはこうでなければならない。こうあるべき姿がある。それは、そうではないものに対する違和感として日頃から感じているのだと。再認識しました。読後感はスッキリしていたので、この主人公の感じ方を受け入れられたのかも。 | ||||
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独特の感性だったが 私も世間とズレているところがあるのでわかるーって思ったりもして 不思議でした 本当にコンビニ人間でした | ||||
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読み終わった後、「ほぉ…」というため息が出ました。 自分には当たり前すぎて考える事もなかった主人公の感覚が面白かったです。 面白くて一気読みしました。 | ||||
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僕の想像では、話の途中からコンビニの話題から婚活の話題に変わってそのままコンビニから離れていくのかと思っていましたが、実際にはすごく主題に忠実な気がしました。 意外だったけどそれはそれで面白かったので、四ツ星にさせていただきました。 | ||||
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アスペルガー症候群であろう主人公が、周りに全く理解されず世間のジョーシキを押し付けられ、一時はそれにあわせようとするものの、最後に自分の居場所を取り戻す、という物語。作中、ジョーシキを押し付けようとする人々は、ほんの一部をのぞき本来善良なひとびとばかりで、全く悪気がなく自覚もない。主人公はやりがいをもって生きているのに、周りは不幸と決めつける。 本書が書かれた時期を考えても、世間にはもう少し理解が広がっているように思うのだが、実際にはそうでもないのだろうか。多様性の社会とは口ばかりということか。自らを振り返って、自分自身にもそういうところがあるのではないかと反省しながら読んだ。 | ||||
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自分がグレーゾーンなので、主人公の考え方がよく分かり、共感できることが多かった。 | ||||
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ここ数年、小説を読んでいなかったが久しぶりに手に取ったのが「コンビニ人間」だった。芥川賞受賞作品の発表の時に題名にインパクトがある強く記憶に残っていたから、いつか読んでみたいと思っていたがようやく8年越しにその想いが達成された。 主人公の恵子は正常な人間としての反応ができない。公園で死んだ小鳥を見つけると母に「これ、食べよう」と言って、母をぎょっとさせてしまう。 そんな中、ようやく出会ったのがコンビニ店員だった。恵子はコンビニ店員という生き物に着替えることで、世界の正常な部品になることができた。 オレはこれに憧れる。主人公の恵子のように人をぎょっとさせるようなことはないが、正常な部品として生きることができない。オレは彼女が世界の正常な部品として自分をプログラミングしていく姿を見て、オレも自分をプログラミングしていく勇気をもらえた。 彼女はオレの憧れだ。 | ||||
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人の感情を理解出来ず、まるでロボットの様に生きて来た。 コンビニ店員になって改善されるかと思ったが、やはり性能の良いロボット。 社会的にはこれほど従順な社員は有能と評価される。 一方で生きていながら死んでいる。 周囲に合わせたり、良かれと思う事を模索したり、時には人から真似て騙し騙し生きていた。 色々な事を失って初めて気付く事もあった。 最後は自分の居場所、やりたい事が見つけられたと思う。 人間らしい人間に近づけた。 | ||||
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